草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

花茎が折れてしまったさくらそう

2013-03-31 | さくらそう栽培記録2012〜2016
帯化したかのように茎が平べったく見えると以前書いた実生サクラソウの花茎が5cmほどに伸びた頃から先の方が曲がってしまっていたのですが、ついに折れてしまいました。


折れた部分はこんな感じ。


株元を覗いてみると小さいですが2本の花茎が伸び始めているのが見えました。
この茎は普通の形のようです。

品種ものでもたまに見ますが、芽が大きく育っていると複数の花茎が上がることもあります。
(品種によって複数の花茎が出やすい、出にくいという性質の違いもあるような気がしますが・・・)
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スミレ

2013-03-30 | 庭の花いろいろ
ベランダに置いた鉢に生えたスミレの花がほぼ満開になりました。
冬の間からポツポツと咲くのですが、春になると花数が増えます。

これもタチツボスミレと同じく、以前住んでいたところでどこからか種子が飛んできたらしく鉢やプランターから生えてきたもの。

ただ10年くらい前からツマグロヒョウモンの幼虫に葉を食われるようになり、庭に置いた鉢からはほとんど消えてベランダだけになってしまいました。
種を蒔いてまた増やしてみたいなとは思っているのですが・・・


花や葉の姿形から見てスミレViola mandshuricaで間違い無さそうですが、花色は図鑑に載っているものよりも薄いように見えます。


花弁の裏側は色が濃いです。
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花数が増えたビオラ

2013-03-30 | 庭の花いろいろ
今日は寒いのですが、暖かくなって株が大きくなるにつれて花数も増えてきたビオラです。
淡い色のものはやや濃く、紫色のものは赤っぽく、花色にも変化が見られます


ちょっと前までは淡く色がついていた画像左の花も、咲き進むと部分的に薄紫色に変わるようになりました。


白花かと思っていた株ですが、この頃では日が経つと薄紫色に。


これは結構早いうちに咲き始めた株ですが、花色が気温の影響を受けない性質なのかずっと同じ色に咲いています。


地植えにした3株のうち最も遅く咲いた株は花色違いで、白花(これから薄紫色に変わるかも)。


小輪に見える我が家のビオラもタチツボスミレと比べるとかなり大きい、という図(^^♪


いくらか他の鉢の陰になるかなという場所に置いた鉢に植えたもので、茎がかなり徒長してしまいました。
日も当たってはいるのですが・・・


ムスカリも咲き始めたプランターです。
ビオラは自家採種品の開花前で色が分からない段階で植え付けたとは言え、あまり綺麗には見えない取り合わせになってしまったのが残念。


これはこぼれ種から生えてきたものを植え替えた株です。
実際にはもう少し濃い紫色の花。



今年の冬は寒かったためか、苗を買ってきた株も例年ほど姿が乱れることなく咲き続けています。
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黄色いプリムラ

2013-03-29 | 庭の花いろいろ
実生のプリムラは花茎が伸びないタイプだと書いていましたが、咲き進むにつれて茎が伸びてきました。


このプリムラは実生ではなく前から育てているものです。
下の黄色い小さな花は種子を採種した株ですが、今回の実生苗とは遺伝的に直接の関係は無いはずの上の鉢の花の花色と実生花がそっくりなのは不思議(画像は白くなってしまいましたが実際には薄い黄色)。


黄色い小輪花を試しに切って花瓶に挿しておいたところ、暖かい部屋でも花もちが良く一週間経っても古い花が少し萎れただけで蕾も開いてくれたので、今日は実生の花と薄い色の花も1本ずつ切ってみました。
こうして見ると花の大きさの違いがよくわかります。
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実生サクラソウの葉の違い

2013-03-29 | さくらそうの交配と実生
今日も実生のサクラソウが3株が開花しました。
上の画像の右の花(と中央やや下の開きかけの花)は昨日咲いたもので、他の二つが今日咲いた株です。
どちらも品種名不明の白花と濃紅色花を交配したものですが、今のところどの株もよく似た花が咲いています。


後方にボケて写っているのが昨日咲いた株で、手前の株は今日咲いたもの。
これは花弁(花冠裂片)の間が空いている花型ですが、パッと見は似たような印象。


これも同じプランターで、蕾に色がついている株が日々増えていますが、色や形、大きさなどはどれも似ています。


これも同じ交配で、昨年葉が枯れ始めた時点で比較的小さかった苗を鉢えた鉢の中の一株。
葉色が薄いことに今日気付きました。

同じ鉢の他の株の葉は色が濃いので肥料不足とは考えにくく、萎れている様子は無く株元を指で摘んで揺すってみてもグラグラしないので根腐れでも無さそう、と思いながら見ていると他の株の花茎は株元に近い方が赤(紫)みを帯びた色なのにこの花茎は薄緑色。
もしかして白花が咲くとか?とちょっと期待しています。

僅かに色づいた蕾も白いのですが、この交配の実生は紅色の花が咲いたものでも、蕾が見え始めた頃は白くて次第に色付いてくるので、まだわからないところもあるのですが・・・
100株くらいある同じ交配の苗を見て回ってもこのような苗は一つだけでした。


'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配苗の蕾も一つだけ色が見えてきました。
葉が小さい頃に葉の姿形が交配親の品種に似ていないと書きましたが、成長するにつれて'玉珊瑚'の葉に似た姿のように見えてきました。
他の交配の苗と見比べると特にそう感じます。


昨年咲いた実生花x'御殿桜'の交配の苗の最初に色づいた蕾。
今のところ薄い桃色で、'御殿桜'より色が濃いです。


これも実生花x'御殿桜'の交配苗ですが、画像の下側二つの苗は葉が短くて他とは感じが違うような、と思ったのですが、どちらも小さくて蕾が付かなかった株で、そう思って見ると実生一年目の葉に似ている形のように思えます。
開花株に成長するまでは葉の姿が違うということかもしれません。


これも同じ交配苗の中で葉色がやや濃いものがあったので、分けてみたもの。(この画像では一番上の一列と上から二列目の右端の計5ポット)
画像でははっきりしない程度の差ですが、花にも違いが現れるかちょっと楽しみ!
ただ、ポット植えなので、同じように施肥したつもりでも液肥の量に違いがあっただけという可能性もあります・・・


これは品種名不明の白花と'飯田高原'の交配苗の蕾。
こちらも蕾が色づいた株が増えていますが、今のところ白い蕾は見当たりません。


これも同じ交配で葉がほぼ同じくらいの大きさに成長した苗ですが、左は薄く右は濃く、と葉色に違いがあります。
肥料の効き具合の差なのかもしれないのですが、この交配の苗には色が濃いものが全体の2、3割程度あります。


これも同じ交配苗の一つ。
葉が小さいうちは親の'飯田高原'に似て葉に毛が多いのが目立つのは他の苗と同様で、葉の縁が内側方向に丸まったように見えるのも葉が小さい状態では普通のことなので、具体的にどこがどうと説明はできないのですが、多くのポットを並べて置いている中で何となく目にとまったもの。
どんな花が咲くかわかりませんが、目印として名札を一枚余計に挿しておきました。
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実生サクラソウの開花が続く

2013-03-28 | さくらそうの交配と実生
ここ3、4日気温が低い日が続いていたのですが、今日は暖かくなったためか実生の桜草が3つ咲きました。
上の画像は先に開花したものと同じく、品種名不明('唐船'似の白花)x'飯田高原'(野生種)の交配ですが、先に咲いた株よりも一回り小さな花です。


今日咲き始めた花が左で、先日アップした花が右です。
花型と大きさ的には先に咲いた方は'唐船'似で今日咲いた方は'飯田高原'似に見えます。
花色はどちらも同じで、'飯田高原'よりもくすんだ色に感じられます。

どちらも花の中心の白い目が目立ちます。
'飯田高原'は同様に目がありますし、さらに片親は白花なので、こうした花が出やすいのかもしれません。


品種名不明('唐船'似の白花)x品種名不明(野生種の'野辺山'にそっくりな濃紅色花)の交配の株も咲き始めました。
片親の'野辺山'似の花よりも薄いですが、紅色の花です。
これも白い目が目立ちますが、親の花は白い部分の幅が狭く(細く)紅色の部分との境がくっきり見えるのに対してこの花は幅が広くてぼやけたような感じに見えます。


2株目も開花しました。
こちらは親の'野辺山'似の花によく似た花型です。

どちらも採種した親株は同じ'唐船'似の白花でしたが、交配に花粉を使った親株の違いによって実生の花に違いが出ることを実感できました。
親に野生種(一方はそれらしき花、ですが)を使った交配なので、花容に大きな変異は望めないかもしれませんが、これから咲く花も楽しみです。
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さくらそう'雪車'開花

2013-03-27 | さくらそう栽培記録2012〜2016
我が家で栽培している品種もののさくらそうで今年最初の開花となる'雪車'が咲きました。
一足早く咲いた実生の花は性質が分からないところもあるので、品種ものの初開花として比べてみると、2007年の3月28日(品種は'南京小桜')よりも一日早く、我が家でさくらそうを栽培し始めてからの十数年で最も早い開花です。

この品種は野生種に似た花型ですが、それだけに桜に形の似た花が咲く草だから「桜草」と名付けられたのではないかと素直に思えますし、長く栽培を続けていても見飽きない花なのではないかと思います。

良い状態に栽培できると花数がとても多く咲き、プリムラ・デンティキュラータには及ばないものの玉咲き('玉珊瑚'のような花型のことではなく、花の塊が玉のような形に見えるという意味)に近い感じにもなるのですが、2年前にひどく根腐れさせてしまった影響がまだ残っていて蕾の数が少ないです。


2番目の実生株の蕾が開き始めました。
最初に咲いた花と似ていそうです。


以前に'寿'と思しき名札違いの花に自然に結実していた種子を蒔いた実生です。
葉の縁の切れ込みが丸みを帯びた印象があるのは'寿'とよく似ています。

さらに性質の弱さ(根腐れのしやすさ)が'寿'に似てしまったかそれ以上なようで、いくらか根腐れが少ない個体だけを残したのですが、それでも昨年今年と二年続けて芽が小さくて咲いてくれません・・・
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桃の花

2013-03-25 | 庭の花いろいろ
鉢植えで育てているモモが咲きました。
これは果樹の品種'八幡白鳳'と'きらら姫'が1鉢ずつです。
どちらの品種も花の色と形は同じようです。


咲き始めはこのように淡い色ですが・・・


開花二日目あたりからは色が濃くなります。


これは花桃の'源平'という品種で、白地に桃色の絞りの花が咲きます。
桃色には薄い色と濃い色の差があるほか、我が家では見ていませんが白や桃色単色の花が咲くこともあるようです。
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実生さくらそうの蕾いろいろ

2013-03-25 | さくらそうの交配と実生
2011年に交配採種してジベレリン処理をして播種したものの、苗を大きく育てられず一年持ち越しとなっていたさくらそう('浜千鳥'と'玉珊瑚'の交配)にも花茎が上がり始めました。
12月に植え替えたときに芽が小さかった1株以外の9株には蕾が見えています。

昨年は一昨年とは打って変わって順調に生育し、しかも初夏に葉が枯れかけた頃にまた出てきて晩秋まで育ち続け、かなり大きな芽ができていたことの影響もあるかと思いますが、先に開花した野生種を交配親に使ったものと比べると、花茎が太くしっかりしていて蕾も一回り以上大きく見えるので、花も大きいのではと楽しみにしています。


これは交配の片親が野生種のもので、上のものと見比べると花茎は細く蕾は小さいです。


こちらは葉の数は多いのですが、蕾は見えず。
花茎が上がっているものと比べると葉が小さいので、開花は来年ということでしょうか。


植え替えたときに芽が小さくて咲くのかどうかちょっと不安に思っていた昨年咲いた実生も6芽ほどに蕾が見え始めました。


これはその実生花と'御殿桜'を交配した実生苗。
交配に野生種を使った苗と比べると成長が遅く、芽の大きさも一回り小さく見えたので、今年開花するものは少ないのではと思っていたのですが、蒔き床のプランターに残した10株中9株に蕾が見えました。
植え替え・芽分けをしていないので複数の芽が付いた株の状態なのですが、2芽から花茎が上がっている株もあります。


この画像の左の育苗箱が9cmポットに1株ずつ植えた実生花と'御殿桜'を交配した苗ですが、24ポット中20ポットに今日の時点で蕾が見えているので、どうやら芽が小さくても心配は無かった様子です。
プランターと他の場所に置いてあるポットも合わせると38株中29株に蕾が見えています。

この交配のものは1本の花茎にできた実から採れた種子で7、80粒あったような記憶があるので、半分くらいは発芽しなかったか枯れてしまったようです。
発芽後の苗が枯れたのは本葉2、3枚までの間に集中していて、それ以上に育ったものはほとんど枯れずに残っています。

そして右の育苗箱は、昨日開花したものと同じく'唐船'似の白花と'飯田高原'(野生種)を交配した苗なのですが、右上隅のポット以外の23株に蕾がついていました。

この交配苗も株数がそう多くはないので他も見てみると、他に置いてある9cmポット9個と10株残した蒔き床プランターの株は全て、試しに夏からずっと日当たりの悪い場所に置いているポット植えの3株中の1株に蕾を確認できました。
合計すると今まで生き残っている株が46株で、そのうち43株が今春開花見込みということになります。
これは成長が早いとか丈夫な性質がある交配親だったのかもしれません。
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ビオラ花盛り

2013-03-24 | 庭の花いろいろ
一月ほど前にポットから鉢に植え替えたビオラの株が一回り大きくなり、花数も増えて綺麗になってきました。


冬の間は株間が空いていて少し寂しい感じだったプランターも、株の成長と花数の増加で賑やかになりつつあります。


家の北東側で夕方しか日が当たらず、半日陰~日陰に適した植物を植えていた場所なのですが、冬に桜草の植え替えをしつつ観察していると端の方だけは午前中も日が当たることに気付き、小さな花壇(およそ30cm四方のミニサイズ)にしてみたところ。

プリムラ・ポリアンサは花が終わり次第鉢に植え替えて夏越しに備える予定。
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