草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

草の種子2種類

2013-10-28 | その他の植物
ツルボの開花から2ヶ月余りが過ぎ、実が熟して割れて種子が見えてきました。
我が家ではもう15年くらい育て続けている植物で、こぼれ種で増えたりして既にいくつもの鉢に植わっていますが、好きな草なので今年も種を採って蒔こうと思います。

発芽した一年目は太い針状の葉が1枚(1本?)出るだけで、2年目には開花株同様の細長くムスカリにやや似たような形の葉が2枚くらいとなり、開花は概ね3年目からになる球根性の多年草で、日当たりの良い場所でも雑木林の下の半日陰のような場所でも生えているのを見たことがありますが、育ててみると極端な日陰では枯れてしまうようです。


採種した種子です。
これほどの量は必要ないのですが、ついつい採り過ぎて・・・
欲しいと仰る方がおられれば差し上げますが、開花までは時間がかかりますし、野草と言うか雑草なので(^^ゞ


こちらは紅色花のゲンノショウコの実(種子)ですが、くるっと反り返って面白い形です。


先の膨らんだ部分が種子が落ちたあとの殻のような感じにも見えますが、これが種子そのものだったはず・・・


これが反り返る前の状態です。


上の画像の種子ができている株は庭の半日陰のところに生えているものですが、日当たりの良い場所のプランターにはまだ咲いている株もあります。

多年草である上にこぼれ種で庭や鉢に増えまくっていて困るほどなのですが、なかなか目立つ花ですし種子の形の面白さもあって毎年花がら摘みをせずに残してしまいます。

ゲンノショウコには紅色の花と白花がありますが、我が家のあたりで生えているのは紅色花の株が多く、白花株は少ないです。

前に白花の種子を少し採ってきて育てているのですが、どういうわけか今年は葉は茂っているものの開花しませんでした。
植えてあるのが今年オクラを育てているプランターの隅なのですが、アスパラを植えている鉢に生えたコスミレでも同様に葉が繁茂するのに開花せずという現象が見られたので、野菜への施肥量では野草的な植物には多過ぎて影響が出ているのかもしれないと考えたりしています。
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プランターの野菜2013年秋

2013-10-27 | 野菜
プランターで育てているミニハクサイです。
9月にポットに種子を蒔いたあと2回間引きをして1株残して本葉4、5枚まで育苗したものを植え付けました。

特に大型のものではなく普通サイズの65cmプランターなので、どうかなと思っていましたが葉が大きくなってきました。

このプランターには昨年までは花だけを植えていましたが、今年は花と野菜を一緒に育ててみようと考えて、右の方に写っていますが今はサルビア・コクシネアも一緒に育てていて、ハクサイの前はエダマメとトレニアが植わっていました。


これは別のプランターで育てているコールラビ'パープルバード'です。
7月にポットに種を蒔き、9月に植え付けました。
あまり大きく育てることができなかった一昨年よりは成長が早いような気がしますが・・・


少し茎が膨らんできたように見えます。


コールラビと同じプランターに9月下旬に種を蒔いたタマネギの苗です。
まだ葉が2枚くらいで、これは昨年より生育が遅れているように見えます。

昨年は苗が多過ぎたので、今年は少なめに蒔きました。
発芽後倒れて枯れてしまった苗などもあって現在十数本が残っています。
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チューリップ'ライラックワンダー'の鉢

2013-10-20 | 球根植物
ようやく涼しくなってきたので、鉢ごと乾かして物置の中で夏越しさせていた原種系チューリップ'ライラックワンダー'の鉢を昨日外に出しました。

地植えにしていたときは掘り上げず植えっ放しで全く問題無かったので、夏の間も外で雨に当てていても構わなかったのかもしれません・・・

植え替えをしなかったので球根の様子は確認していませんが、葉が早く枯れるようなこともなかったのでおそらく大丈夫ではないかと(^^ゞ
今日は雨が降るという予報が出ていたので、水やりはせず雨で土を湿らせることにしました。
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葉が出始めたヒメリュウキンカ

2013-10-20 | ヒメリュウキンカ
何品種か育てているヒメリュウキンカの鉢から葉が出てきました。
例年気温が下がり秋らしい気候になった頃に葉が出始めるような気がします。


これは夏の間、葉が枯れたさくらそう(日本桜草)のポットの下に置いていたポットです。
葉が出てきたのでこちらを上に並べ替えました。


昨年数品種の増えた根茎をまとめて植えた鉢です。
昨年は中央に素焼鉢を埋めて他の植物のポットを入れて置けるようにしていましたが、今年はその鉢を外して別の鉢で育てていた根茎を植えました。

葉が出ているのはこぼれ種から生えてきたタチツボスミレとトレニアです。
ここに植わっているヒメリュウキンカはいずれも別の鉢でも育てている品種なので、タチツボスミレは抜き取らずにそのままにしておくつもりです。
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さくらそう実生2013・10月中旬の様子

2013-10-19 | さくらそうの交配と実生
前回さくらそう実生苗の画像をアップしてから一ヶ月近くが過ぎました。
依然として苗の成長が続いていますが、気温の低下につれて成長のスピードも落ちてきたようにも見えます。

上の画像の左側のプランターは苗をほとんど植え替えることができず密植状態のものですが、そんな状況でも葉は少しずつ大きくなってきました。
右は今年開花した実生花を交配した種子を蒔いたもので、今年蒔いた他の交配のものと比べて葉が大きいように見えます。


左端は'蛇の目傘'x'南京小桜'の種子を蒔いたプランターで、何度も苗を植え替えてきましたが、それでもまだ20株残っています。
そこから苗を植え替えたのがその他3つのプランターで、各々12株ずつ植えています。


この画像の左2つのプランターも'蛇の目傘'x'南京小桜'の交配の苗で、右は実生花の交配の苗です。


葉が枯れる時期が近づきつつあり、もう遅いかなと思いつつ鉢が空いたので今日植え替えた'蛇の目傘'x'南京小桜'の苗です。
小さい苗が多いので、来年には咲かないかもしれません・・・


(画像右下の小さいポット4つはビオラの苗)

ポット植えの苗です。
暑い間は日陰に置いていたので葉が徒長気味のものもあります。
葉が小さい苗が目立つポットが画像からも散見できますが、それらはこのポットに苗を植えた時点でも小さかった株です。

栽培場所が狭いなどの理由で播種の翌春に開花させることを重視するのならば、早期に大きく育ってきた苗だけを選んで育てた方が良いということかもしれません。


これは一番上の画像の密植状態のプランターと同じ交配(野生種の'田島ヶ原中州'x'塩尻')の苗ですが、早めに植え替えていたものです。


これも同じ交配の苗で先日までは順調に育っているようだったのですが、葉をアオムシにひどく食われてしまいました・・・
ようやく今日になって捕殺しましたが、虫の種類は春と同じように見えました。
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さくらそうの芽の様子・2013年10月

2013-10-14 | さくらそう栽培記録2012〜2016
この時期のさくらそう(日本桜草)は、小さい葉が出ている場合もありますが、多くは地上部がすっかり枯れている状態です。
関東地方南部では植え替え適期にはまだ早いのですが、どうも何年栽培を続けていても涼しくなってくる今頃になると芽(根茎)の状態が気になってきます。

今年も芽の様子を見てみたいという気持ちを抑えきれず、1鉢だけ見てみることにしました(^^ゞ
上の画像の鉢は、6号の駄温平鉢に'緑竜'の小芽をまとめて植えておいたものです。


鉢を逆さまにして土を抜いてみると・・・
サクラソウの白い根が見えていて、枯死させてはいなかったとホッと一安心。


土の中から根茎を取り出してみました。
植え付けたのが1芽を除いて開花しなかった小芽なので数は増えていませんが、枯れて焦げ茶色になった古い根茎の先に新しい根茎が延びて先端に白い芽が見えます。

我が家のあたりでは11月頃までは古い根茎と根が枯れていない場合も少なからずあるのですが、この鉢の株はもう枯れています。
品種によって枯れる時期に違いがあるのか、あるいは鉢をずっと日陰に置いていたのが影響したのでしょうか・・・


1株だけ2芽ついているものがありました。


根の先の方が黒っぽく枯れて(腐って)いるものもありました。
枯れている部分は切り取ります。


他の鉢と同時期に植え付けようと思うので、それまで苗を保存します。
まずポットに少し土を入れて根茎を並べます(用土はこの株が今まで植わっていた鉢の土)。
仮に埋め戻しておくだけなので隙間無く置いても特に問題ないようです。


土を入れます。
土が乾いたら水やりしますが、深く埋めた方が乾きにくいと考えたのと、浅いと冬に霜柱によって持ち上げられた苗が土の上に出てきてしまうので、私はポットの底に近い方に苗を埋めています。

植え付け時よりもかなり深くに埋まっている状態ですが、私の今までの経験では芽が動く前に掘り出して植え付ければ枯れるようなことはありません。
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花菖蒲・2013年10月

2013-10-14 | 花菖蒲
一ヶ月ほど前にポットで育苗していたハナショウブの苗を植え付けたプランターです。
用土がさくらそうやその他の植物を栽培した古土(それも篩で分けた細かい方)なのですが、枯れることも無く育ってくれているようです。


アサガオを育てていた6号の駄温鉢が空いたので、品種名不明の1株はそれに植えました。


左が品種名不明のもので先月13.5cmポットに鉢増ししたもの、右は鉢と置き場所の空きが無くて10.5cmポットのままの'五月晴'です。


2月に種を蒔いて4月に発芽した実生苗です。
何度か植え替え・鉢増しをして今は左の2つは12cmポット、右の3つは10.5cmポットに植えていますが、ずいぶん大きくなりました。
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ビオラの苗

2013-10-12 | その他の植物
8月中は暑かったので9月10日頃になってから種まきしたビオラの苗です。
7、8年前に採った古い種子なので発芽率は良くなく、芽が出てきたのは蒔いた数の1~2割程度でした。
右のポットからは6本の苗が芽生えていたので、別のポットに植え替えて2本残しました。


これが植え替えた苗で、実生さくらそうも育苗中で場所が無いので7.5cmポットに植えました。
虫に食われたり枯れてしまったりすることもあるので、無事に育ってくれるかどうか心配もあります。

これらの苗はまだ本葉2、3枚で咲き始めるまでに3ヶ月はかかると思うので、もう少し涼しくなってきたら苗をいくつか買うつもりです。
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10月のさくらそうの様子

2013-10-10 | さくらそう栽培記録2012〜2016
前回アップして以降の約一ヶ月間、涼しい日も暑い日もありましたが、さくらそう(日本桜草)は鉢の外見から判断する限りでは例年と変わりないようです。


9cmポットを育苗箱に収めて栽培しているものです。
前に雑草を抜き取ってから一月ほどが経過し、また生えてきているので少し土が乾きかけてきた頃に抜くつもりです。


葉が枯れてから積み重ねて置いている箱です。
家の北側の場所ということもあって一度雨が降ると土が乾くまでには10日くらいかかるようですが、下段の箱も時々見て土が乾いているポットには水やりしています。


毎月のようにアップしている葉が枯れていないポットです。
9月と比べてあまり変化がないように見えます。


これは昨年播種して今年開花した実生株です。
この2株は春に出た葉が枯れるよりも少し前に新しい葉が出てきて、その葉がまだ残っている状態です。
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