草花好きのひとりごと

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さくらそう鉢植え栽培方法14.入手したポット苗の植え替え

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)の入手方法は、園芸店、ホームセンター、通信販売、展示会などで2.5号(直径7.5cm)か3号(直径9cm)のポットに植えられた苗を購入することが多いと思います。

プランターなどに2品種以上まとめて植えても構わないのですが、品種が混ざるのを防ぐために1品種ずつ別々の鉢で育てたいという場合には、最初の年は1~2芽の苗を小さな鉢に植えて育てることになります。


苗は入手した時期により、葉が出ていないものから蕾や花が付いているものまで、さまざまです。
ポットのまま次の植え替え時期までの約一年間育てられないこともありませんが、土の量が少ないので水切れで枯らしてしまう危険を伴います。
そこで一回り大きな鉢に植え替えますが、蕾の付いている苗や花が咲いている苗は、せっかくの蕾や花を傷つけてしまうと悲しいですので、花が終わってからにします。
葉が出る前に入手したものは、前年から育てている鉢の植え替えと同じように芽を植え付けることもできます。

鉢の大きさは2.5号(直径7.5cm)ポットの苗は3号(直径約9cm)か3.5号(直径約10.5cm)の鉢、3号(直径9cm)ポットの苗は3.5号か4号(直径約12cm)の鉢に植え替えます。

上記の数字は駄温鉢の場合もので、極端にサイズの異なる鉢の場合は、駄温鉢のサイズを目安に決めると良いでしょう。
見た目を気にしなければ市販の苗が植わっているようなビニールポットでも大丈夫です。

用土は大きな鉢やプランターに植えるときと全く同じで、他の草花が育つ用土ならばまず大丈夫でしょう。
詳しくは用土の項をご参照下さい。

花の苗の植え付けでは、鉢底の穴の上にネットなどを置き、そこに用土を少し入れて・・・となるのが普通ですが、さくらそうを3.5号とか4号程度の鉢に植える場合は。増し土のためのスペースを確保するため、鉢底穴の上にネットなどを置いたら、土を崩さないようにポットから抜いた苗を置き、鉢の縁との隙間を埋めるように用土を入れます。


最後に鉢底の穴から流れ出るほどたっぷりと水をやって植え替え作業は完了です。
植え替えた時に根茎や根が見えているようならば、増し土の作業もしておきます。
詳しくは増し土の項をご参照下さい。

(次は15.プランターや大鉢で育てる場合
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