草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

つかみ咲きの実生花

2013-04-26 | さくらそう実生の花
'浜千鳥'と'玉珊瑚'の交配株の一つの花です。
玉咲きではありませんが、どことなく'玉珊瑚'の面影が感じられるようなつかみ咲きで、'玉珊瑚'には及ばないものの裏側はかなり濃い紅色です。

個人的に、平咲きの花だと'白蜻蛉'、'北斗星'、'風車'などのように、花弁が細めだからこそ美しいと思える花型があるのですが、抱え咲き、つかみ咲き、玉咲きなどだと、花弁の幅が広くて隙間がほとんど見えない方が綺麗かなと思います。
この花は下の画像の通り、花弁(花冠裂片)の元から中ほどまで隙間がはっきり見えています。


下の画像は別の花です。

この株は花色は薄いのですが(普通の紅色といったところ?)、花弁の幅は広く裏側から見たときにふっくらした感じに見えるので、交配親として残すことにしたものです。(2011B)

大輪花はあまり好きではない私ですが、こうした花型だと大輪も悪くないなぁと思います。
半分閉じているような形なので、花弁を開いた状態で計った花径の割に小さく見えるからかもしれません。
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