「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

学校再開!感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育・一時預かり保育も鋭意実施中

まちづくり協議会改革

2009-06-30 08:54:24 | 街づくり
 貴重なコメントをいただきました。

*****josanからです。*****
まちづくりの意義 (josan)

2009-06-29 13:34:05

ご無沙汰しております。

ご存じのとおり、私の地区では、10年ほど前から再開発の検討が進められていますが、その検討過程において、東京大学の都市計画の研究室の先生と学生に対して一部の方が協力を仰いだことがあります。
その当時私は時間的な余裕がなく、話し合いにはほとんど参加できなかったのですが、結果として、その方達の街区は検討区域から外す形となり、逆に私のいる地区の当時から推進派だった方の中には、「卒論の手助けをしたようなもんだ」と吐き捨てる方もいます。

再開発の場合、区は地権者の権利第一という形で話をすすめますし(本音はいざ知らず)、コンサルタントも同じスタンスです。
とすると、そこに入ってくる学識者は人の財産を材料に実験をしたがるようなイメージでとらえられかねません。
このあたりに、「まちづくり」がいつの間にか資産活用に代わってしまう落とし穴があるのかもしれませんんね。
一概に区やコンサルの考えを否定しきれないのは、われわれの側、すなわち市民意識の問題だとは思いますが。

立場上、あまりはっきり言えず申し訳ないです。
*****コメント終わり*****

 josan、お久しぶりです。貴重なコメントありがとうございました。

 また、お会いして、お話をお伺いさせていただきたいものです。

 学識経験者は、開発の実際の計画立案の中で入っていただくこともひとつ考えられますが、少なくとも、「まちづくり協議会」の場の中に入っていただきたく考えています。
 区も人材を探すと、何度となく言っています。が、いっこうに進む気配なしです。

 中央区の都市計画審議会では、学識経験者に司会を務めていただいております。
 まちづくり協議会でも、ぜひ、学識経験者に司会を務めていただき、公正中立に、わかりやすく、科学的に、まちづくりが、そしてそのための合意形成がなされていくことを望みます。
 現在、区の担当者が、まちづくり協議会の司会を務めています。現在の進行が、「公正中立でない」ということを言っているのでは決してありません。念のため、書きおきます。ただ、残念ながら、“板ばさみの状況”は、傍聴した際、よく見ています。

 また、まちづくり協議会では、委員だけでなく、参加者誰もが発言できる場、少なくとも意見の吸い上げができる場も持つべきと思っています。


 「まちづくり協議会改革」は、絶対必要と思っています。
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6/28 早稲田まちづくりシンポジウム&メイヤーズ会議 

2009-06-29 10:36:28 | 街づくり

 6/28まちづくりシンポジウムが早稲田大学で開催され、参加してきました。

 まさに、これこそ、自分の探していたものと合致するテーマでした。
 まちづくりの先輩たちがすでに、業績をつんでいらっしゃることがわかりました。

 私の知り合いの方々も、何らかの形で、この研究室やシンポジウムに関係をもつ方々でした。

 今後、これらのネットワークも大切にし、さらに専門的な観点からまちづくりを分析し、提案していきたいと考えます。

 中央区には、「まちづくり協議会」があります。学識経験者を委員に入れるべきところが、入っていません。
 どうか学識経験者をこの関連の先生方から出していただけないものかと懇親会の際の話題のひとつにあげたりもしてみました。

 一番の学びは、「行政と市民の協働」の段階から、テーマが、「市民事業」へとさらに進んでいることでした。
 ひとりひとりが社会起業家となり社会を動かす時代がもうすぐ到来します。到来することを希望します。到来するように私も努力するひとりになります。

 懇親会のお約束では、2-3年後に、日本の市長とイタリアの市長が合同でまちづくり会議を開催しよう!ともりあがっていました。
 ぜひ、実現してほしいものです。

 以下、学んだことです。私だけにしかわからないようなメモになっている箇所は、どうかご了承願います。

****学んだことのメモ(順不同)*****

1.早稲田大学近く学生が運営する「02Cafe」がひとつのメディアとして存在している。

2.三鷹SOHO 
 具体的な具体的な活動をする企業と、場の設置・運営のインフラをもつ行政の間を取り持ち存在している。
 SOHOから、「収入、生きがい、健康」が得られ、個性を尊重する仲間主義の中で、活動する人々がいる。

3.「追浜(おっぱま)こみゅに亭&ワイナリー」
 商店街にワイナリーがある。
 高齢化し、後継者難、顧客減の商店街の活性化に寄与。

4.斉藤博氏まとめ
 ①地域資源(地域資源の発見、ネットワーク、動員)
 ②パートナーシップによって創出、共有された価値
 ③創造的な地域の文脈づくり

5.市民には、「権限のない権力」がある。

6.白井市横山久雅子市長
 市民参加条例、市長の広聴制度、市民活動推進センター、市民団体活動支援補助制度、里山保全・農業保全、
 今後、議会も取り込んだ自治基本条例の制定へ

7.武蔵野市 邑上守正市長
 市民と市長のタウンミーティング 一度で終わらず二度目には、回答集を出す。
 25回開催し2000名以上参加。
 武蔵川公園ドッグラン、境山野緑地、テンミリオンハウス事業、市民実行委員会方式の平和事業、土地の有効活用

8.柳井市 伊原健太郎市長
 週一回の「市民と市長と気楽にトーク」
 市民委員5名で市のホームページリニューアル

9.市民活動は、渦がふくらむようなもの

10.行政依存からやる気のある人の発掘

11.積み上げ型の市民対話

12.拠点をまちに設けること

13.職員の地域参加

14.公共性をいかに担保するか
  デイレクターを選ぶ際、議会の合意の下選ぶ。

*****以下、開催案内の転載*****

早稲田まちづくりシンポジウム2009               
『まちづくり市民事業が拓く世界』
メイヤーズ会議「市民派市長の政策と方法」

※詳細はこちら

2009年6月28日(日)  

開催場所:早稲田大学国際会議場(〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-20-14)

◇プログラム

09:30:主旨説明 佐藤 滋(早稲田大学理工学術院教授)

10:00~12:00:基調講演 
「イタリアの社会的事業と展開」(通訳)
Prof. Paolo CECCARELLI(フェッラーラ大学建築学部教授)
・基調講演を受けての、基調ディスカッション
  佐藤滋、田村和寿(横浜桐蔭大学教授)、
  鈴木進(都市・地域研究所客員研究員、早稲田都市計画フォーラム代表幹事)

13:00ー15:30 分科会

(A)「市民事業のつむぎ方」

 -市民事業における協働の運営体制-

(B)「地域循環まちづくりの現場からのヒント」

 -まちづくり市民事業を動かすこれからの市民・専門家像-

(C)「多様な市民事業の組み合わせによる地域外からの資金獲得と資金循環による環の創出」

 -ファイナンス機能の充実による自立の模索-

16:00ー18:30 メイヤーズ会議「市民派市長の政策と方法」

19:00ー21:00 懇親会

■参加費
資料代:一般3,000円、早稲田都市計画フォーラム会員:2000円、学生:無料
■申込み
参加ご希望の方は、氏名・所属・連絡先、及びフォーラム会員・一般を記載の上e-mailまたはFAXにてご連絡ください。
Email: sympo*toshiforum.arch.waseda.ac.jp (*を@に変えて送信下さい)
事務局:〒169-8555新宿区大久保3-4-1 55N-7-10A 佐藤研究室
(白木、今溝)FAX:03-3205-2897
■懇親会:3000円
■ 主催 早稲田まちづくりシンポジウム2009実行委員会(委員長:佐藤滋)
    早稲田都市計画フォーラム、早稲田大学都市・地域研究所

早稲田大学まちづくりシンポジウムの開催

 1993年から、毎年7月上旬の2日間、早稲田大学国際会議場にて早稲田まちづくりシンポジウムを開催しています。このシンポジウムは今年7月開催のシンポジウムで15回目を迎えており、1995年から併せて開催されている、稲門出身の市長を招いての「早稲田メイヤーズ会議」では地方自治の問題について活発な議論が展開されています。

*****転載終わり*****

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【築地 UP DATE 29】 東京大行進の光景

2009-06-29 08:53:53 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 6/27、築地市場を守り、食の安心・安全を守るための東京大行進。  

 その光景をうまくとらえた写真が掲載されていましたので、そのサイトをご紹介させていただきます。

⇒ http://www.mkimpo.com/diary/2009/tsukiji_09-06-27.html

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【築地 UP DATE 28】無事、東京大行進 挙行 

2009-06-28 11:44:18 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 昨日6/27、築地市場を守るための東京大行進(主催 NPO法人市場を考える会)が挙行されました。

 参加された皆様、お疲れ様でございました。
 道路警戒警備に当たってくださった築地警察署など警察の皆様、50名にも上る配置をいただいたとお聞きしています。ありがとうございました。
 東京大行進にご協力いただいた、沿道の皆様、御通行の皆様、ご迷惑をおかけした点も多々あったかと存じます。ご協力、ご理解、本当にありがとうございました。

 私も、医療班として参加させていただきました。AED(自動体外式除細動器)2台、経口補水液3箱、人工呼吸用のアンビューバッグ、怪我消毒用など救急箱一式など配備しての参加でした。
 途中、ふらつきが出て、併走車内で休息をとっていただいた方が、2名いらっしゃいましたが、炎天下の下、大きな事故もなく、無事、東京大行進は終了いたしましました。


 東京大行進では、党派会派にかかわらず、多くの区政都政国政の皆様のご参加がありました。
 正午からの開会式では、

 田中康夫参議院議員(新党日本代表)
 中山よしかつ前衆議院議員(民主党)
 田中良都議会議員(民主党)
 保坂展人衆議院議員(社会民主党)
 川田龍平参議院議員(無所属)
 笠井亮衆議院議員(日本共産党)
 小竹ひろ子都議会議員(日本共産党)
 らが、ご挨拶をされていました。
 
 多くの区議会議員、そして都議会議員立候補予定者も参加されていらっしゃいました。

 お子様連れ、ご高齢の方々もいらっしゃいました。
 都民、市場人の皆様、日本消費者連盟をはじめ消費者団体の方々のご参加も多数ありました。
 様子は、本日6/28の各紙で報道されています。

 主催者発表で、1300人の参加をいただいたということでした。

 都へ民意が伝えられればと思います。
 都民の皆様に、食の安心・安全にかかわる重大な問題が今、生じていることが伝わればと思っています。
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【築地 UP DATE 27】 いよいよ、本日6/27 東京大行進

2009-06-27 09:36:59 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 本日6/27、東京は、快晴です。

 築地市場現在地再整備を求めて、東京大行進を行います。

 民意を東京都に示していきます。

 暑くなりそうです。どうか、熱中症が発生しませんように。。。

 なお、神崎様からもご提案のありましたNPO法人市場を考える会実施の都議会議員選挙立候補予定者(09年5月末日段階)への「築地市場の豊洲土壌汚染地への移転問題に関する公開質問状」の結果全一覧は、築地市場移転に<賛成・反対・無回答・記入なし>の形で掲載したものを、受付で配布する形がとられています。

 皆が掛け声する「シュプレヒ コール」の用紙の裏の余白を使い掲載されています。

 お子様連れ、ご高齢の方々も含め皆様のご参加をお待ち申し上げます。
 11時半、築地市場正門集合です。

 私も、医療班で参加しています。

      
          記

 築地を大切に思う皆様、築地を愛する皆様、どうかお集まりください。
  『壊すな築地 6.27東京大行進』
 築地市場を守るため、NPO法人市場を考える会の皆様が、東京大行進を企画しました。
 皆様の思いが集まれば、築地市場の現在地での再整備は、必ず実現できます。

日時:6月27日土曜日(雨天決行) 午前11時半
  
集合場所:築地市場の正門前 

行進ルート:築地市場⇒新橋⇒銀座⇒八重洲⇒常盤橋公園

主催:NPO法人 市場を考える会 
(HP:http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/メール:yamaharu55@ybb.ne.jp )

 
 
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市民のまちづくり 

2009-06-27 02:18:39 | 街づくり

 今日出会った本。国立市長であった上原公子著『しなやかな闘い』

 まちづくりが自分の命題でもあります。

 上原氏は、その本で、ある章を次のように締めくくっている。
 国立市の状況を述べて、「まちの政治が安定期に入るに従い、市民のまちづくりへの熱意は薄れていった。選挙の投票率の低下と議会の圧倒的与党化は、年を追うにつれ市民の政治参加を遠ざけていった。夢想だにしなかった大学通りの景観破壊が現実のものとなって初めて、市民が政治を動かす体力さえも失っていることに気付き愕然としたのである。まちづくりはいつも利権とのせめぎあいであることを、国立市民は歴史の中で十分知っていたはずであったが、市民の政治の眠りの時代は余りにも永すぎたのである。
 市民が住み続けたいと思うまちづくりは、市民自身がまちを描き、市民が不断に政治参加を試みることの積み上げでしか実現できない。ようやく地方の時代を迎えようとした今日、眠りから目覚め、再びあの輝かしい市民自治のまちが復活できるのか、国立市民は景観運動で試されていると言える。」


 6/26、環境建設委員会がありました。

 昨夏から昨秋にかけて、論争となった月島一丁目三・四・五番地の都市計画を条例化する議案がひとつ含まれていました。
 自分の質問において、行政から得た言質は、
①合意形成について
 現在、内部のヒアリング中。今後、周辺地域の管理組合と話し合いを持っていく。昨年以来、周辺地域からの意見はない。話し合いはまだない状態。
 今後、計画の進むごとに話し合いをもっていくことを区は約束。

②風害について
 植栽などして、風害を起こらないようにする。建設後も風速の測定をし、風害がある場合は対策をとるように事業者を区は強く指導していくことを約束。

③月島の高さ制限
 総合設計には、高さの制限を加えた。面的な広がりのある計画には、別途高さを制限する。
 面的な広がりのある計画では、高さを許容していく。
 ただし、総合設計を60-70mと制限し、一方で、190mを許容するのは、区として整合性がとれないのではないかと疑問に思うところは、自分の中では残っている。

 以上。

 

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2009-06-26 18:43:03

2009-06-26 18:43:03 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
今、夕陽がとっても綺麗だったので、掲載します。
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【築地 UP DATE 26】 明日、東京大行進。 そして、土壌汚染に関する公開討論会を求めます。

2009-06-26 17:40:50 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 明日6/27、いよいよ、東京大行進です。
 晴れそうです。
 
 AED2台、準備致しました。
 万が一がなきことを、祈ります。

 
 ところで、弟4回築地市場を考える勉強会で、用いた地質模型をご紹介します。(作られたのは、「子どもたちに残したい世界ネット」水谷氏らです。)
 写真では、同時にシアンの分布を示すパネルも写っています。
 ブルー以外の色、緑や赤が、猛毒シアンの広がりです。広く分布しているのがわかります。
 また、同じパネルで、色が塗られていない部分があります。その部分に廃棄された有害物質が埋められているという情報をいただいております。今後、その情報の真偽を確かめていく必要があると考えます。

 この地質模型も用いながら、東京都や専門家の方々と、議論したいと思っています。
 本日6/26、東京都に、比留間市場長の回答書を踏まえ、都民への説明の場を求めて、お伺いの電話を入れました。
 感じでは、市場内の説明会が終了後に、都民への説明となるようです。
 やや、疑問が沸くところではありますが、来週、東京都と説明会開催ができるかどうかのお伺いをするためのアポイントを改めてとりました。
 東京都が説明責任を果たしていただけるように、その場の設置に向け、努力して参ります。

 


          記

 築地を大切に思う皆様、築地を愛する皆様、どうかお集まりください。
  『壊すな築地 6.27東京大行進』
 築地市場を守るため、NPO法人市場を考える会の皆様が、東京大行進を企画しました。
 皆様の思いが集まれば、築地市場の現在地での再整備は、必ず実現できます。

日時:6月27日土曜日(雨天決行) 午前11時半
  
集合場所:築地市場の正門前 

行進ルート:築地市場⇒新橋⇒銀座⇒八重洲⇒常盤橋公園

主催:NPO法人 市場を考える会 
(HP:http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/メール:yamaharu55@ybb.ne.jp )

 
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【築地 UP DATE 25】いよいよ、6/27土 東京大行進

2009-06-25 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 いよいよ、今週土曜日6/27、東京大行進が開催されます。

 NPO法人市場を考える会主催。

 土壌汚染地に、生鮮食料品を扱う市場を作ることは、あってはならないことです。
 築地市場は、十分現在地で、再整備が可能であります。

 このことを、東京都に訴えていきます。

 食の安心・安全にかかわる重大問題です。
 党派・会派を超え、区議会・都議会・国会が連携して取り組むべき問題と考えます。


 東京大行進、都民ひとりひとりの皆様の、ご協力が必要です。
 
 私も、医療班として参加します。
 念のため、AED二台準備しての参加です。

 写真は、出番を待つ傑作の垂れ幕。手作りです。水産仲卸の皆様が、早朝からの仕事を終え、夕方までかかって仕上げました。
 いつも思うのですが、いつ寝られているのか不思議です。築地市場を守るため、食の安全・安心を守るため、築地の食の文化、築地のブランドを守るため、必死で頑張っていらっしゃいます。
 

      記

 築地を大切に思う皆様、築地を愛する皆様、どうかお集まりください。
  『壊すな築地 6.27東京大行進』
 築地市場を守るため、NPO法人市場を考える会の皆様が、東京大行進を企画しました。
 皆様の思いが集まれば、築地市場の現在地での再整備は、必ず実現できます。

日時:6月27日土曜日(雨天決行) 午前11時半
  
集合場所:築地市場の正門前 

行進ルート:築地市場⇒新橋⇒銀座⇒八重洲⇒常盤橋公園

主催:NPO法人 市場を考える会 
(HP:http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/メール:yamaharu55@ybb.ne.jp )

 
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【築地 UP DATE 24】豊洲土壌汚染問題 東京都の説明責任について都の考え方

2009-06-24 17:38:51 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 日本消費者連盟を中心に、東京都へ公開討論会開催を申し入れています。

 本日、都からの回答が以下のようにあったとご連絡いただきました。
 
 以下、公開討論会開催を求める市民、都民の要望を受けて都の回答。

***都の回答***

中管新第77号
平成21年6月24日
日本消費者連盟
代表運営委員 富山洋子様

中央卸売市場長
比留問英人

公開討論会開催申し入れ書について(回答)

 平素より、東京都中央卸売市場の業務に関しまして、ご理解とご
協力をいただき、ありがとうございます。

 豊洲新市場予定地の土壌汚染対策については、積極的な情報提供
や説明を行うことにより、都民や市場関係者の十分な理解と協力を
得ていくことが、重要であると考えています。
 このような観点から、専門家会議では、透明性のある会議運営を
行うため、審議を公開し、委員と傍聴者との質疑応答の時間を設け
るとともに、広く意見募集を行い、その一部を報告書等に反映させ
ました。
 技術会議については、提案事業者の知的財産保護や将来の契約へ
の影響などへの配慮が必要なことから、会議自体は非公開としまし
たが、本年2月、報告書を取りまとめた後、保護しなければならな
い情報を除き、会議録、会議資料などをすべて公表するとともに、
対策等に寄せられる意見等については、可能な限り回答していると
ころです。
 今後、都として、あらゆる機会を通じて、責任をもって積極的な
情報提供や一層の説明に努めていくとともに、各種団体からの説明
等の要請があった場合に対しましても、趣旨等を確認した上で、都
の担当者が出向いて丁寧に説明し、質疑にも対応していきたいと考
えていますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。


*****引用終わり******

 残念ながら、公開の場での、説明がなされそうにないと受け取れますが、いかがでしょうか。
 科学的な公開討論会開催は、夢のまた夢でしょうか。
 
 日本最大の土壌汚染地に、一番安全・安心を保障しなければならない生鮮食料品の市場を作る話です。
 都は、きちんと公開の場で、説明責任を果たすべきであると考えます。
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【築地 UP DATE 23】次回第五回築地市場を考える勉強会は、7/7です!!

2009-06-24 15:54:17 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 無事、第4回築地市場を考える勉強会が終了しました。

 参加者は、総勢39名でした。
 選挙も近く、議員関係の方のご参加はすくなかったです。都議会議員関係者1名、都議会議員立候補予定者1名(ご本人の希望もあり、会でのご紹介はいたしておりません。)、中央区議会議員1名が参加されました。
 新聞報道関係の方も多く参加されました。

 今回、実は、専門家会議と技術会議の全委員の先生方、そして東京都の所管部の職員の皆様にも勉強会開催のご案内をいたしました。
 都民、市民がどのような点を不安に思っているのか見ていただきたかったが故です。
 もしかして、その関連でご参加いただいた方もいらっしゃいましたかもしれません。ご参加ありがとうございました。

 会は、大体4部構成、

Ⅰ都議会議員立候補予定者への公開質問状 結果報告
 立候補予定者の回答をエクセルで表にしたものを参加者全員に配布いたしました。
 会の中から、書いていることを実行に議員に移してもらうにはどうすべきかと課題が呈されました。
 実際に議員になってからの、行動をみていくことの大切さが確認されました。必要にあわせ、再度、お考えを聞いていくことも大事かもしれません。


Ⅱ本邦初公開 豊洲地質地盤の模型をみながらの土壌汚染と対策の問題点
 水谷氏が解説され、坂巻先生が適宜コメントを入れられました。

*土壌汚染対策法では、不透水層は、5mの厚さがほしいが、そのような厚さのないないところが多い

*埋没谷があり、震災時に、大きな被害が生じる可能性がある。

*地下水の流れ、それにともない、土壌汚染も移動

*水の含有率の高い汚染土壌

*土木建築関連の学会の提言では、液状化対策は、15mほって行うべきところが、5m程度しかやることを検討していない

*震災時、市場としての機能の復帰は可能か

*バイオケミカルによる処理の実行可能性

*液浄化対策での砂杭工法について

などなど、
いろいろな疑問点が出され、東京都その疑問の解消をしない姿勢が問われました。


ⅢNPO法人市場を考える会理事、東卸組合監事 野末誠氏報告
*新たな猛毒汚染物質の存在の可能性

*更なる汚染物質の存在箇所の問題

*公開討論会など、都民への説明責任を果たすように都に要望していること

*東卸説明会混乱の経過

*築地現在地再整備の構想

*改正土壌汚染対策法

*仲卸業者の現況

などなど幅広く、ご報告いただきました。


Ⅳ小坂より「環境アセスメント」について
この日本最大の土壌汚染対策をするのに、「環境アセスメント」が不十分であることの報告

などなど。

会場との意見交換では、
①改正土壌汚染対策法との関係

②水質汚濁は本当にゼロにできるのか

③今後のなすべきこと

④東京オリンピックとの関係性
 また、2020年広島長崎オリンピック開催計画報告

⑤このような勉強会を広く展開することの重要性

などが出されました。

 講師の皆様、ご参加の皆様、お疲れ様でございました。
 たいへん有意義な時間を持つことができました。ありがとうございました。


 
 次回は、市場機能、流通のありかたから、築地市場を考えます。
 多くの皆様のご参加をお待ちいたします。

 築地市場のあり方を、総合的にとらえ、市場のあるべき方向性を考えていきたいと思っています。

 

 また、神崎様、貴重なコメントいただきました。
 ありがとうございます。

***神崎様コメント****
全回答者の氏名公表を希望いたします。

それがなければ、有権者の参考にならないのでは?

何卒、よろしくお願い致します。
*****コメント引用おわり****

 おっしゃるとおりで、第四回築地市場を考える勉強会の場では、全候補者の回答を印刷したものを配布しております。
 幅広く皆様にお知らせできるように、NPO法人市場を考える会のホームページでも掲載されていく予定です。
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【築地 UP DATE 22】本日開催です。6/23 第4回築地市場を考える勉強会 開催

2009-06-23 09:31:19 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日開催です。
勉強会でも使用するNPO法人市場を考える会実施の公開質問状が、日経新聞社会面でも取り上げられていました。

****日経新聞(09/06/23)*****

築地移転、7割が「反対」 業界団体、都議選立候補予定者を調査

築地市場(東京・中央)の仲卸業者の一部でつくる「市場を考える会」など10団体は22日、東京都議会議員選挙の立候補予定者にアンケート調査をしたところ、回答者の約7割が移転に反対しているとの調査結果を公表した。送付したアンケートの半数近くから回答がなかったが、移転反対の立場を取る同会は「有権者の判断材料になれば」としている。
 アンケートは今月8日、立候補予定者207人に郵送し、うち117人から回答を得た。市場移転の賛否では、87人が「反対」、29人が「賛成」で、そのほかは無記入だった。(07:00)

****以上*****
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
第4回 築地市場を考える勉強会
日時:6月23日(火)18時~21時(17時30分開場)
場所:月島区民館 3F大会議室 月島2-8-11  電話03-3531-6932
東京メトロ有楽町線または都営地下鉄大江戸線月島駅下車9番出口 徒歩2分

<プログラム>
17時30分 開場
18時~ 都政、国政報告

     結果報告:都議会議員選挙立候補予定者への「築地市場の豊洲土壌汚染地への移転問題に関する公開質問状」(NPO法人市場を考える会 実施)

19時~ 移転候補地の豊洲東京ガス跡地の土壌汚染の現状と
汚染対策新技術の問題点
講師:日本環境学会土壌汚染ワーキンググループ長 
坂巻 幸雄 先生
 子どもたちに残したい世界ネット
水谷 和子 氏

20時~ 指定発言及び会場からの質疑応答
      NPO法人市場を考える会理事、東卸監事  
野末 誠 氏(株式会社野末商店代表取締役)
環境影響評価の手続きについて
小児科医 小坂 和輝 氏(こども元気クリニック院長) 
~22時まで 意見交換会

<配布資料>
①問題検証―築地市場の豊洲移転計画
②都議会議員選挙 公開質問状 回答集 )移転の賛否 )マニフェスト記載の有無
③技術会議提案の土壌汚染対策の技術・工法
④環境影響評価の手続きについて
⑤環境影響評価調査計画書意見書(中央区、匿名一級建築士、小坂和輝)
⑥サンデー毎日2009-5-10・17 築地市場名物理事長が配った不可解政治献金
⑦サンデー毎日2009-7-5 NPOが候補者アンケート 築地市場移転反対「42%」の衝撃
⑧有害化学物質土壌分布図と地質断面図(水谷氏プレゼン資料)

<別途配布>
①6.27東京大行進チラシ ②東京都作成「築地市場の移転整備」③「豊洲移転白紙撤回」請願署名用紙

主催: 築地市場を考える勉強会  
中央区月島3-30-3 ベルウッドビル2F
   電話03-5547-1191ファックス03-5547-1166
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【築地 UP DATE 21】明日6/23 第4回築地市場を考える勉強会 開催

2009-06-22 06:13:19 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

明日、第4回築地市場を考える勉強会を開催します。
7/7の第5回開催も合わせてお知らせいたします。

また、NPO法人市場を考える会主催で、6/27東京大行進が行われますことを、合わせてお知らせいたします。


第4回 築地市場を考える勉強会

日時:6月23日(火)18時~21時(17時30分開場)
場所:月島区民館 3F大会議室 月島2-8-11  電話03-3531-6932
東京メトロ有楽町線または都営地下鉄大江戸線月島駅下車9番出口 徒歩2分

<プログラム>
17時30分 開場
18時~ 都政、国政報告
      結果報告:都議会議員選挙立候補予定者への「築地市場の豊洲土壌汚染地への移転問題に関する公開質問状」(NPO法人市場を考える会 実施)

19時~ 移転候補地の豊洲東京ガス跡地の土壌汚染の現状と汚染対策新技術の問題点
    講師:日本環境学会土壌汚染ワーキンググループ長 
    坂巻幸雄先生ほか
*土壌汚染の現状、汚染対策技術の問題点を、豊洲移転候補地地盤面の地質模型(初公開)も使用しながら解説いたします。

20時~ 指定発言及び会場からの質疑応答
     指定発言者:NPO法人市場を考える会理事、東卸監事 野末 誠(株式会社野末商店代表取締役)
参加費:500円(資料代含む)



第5回 築地市場を考える勉強会
 

日時:7月7日(火)18時半~21時(18時00分開場)
場所:築地社会教育会館 2F会議室 築地4-15-1  電話03-3542-4801
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」6番出口 徒歩5分
都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」A1番出口 徒歩5分

<プログラム>
18時00分 開場
18時30分 ミニレクチャー「築地市場の建築学的意味合い
       講師:川西崇行先生(早稲田大学講師)

19時~   特別講演『卸売市場再編と築地市場移転問題』
講師:三國英實先生(広島大学名誉教授)

20時~   指定発言及び会場からの質疑応答
参加費:500円(資料代含む)



<重要!> 
築地を大切に思う皆様、築地を愛する皆様、どうかお集まりください。
『壊すな築地 6.27東京大行進』
築地市場を守るため、NPO法人市場を考える会の皆様が、東京大行進を企画しました。
皆様の思いが集まれば、築地市場の現在地での再整備は、必ず実現できます。

日時:6月27日土曜日(雨天決行) 午前11時半  
集合場所:築地市場の正門前 
主催:NPO法人 市場を考える会 
(HP:http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/メール:yamaharu55@ybb.ne.jp )

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民主主義を補うもの

2009-06-21 08:56:38 | シチズンシップ教育

 「民主主義とは国民が政治に参加する最悪の方法である.
  だが,それ以外に国民が政治に参加する方法を
  人類はまだ発見していない」

 サー・ウィストン・チャーチル卿の名言を、時たま実感しながら、議員をやっています。
 その最悪な方法を是正するひとつの回答が見出せそうな考え方をのべた論説に出会いました。
 原島良成氏(放送大学准教授)「自治体職員はなぜ法を学ばなければならないか」という論説の中です。(原島氏は、同じ広島大学をご出身であり光栄です。)
 その論説を自分なりに理解して書きます。

 議員、首長ら政治家は、自分たちの立場で、民主主義、そして公益の実現を目指すことが大切です。
 ただ、もう一方で、行政官が公益の実現を目指すのであれば、チャーチルが述べていた最悪の方法である民主主義が、真に機能するようになるのではないかと私は考えます。

以下、原島良成氏(放送大学准教授)論説「自治体職員はなぜ法を学ばなければならないか」を自分なりに解釈して。

【1】行政法の世界
行政法の世界では、役所が裁判所の機能を果たすといいます。

【2】法律や条令の規定の限界
 ただ、まちづくりなどでは、法律や条令を見てそのとおり動けば済むとは、限りません。
 法律、条例にはすべてが書き込まれていないのです。

 「公共の福祉に反すると認めるときは・・・・認可をしてはならない」(砂利採取法19条等)

 「公益上必要があると認めるときは・・・を命ずることができる」(浄化槽法28条等)

 「(・・・のときは)必要な措置を講ずるものとする」

等、不確定な言い回しで、指針や枠組みだけが示されていたり、具体的な措置が書かれていない条文が数多くあります。


 ただし、立法上は、この形で書くのが限界であり、事前に個別の具体的なルールを法律や条令の中に書いておこうとすれば、例外となる場面を詳細に規定しておかなければならない上、そうしたルールの適用を受けるものが「自分を例外扱いしてほしい」と主張して立法が頓挫してしまいます。

 法律、条令に具体的な事柄が書かれているときこそ、その条文は、それが適用されるもの(あるいは自分だけ適用を免れるもの)が政治過程でうまく立ち回った結果、自分に都合のよい立法を実現させたのではないかと疑ったほうがよいのかもしれません。
 法律、条令がときに不明確なほど抽象的であるというのは、一応、理由があるといえるのです。

【3】具体的場面での法律や条令の執行
 では、具体的な場面で、法律や条令を執行する際に、“公益”をもとに判断をすることになります。

 「この場面では、これが公益すなわち法である」と役所職員が判断し、一般的抽象的な法律、条令を具体化していくことになります。

 行政職員には、まっとうな法感覚が求められるのです。そしてそれは、ひとつの“権力”でもあるわけです。

【4】ところが、まちづくりの場面で実情は・・・
 まちづくりの場面、マンション建設を契機とする景観紛争、道路などの公共施設の立地や管理運営をめぐる紛争では、それぞれに「正しさ」を備えたいくつかの利益が対立しているところに、分け入らねばなりません。

 ところが、実際は、

 開発業者と事業地周辺住民との間で環境利益をどう配分するかは、政治的な「落としどころ」の決断にゆだねられてしまってはいませんでしょうか。

 また、まちづくりに対するベテラン職員の熱い思いが、いびつで偏狭な「公益」形成をもたらしていないでしょうか。


【5】区役所が公益を語る責任
①「地方分権」が進むということは、言い換えれば、何が公益にかなうかを判断し、それを実現していく責任を県庁、市役所、区役所が引き受けていくことです。

②「是正命令権限」があるのに、いつまでも「行政指導」でつなぐことは、結果として、根拠法が行政に委ねた公益の具体化を、行政が阻んでいるに等しいといえます。


【6】区役所の立ち位置
 むしろ、政治家や個別の住民の意向からある程度距離を置く態度にこそ、住民の多数派や声の大きいものにとってではなくて、誰にとっても重要な利益を発見するヒントが隠されているのかもしれません。

【7】説明責任
 上記のような立ち位置とともにもとめられることは、「これこそ公益にかなった対応である。なぜならば・・・」という説明を同時にすることが、とても重要です。
 この説明責任が果たされなければならないのです。

 単に説明すればよいというものではなく、人を納得させる合理的な内容であることが求めらます。

 人情に訴える対話のテクニックも時には有用かもしれませんが、法律・条例の解釈をとことん突き詰めて、行政を導く法的な指示を読み取り個別の対応を正当化する姿勢が、なにより重要になります。

 もし、そのような指示が読み取れないとしたら、早急に条例を制定し、大まかな方向を限定しておくことが、必要になります。
 その際にも、憲法解釈に踏み込み、また関連裁判例や他市他県の事例を参照し、それでも最後に残るさじ加減に限って、首長の名で正当化するのでなければなりません。
 首長はその政治的責任を負います。

【8】行政官とは
 行政官たる者、首長という一政治家の政策スタッフを自認しているようでは、公益の実現は危ういです。
 法律家の気概を持って、説明責任を全うしなくてはなりません。


以上、

 区民・都民が納得できる合理的な内容の説明責任をきちんと行政が果たす

 私が、第二回定例会本会議で述べたかったことのひとつです。


 文章の中で、「人情に訴える対話」ということが出てきました。
 議員、首長そして行政官が、法律家の気概をもつことが大切なことであることともういひとつ大切なことは、将来の明確なビジョンを示し、それによる安心や元気、夢、希望を住民の皆様に抱いていただけることだと思います。

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【築地 UP DATE 20】第二回定例会本会議一般質問 守ろう!築地

2009-06-20 07:39:04 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
6/19の中央区議会第二回定例会 本会議一般質問の私の質問文を掲載します。
<一般質問通告内容 >
 私は、友愛中央の小坂和輝でございます。
 すでに通告をいたしております一般行政課題につきまして、質問させていただきます。
 10のテーマで質問致します。
 いずれの課題問題も、少しでも解決に向けて、前進するとこを目指し、前向きなご答弁そして実際の行動を期待致します。


 では、最初、築地市場関連から、質問に入らせていただきます。

 築地市場は、明治初期に開設された日本橋魚河岸や京橋大根河岸などを関東大震災後築地に集約し昭和10年(1935年)に開設以来70余年に及ぶ歴史を重ね、約1300万人の都民の台所のみならず、世界最大級の水産物市場、わが国最大の基幹市場として食品流通に欠かせない施設となっております。一日当たり取扱量は、水産物は2000トン、金額にして17億円、青果は1200トン、金額にして3億円に上っています。都心に位置し、その優れた交通利便性から一日に約4万人の勤務者や利用者が訪れ、場外市場と共に一大商業圏を形成するなどまちのにぎわいに欠かせない施設となっております。今や「築地ブランド」の魚食文化が確立され、世界的に和食ブームが進む中、築地市場の名は世界的に有名になり、外国人観光客が、まず訪れる先は築地市場が選ばれています。
 この築地市場が、東京都により豊洲土壌汚染地へ5年後の平成26年(2014年)移転する計画が進められておりますが、豊洲移転事業費4316億円のうち586億円、13.5%を土壌汚染対策費のみに費やすことからおわかりの土壌汚染問題はもとより、問題が山積みの計画であります。ちなみに築地市場現在地再整備の場合の事業費の試算は、豊洲移転事業費より900億円少ない3400億円です。
 以下、築地市場に関する三つのテーマで、その問題点を明らかにしながら中央区としてとるべき方針をお伺いいたします。

まず、一つ目のテーマは、
「新市場建設予定地豊洲の深刻な土壌汚染問題」についてです。
東京都は、技術会議の方針に沿って、豊洲の土壌汚染対策を進めるということでありますが、
決定過程が非公開であったこと、
情報の隠蔽ととられかねない、ベンゾ(a)ピレンを遅れて公表したこと
提案されている新技術の実行可能性の証明がないこと
等が指摘されています。
  5月20日公示で「環境影響評価調査計画書」が10日間縦覧され、それに対して、私は「意見書」を提出いたしました。これは、かつて豊洲新市場建設事業の環境アセスメントの手続きが進められていましたが、深刻な汚染が明らかになったため、再度実施するようになったものです。「環境影響評価調査計画書」をごらんいただくとわかるのですが、前回平成18年10月提出の「同調査計画書」と内容はほぼ同じで、あれだけの深刻な汚染が発覚しながら、土壌汚染対策工事にともなう環境への悪影響を評価する項目がほんのわずかしかございませんでした。東京都の土壌汚染対策への認識の低さが露呈する「調査報告書」であり、分析した私自身非常に残念な思いを持ちました。このような態度であるかぎり、東京都は「食の安全・安心」を守る気持ちもないし、実際に守ることができないものと改めて認識した次第です。
 区も「意見書」を提出していますが、豊洲土壌汚染とその対策でどのようなところを問題点としてとらえ、今後、その問題点をどのように解決していくお考えでしょうか。
 先日4月30日、「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」座長平田建正先生にご面会をお願いして、和歌山大学の研究室にお伺いをいたしました。平田先生は、研究者として、私のお話をじっくりお聞きになられ、疑問に対して丁寧にご説明をくださりました。本当に丁寧なご説明で3時間あまりの時間があっという間に経過いたしました。
 平田先生とお話して、私が感じる今回の豊洲土壌汚染問題の本質は、いわゆる“新技術”実行可能性に関する問題です。平田先生はそれを「トリータビリティテスト」と専門用語で述べられていらっしゃいました。東京都は、実行可能性の説明を一切行っておりません。また、実際に汚染物質が“新技術”により取り除くことができたということの検証する方法・手段の説明を一切行っておりません。とても大切な部分をブラックボックスにして、東京都は移転計画を進めているのです。
 東京都は、)都民に対するきちんと説明責任を果たすなり、)専門家同士の公開討論会の場をもつなり、)土壌中の有害化学物質除去を検証するための都民・消費者を入れた“公開の”協議会を立ち上げるなりすべきであり、その下準備を中央区はするべきと考えますが、いかがでしょうか。


 「二番目のテーマは、築地市場の現在地再整備の実現について」です。
 中央区そして中央区長は、築地市場の移転に断固反対であります。断固反対の姿勢であり、現在に至るまで一貫して、変わりません。私が副委員長を務めさせていただいております環境建設委員会の6月10日開催の場でもご確認をさせていただきました。
 では、断固反対をする中央区としては、現在地再整備の実現に向け、今後、どのように取り組むおつもりでしょうか。現在地再整備に向けた街づくりのビジョンを述べていただきたいと思います。
 中央区は、平成12年12月「築地市場現在地再整備促進基礎調査」を行い、「現在地評価分析」「現在地再整備促進方策」「移転整備の問題点と影響」「中央区のまちづくりと築地市場」の4項目についてとりまとめを行いました。
 今こそ、現在地再整備実現に向け、再度、このような基礎調査を実施すべきと考えますがいかがでしょうか。

 
 都民、消費者も当然、築地市場の移転断固反対であります。東京新聞の世論調査では、都民の約6割が移転に反対でした。賛成は、わずか反対の半分にも満たない26%でした。

 築地市場内はどうでしょうか。6月23日早朝、私は築地市場の全水産仲卸業者約760社を「築地市場を考える勉強会」のお知らせと移転問題の解説の入ったチラシを、「築地市場現在地再整備」と言いながら配布いたしました。2社受け取りを拒否されましたが、全社回って肌で感じたことは、水産仲卸の皆様は、現在地再整備を望んでいるということでした。昨日、全青果仲卸業者110社を回りましたが、1社受け取り拒否で、同様に現在地再整備のを切に願う思いは共通していると感じました。
では、水産仲卸の組合東卸の理事長を決める選挙が5回の再選挙の上、移転推進派理事長が選ばれたという話題が今年2月にありましたが、なぜなのでしょうか。理事長を選ぶ前に組合員から100名の総代を選びます。その総代が理事を選びその理事の互選から理事長を決める仕組みです。総代から理事を選ぶ選挙では、移転反対派が17名、移転推進派が15名で、移転反対派の方が理事候補が多く選ばれました。ただ、理事の数は定員30名であるために、同数の候補でくじ引きを行い、移転反対派の理事候補がくじで落選し、東卸の理事会内では、移転反対派と推進派が15対15で拮抗する形になってしまい、5回の理事長選挙の末、結局、移転推進派理事から理事長が選ばれることになったのが経緯です。

 来るべき都議会議員選挙では、築地市場移転問題が、大事な争点のひとつであります。NPO法人市場を考える会が、立候補予定者全員に公開質問状を実施し、築地市場移転に賛成か反対か、姿勢をききました。同会の報告によりますと、6月17日現在、・・・(中略)・・・圧倒的に移転反対が回答者の中で多数を占める結果となりました。
 ここ中央区では、都議会議員選挙の3人の立候補予定者は、全員移転断固反対の姿勢であると私は認識しています。今、中央区の有権者にとって大切なことは、どの候補者が本当に現在地再整備の政策を実現くださるかを慎重に考え選ぶことだと思っています。

 このように、移転反対の声が世論の大多数を占めるという中で、頑なに東京都が移転を強行する背景を、どのように認識しているのでしょうか。
 築地市場の強引な移転計画の裏側には、銀座に近い一等地、築地を再開発の名の下に高層オフィスビルにする東京都の思惑が潜んでいるのではないでしょうか。


 なぜ、わざわざ586億円の多額の税金を土壌汚染対策に費やして土壌汚染の地へ、食の安心・安全、築地の食文化や築地ブランドを犠牲にしてまで、都民・消費者や市場関係者の多くがまったく望んでいない豊洲移転が進められるのでしょうか。都民や市場関係者は、この不合理を再度、世に問うため、5回目のデモを6月27日土曜日に挙行すると聞き及んでいます。


 「三番目のテーマは、万が一移転が強行された場合の対策に関連してご質問します。特に「鮮魚マーケット構想」について」です。
 築地市場移転は、土壌汚染対策の実験場になるだけでなく、日本の流通、卸売市場のあり方、産地のあり方を大きく変える実験場になります。
 その是非は、ともかく、今後、
)新市場運営がPFIの形で、民間にゆだねられることになります。市場とは関係のない大手業者が受注する可能性もあります。
)取引が電子化され、目利きの仲卸業者がセリでよいものを選び値付けされる取引から、株券のように商品を見ないで、商品名だけで取引されることになります。
)目利きの仲卸を通さない場外流通が増やされ、市場は単なる流通センターと化していきます。

 目線を私たち中央区に向けて、市場移転が与える影響について、質問します。
まず、中央区全体に与える影響についてお伺いします。
万が一、移転が強行された場合、都民の食の安心・安全が脅かされることともに、中央区がこうむる影響は、膨大であります。食の文化や築地の街が消えることになる可能性があります。
 実際、どのような影響があると考え、それに対し、どのように対策を取っていくお考えでしょうか。経済的損失は、如何ほどを想定しているのでしょうか。区内商店街への影響はたいへん深刻であると考えますがいかがお考えでしょうか。

 次に、築地市場跡地についてお伺いします
 万が一、移転が強行された場合、築地市場跡地が売却されるといわれています。都民財産の安易な売却はあってはならないものです。そして民間に売却された場合、乱開発が行われる可能性が大いに考えられます。
 いかに、区として歯止めをかけていくお考えでしょうか。

 三つ目に、最も深刻な影響を受ける場外市場をはじめ築地のまちについてお伺いします。
 万が一、移転が強行された場合、対策のひとつとして、「鮮魚マーケット構想」が立案されたことがありました。
 その構想は、今も存在しているのでしょうか。存在しているならどのような構想でしょうか。その計画を立てた時期から時間がかなり経過し、現在の深刻な経済状況では、構想の実現がかなり難しいと考えるが、いかがでしょうか。
 例えば、鮮魚マーケットには、水産仲卸業者200社を入れる計画とうかがったことがありましたが、この厳しい経済状況の下、豊洲市場と鮮魚マーケットの両方に出店できる水産仲卸業者は、ごくわずかと考えますがいかがでしょうか。
 活性化を実現するのであれば、新たにマーケティングの専門家、中心市街地活性化の学者、専門家を交え、オープンな形で、活性化の方法を検討していく必要があると考えますがいかがでしょうか。


(四番目のテーマは、次のブログへ)
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