草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

お知らせ

2010-02-28 | ひとりごと
事情により、しばらくの間ブログの更新をすることができません。
その間は管理が行き届かないため、コメントとトラックバックを受け付けないように設定させて頂きます。

さくらそうの葉が全て出揃った頃には、また更新する予定でおりますので、よろしくお願いします。
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さくらそうの芽出し

2010-02-25 | さくらそう栽培記録〜2011年
先週まで寒かったのですが、今週は暖かい日が続き、さくらそうの芽出しが日々進んでいます。
平年値を上回る高温のためか、例年に無く急速に進んでいる印象を受けます。

画像の鉢の品種は‘月の都’です。
画像からもわかる通り、4つの芽の大きさというか成長の程度がぴったり同じというわけでは無く、上の芽が大きく、左右の芽はその次、下の芽が小さい状況ですが、
私が栽培しているものとしては、これでも揃っている部類に入ります。

この品種はビニールポットに植えたものからも芽が出ているので、芽出し時期が早い性質があるようです。
開花時期は遅くはないものの、それほど早くもなかったように記憶していますが・・・

芽出しが早いと書籍にも記載されている‘雪車’のほか、‘玉珊瑚’も毎年早いように感じています。
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さくらそうの植え付け

2010-02-25 | さくらそう栽培記録〜2011年
昨年も同じようなことを記していますが、私のさくらそうの植え付け方法です。
鉢は5号の駄温鉢です。


私はゴロ土(鉢底石)を使っていないので、まず用土を鉢の深さの四分目から半分の間程度まで入れます。
今回は芽を置いたときに安定するように真ん中を盛り上げていますが、芽が大きくて根の数が多い場合には、平らにしておいた方が配置しやすいです。


4つの芽を、芽の先が少しでも上を向くようにして置きます。
4芽植える場合は、真上から見たときに芽の先を結んだ線が正方形になるように配置すると良いようです。
芽の位置に偏りが無いか、上から見てチェックしながら配置します。

これは芽が小さいので余裕がありますが、根茎が長かったりすると、4芽でも鉢いっぱいになってしまうこともあります。


芽の位置が動かないように指で押さえながら、芽の先がちょっと見えるくらいまで用土を入れます。
鉢の中は上から見るようになるので、芽がどのくらいの深さにあるのかがわかりにくいのですが、こうすると4つの芽の高さが揃っているかどうかがわかります。
芽の位置を調整するときは、浅いものを押し込むよりも深いものを引っ張り上げた方が芽に傷をつけにくいです。


芽の上1cmくらいまで土で覆われるように用土を入れます。
今回はちょっと多すぎて2cmくらいになってしまいましたが、今までの私の経験からは、2cm程度ならば芽が出てこれずに枯れて(腐って)しまった事は無かったように思います。

これでも鉢の縁まではまだ2~3cmあるので、増し土が必要になっても対応可能です。
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花と庭園を見に

2010-02-24 | その他趣味いろいろ
「横浜バラクライングリッシュガーデン」へ行ってきました。
もちろんバラはまだ葉も出ていませんが、開花している一年草や宿根草もあって、平日でお客さんが少なく空いていたこともあり、のんびりと鑑賞できました。

すぐ近くを鉄道が通っており(3路線も!)、私の二つの趣味を堪能できる貴重な施設(!?)ですので、今回は普通に入園料を払ったものの、一年以内に3回行けば元が取れる、友の会(年間パスポート)が魅力的に感じます(^^♪

他の写真は、もう一つのブログにアップしています。


園内から見た相鉄9000系電車。
この車両も新型車両に似た塗り分けに塗装変更されるようです。
子供の頃から馴染み深い電車が廃車になったり、色が塗り替えられたりすると、寂しいような悲しいような感じがします。
この形式の最初の編成が運転開始したとき、私は小学生だったっけ・・・
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八重咲きさくらそうの芽出し

2010-02-23 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年になって通販で購入し、植えつけたさくらそうの鉢から、葉が出てきました。
購入した年は芽出し時期が早いことが多いように感じます。
‘九重紅’と‘薄桃重’どちらも八重咲きです。

普通の一重咲きを年20品種近く購入していた数年前と比べて購入品種数が減ったので、その頃と比べれば合計金額は安いものだと自分では妙に納得して買ったのですが、たったの1芽にこんな金額と、興味の無い人からは呆れられそうな価格だったのには違いありません。


こちらは昨年購入した‘舞紅葉’です。
他の品種と同じように育てたら、大きな芽が2芽になっていました。
八重咲き品種を育て始めて2年目で、全くわかっていないのですが、芽の大きさからは良く咲いてくれそうな感じがしますが、どうなることやら。

八重咲きの品種は、毎年同じように八重の花が咲くように栽培するのが難しい、ともいわれているようですが、私は毎年いろいろと条件を変えて育ててみる事が一向に苦にならないので、どう栽培したら良いのか?と楽しみながら探ってみたいと思っています。

もっとも、その品種が退化(?)してしまい一重の花ばかり咲くようになった場合には、どうにもならないでしょうが・・・
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梅が咲いています

2010-02-21 | 庭の花いろいろ
2週間ほど前から鉢植えの梅の花が咲いていたのですが、庭植えの‘白加賀’も咲きました。


以前、桜草鉢がどこで売られているのか分からなかった頃に、さくらそう用に購入した山野草鉢?です。
大きさの表示が無いので駄温鉢と比べてみたところ、4.5号かな、という感じです。

4芽植えられないこともないのですが、‘戦勝’が3芽残っていたので、それを植えてみました。
4芽の場合の芽の位置は正方形を意識して植えますが、3芽なら正三角形になりますね。
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暖かくなったので

2010-02-20 | ひとりごと
寒い日が続いていたのですが、昨日からだいぶ暖かくなり、来週も暖かい日が続きそうです。

5号サイズの鉢が足りなくなり、「桜草鉢」を買おうか買うまいか迷っていたのですが、気温上昇により時間切れ、駄温鉢ということになりそうです。
不足分は5鉢なので、桜草鉢(種類によって価格が違います)0.5~1鉢の値段で、駄温鉢5鉢が買えてしまいます。

今シーズンから我が家に新しく増えた品種は、知人から送って頂いたものが4品種、購入したものが2品種(八重咲き)。
栽培する場所との兼ね合いもありまして、3~5年前と比べるとかなり減りました。

これ以上鉢を置く場所が全く無くてもう増やせない、という程ではないのですが、今までに栽培した経験のない品種を栽培するのは、さくらそう栽培の楽しみの一つと思っているので、少しは余裕を残しておきたいと思っています。
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さくらそうという呼び名について

2010-02-19 | ひとりごと
ブログ「庄内の日本桜草栽培日誌」の記事中に、「さくらそう」という呼び方について触れられているのを興味深く読みました。
そこで、以前にも記している事のくり返しとなる部分もありますが、私の思うことを記してみます。

初めにお断りしておきますが、私は学術的な研究をしているわけでも今後それをするつもりでも無く、ただ花が好きで育てていて、さくらそうの花のより美しい姿を見るためにはどのように栽培したら良いか、ということに興味を持っているだけの者です。

サクラソウ Primula sieboldii の園芸品種の総称については、「さくらそう」「サクラソウ」「桜草」「さくら草」「サクラ草」「日本さくらそう」「日本サクラソウ」「日本桜草」など、様々な表記方法があるようです。
上記の例はいずれも「さくらそう」を、ひらがな、カタカナ、漢字で、あるいはそれらを組み合わせて表記したものと、その頭に「日本」を付けたものであり、その数は多いのですが、それほど複雑なものというわけではありません。
もともと「桜草」であったのが、他のプリムラ類が導入されて「西洋桜草」と呼ばれるようになったので、それに対して「日本」と付けるようになった、とも考えられます。

私のwebサイトでは、この植物の風情は平仮名が似合うと考えて「さくらそう」と表記していますが、あくまでも私の感覚による判断に過ぎません。
このブログでもそれを踏襲していますが、平仮名で表記すると文章が読み難くなると感じたために「桜草」「サクラソウ」と記している箇所と、どこかに自生しているもの、いわゆる野生種を示す言葉として「サクラソウ」としている箇所があります。

園芸植物名で、これほどまでに表記の種類が多いものは、私は他に見た事がありませんが、多数混在している現在の状況で困った経験は無いので、どれかに統一する必要性は感じておらず、それぞれが好きな呼び名を用いていれば良いと思っています。

私が用いている「さくらそう」に統一するべきなどと、自分勝手で大それた主張をしようという意思は全くありませんし、そうした考え方は趣味に世界にはそぐわないと思うので、今後もそういった自分の考えを他人に押し付けるような主張はしないよう心がけるつもりです。
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また雪が

2010-02-18 | ひとりごと
昨日の夜遅くから今朝にかけて雪が降り、朝には庭が白くなっていました。
でも、先々週とは違って午前のうちに解けたようです。


小菊の鉢を移動して作り出した、さくらそうの鉢の置き場もこんな様子でした。
育苗箱の大小1つずつ、10.5cmポット21個分だけですが、今年新たに確保した栽培場所です。

これ以上他の植物の鉢を別の場所に移動して、というのは難しいので、今後は今まで以上に鉢の配置のやりくりに悩むことになりそうです(^^ゞ

自分で栽培して花を見てみたいと思う品種は多いもので、もっと庭が広ければ・・・と思うこともありますが、逆に数が少ない分だけ一鉢一鉢に手間をかけられる、と良い方に考えることにします(*^_^*)
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さくらそうと肥料

2010-02-17 | ひとりごと
さくらそう(日本桜草)の鉢植えには、肥料をどの程度施したら良いものでしょうか。
これは答えが一つではない問題と言っても良さそうで、栽培者それぞれの考えによって決めるしかないのかなと思います。

肥料を施す目的は大きく分けて、下記の二点であると考えられます。
一つ目は、その年の開花時期の花の大きさや数を増やすことや、葉の大きさを大きく色を濃くすること。
二つ目は、葉を大きく育てることによって翌年の葉や花となる芽を大きく育てることや、その数を増やすこと。

肥料については先月にも記しているのですが、今回は開花時のさくらそうの草姿に及ぼす影響が大きい、葉が出てから花茎が伸びてくる頃までの間の施肥について少し考えてみたいと思います。
私はまだ試していないのですが、あらかじめ用土に混ぜておく元肥にも、この時期のさくらそうの成長に効果があると思われます。

これはあくまでも充実した芽を植えて、肥料の効果によってさらに華やかに咲かせようとするものであり、例えば芽が小さかったものに肥料を多く施しても、大きな芽を植えたときのような咲き方にその年咲くものではありません。
ただ、開花しないような株で見ても肥料を施していれば翌年にはより大きな芽に育っているように感じられますし、肥培したものほど芽の数も増えやすいように感じられるので、翌年の開花に向けてという意味では、小さな芽を植えた鉢にも春に肥料を施す価値はあります。

「NHK趣味の園芸・作業12か月 9 日本サクラソウ」(鈴鹿冬三・著、日本放送出版協会(NHK出版)・発行)という本があります。
余談ですが、この本は昭和51年発行と古いものの現在でも新品を入手可能であり、さくらそう栽培について詳しく掲載された書籍として現在容易に入手可能な唯一の存在だと思います。
用土や肥料など、現代とは事情が異なると思える内容もあることはあるのですが、現代でも通用する内容も多いように感じます。

この本に記載の栽培方法と掲載された花の写真を見ると、どうも花が咲く前に施す肥料が控え目のようです。
3月にも施肥をするように記されてはいますが、どちらかと言えば、花後に十分な施肥をしてしっかりとした芽を育てておけばそれで良い、という考え方が示されているように思われます。
著者の鈴鹿氏がかつて宮司を務められた奈良県の高鴨神社では、今でも同じような栽培方法が受け継がれ、さくらそうが展示されているようなので、拝見したいと思っているのですが、神奈川からは遠いもので残念ながらまだ一度も訪れる機会がありません。

肥料を少なめにする栽培方法は、写真を見たところ桜草の楚々とした姿がより強調されているような印象を受けます。
多めに肥料を施した大輪の花や複雑な形、咲き方が特徴の品種の花からは、絢爛豪華という言葉がふさわしい、きらびやかな印象を受け、葉の大きさや色の濃さもその花と調和がとれた姿であるように感じられます。

そうしたことを考えると、野生種あるいはそれに近い花の品種と大輪で豪華な花の品種では、肥料の施し方を変えるのも栽培の工夫の一つではないかと思えてきて、今年は試してみようと思っています。

たまに、病虫害の影響とも見えないのに開花後1ヶ月くらいで葉がすっかり枯れてしまう鉢がありますが、そうした場合には開花の前にも積極的に施肥をしていたものの方が、芽の成長が良いのでは?と考えていますが、きちんと比較した訳ではなく、何となく私が思っているだけのことです。
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