草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

品種名不明のさくらそう(紅色)

2008-04-30 | さくらそうの花
この花が我が家に一番最初にやって来た日本桜草です。
濃い紅色桜弁平咲きの花で、開花中日当たりの良い場所に鉢を置いておくと、特に濃い色になります。
咲き終わる頃には色が薄くなりますが、これは他の濃い色の花にも見られることです。

比較的花付きが良いほうだと感じていますが、風で揺れて花弁が擦れて(だと思いますが、違う原因かも)白い筋状の傷が付きやすいです。

以前住んでいた所の近所の方から10年ほど前に分けて頂いたもので、品種名はわからず、野生種に近い園芸品種かどこかの野生種そのもののように思える花です。
性質が丈夫なようで増えやすく、10年近く栽培を続けているので、知り合いに譲ったものも多いですが、我が家に残って今年咲いているのも、ちゃんと数えてはいませんが50株はありそうです。
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さくらそう‘雪月花’

2008-04-30 | さくらそうの花
‘雪月花’(せつげっか)
幅の広いかがり弁、平咲きの白い花です。
花茎が長く伸びやすく、それほど太くもないため、倒れてしまうことが多いです。

花の大きさはそれほど大きくはありませんが、形の整った花であり、毎年芽の数が増えて花もよく咲き、栽培しやすさの点でも申し分ないと思うのですが、それだけに花茎が倒れやすいのが残念に感じます。
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さくらそう‘朝日’

2008-04-30 | さくらそうの花
‘朝日’(あさひ)
とても濃い紅色の、やや幅の広いかがり弁の花です。
咲き方は浅盃咲きとされており、確かに横から見ると平らに開いてはおらず、平咲きとは違うのがわかります。

‘赤蜻蛉’などと並び、サクラソウ園芸品種の紅色の花の中でもかなり濃い色ではないかと思います。

芽の数は毎年よく増えていますが、今年我が家で咲いたのは残念ながら画像の株1株だけでした。
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さくらそう‘漁火’

2008-04-30 | さくらそうの花
‘漁火’(いさりび)
表は薄い桃色に底白、裏は表側よりも濃い桃色の花です。
花弁の形はかがり弁で咲き方は狂い抱え咲きに分類されており、完全な平らには開かず、波打ったように咲きます。

明るい色の大きな花で、華やかな感じがします。
葉が大きく育ちやすいように感じていますが、花も大きいので株全体の見た目のバランスはそれほど悪くは無いと思います。
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さくらそう‘濡燕’と品種名不明の花

2008-04-29 | さくらそうの花
今日で今年我が家で開花したさくらそう(日本桜草)のほぼ全種の写真を撮り終えました。
ブログには少しずつアップしていけば良いかな~と思っていましたが、開花時期をかなり過ぎてから掲載するのもどうかと思い、少しペースを上げて更新しています。
まだ今年のブログに未掲載品が30種以上もあるので・・・


‘濡燕’(ぬれつばめ)
表側は白地に底紅ぼかしで裏は桃色と紅色の間くらいの薄い色、花筒は赤の桜弁平咲きの花です。
表の底紅部分の紅色の入り方は一つひとつの花で違いがあります。
花は大きくなく、野生種的な花形です。

もし桜草の花を一つだけ選びなさいと言われたら(誰もそんなことは言いませんが)、私は迷わずこの品種を選びます。と言うほど惚れ込んだ品種です。
残念ながら、花もちが良くないようで、萎れるのが早く感じられます。


そしてこちらが5年以上前に品種名不明の開花苗を購入したものです。
‘濡燕’に似ていますが、比べてみると花が一回り以上大きいので、別種と思います。
本を見ると‘飛燕’(ひえん)という品種に似ているように感じますが、‘飛燕’の花を見たことが無いので、わかりません。
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さくらそう‘赤蜻蛉’

2008-04-29 | さくらそうの花
‘赤蜻蛉’(あかとんぼ)
濃い紅色で細いかがり弁の小輪花です。
花茎が長く伸びて曲がりやすいのが特徴的です。

‘白蜻蛉’という品種とは色が違うだけではなく、花形も違いますが、小輪のかがり弁という点は同じで並べて見比べるのも楽しいです。
赤・白とくれば桃色も・・・と思いますが、桃蜻蛉と言うのは無く、‘鋸峰’という品種が大きさは違うものの、いくらか似たような印象を受ける花です。
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さくらそう‘蛇の目傘’

2008-04-29 | さくらそうの花
‘蛇の目傘’(じゃのめがさ)
表は淡い紅紫色に底(花弁中央付近)の部分が濃い紅紫色、裏は薄紅紫色の花です。

細い桜弁で、さくらそうの専門書などでは平咲きとされていますが、数年間我が家で咲いた花を見る限りは、浅抱え咲きに近いように感じます。
花は小輪で、形は野生種そのものと言った感じです。

雌しべの先端が花冠から飛び出している「突出長柱花」で、確実に交配した種子を得る必要が無ければ、花弁を開花前に取り除いたりせずに花を楽しみつつ交配ができるのではないかと思います。
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さくらそう‘富士の雪’

2008-04-29 | さくらそうの花
‘富士の雪’(ふじのゆき)
盃咲きの白花で、花弁の先の方にはわずかに細かい切れ込みが入っています。
花弁は柔らかい印象ではなく、硬くしっかりとした感じに見え、そのためか花の寿命が長いように感じます。

芽が増えにくいようで、1芽植えたものが翌年も1芽という事が多く、増えていてもせいぜい1芽が2~3芽になっている程度です。
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今日の桜草

2008-04-29 | さくらそう栽培記録〜2011年
3株目の実生が咲きました。
1、2株目と色は似ていますが、かがり弁ではなく、抱え咲きで小さい花です。


こちらはブログにも何度も登場している品種名不明の紅色平咲き花ですが、小さな株で1花茎に1つしか咲きませんでした。
使い古しの素焼き鉢に庭の土という、水はけ良い鉢と水はけの悪い土の組み合わせです。
昨年も試してみましたが、植え替え時の芽は先が開いた感じで、赤玉土主体の用土とは違っていました。


3.5号ポットで栽培している株をプランターに詰めてみました。
寄せ植え風に見えて、特に野生種やそれに近い改良種では、なかなか良い感じです。


3~3.5号ポットを育苗箱に並べてみました。
色も形もさまざまで、ごちゃごちゃした印象ですが、それはそれで華やかです。
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さくらそう‘戦勝’

2008-04-29 | さくらそうの花
‘戦勝’(せんしょう)
紅色に爪白目流れの、かがり弁平咲きの花です。
「目流れ」とは花の中央付近の「目」と呼ばれる白い部分が、花弁先端方向に向かって少し広がっている模様のことを表す言葉らしいです。

5年位前にこの品種名の苗を購入しましたが、翌年花が咲いてみると爪白ではなく紅一色で花形も異なる花が咲いたため、後でもう一度購入しました。
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