草花好きのひとりごと

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さくらそう鉢植え栽培方法15.プランターや大鉢で育てる場合

2011-12-18 | さくらそう栽培方法
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

さくらそう(日本桜草)の芽は、1、2芽入手したものでも何年か育てているとかなりの数に増えていることが多いです。
もちろん芽の数に応じて鉢の数を増やしていっても良いのですが、大きな鉢やプランターにまとめて植えて育てると、小さな鉢と比べて水やりの回数が少なくて済み、開花時にはたくさんの花が咲く姿を楽しむことができます。
そのほか複数の品種を一つの鉢やプランターに植えて育てることも考えられます。


さくらそうにはそれほど深い鉢は必要ないようで、鉢の内部の深さが10cm程度あれば十分です。
そのため、直径20cm以上の鉢の場合は浅めの鉢を選ぶとよいでしょう。
プランターの場合は、よく見かける標準的な深さのもので良いです。
鉢にしてもプランターにしても、植え付ける芽の数に合わせて大きさを決めます。

芽を植え付けるときの間隔は、根が隣の芽の根と触れるかどうかという程度でも良いですし、1~2cmほど間を開けても良いです。
開花が期待できる大きな芽と、今年は咲きそうもない小さな芽をそれぞれ別の鉢に植えても良いのですが、まず大きな芽を配置して、間に小さな芽を置いていくように植える方法も考えられます。

一つずつ芽分けをしたものを植える方法と、分けずに古い根茎や枯れた根を取り除いた株のまま植える方法があります。


大きな鉢やプランターの場合は、小さな鉢と比べると土が乾きにくいので、水やりは季節によっては多少控えめにします。
芽を植え付けてから葉が出てきた頃までは、鉢の土の表面が乾きはじめてから1、2日後に水をやるくらいでちょうど良いです。

葉が出て蕾が見えてきた頃から、葉が枯れはじめるまでの間は、小さな鉢と同様に鉢の土の表面が乾いてきたら水をやります。

夏の間は気温が高く日差しも強いので鉢の土の表面は乾きやすいのですが、それでも鉢の中の方までは乾いていないことが多いので、表面の土が乾いて見えた翌日に水をやれば良いです。

秋から冬には植え付け後半年以上が過ぎて土の水はけが悪くなっているので、鉢の土の表面が乾き始めてから3、4日後に水をやれば十分です。


水やりをするかどうかの判断には、鉢の土を指や棒などで少し掘って土の湿り具合を確かめてみるのも良い方法です。
特にさくらそうの葉が枯れている時期には、根茎や芽があり根が張っている深さに湿り気があれば、枯れる事はないと思います。

(次は番外編(庭に植えて育てる)
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