草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

実生さくらそう・気になる花

2013-04-17 | さくらそう実生の花
昨日の記事に書くを忘れていましたが、実生花x'御殿桜'の交配の中で、可愛らしく見えるので気になっている花です。

花色は兄弟姉妹株よりも鮮やかな濃い桃色で、蕾が色づいたときから目立っていました。
大きさは'御殿桜'より一回り大きいかなという程度なので、そう大きな花ではありませんがその大きさだからこそ、より可愛らしさが感じられるのかもしれないと思います。

交配親の'御殿桜'の性質を受け継いだというべきか、花茎が長く伸びやすいようなのがちょっと残念です。
とは言え、丸みを帯びたお椀のような姿で、花弁の形も割と整っている方だと思いますし、日が経っても花色がほとんど褪せることも無いようなので、残しておくことにしました。(2012-4B)(2013.4.25追記・誰かに持って行かれてしまったのか、この株のポットが無くなってしまいました・・・)
まだ芽が小さく4輪しか咲かなかったので、大きく育てば花容が変わるのかもしれません。
花数が多く咲いてくれる性質だったら嬉しいのですが・・・

長柱花でも特に雌しべが長く柱頭が花筒から少し出ているタイプなので、人工授粉しなくても結実する確率が高かったりしないかなと期待して、花がらを摘まずに残しておこうと思っています(交配する品種が思い浮かばなかったので)。

以下の画像は別の株の桃色系の花です。
いずれも上の画像の花と比べると花弁が開いた咲き方です。
花弁が左右対称ではなく整った形には見えないのと、全体的に色が薄い分だけ底白の部分が引き立たないように感じます。






裏が桃色あるいは紅色で、表は裏よりもやや薄い色に底白、という花色のパターンはこの交配だけでなく'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配でも多く現れたので、よく出るパターンなのかもしれないと思いました。
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