「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニックのお知らせ:12/14(土)9:00-15:00、 15(日)9:00-13:00急病対応実施/フルミスト接種開始/例年通り12月31日まで診療いたします。

2019-12-13 12:50:13 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 楽しいクリスマスとお正月が目前です。今年もわずかとなってまいりましたが、どうか、一年の集大成が出来ますように。
 病児保育含め、スタッフ一同、子ども達の健康を支えて参る所存です。また、例年通り、年内は、12月31日まで、診療いたします。

 インフルエンザが急増してきました。学級閉鎖が散見されます。どこまで拡大するのか予断を許さない状況です。
 お腹の風邪や溶連菌も多いです。
 手足口病が依然出ています。
 RSウイルス、マイコプラズマは少し出ています。
 水ぼうそうも局地的に出ています。東京都全体では、注意報が出ています。

 

 〇インフルエンザ予防接種の接種を、実施中です。年内に2回を終わらせるのが理想です。

 〇チメロサールを含まないインフルエンザワクチンは、ご希望のかたは、予約時に申し出てください。なお、妊婦さんを優先に接種を振り分ける方針は引き続き続けます。 

 〇注射でない鼻への噴霧式インフルエンザワクチンであるフルミストが無事入荷し、接種を開始致しました。現在、キャンセル待ちで受け付けております。

 〇子ども達にとっても、大人の私達にとっても大事な健康福祉、子育てそして教育の3つの計画の改定作業中です。パブリックコメントが開始されますので、どうかご意見を中央区までお届け下さい(15に記載)。

 
1、12月の日曜・祝日(1日(日)、8日(日)、15日(日)、22日(日)は、すべて急病対応致します。


12/14(土)9:00-15:00、

12/15 (日)9:00-13:00

 

2、診療時間の変更のお願い(病児保育は通常通り)

12月
23日(月) 午前8:15-13:00、午後4:15-5:30(午後が開始が遅れ、早く終了します。午前を延長します。)

 

 

3、早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)の予約のとりかた

 この枠は、予約制で対応致します。

 インターネットで、19時までにご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
 なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までに手続き下さい。

 診察券番号と生年月日でログインができます。

 https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825     

 早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分

 8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。

4、各種ご相談
(1)発達相談、いじめ相談、不登校外来など、相談外来の時間を設けます。

 クリニックに、ご相談のお電話を下さい。

 準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)でもお受け致します。その場合は、同上のやり方で、ネット予約下さい。


(2)進学に向けての公的支援について

 塾代20万円・受験料(高校受験27400円、大学受験8万円)の貸し付け(無利子、返済免除も有り)のご案内、連帯保証人1人必要(原則) 中央区社会福祉協議会03-3206-0506  


(3)災害への備え 『災害時地域たすけあい名簿』のご登録と『個別避難計画』の作成を


 医療的ケア児・者含め災害時に避難をすることが困難で特に支援を必要とされるかたは、万が一に備え、『災害時地域たすけあい名簿』のご登録と『個別避難計画』の作成をすることが安心に繋がります。

 ご関心のある方、登録や作成について疑問やご相談がある方は、お気軽に当院までお問い合わせ下さい。


5、病児保育について:(幼児教育・保育無償化対象事業、還付申請に対応可能な領収書を発行しています。)

 お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。

 *利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
 
 *原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。

 *土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。

 *保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。

6、予防接種、乳幼児健診:午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30(診療時間内においても、実施可能)
 *インフルエンザ含め予防接種は、乳幼児は特に、小児科で実施を。痛くない努力をするとともに、同時に、順調な育ち、発達など含めフォローさせていただいております。

 *当院では独自にブックスタート事業と連動し、赤ちゃんに絵本をプレゼント致します。
 
 *乳幼児健診においては、全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。
 
 *土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。

 *おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。

 *シナジスの予防接種にも対応可能です。

 *抗体価のつき方に問題はございませんが、厚労省から通知があった件について
  母子手帳をご覧になられて、4種混合ワクチン欄に「4K23A、4K23B、4K23C、4K24A、4K24B、4K24C」のいずれかのシールが張られているかたが対象です。
  当院では、2018年5月~2019年2月ごろで接種されていると考えられます。
  ご不明な点は、当院までお気軽にお問い合わせ下さい。

 ⇒ 4種混合ワクチン(テトラビック皮下注シリンジ 製造番号4K23及び4K24系統)の一部有効成分が承認規格を下回り、製薬会社が自主回収された件(厚労省2019.10月)

 *子宮頸がんワクチンも対応いたします。医学的に重要なワクチンと認識しています。

7、インフルエンザ対策

(1)インフルエンザ予防接種 接種実施中。

 接種をお考えのかたは、お早めにされますことを、推奨させていただきます。
 13歳未満の小児のかたには、年内に4週間の間隔で、2回接種されることをお勧めしております。
 
小児:3000円/回(消費税込み)
成人:3000円/回(消費税込み)

(2)注射でない、フルミストの接種を開始致しました。

フルミスト:8000円/回(消費税込み)

 接種の予約状況につきましては、現在、キャンセル待ちです。
 ただし、予約のかたのキャンセルも出ており、キャンセル待ちのかたに順番にお伝えしている状況です。
 ⇒ 経鼻投与インフルエンザワクチン Flumist フルミストの件で、ご予約いただいております皆様へ。12月12日より接種を開始致します。


(3)インフルエンザの職場対策(東京都資料より)


8、2020年の当院の健康標語を決定致しました。

<2020年 健康標語 入賞作品>

最優秀賞  『予防接種泣かずに終えて誇らしげ』        N.Y様(6歳) 
 
準優秀賞  『ごあいさつ きちんとできたね 金メダル』    T.A様(41歳)


9、イベント
11/16(土)~12/15(日) 東京都エイズ予防月間、12/1 WHO 「世界エイズデー」/ HIV(エイズ)・性感染症検査 匿名・無料 予約制03-3541-5930中央区保健所

歳末たすけあい募金 運動期間12/1(日)~12/31(火)

 

 

10、五輪を契機に「一校一国運動」のさらなる充実を

 中央区のすべての幼稚園・小学校・中学校で、国際理解教育がなされています。さらなる充実を考えて参ります。

11、月島の大規模再開発問題について

 東京高等裁判所2019.11.07法廷にて、中央区がなした月島三丁目南地区再開発に関する「都市計画決定」には「処分性」をみとめていただけるように、意見陳述を致しました(パネル使用)。

 記者会見映像; http://www.news-pj.net/movie/84672

 現在建設工事中のもの(503戸)に続き、月島三丁目に190m~200m級がさらに2棟(723戸と1384戸)計画されています。規模が大きすぎ、月島第一小学校の教室が大幅に不足するなど社会インフラの整備がまったく追い付いていません。月島第一小学校校庭に増築スペースの余裕はありません。

 電源が地下にあり、武蔵小杉と同じ浸水被害への脆弱性など建物自体の問題点も多数あり改善が求められます。

12、中央区政について:

 来年度令和2年の予算構築に向け意見しました。⇒ 中央区2018年度(H30)決算に対する区議会決算特別委員会審議(2019年令和元年10月)を通して、2020年度(令和2年度)予算の構築を考える、子ども政策を基本に据えて(根拠資料添付)

 今後は、申し述べている点を中心にさらに具体の施策を進めて参る所存です。

 ①障がいのあるかたやご高齢のかたの災害時の『個別避難計画』のひとりひとりの整備

 ②がん治療などで、抗体を失った子へのワクチン再接種の導入を。
  ⇒ 区議会に陳情も届いています。12月12日の中央区議会保健福祉委員会の場で、予算付けについて前向きに検討する旨を保健所長が答弁されました。

 ③子どもの育ちに重要な成育基本法施行令案に対し、意見書を厚労省に届けました。⇒ 成育過程にある者及びその保護者並びに妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ目なく提供するための施策の総合的な推進に関する法律施行令案(仮称)に関する意見

 ④がん対策基本法の着実な実施 
 〇第3期がん対策推進基本計画(H30.3.9閣議決定)。中央区も、がんに罹患された方々を支える支援のさらなる充実を。
 〇がんなど親御さんがご病気になられた家族の包括的な支援体制の構築 「両立支援コーディネーター」含め

 ⑤包括的な相談窓口の開設 
 〇中央区の来年度の予算付けでも最重要項目のひとつ:地域福祉の課題について相談体制の強化
 〇実現していきましょう!「あらゆる相談を一括してお受けし地域の力も入れながら解決を考えて行く仕組み」厚労省:地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進に関する検討会報告R1.12.10


なども重要課題と認識しています。

13、選手村を抱える中央区の交通問題・安全対策等の課題

 ①選手村セキュリティ内にある臨港消防署の緊急出動動線の確保および消防官の増員

 ②晴海一丁目町内への五輪バス車両の流入をなくす

 ③環状二号線「豊洲⇒築地間封鎖」に伴う市場関係車両のスムーズな晴海通りへの誘導

 ④黎明橋公園通りの生活者優先の措置

 ⑤勝どき駅のこれ以上の混雑をなくすためUAC(ボランティアに物品を配布する施設)を他の場所に移転させるなど含めた抜本的な見直し

 ⑥晴海通りの渋滞のできる限りの軽減

 ⑦新大量輸送機関BRTのスムーズな運転開始

 ⑧保安要員の十分な配置

 ⑨選手村周辺トラブルの対応電話窓口の一本化

 ⑩環状2号線西側歩道の封鎖をやめ東側同様に通過を可能にすること

 など、安全対策、区民生活に支障を来さない対応につき、議論を深める所存です。

〇最新の状況 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/c/277e8b9e9eb5104506faa58e66fce64e

〇まちづくり協議会で五輪の交通問題、「ほっとプラザはるみ」改修設計の方針など最新報告がなされます。
 12月16日(月)18時半~ アート晴海地下1階ギャラリー 五輪の交通問題、「ほっとプラザはるみ」改修設計の方針など
   18日(水)18時半~ 月島区民センター1階会議室   五輪の交通問題など

14、12月議会の進捗など

子ども達のICT環境整備が前進、11月補正予算(中央区議会第4回定例会)3億907万8千円債務負担行為の形で計上!

2019.11.25 中央区議会 第四回定例会 一般質問第一日目のメモ。

中央区議会福祉保健委員会 令和元年(2019年)12月3日質疑メモ:『災害弔慰金の支給等に関する条例』の一部改正する条例に関して。

12/12中央区議会福祉保健委員会。成育基本法の保健医療福祉計画への反映、厚労省の地域共生社会実現に向けた包括的な相談体制整備への予算申請、他会派より:がん治療後のワクチン再接種助成



15、最重要の3つの計画の改定、パブコメ実施の際には、それぞれにご意見を中央区へお届け願います。募集期間12月16日(月)~令和2年1月7日(火)。

①『教育振興基本計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/kyogikai/kentouiinkai/_user_kyosyomu_time_20190711.html

⇒ 今後10年間の中央区の教育の方向性を決める重要な『教育振興基本計画2020』の策定作業中。「中間まとめ」(案)をお示しします。今後パブコメ有り。
 

②『第2期子ども・子育て支援事業計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/keikaku/kodomokosodatekaigi/index.html

⇒ 子どもの育ちを支える最も重要な計画の一つ『第二期 中央区 子ども・子育て支援事業計画』の 「中間報告」(素案)が 出されています。今後パブコメ有り。

③『保健医療福祉計画https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/tiikihukushi/fukushi_keikaku_suishiniinkai/kaigi_kaisaizyoukou/reiwagannendo/_user_fkanri_time_.html


⇒ 地域福祉の向上のためには、欠くことのできない最重要の計画のひとつ『保健医療福祉計画』が改定作業中です。次回第四回推進委で、中間報告(案)が出されてくる予定。

  改定作業中の中央区保健医療福祉計画に盛り込むべき重要な視点「当事者研究の考え方やその成果、東京大学先端科学技術研究センター熊谷 晋一郎准教授の取組を参考に」



小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com      


以上

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