草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

実生さくらそうの花-4月23日

2013-04-23 | さくらそう実生の花
早くに咲き始めたプランター植えの実生サクラソウは開花最盛期を過ぎ、花がら摘みをしてはいるものの、ややくたびれてきた感があります。
それでも咲いている花の数はまだ多く、思った以上に長く咲いています。
咲き始めたのは3月28日なので、もう25日以上も経っています)


これは6号浅鉢に5株植えたものの一つです。
予想以上に開花する芽が多く、なかなか華やかな鉢になりました。
鉢全体で見ると結構長く咲いていることもあり、これなら一年草的に栽培しても良いのかもしれないと思いました。


同じ実生で置き場所も近いのに、少し遅れて咲き始めたプランターはちょうど見頃の状態です。
ほぼ野生種のような花なので、雨に当たって垂れ下がっても乾けば回復してくれました。


同じプランターの中で、遅れて上がってくる花茎もあります。
同じ株の違う芽は早くから咲いているので、遅咲きの性質という訳ではなさそうです。
他の株を見ても、小さい芽は花が上がるのが遅れる傾向があるような気がします。


実生の花と'御殿桜'を交配した株のポット植えのものです。
全般的に芽が小さく、1本の花茎に咲いた花数も少なめなので、遅く咲き始めて早く終わることになりそうです。

先日アップした形の綺麗な花も含めて今年咲いたこの交配の30余りの株には、既存の品種と並べて見比べてみて目立つものは一つも無く、まあ予想通りの結果ではあるのですが、新しい品種を作り出すというのは難しいものだと実感しています。

しかし、'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配の方は今年開花したものが9株しか無かったにも関わらず、交配親や他の品種と並べてみて、際立った特徴は無いものの見劣りすることはないと思える花が3株咲いてくれたので、交配親選びは重要なのだろうと感じました。

その3株の中に長柱花と短柱花があったので交配したのですが、それよりも再度'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配をして数多くの苗を育てた方が良い結果が出るのかもしれないとも考えられます。
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