草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

花菖蒲の花

2008-05-30 | 庭の花いろいろ

花菖蒲が咲きました。
‘花物語’(はなものがたり)という江戸系の品種です。
薄い紫色、三英(大きな花びらが3枚の花のこと、花びらが6枚とも大きいものは六英と言います)の花です。
草丈が低めの品種のようで、鉢植えでは花茎の長さが50cmあまりで咲きます。


私は花菖蒲も好きで以前は数十品種栽培していましたが、我が家の庭はやや日当たりが悪いのと数年前に水やりが行き届かない時期があり、ほとんど枯らしてしまいました。
衰弱した細い苗から回復させるのに2年かかりましたが、今年は何とか咲いてくれました。
残っているのは3種類4鉢ですが、それぞれ2~3株に増えているので、来年には10鉢くらいになっていそうです。

水切れ予防には2~3cm程度の浅い腰水栽培という方法もありますが、根腐れしてしまうこともたまにありました。
普通に水やりした方が根腐れの可能性は低くなり、水を切らさなければよく育ちます。

花菖蒲は日当たりが良くないと成長が悪くなるように感じます。
さくらそうならば十分によく育つ一日2~3時間直射日光の当たる場所では花菖蒲には日当たり不足なようで、そのような場所に鉢を置いておくと株があまり成長せず、開花が一年おきになってしまうものが多かったです。
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一年草の種まき

2008-05-29 | その他の植物
春に種をまく草花を先週末に蒔きました。
毎年のことなのですが、さくらそうの花の確認や花がら摘み、水やりなどに追われてしまって時期が遅れています。
秋と違って播種適期の長い植物が多いので、今まいても大丈夫です。(開花時期は遅くなりますが・・・)

私は育苗が下手なので苗を植え替えて枯らしてしまったり成長が悪くなってしまうことも多く、苗が大量には必要ではなく1種類2~3ポットあれば十分なので、ポットに種を数粒蒔いて必要に応じて間引き、ものによっては2~3株そのまま育て、根が詰まってきたら植え替えています。

この写真は一昨日のものですが、昨日見たらマリーゴールドやヒマワリは既に発芽していました。
あとは今週末か来週あたりにアサガオを蒔きます。
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ブラックベリーの花

2008-05-26 | 庭の花いろいろ
ブラックベリーの花です。
薄いピンク色の花で、イチゴなどと比べると実の大きさのわりに花が大きいです。

実が熟して黒くなり、指で軽く触って落ちる頃になると甘いのですが、茶色く腐ってしまうことも多いです。
少し早く、指で触れても落ちない頃に収穫すれば収穫量は多くなりますが、味はそれほど甘くなくて酸っぱいです。
ジャムなどに加工するにはそのくらい酸味があっても良いみたいです。

暑さに強いらしく、丈夫で育てやすい植物です。
我が家では庭植えにしてありますが、肥料を施さなくてもかなり生育旺盛で、放っておくと5メートルは伸びる茎(つる)が毎年何本も出てきます。

挿し芽で増やすことができますが、つるを誘引・剪定しないでおくと先端が土についてしまい、自然に挿し芽状態(!)になることもあります。
前年伸びたつる(茎)に花が咲くため、挿し芽株の開花・結実は3年目からになります。
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さくらそうの葉

2008-05-21 | さくらそう栽培記録〜2011年
我が家の庭では鉢を置く場所が狭いため、さくらそうの鉢も隙間無くぎっしり詰めて並べています。
画像の鉢はビニールポットなので、桜草鉢や駄温鉢と比べて鉢と鉢の間隔が特に狭いです。

野生種のサクラソウは、花後は日陰になる落葉樹の下や、背の高い他の草に隠れてしまうような場所にも自生しているためか、葉と葉がが触れ合って多少日当たりが悪くなっても悪影響は無いようです。

ただ、葉をかき分けて水やりをしないと、葉の上にしか水がかからずに土が乾いてしまうことがあるので、気をつける必要があります。

液体肥料を施した株の葉は特に大きく育ち、粒状の化成肥料を施した鉢はやや小さめになるように感じますが、昨年数鉢試した限りでは翌年の芽の育ち具合に違いは見られませんでした。
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ジャガイモの花

2008-05-19 | その他の植物
4月5日に植えたジャガイモに花が咲きました。
植え付けから開花まで一ヵ月半、これから収穫までも同じくらいかかると思います。

我が家では庭に植えても鉢に植えても茎が倒れることが多く、倒れかけたら支柱を立てて支えています。
庭植えと鉢植えあわせても2~3株しか育てる場所が無く、種芋を買ってきたのでは多すぎるため、いつも芽が出てしまった食用の芋を植えています。
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ニワゼキショウの花

2008-05-17 | 庭の花いろいろ

ニワゼキショウは日当たりの良い場所でよく見られる雑草ですが、可愛らしい花です。
私の母のお気に入りの花で、我が家の庭には昨年までは毎年数株生えていたのですが、今年はどういう訳か沢山生えています。
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こぼれ種から育った花2種類

2008-05-16 | 庭の花いろいろ
自分で種を採って蒔いたわけではなく種子がこぼれ落ちて生えてきた2種類の植物に、この春色違いの花が2種類咲きました。


こちらは「桃色昼咲き月見草」で、画像右のピンク色の花が普通ですが、近くに置いてある百合の鉢にごく淡い桃色の花が咲きました。(画像左側)
写真にも写っていますが、萎んだ花はピンクの花と同じような色になります。


こちらはシランです。
シランを地植えにしてある場所から5mくらい離れた場所のプランターに生えてきました。
シランの種はとても細かいため、風に飛ばされたようです。
このプランターには、同じくラン科植物であるネジバナが生えているので、シランも発芽したのかなと思います。

我が家で栽培しているシランはごく普通のもの(画像右)ですが、この実生株は画像左側で、違う色の花が咲きました。
‘口紅シラン’と呼ばれているものにちょっと似ているかなと思います。
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さくらそうの肥料

2008-05-16 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう(日本桜草)の花が咲き終わったら、必要に応じて増し土をするとともに、肥料を施します。
画像は液体肥料(草花用のN-P-Kが5-10-5で1000倍に薄めるもの)と粒状の化成肥料(8-8-8で1ヶ月くらい効果が持続するもの)です。

液体肥料ならば葉が枯れ始める頃まで1~2週間に1回程度の間隔で施し続けます。
粒状の化成肥料ならば、桜草は大抵夏前に葉が枯れてしまうため、花後に1回だけで良いです。
化成肥料には、粒が大きなものや錠剤状のもので数ヶ月間効果が持続するものもありますが、葉が枯れた後にも肥料が効き続けてしまう可能性があるため、さくらそうには適していません。
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さくらそう‘梅が枝’

2008-05-14 | さくらそうの花
‘梅が枝’(うめがえ)
濃紅色に爪白の梅咲き(梅弁)の花です。
遅咲きで、今年我が家で咲いたさくらそうの中で最も遅く咲き始めた品種でした。

さくらそうを栽培しておられる方から教えて頂いたことなのですが、この‘梅が枝’という品種には、主に関東で栽培されてきたこの画像の花と、主に関西で栽培されてきた小さくて色が濃い花の2種類があるそうです。
色や大きさの他に開花時期にも違いがあって、関西系のものは遅咲きではないとのことです。

約一ヶ月間今年の開花画像を追加し続けてきましたが、この品種でひとまず終わりです。
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さくらそう‘浜千鳥’?

2008-05-12 | さくらそうの花
‘浜千鳥’(はまちどり)?
表は白、裏は若干紫色を帯びた桃色の、つかみ咲きの花です。
この品種の花の裏の色は桃紫色とされていますが、我が家のこの花は紫色を帯びているようには見えるのですが、どちらかと言えばごく普通の桃色に近いようなので、苗の購入時の品種名が違っていたのかもしれません。

咲き始めた頃は浅抱え咲きかなと思うくらいに開いて横向きに咲くので表の白い色が良く見え、やがて下を向いて玉咲きに近い形になり、その後はつかみ咲きらしい形にと咲き方の変化が見られます。
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