「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

川﨑の事件、不安な気持ちは、担任や養護、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。/病児保育鋭意実施中。

“根回し”の考え方

2009-03-31 18:37:37 | シチズンシップ教育

 根回しに関して、元外務省主任分析官 佐藤優(さとう・まさる)氏の興味深い論説があったので、転載します。
 根回しの重要性を適確にとらえていると思います。

 私は、一方で、検討会・協議会の公開の重要性を主張しています。実際上は、根回しとのバランスをうまく保つことが物事を進める上で、非常に重要であると考えています。両者重要です。

 太字、下線は、小坂による。

****読売新聞 夕刊(09/03/31)****
『根回しのマナー』

 根回しは、日本人特有の文化で、物事を公の場で決めない、不透明で卑怯な行動であるという誤解がある。現役外交官時代、私はロシアやイスラエルの政権中枢と付き合ったが、仕事のほとんどが根回しだった。一緒に食事や家族旅行をすることで、信頼関係を高め、難しい問題を裏口から処理した。
 あるとき「インテリジェンス(情報)の神様」と言われるイスラエル政府高官に、テルアビブの深夜レストランで一杯やりながら、「米国人は根回しを嫌うそうですが、どうやってロビー活動を行っているのですか」と尋ねたら、「君はインテリジェンス工作の本質がよくわかってないね」と笑われた。そして、高官はこんな話をした。

 「米国の社交クラブやホームパーティーはすべて根回しの場だ。公開された場所での自由な討論で物事を決めるなどという建前に騙されてはならない。米国でもロシアでも、そして恐らく日本でも、重要な意思決定は、根回しをした後で行われる。ただし、米国では根回しの姿が外から見えないように細心の注意を払うという文化がある。それだから米国社会を表面的にしか観察していない外交官には、根回しの実態が見えないのだ」
 確かに米国でロビイストやコンサルタントという職業が成り立つのも、根回し文化があるからだ。
 どの国家や社会にも存在するマナー。つまり根回しの本質は、事前に正確な情報を交渉相手方と共有することだ。理想としては、相手がこちらの立場に同意してくれることだ。同意してくれない場合、積極的反対はしないという可能性を探る。それもだめな場合は、反対の度合いを緩めてもらう。情報を事前に提供することで、何が問題になっているかという土俵ができる。仮に相手と合意に至らないとしても、根回しをしてあれば、本交渉で事実に基づかない感情論の応酬をさけることができる。

 永田町(政界)において、根回しは決定的に重要だ。「俺は聞いていない」という永田町の業界用語がある。これは、単に聞いていないということではなく、「お前は、俺を根回しする対象でない、力のない政治家と考えているな。それならば、この案件は全力で潰してやる」という意味だ。
 「俺は聞いていない」(永田町言語)とは、「私は反対だ。絶対に認めない」(一般言語)ということである。有力政治家が「俺は聞いていない」というと官僚は震え上がる。
 情報は力だ。事前に正確な情報を得ることが力の源泉になることは民間においても変わらない。実際には狡猾な根回しをしていても、外から見えないようにする知恵をつけることだ。

****以上、転載終わり****

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平成21年第一回中央区交通安全対策協議会 報告

2009-03-31 17:28:27 | 防災・減災

 3/31平成21年第一回中央区交通安全対策協議会が開催されました。

 私は、防災等安全対策特別委員会副委員長として出席。

 議事は、以下の二点。
(1)平成21年春の中央区交通安全運動推進要領(案)について

(2)平成21年度中央区交通安全日推進要領(案)について


春の全国交通安全運動4/6(月)~4月15日(水)の10日間で展開されます。

運動の基本は、『子どもと高齢者の交通事故防止』

重点項目は、以下、4点。

1全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底

2自転車の安全利用の推進

3飲酒運転の根絶

4二輪車の交通事故防止


協議会の場で、私は、三つのテーマで質問を致しました。

テーマⅠすべての子どもに交通安全教室、交通安全指導を
①すべての保育園児に
中央区の活動に、幼児に対する交通安全対策がある。
そこで保育園児及び保護者に対する交通安全指導とあるが、認可保育園だけでなく、認証保育園などすべての保育園に回るのか。

回答:認可、認証に係らずすべての保育園に回る。

②すべての幼稚園児、小学生に
自転車マナー教室として、
*久松警察署主催 『子ども・高齢者・地域居住者の自転車実技教室』
4月11日(土) 午前10時30分~正午 有馬小学校校庭(雨天時は久松署3階講堂)

*月島警察署主催 『親子自転車実技教室』
4月11日(土) 午前10時~午前11時 月島警察署前駐車場

この二つがあるが、
区内小学校に通わない子もふくめ、分かる通知をお願いしたい。

回答:『第31回 中央区交通安全のつどい』チラシは、スペースの関係で、全てを記載できていない。2000枚を刷って、警察署で配布する。
 署が主催する地域の交通安全週間事業の説明会で、広報されるはず。


テーマⅡすべての危機管理の情報発信の場として
 交通安全教室などの場を、すべての危機から身を守る危機管理情報発信の場としても活用すると有効ではないか。
 すなわち、交通安全教室において、防災、火災報知機など防火、新型インフルエンザ、振り込め詐欺、防犯など総合的に知識を得るような仕掛けはつくれないか。

回答:焦点がぼけないようにする必要があるが、今回は、定額給付金支給のこともあり、交通安全の情報提供の場で、振り込め詐欺対策の情報提供を行う。


テーマⅢ交通事故を繰り返さない
 区内の交通事故件数は、大体1000強ある。平成19年1223件、平成20年1081件。
 交通事故の箇所を、中央区の地図の中で、プロットすると、発生箇所は、固まって現われてくるはず。
 それを交通環境の改善に役立てたい。

回答:警視庁のホームページに、地域別の交通事故発生箇所の地図が出ている。
 ⇒ http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/jikomap/jikomap.htm

小坂要望:今後、事故の状況を分析し、対策に役立てるために、詳細を知りたい場合、警察署も含め問合せをするかもしれないが、よろしくお願い申し上げます。

他の委員からは、

テーマⅣ自転車専用レーンについて
自転車専用レーンを積極的に設置を。

回答:清杉通りの自転車専用レーン設置実験でも有効性が証明されている。取り組んでいく。

テーマⅤ商工業地域での業務用車両の駐車について
 荷下ろしなどで駐車せねばならないが、駐車違反の取締りが厳しい。

回答:“公平に”が大原則。商店街のパーキング設置や、駐車可能な時間帯設定で対応していきたい。

以上、質疑。


 要領二議案が了承され、協議会は終了しました。

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中央区の課題(1)検討会、協議会の公開

2009-03-31 09:29:54 | 政策・マニフェスト

 予算特別委員会に参加して、中央区の課題として感じたことを述べていきたいと思っています。取り上げる順番は、順不同です。

 まず、検討会、協議会などの公開。
 公開すべきと質問すると、返ってくる答えが、「傍聴者がいると活発な議論ができない」というもの。
 プライバシーに係る内容であれば、非公開もわかるのであるが、それ以外は、公開し、ものごとの決まっていく過程を、だれもがみれるようにすべきと考えます。

 傍聴者がいても、活発な会議を保障するためにどのような対策をとればよいのか、研究して行きたいと考えます。

 同様なことが、新聞記事でも書かれていたので、参考までに、掲載します。
 なお、市議年金のあり方をここで考えたくて、書いているのではありません。たまたま、非公開の会議が市議年金をテーマに扱っていただけのことであります。

*****読売新聞(09/03/31)******

傍聴者がいると議論できぬ…市議年金、破綻対策は密室議論

 全国の市議と東京23区議の議員年金が2012年度にも破綻(はたん)する問題を巡り、総務省の「地方議会議員年金制度検討会」(座長=大橋洋一・学習院大教授)の初会合が30日、東京都内で開かれた。


 傍聴申し込みが10件前後あったが、総務省は「傍聴者がいると活発な議論ができない」として非公開とした。

 制度存続には多額の公費投入が避けられず、「不透明な議論の進め方は問題」と批判が出ている。

 検討会は学識経験者、議員共済会と総務省の担当者の計8人で構成。総務省によると、初会合では制度存続の方策、廃止する場合の現受給者への継続支給費用について今秋に報告書をまとめることを確認した。

 地方議員年金は、平成の大合併による受給者急増などで財政危機に陥り、掛け金率と自治体の公費負担率が段階的に上がっており、毎年200億円以上の税金がつぎ込まれている。公費負担率引き上げは総務省令の改正で可能で、受給額の引き下げなどで必要な国会の議決は不要だ。

 制度廃止を訴える地域政党「神奈川ネットワーク運動」は30日、鳩山総務相あてに「公費負担する市民、当事者である地方議員として、閉鎖的な姿勢に抗議する」との文書を送付した。

 総務省福利課は半月後をめどに議事録を公開し、国民の意見を募る「パブリックコメント」を実施することを理由に、「不都合はない」と説明。一方で、総務省広報室は「委員の考えにもよるが、プライバシーなどを扱う検討会でなければ、積極的に公開するのが流れ」とする

(2009年3月31日07時41分  読売新聞)

*****転載終わり*****

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3/30中央区議会 第一回定例会 終了(平成21年度予算成立)

2009-03-31 05:31:06 | 政策・マニフェスト

 3/2から、3/30まで、ほぼ一ヶ月にわたって、中央区議会第一回定例会が開催され、3/30終了いたしました。
 その間に、各種常任委員会で、議案の審議と共に、予算特別委員会で来年度の予算(中央区一般会計、国民健康保険事業会計、老人保健医療会計、介護保険事業会計&同補正予算、後期高齢者医療会計の五会計の予算)を審議し、本会議で成立いたしました。

 3/30の本会議で、成立した議案を書きます。以下、すべて成立いたしました。

第1号 平成21年度中央区一般会計予算⇒予算特別委員会付託審議、起立採決で賛成多数、成立
第2号 平成21年度中央区国民健康保険事業会計予算⇒予算特別委員会付託審議、起立採決で賛成多数、成立
第3号 平成21年度中央区老人保健医療会計予算⇒予算特別委員会付託審議、起立採決で賛成多数、成立
第4号 平成21年度中央区介護保険事業会計予算⇒予算特別委員会付託審議、起立採決で賛成多数、成立
第5号 平成21年度中央区後期高齢者医療会計予算⇒予算特別委員会付託審議、起立採決で賛成多数、成立

第11号 中央区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例⇒3/9企画総務委員会付託審議、全会一致

第12号 中央区子どもの医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例⇒3/10福祉保健委員会付託審議、全会一致

第13号 中央区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例⇒3/10福祉保健委員会付託審議、全会一致
 
第14号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例⇒3/10福祉保健委員会付託審議、全会一致

第15号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例⇒3/10環境建設委員会付託審議、全会一致
 今まで、問題であった資源物(新聞など古紙、びん、缶など)を、持ち去ることを禁止する条例です。

第16号 中央区マンションの適正な管理の推進に関する条例⇒3/10環境建設委員会付託審議、全会一致
⇒新旧を問わず、マンションの管理においては、マンション居住者間および周辺地域との良好なコミュニティを形成し、防災面の安全性の向上が図られるようにするための条例
(管理人室、防災対策用施設・設備、コミュニティスペース、自転車駐輪場・バイク駐車場などの整備、地域コミュニティ形成のための取組参加を謳っている。)

第17号 中央区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例⇒3/9区民文教委員会付託審議、全会一致

第19号 指定管理者の指定について(区立十思保育園)⇒3/10福祉保健委員会付託審議、起立採決、賛成多数、成立

第22号 平成21年度中央区介護保険事業会計補正予算⇒予算特別委員会付託審議、全会一致

第23号 中央区介護従事者処遇改善臨時特例基金条例⇒3/10福祉保健委員会付託審議、全会一致

第24号 中央区介護保険条例の一部を改正する条例⇒3/10福祉保健委員会付託審議、全会一致

第25号 中央区監査委員の選任同意について⇒3/30当日、理事者側から追加議案として提出され、全会一致

議員提出議案第二号「中小企業向けの円滑な資金供給の確保を求める意見書」の提出について(意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、金融・経済財政政策担当大臣)⇒起立採決、出席者全員起立

議員提出議案第三号「国籍法改正に関する意見書」の提出について(意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣)⇒起立採決、出席者全員起立

以上、

参考:3/6本会議で成立した議案については、以下のブログでご確認下さい。

第6号 平成20年度中央区一般会計補正予算
第7号 平成20年度中央区国民健康保険事業会計補正予算
第8号 平成20年度中央区老人保健医療会計補正予算
第9号 平成20年度中央区介護保険事業会計補正予算
第10号 平成20年度中央区後期高齢者医療会計補正予算
第18号 中央区立浜町集会施設(仮称)建設工事(建築工事)請負契約の一部変更について
第20号 平成20年度中央区一般会計補正予算
第21号 平成20年度中央区介護保険事業会計補正予算

http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/42ca0c7589f40398cb3e597d62808b6e

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【歌舞伎座 UP DATE 8】輪が広がっています。 『(仮称)歌舞伎座の建て替えを考える会』

2009-03-30 10:06:25 | 街づくり
 歌舞伎座の建て替え問題、それに問題意識を持つ人の輪が広がっています。

 建築に詳しい方々、まちづくりに詳しい方々、大学等学術関係者、弁護士をはじめ各分野の専門の知識をお持ちの方々が中心になり、会が立ち上がろうとしています。

 『(仮称)歌舞伎座の建て替えを考える会』

以下、会の趣旨です。
----------------------------------------------------------
「歌舞伎座建て替え計画の見直しを!」 2009年3月
----------------------------------------------------------
           (仮称)歌舞伎座の建て替えを考える会

 松竹株式会社及び株式会社歌舞伎座は、現在の歌舞伎座の建物
(設計:岡田信一郎、改修:吉田五十八、国登録文化財)の、都
市再生特別地区内の容積割増を得て、超高層への建て替えを公表
しています。また、東京都も、事業者の届出に沿ってこの計画に
沿った都市再生特別地区についての都市計画手続を進めています。

 2009年 1月28日に新聞各紙で報道された計画案(パース)によ
りますと、「新築・歌舞伎座」は地上約 150メートル、29階建て
の超高層ビルになります。低層部分の劇場入口は「現在の建物の
イメージを継承したデザイン」(レプリカ)とし、唐破風など一
部の意匠は継承を図るとしていますが、ガラスを多用し、細部の
装飾を省略するというもので、現在の特徴あるデザインとは「全
く似て非なる」意匠・計画案になってしまっています。

 私たちはこの建て替え計画の見直しを強く求めるものです。
 理由は大きく二点です。まず一点目は、歌舞伎座が貴重な文化
財であることです。現在の歌舞伎座は、関東大震災からの復興、
戦災からの復興という都市の記憶を留め、東京名所としても多く
の人々に親しまれてきた重要な歴史的建造物です。
 破風屋根の桃山様式風の外観は、和風意匠の鉄筋コンクリート
造の歌舞伎専用劇場として、設計者が考えに考えた末にたどりつ
いたもので、まさに歌舞伎の殿堂にふさわしいものと考えます。

 次に、各種設備の劣化、バリアフリーなどの対策は「全面建て
替え・超高層ビル化」は直結しない、ということです。
 現在の歌舞伎座には「老朽化」「耐震性」「バリアフリー」等
の問題が指摘されています。しかし、文化財である歴史的建物の
保存(使いながら残す動的保存)と、耐震性・バリアフリー対応
などの必要を両立させた事例は数多く存在しており、根本的に、
建て替えについて「再検討」の余地があります。

 事業者に対しては、現在発表の超高層建て替え及び一部レプリ
カの計画を見直して、所有者として文化財の保全の責務を全うす
べきこと-各種設備の地道な更新・改善、免震制震等の活用-地
下との連絡改良等による保存措置を講じること。新築計画に関わ
るデベロッパー、設計者についても、事業者の責務を全うして、
然るべき計画案の見直しを指示すること。

 また、東京都・中央区・文化庁等に対しては、現に文化財であ
る、東京を代表する歴史的建造物の保全・保存を前提とした諸審
議、行政内での検討を強く求めるものです。
 特に、東京都には都議会都市整備委員会、東京都都市計画審議
会等での審議において、いわゆる「都市計画諸制度」「都市再生
特区」の濫用を戒め、慎重な審議を強く求めるものです。

(以上)

*****

 私も、この会に一メンバーとして、参加させていただき、できることがあれば、全面協力させていただきたいと考えています。
 会のご報告は、随時、このブログでも行います。
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一番員、再び

2009-03-29 23:00:00 | 防災・減災
 東京マラソンをやったことから、一週間がたったのだなあと、一週間前に走ったことなどあまり、頭になく、日々、いろいろな展開があります。
 私にとって、今年越えるべき関門。
 第一が、中央区観光検定、2月に受験しました。何とか、合格。(点数は、合格ラインぎりぎり。)
 第二が、東京マラソン、一週間前の3/22、無事、完走。(タイムは、制限時間ぎりぎり。)
 そして、三つ目が、6月開催の消防団対抗のポンプ操法大会。

 臨港消防団第二分団の定例会が3/28開催されました。
 主たる議題は、6月に開催されるポンプ操法大会の出場員の決定。
 昨年と同メンバーで臨もうということで、私自身、再度、一番員をさせていただけることになりました。
 昨年、ポンプを落としてしまうという大きな減点要因を作ったのが、私であり、その私を、再度、メンバーとして、起用していただいたことに、とても感謝する次第です。

 一昨年は、二番員でした。去年から一番員、そして今年も一番員。同じパートですので、さらに技術を磨き、本番を迎えたいと思います。

 一番員をさせていただけること、もう一度挑戦の機会を与えてくださったことに、第二分団の皆様にあらためて、感謝申し上げます。
 がんばります!
 
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銀座ミツバチプロジェクト 4年目のキックオフ!

2009-03-28 23:00:00 | 地球環境問題
 銀座には、蝶しかいないと大半の方は思っていると思います。
 私自身、最初、銀座にみつばちは、コロンブスの卵でした。

 しかし、それを成し遂げている方々がいらっしゃいます。

 『銀座ミツバチプロジェクト』

 銀座のど真ん中、「紙パルプ会館」の上で、ミツバチを飼っているNPOがあり、2006年から、活動開始して、2009年3月28日、まる三年を迎えたということだそうです。ちなみに3月28日は、彼等的には、「み・つ・ばちの日」だそうです。

 3年間の活動のまとめを、同NPO副理事長の田中淳夫氏が、『銀座ミツバチ物語』(時事通信出版)という著書に仕上げ、3/28に、出版記念パーティーという運びになりました。
 1月に彼等の活動の広がりの中で、檜原村との連携を考え、ひょんなことから、檜原村視察に同行させていただきました。
 昨年は、植樹イベントで、みんなの子育てひろば『あすなろの木』も、連携をさせていただいたこともありました。
 そんなつながりから、記念パーティー、および記念講演会に参加。

 ミツバチを飼っている現場も始めてみさせていただきました。

 ミツバチについて、さまざまな学びを得た、一日にとなりました。

*ミツバチは、おとなしく、ハチ自体がそうで、急激な動きをしたり、巣に攻撃を加える行動以外は、人を襲わない。

*ミツバチは、与え、与え、与えつづける存在である。

*ミツバチは、女王蜂は別として、それ以外のハチ同志は、身分が同じであり、社長、部長、課長などの階級がなく社会を構成している。

*日本の養蜂家は、激減している。(最高1万2000人⇒3000人を切り、高齢化が進む)

*日本のミツバチも、減ってきている。その悪要因のひとつが、農薬成分ネオニコチド(クモ・ダニやめだかは殺さないが、昆虫は殺す。)である。

*ミツバチが、きちんと花の受粉をしてくれるから、まるいイチゴ、まるい柿など丸い果物ができる。

*プロポリスの成分がないと巣は軟らかである。

*西洋ミツバチ(サバンナ生まれ)と日本ミツバチ(南アジアのジャングル生まれ)がいる。
 日本ミツバチの養蜂は、難しかった。

*昭和30年の養蜂振興法が、ミツバチの適正配置を謳っている。

などなど、

 銀座に、花は、実は多くあります。皇居、浜離宮、日比谷公園、地元の街路樹などなど。
 今や、銀座ミツバチプロジェクトは、地元銀座の企業を巻き込み、顔の見える関係をつくり、銀座そして中央区で里山を実現しようとしています。銀座の企業は、銀座でとれた蜜をもとに、オリジナルカクテルが生まれたり、ハニーカステラが生まれたりしています。銀座は、その昔、職人の街でもありました。今は、消費が大きなウェートを占めていますが、職人の街であることのアピールにも一役買っています。
 その活動は、里山そして森林を再生させる活動へと、熊やめだかを守るNPOや、地元と連携して広がってきています。
 ちなみに、中央区も、銀座ブロッサム屋上緑化でお世話になっています。
 銀座の発信力は、すごくて、世界も注目しています。実際、CNNなど日本に限らず海外のメディアも報道企画で取り上げています。

 銀座だからできて、銀座をさらに活気付かせています。そして、銀座が、農村を元気にすることに一役買っています。

 『銀座ミツバチプロジェクト』、まさに学ぶべき存在です。
 築地市場移転問題、歌舞伎座取り壊し問題など、銀座の街が壊れる暗い話題が多い中、ひとつの光明です。

 彼等こそ、NPO中のNPOです。
 皆、仕事あり、家庭ありのなかでやっています。ハチの世話なんか、素人中の素人からの出発でした。
 彼等のNPOには、NPOで一番大切なことが活動の根幹に流れています。
 “楽しむこと”です。
 
 その他のすべての活動で一番の根幹となるべきことも入っています。
 現場に立って行動することです。“一人称で語ること”です。
 

 
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豊洲土壌汚染問題 東京都との質疑で明らかになったこと

2009-03-27 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
3/27東京都と中央区議会が、議会で「全員協議会」という場を設け、質疑を行いました。

私の質疑時間は、40分でした。

まず、質疑においては、東京都の説明不足の点を明らかにし、説明不足の部分は、資料を出していただけるように、お願いした次第です。

どのような部分かと申しますと、
①『疑問解消ブック』表紙の混雑した市場の写真は、いつ、撮影されたものか?

②築地市場跡地売却収入 4000億円(『疑問解消ブック』22ページ)の根拠データ

③現在地再整備 費用3400億円(『疑問解消ブック』22ページ)の根拠データ

④現在の築地市場でのアスベスト使用箇所の配置図(疑わしい箇所も含め)

⑤平成11年(1999年)当時 現在地再整備案 7案(都の提示5案、東卸案、東卸補正案)の各計画案

⑥新市場計画では、加工・パッケージ施設整備があるが、そのような施設整備を望んでいる水産仲卸の割合

⑦「ソイルセメント遮水壁」「地下水早期浄化を目指す揚水ポンプとガス処理装置及び水処理プラント」「地下水管理システム」「汚染土壌 洗浄処理プラント」「液状化対策としての砂杭締固め工法・格子状固化工法」「ベンゾ(a)ピレン等加熱処理装置」「人工不透水層」などの今回、技術会議が「実証データ」をもとに採用した技術があるが、その実効性を知るために、採用技術の「実証データ」

 これらのうち、⑦を除いた①~⑥は、提出いただける回答を得ました。⑦が最も知りたかったことの一つでしたが、「実証データ」を得るのは、まだまだ困難が続きそうです。
 東京都は、土壌汚染対策の一番の肝ともいうべき⑦にあげた工法の実効性の説明をしていません。イメージ図は、『疑問解消BOOK』にありますが、そんな絵をみて、誰が信じることができるのでしょうか。
 今の、築地市場の移転問題は、非常にまずい状況にあると思います。土壌汚染処理ができるかどうかという「食の安全・安心」を守るのに最も大切な部分を欠落して、話がどんどん進んでいっています。石原都知事もまた、「日本の技術を信じろ」という何の根拠もない一般化をして、今回の採用技術の実効性の証明のないことに目をつぶらさせようとしています。

 私の行った質疑の内容に移ります。

テーマⅠ「築地市場地区を核とした活気とにぎわいづくり調査報告書 平成19年(2007年)3月」について
東京都は、中央区が作成したこの報告書を、承知しているか?
回答:承知している。
小坂要望:「概要版」のみでなく、「本編」も含めよく理解していただきたい。

テーマⅡ『疑問解消BOOK』について
①シアンの最高濃度標記860倍とあるが、最終的には930倍ではないか?
回答:詳細調査の段階で860倍であったので、そちらを記入した。
(時間の関係で、私は、あえて踏み込まなかったが反論:米印をつけて、「絞込調査の段階で930倍が判明している」という注釈ぐらいはつけるべきである。)

②現在地再整備建設費 08年6月頃は「3000億円」であったが、今回の記載は、「3400億円」となっているのは、なぜ?
回答:すでに整備にみてた「400億円」を書き込んだため。
(時間の関係で、私は、あえて踏み込まなかったが反論:すでに再整備に使った過去の費用は除外し、今後いくらかかるかで、比較する方が、実際的である。現在地再整備が困難で、巨額の費用がかかる風にみせかけようとする意図を感じる。)


テーマⅢ閉鎖型市場について
①日本で、実際閉鎖型市場を採用している市場はどこにあるか?
回答:横浜南部市場

②新市場建設基礎工事において、有楽町層は貫通するのか?
回答:貫通させる

③現築地市場では、隅田川河口部からの海水を市場で利用しているのか?新市場でも市場周辺の川からの海水を利用するのか?
回答:現築地市場では、ろ過海水を利用している。豊洲でも活魚では考えられる。

④新市場では、加工・パッケージ施設整備があるが、そのような施設整備を望んでいる水産仲卸の割合は?
回答:これから調査する


テーマⅣ土壌汚染調査の土壌資料コアサンプルについて
①コアサンプルを公開し、ダブルチェックを掛けさせていただきたい
回答:ダブルチェックはさせない
小坂:なぜ、公開し、チェックさせていただけないのか?
回答:資料として時間がたち、劣化して、資料としての価値が低下しているから。資料のデータは、きちんと出している。
小坂:資料の価値が低下しているかどうかは、チェックする側が判断するもの。東京都が出した三社で資料をチェックされ、データにばらつきがあり、比較ができない。その点でも、資料をチェックすべきである。

②コアサンプルは保存しているのか
回答:現在の豊洲の現場で保存している

③破棄するという計画のようだが
回答:破棄をする予定
小坂:土壌汚染状況を示す貴重な資料であり、破棄はやめてほしい


テーマⅤ土壌汚染調査の不十分さに対応して
①不透水層で汚染が浸潤しないといっていた有楽町層への汚染の浸潤は、現在分かっているのは8箇所でよいか。
回答:8箇所である。

②有楽町層が確認できない場所は、2箇所でよいか。
回答:2箇所である。

③東京都水道局建設部設計課から取り寄せた資料「工事件名:江東区豊洲二丁目から同区豊洲六丁目地先 送水管(1800mm)新設工事 工事番号:第2740000号 平成18年3月」で豊洲土壌汚染現場の地質断面図では、容易に汚染物質が浸潤する有楽町層砂層が、うすい有楽町層シルト層(東京都が不透水層と主張してゆずらない地層)の下に広がっており、一部、人工埋立土壌と連続性をもっている。
 ということは、この連続性のある部分から、汚染が砂の層に入り、有楽町層シルト層の下に延々土壌汚染が入り込んでいる可能性が考えられるが。
回答:専門家会議の資料で、地層断面は説明している。
小坂:今後、この部分の説明を求めたい。


テーマⅥ:技術会議が非公開であったことに関連して
①速記録と会議録は、同じ内容と断言できるか?削除した点はないか?
回答:同じ内容である。

②速記録の情報公開請求をし、一度、回答をいただいた。公開で行う方がより都民の利益に資するとして、その回答に対し、「異議申立」を09年9月に出しているが、いまだ返事をいただけていない。
回答:速記録は出せない。
小坂:「出せない」は、わかったが、それならそれで、早くその返事をいただきたい。

テーマⅦ技術会議の対策案が、専門家会議の方針を実現できるものかどうか
処理土の再利用、市場施設を囲う止水矢板対策の撤廃など、技術会議の対策は、専門家会議の方針を大きく逸脱している。専門家会議は、技術会議の対策が、専門家会議の方針を実現できるものと判断したのか。
回答:専門家会議と技術会議は、別個の会議であり、そのようなことは必要ないと考える。
回答:専門家会議メンバーひとりひとりに技術会議の対策案を説明して、理解いただいた。


テーマⅧ技術会議の対策案の実効性
「ソイルセメント遮水壁」「地下水早期浄化を目指す揚水ポンプとガス処理装置及び水処理プラント」「地下水管理システム」「汚染土壌 洗浄処理プラント」「液状化対策としての砂杭締固め工法・格子状固化工法」「ベンゾ(a)ピレン等加熱処理装置」「人工不透水層」などの今回、技術会議が「実証データ」をもとに採用した技術があるが、その実効性を知るために、採用技術の「実証データ」を出してもらえるか。
回答:企業秘密を勝手に出せない。

テーマⅨ豊洲土壌汚染地、土盛りの地盤沈下について
 地盤の弱い新市場予定地では、土盛り後、地盤の安定を確認するために最大沈下場所で2年間放置する必要があるが、整備方針のスケジュールにはその期間の想定がまったくない。建築工事のあり方では、余盛りは常識となっている。豊洲移転候補地では、その期間経過をみた場所が存在している。あらたに土壌の入れ替えを行うわけであり、その後、地盤の安定をみる期間が最大沈下場所で2年間必要である。
 実際、H18年に中央卸売市場の作成した地盤解析報告書には、全域に2.5mの余盛りをして1年間放置が施工条件とされている。
 この期間をもたずに、土壌汚染対策工事20ヶ月後、“即”建築工事開始となっていますが、このスケジュールの出し方自体に無理がある。
 余盛りの期間を想定しているか。
(実際は、時間の関係で、ここまで詳細に述べて、質問はしていません。)
回答:余盛りは、解消済みである。6街区も建物建設後までをみればよいので、工事期間に含んでいると考えている。


テーマⅩ地下水管理システム モニタリングにあたる学識経験者等からなる協議会について
公開か?
回答:公開である。

テーマⅩⅠ公開討論会の開催について
専門家会議、技術会議メンバーと市民(専門家)との公開討論会を開催を願いたい。
回答:都民への説明の場として、どういう形がよいか考える。

テーマⅩⅡ合同委員会設置について
今回の会のような勉強会で終らせるのではなく、今後、東京都と地元の間の協議体として、東京都当局、中央区当局そして中央区議会からなる合同委員会の設置を求めるが、お考えを。
回答:今後も地元の意見は聞いていく。

以上、40分。
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【重要】本日です。豊洲土壌汚染対策に関して東京都と中央区議会の質疑応答

2009-03-27 07:55:08 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日3/27、中央区議会全員協議会が開催されます。

東京都の担当者をお招きして、

豊洲土壌汚染対策と築地市場移転問題に関して、
質疑を行います。

前回、専門家会議の報告に関して、同様な質疑を、
昨年6月に開催いたし、マスコミの方、数社来られました。

今回も、よろしく取材の方、お願い申し上げます。


       記

1.日時 平成21年3月27日(金) 午後1時30分

2.会場 第一委員会室

3.議題 「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策並びに築地市場移転問題について」


以上、
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予算特別委員会 最後の答弁 『いつも卵のそばに』

2009-03-26 18:37:22 | 財務分析(予算・決算)

 3/26予算特別委員会 最後の答弁です。
 予算案への態度を表明する文章を以下のように、述べさせて頂きました。

 長い文章なので、約500字で、まず、要点を述べます。

要点:
 小説家村上春樹氏は、本年エルサレムの文学賞受賞時、システムとそれに縛られる弱い存在の人間の関係を、「高く、固い“壁”と、それにぶつかると割れてしまう“卵”」と述べ、「システム」という壁は、私達の守りを固めるためのものであるはずが、自己増殖して、冷酷に、効果的に、システマティックな方法で、人を司る存在になることを警告しました。
 残念ながら今の区政にも、区民がシステムに仕える主従逆の現象が再開発地域など筆頭に散見されます。もし、正しいプロセスを経て立案されるならば、主従逆には決してならないはずとの思いで、決定プロセスの大切さを強調して参りました。
 また、高い壁に対峙して壊れる“卵”は、深刻な土壌汚染の豊洲へ築地市場移転を強行されようとしている中央区自体の存在をもいいえています。魂なきシステムに決して縛られてはなりません。システムは常に改革、更新されるべきものです。
 来年度予算は、総合経済対策124億円強を計上して、経済危機に果敢に取り組むと共に、温暖化防止対策やワークライフバランス施策を含め子育て支援・高齢者施策の充実へ着実に区民福祉の向上を目指している点を高く評価します。常に区民の側に立ち区政運営されていくための、予算執行を強く要望して、来年度各会計予算に賛成します。


****以下、態度表明文*****

 友愛中央の態度表明を述べます。

 平成21年、日本は、派遣村から始まりました。急激な経済の悪化の状況下、雇用の調整弁として位置づけられた派遣社員が解雇され、職を失うと同時に住居も失い路頭に迷いました。雇用を守ることを訴えたNPOが、彼等の年越しのための住居を日比谷公園内に確保し、その惨状を国に訴えたことにより、国や都を動かし、区を動かし、ここ中央区も受け入れ先を準備し、NPOとの協働による早急なる対応を成し遂げました。その御努力に感謝申し上げる次第です。

 今や、金融不安・経済成長の失速・貿易停滞・失業増をはらんだ経済危機は、世界共通の問題となっています。

 一方、大きな歴史の流れの中では、世界は今、近代に入って三度目のパラダイム転換期を迎えていると言われています。15世紀に、まず、キリスト教文化圏の思考体型や技術力、政治経済の理念などが、西洋の台頭という形で広がり、18世紀後半から、加速的に世界を席巻していきます。その流れの中で、産業革命を達成した大英帝国が覇権を握ったのが「第一のシフト」です。19世紀末には、旧宗主国である英国から米国が覇権を譲り受け、特にソ連崩壊以降は、唯一の超大国、ローマ帝国以来の最強国家として君臨しました。これが「第二のシフト」です。
 そして、現在、進行している「第三のシフト」が、米国による一極支配体制の終焉です。「米国の凋落」ではなく、「その他すべての国の台頭」により、世界は、この「第三のシフト」に入りました。「ポスト・アメリカ」の時代が始まったのだといいます。
 実際に、この「第三のシフト」において、時代の寵児としてバラク・オバマ氏が黒人初の大統領に就き、ブッシュ前大統領の「単独行動主義」の路線から、「多国間主義」へと路線を切り替えてきています。

 「第三のシフト」という歴史的な世界の大きな流れの中で、また経済危機の中で、日本や、日本の中心・心臓部に位置する中央区の役割は大きいと言えます。

 この度の中央区の一般会計予算678億3038万4千円は、昨年度比64億634万4千円、10.4%増であり、区債発行することもなく、総合経済対策124億8500万円を計上し、直面する最大の課題の一つ経済危機に果敢に取り組むと共に、温暖化防止対策や子育て支援・高齢者施策の充実、学校の改修、認証保育園誘致、認定こども園や産科医院を開設し着実に区民福祉の向上を目指している点を高く評価します。
 また、新たな取組としてのワークライフバランス施策の導入が功を奏し、PTAや地域貢献活動に参加したり、子育て環境が充実されることを期待します。こちらも新たな取組である「中央区マンションの適切な管理の推進に関する条例」の制定により、新しく中央区の住民になられた方々が、地域創りの一員として、地元町会・自治会をはじめ地域に早く打ち解けることができる環境整備がなされることを切に願います。

 昨今、行政課題も複雑さを増してきております。複雑な行政課題では、その分析に当たって、行政側が専門家による会議体を設置して検討をし、政策立案することが多くなって参りました。歌舞伎座の建て替え問題を検討する「歌舞伎座再生検討委員会」や、豊洲の土壌汚染対策を検討する「専門家会議」や「技術会議」などが好例です。
 理事者の皆様に期待するところとして、そのような検討会議体の公開はもちろん、その報告をきちんと、区民に説明する場を速やかに設けていただきたいと考えます。また、議会としては、報告を鵜呑みにするのではなく、その報告書を十分に吟味した上で、政策決定の材料としたいと考えています。

 今回の予算特別委員会で、開かれた区政のあり方について、特に、システムがつくられるプロセスの大切さ、システム決定にいたるプロセスもまた公開されることの大切さを指摘してまいりました。
 その理由を述べます。
 議会も行政も、条例・法律や制度すなわち、システムをつくっています。システムと区民の関係は、当然、システムはそれを利用する区民の福祉向上に寄与するために存在するべきであります。ただ、残念ながら、システムが区民福祉の向上とは逆に、区民を縛り、区民がシステムに仕える主従逆の現象が今の区政の中に散見されています。もし、正しいプロセスを経て作られたシステムであれば、主従逆には決してならないはずとの思いで、プロセスの大切さを指摘して参った次第です。

 先日、小説家村上春樹氏は、エルサレムの非常に栄誉ある文学賞を受賞されました。多くのみなさまの記憶にあたらしいところであると思います。そこでなされたすばらしい内容のスピーチは、地元イスラエルをはじめ、世界中のメディアが取り上げました。
 村上氏は、システムとそれに縛られる弱い存在の人間の関係を、「高く、固い“壁”と、それにぶつかると割れてしまう“卵”」と述べました。
 彼は、多くの反対を押し切って、自分の目で確かめるために現地エルサレムに出向きました。それは、今、起こっているガザ地区での戦闘において、爆撃機であり、戦車であり、ロケット砲であり、白リン弾という高く固い「壁」に壊され、燃やされ、撃たれる「卵」のような弱い非武装市民が存在することを、小説家として、暗喩を用い述べることが目的でした。そして、彼は、どんなに「壁」が正しく、どんなに「卵」が間違っていようとも、自分は「卵」のそばに居続けるという小説家としての姿勢を明らかにしたのでした。
 今、日本には、幸運にして、戦争という「壁」に、ぶつけられ壊されていく「卵」のような存在の市民はいません。
 けれども村上氏のその「卵」の比ゆは、中央区民ならびに中央区にも当てはまると考えます。
 村上氏はスピーチの中でこう述べています。
 「僕たちひとりひとりが、多かれ少なかれ「卵」なのです。僕たちは唯一かけがえのない魂を内包した、壊れやすい殻に包まれた卵なのです。これは僕にとっての真実であり、皆さんにとっての真実でもあります。そして僕たちはそれぞれ――多少の違いはあっても――高くて固い壁に直面しています。その「壁」の名は、そう、「システム」です。システムは僕たちの守りを固めるためのものですが、しかし時折自己増殖して、冷酷に、効果的に、システマティックな方法で、僕たちに殺し合いをさせるようし向けます。」

 システムが、私達を殺し合いに仕向けるということは、今の日本では大げさであるとしても、中央区を見渡せば、システムという高くて固い壁に直面し苦悩する多くの区民がおられるのではないでしょうか。

 *防災性の向上という名のもとに、超高層建築物が立案され、十分な説明を受けることなく計画は進行、日照を奪われることや、風害や工事の騒音に苦しめられることに不安を抱く周辺の住民がいらっしゃいます。
 *地上げにあい、バブルの崩壊後には虫食い状態となった土地の再開発において、区道廃止と超高層建築物が立案され計画は進行、困難な状況を乗り切った一番の当事者であり、彼等のひとりひとりの権利をこそ大切にすべきであるのに、十分な計画の説明を受けることもなく計画に取り残された戸建ての住民がいらっしゃいます。
 *歩行者交通量を緩和するということの解決を目的に計画されておきながら、その目的達成の効果の証明もないまま、橋梁の架橋が立案され計画は進行、十分な計画の説明を受けることもなく、日々の静かな佇まいやプライバシーを侵害されかねない住民がいらっしゃいます。
 *環状二号線は、地下で行うはずの都市計画決定から地上化に計画が変更され、大気汚染や騒音により周辺住民の生活は犠牲になろうとしています。同様に、首都高速晴海線は、その必要性の説明もないまま、豊洲から次は晴海へと延長する計画が進行中であり、大気汚染、騒音、交通環境の悪化が周辺住民に押し付けられようとしています。
 *そして今や、オリンピックが東京開催で決定された場合、立候補ファイルでは、晴海の運動場の場所にオリンピックメインスタジアム、豊海小学校の運動場に道路の絵が描かれており、区民の生活を犠牲にした計画が遂行される可能性が危惧されてなりません。

障がいのある方々の施策の関連で申し述べれば、
 *ソフト面も含め学校のバリアフリー化が進んでいれば、復籍制度を利用して地元の小・中学校にも通うことができる特別支援学校在籍の障がいのある児童がいらっしゃいます。
 *コミュニティバスが、就労支援施設の前に停まるのであれば、自分の能力を社会に活かし、自己実現をすることができる障がいのある方がいらっしゃいます。
 *成年後見制度の認知度が高まっていれば、親亡き後のことを不安に思いながら過ごさずに済む障がいのある子をもつ親御さんがいらっしゃいます。

 まだまだ、挙げればきりがありませんが、システムという高くて固い壁に直面し、苦悩する区民の例を述べさせて頂きました。

 そして、中央区自体も、システムという高くて固い壁に直面をしている「卵」なのかもしれません。
 日本国憲法の保障する地方自治の大原則である「団体自治の原則」を破り、地元自治体の意向を一切無視し、“築地ブランド”や築地の食の文化、食の安全・安心、市場内外で商売を営む方々の生活を犠牲にして、東京都は、築地市場廃止、豊洲の土壌汚染地での新市場開設を強行しようとしています。
 

 議会と区政は常に、システムという壁と直面する人間の側にこそ寄り添い、希望を見出したいものです。

 村上氏は、次のようにスピーチを締めくくっています。

 「僕は今日、皆さんにお伝えしたかったことはただひとつです。
 僕たちは誰もが人間であり、国籍や人種や宗教を超えていく個人であり、システムと呼ばれる固い「壁」に直面する「卵」だということです。どう見たって僕たちに勝ち目はなさそうです。壁はあまりにも高く、あまりにも強く、そしてあまりにも冷たい。もし僕たちに勝利の希望がいくらかあるとすれば、それはかけがえのない独自性を信じ、自分と他の人々の魂とを互いにつなぎ合わせた「暖かさ」に頼るしかありません。
 
 少し考えてみてください。僕たちはそれぞれ、いまここに実態のある魂を持っています。システムはそれを持っていません。僕たちはシステムが僕たちを司ることを許してはなりません。僕たちはシステムがひとり歩きすることを許してはなりません。システムが僕たちを作ったわけではない。僕たちがシステムを作ったのです。
 
 これが今日、僕が皆さんに語りたかったことのすべてです。」
 
 村上氏のスピーチに同感です。私たちのつくったシステムに決して縛られてはなりません。区民生活の向上を目指して、常にシステムを改革、更新していかねばなりません。

 一般会計予算の評価は前半に述べさせていただいたように、高く評価をしています。特別会計予算も医療・介護の質の確保と持続可能な制度運用を期待しています。それに合わせて、最後に申し述べましたように、常に区民の側に立ち、常に区民生活の福祉向上を念頭に置いて、議会運営・区政運営が、これからもなされていくための、予算執行であることを強く要望して、平成21年度各会計予算案に賛成いたします。

以上、(11分53秒)

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【重要】豊洲土壌汚染の対策並びに築地市場移転問題についての中央区議会 全員協議会開催

2009-03-26 08:52:28 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
明日3/27、中央区議会全員協議会が開催されます。

東京都の担当者をお招きして、

豊洲土壌汚染対策と築地市場移転問題に関して、
質疑を行います。

前回、専門家会議の報告に関して、同様な質疑を、
昨年6月に開催いたし、マスコミの方、数社来られました。

今回も、よろしく取材の方、お願い申し上げます。


       記

1.日時 平成21年3月27日(金) 午後1時30分

2.会場 第一委員会室

3.議題 「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策並びに築地市場移転問題について」


以上、
コメント

3/25予算特別委員会 第11日 介護保険会計等 質問 (使用時間14分、残なし)

2009-03-25 17:32:28 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

本日3/25、予算特別委員会 第11日、介護保険会計等の質疑が行われました。

私は、以下、4つのテーマを質問。

******以下、質問内容を記載いたします。質問予定原稿からつくっていますので、若干本番と異なります。**********

テーマⅠ配食サービスについて
 配食サービスは、
①何社がおこなっているのか、
②年末年始も含め365日サービス提供は可能な状態なのか、
③配食サービスには、安否確認や声かけなど重要な役割も担っており、駐車禁止免除車両の配慮をすべきと考えるが、いかがか。

テーマⅡ介護予防について
 介護予防には、
①元気高齢者に対して、
②特定高齢者に対して、
③要支援の高齢者に対して、
それぞれなされたと思うが、それぞれの予防効果は、実際にあったのか。
 それぞれどのように効果判定を行ったのか?効果判定の指標は設定しているのか?

テーマⅢグループホーム開設に資金投入することで、街並みを保存した再開発の実現について
 今後、小規模の特養や認知症グループホームの開設を検討しているということであるが、この施設の誘導に資金投入をすることをテコにして、月島などの老朽化と防災面の対策の向上を目指した再開発することは、街並みも保存する開発が実現できる点で、月島のまちづくりにも合致した手法と考えるがいかがか?

テーマⅣ24時間365日切れめなく安心を保障した介護・療養支援体制の整備について
 24時間365日切れめなく安心を保障した介護・療養支援体制の整備のための有効なひとつの事業のひとつに「夜間対応型訪問介護」がある。
 一昨年第三回定例会の一般質問で取り上げた話題ですが、今回、「夜間対応型訪問介護」の充実がなされる。その充実は、どのように目指すのか?
 この事業の問題点として、利用者が伸びないがその改善はどのように考えているのか。

以上、

コメント

BCG個別接種 説明会 中央区への個別接種導入に臨んで

2009-03-24 09:54:39 | 小児医療

 来年度から、3-4ヶ月の小児に、“集団”で実施していたBCG接種が、“個別接種”に変更になります。
 今、開催中の予算特別委員会でも、それに関する予算計上があり、その問題は、衛生費で、質問いたしました。

 昨日3/23、中央区内の医療従事者に対して、保健所主催の説明会が開催されました。
 私も、一小児科医師として参加しました。

 説明会を受けて、BCG個別接種には、様々な問題、課題が存在していることをあらためて実感いたしました。
 以下、問題点、課題を述べます。


*実施に当たり、医療従事者への説明不足、よって医療者の理解不足
 医療従事者の説明なくしては、実施できない事業でありながら、集団接種から個別接種への大きな制度変更をしたにもかかわらず、十分な説明がなされなかった。
 4月から個別接種になるわけだが、直前の3/23にようやく説明会が開催される運びとなった。


接種率の低下⇒接種をしないことによる重症結核の罹患児の増加
 いままでは、高い接種率、中央区の場合、平成19年度対象者1150人に対し接種率97.8%、平成20年度(平成21年度1月末)対象者984人に対し接種率97.8%であったが、個別にすることで、接種率が低下する可能性がある。
 これにより、今まで、BCG接種により防ぐことが出来た乳幼児の重症結核感染に罹患する児が増加するかもしれない。


難しい接種手技⇒接種はしたものの、きちんと免疫がつかない児の出現⇒免疫がきちんとつかないことによる重症結核の罹患児の増加
 BCGの予防接種手技は、その接種のワクチン準備を含め難しい。一度、説明会で説明を聞いたぐらいで、実施経験のない医師が接種することが可能になる代物ではない。たとえ、接種できたようにみえたとしても、きちんと免疫がつく接種(BCGの接種部位の変化がみられる)であるかどうかが、フォローが必要であろう。
 接種の経験を持つ小児科専門医が、保健所と連携をとりながら、実施することが望ましい。


*接種による副反応、副作用(健康被害)への対応
①「コッホ現象
 結核感染を来たしてる児にBCGを接種すると、結核の感染のない児の場合、通常1ヶ月から2ヶ月に普通現われる接種部位の変化(接種部位の発赤・腫脹、化膿)が、接種後10日以内に現われる。
 なお、皮膚のデリケートな子などには、似た現象が現われる。
)フォロー体制
 保護者、医療者は、保健所に連絡し、保健所と共に、フォローすることになる。この体制の周知が必要。

)この現象の理解
 この現象を、親御さんに理解いただくには、相当の努力が必要。
 説明会において、わかりやすい事前案内文の作成を保健所にもお願いをした。
 特に、「コッホ現象」は、そんなに高頻度で出現しないものの、「コッホ現象」“もどき”で、不安になる親御さんは多く出る可能性を私は考える。

全身播種性BCG感染
 BCGは、弱毒の結核に感染させて免疫をつける手法であり、通常の免疫保持者には有効な手法である。
 ただし、中には、まれな疾患として、“先天性に免疫をもたない児”がおり、その児に対して、BCG接種をすると「全身播種性BCG感染症」を発症する。そしてそれを発症した場合、生命予後が非常に悪い。
 BCG接種は、生後直後から接種可能であるが、先天性の免疫不全の児ではないかどうかを出生直後に発見することは非常に困難で、3-4ヶ月の経過の中で、感染症のかかりやすさで診断されていく。3-4ヶ月の期間を待つ意味で、3-4ヶ月健診時時に、BCG接種をすることが、一般的になっていきていた。
)先天性の免疫不全の児を問診で見抜けるか
 集団接種の丁寧な説明の中で、見抜けていたものが、個別接種となった場合に、見抜けない可能性が高まるかもしれない。

)BCG接種者の全身播種性BCG感染症の全数把握
 国の規模で、全身播種性BCG感染症の全数把握を行う必要があると考える。
 そして、なぜ、見抜けずにBCG接種を行うに至ったのかの原因を究明し、より安全な接種となるようにフィードバックすべきである。(見抜けないことが、医師の誤診であるということをいっているのではありません。どうしても見抜けないことはあろうかと思いますが、科学の積み重ねによって、より安全な接種を目指すべきと考え書いています。)
 この体制の整備がすでにできているかどうかについては、今後、調査する必要あり。


*単純な医療過誤の発生の危険性
 いままでは、集団接種であり、担当医師の質を、保健所内や保健センターなどで実施することで、確保してきた。
 今後は、各開業医の場で実施することになり、BCG接種に不慣れな医師も当然出てくる。
 今までも、医師の過誤に関する報告が出されている。
過誤の例)
ケロイド:肩部に打つなど接種部位を誤り、ケロイドになった例がある。ケロイドをつくりやすい家族歴や体質のことを問診で確かめずに接種し、ケロイドになることもある。
・BCG接種用の特殊な針である「管針」の使いまわし:ひとりひとつの「管針」であるところが、何人も同じ「管針」で接種すること。複数回使用はしない
・BCG液の期限切れのワクチンを接種する、保存温度の悪いワクチンを接種する。:力価が落ちていて、きちんと免疫がつかない可能性がある。
・BCG液をふつうの注射器を用いて接種する。:非常にひどい皮膚の反応を起こす!!
・「管針」を接種時にねじらない:針痕が大きく残る
・BCGワクチン液をツベルクリンと間違って注射する:ひどい潰瘍を接種部位に残す。
・シャーレーに入れたワクチンに管針を浸して接種する。
・接種後の部位を、アルコール綿でふく。
・管針のキャップをつけたまま接種。
⇒ありえないと思いながらも、実際になされたという報告がある医療過誤を書きました。
 中央区では、上記の医療過誤が起こらないことを願いますが、そのためにも十分に経験のある小児科専門医により安全に接種がなされるとことを望みます。
 

 などなど、


 要するに、接種の手技がたいへん難しい一方、副反応及び副反応に似た反応も高率にでるため、診療所と保健所との密接な連携のもと、個別接種を慎重に導入する必要性があると考えます。
 そして、導入の鍵のひとつは、丁寧な親御さんへの情報提供パンフレットの事前配布にあると考えます。
 わかりやすい接種部位の経時変化(コッホ現象の経時変化も含め)の写真入りのパンフレットの作成の必要性を保健所の担当の皆様と、説明会が終った後、お話した次第です。

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3/23予算特別委員会 第9日 教育費 質問 (使用時間50分、残9分)

2009-03-23 23:00:00 | 財務分析(予算・決算)

3/23本日、教育費の質問を50分行いました。
3/19第8日に土木建築費92分行いましたが、先に、教育費の報告を致します。

扱ったテーマは、9つありました。

******以下、質問内容を記載いたします。質問予定原稿からつくっていますので、若干本番と異なります。**********

テーマⅠ観光検定と教育委員会資料
 中央区観光検定 公式テキストブックがあるが、中央区教育委員会資料『文化財めぐり』を、テキスト購入者には、配布できると、学習効果が高まる。
 中央区教育委員会資料『文化財めぐり』は、写真をふんだんに使い、コンパクトに内容が集約されており、中央区の文化財・名所等を理解するのに非常によい資料である。

テーマⅡ学校の改修/学校のバリアフリー化
①小学校施設整備計画
 この予算特別委員会までに、間に合わせて、計画を議会に提出すべきであると考える。
 これに限った話ではないが、区の重要な計画が、予算特別委員会では出されることなく決められていく傾向にある。

②小学校・中学校のバリアフリー化
 エレベーター設置など、バリアフリー化が、何よりもまして急ぐべき課題ではないのか。
 現在、エレベーター設置は、晴海中学校、日本橋小学校、月島第三小学校のみである。
 副籍制度も開始され、特別支援学校に通う障がいのある子が、地域の学校にも通う制度が導入されてきており、学校の建て替えを待つなどとは言わずに、早急にバリアフリー化を進めるべきである。

③中央小学校の改修計画についての確認事項
)現在の中央小学校の耐震性は、大丈夫か。

)児童数・学級数の予測
 平成25年度まで、全校で6学級(一学年一クラス)のままの予測であるが、将来的予測は、どうなっているのか。

)学童やプレディ
 この地域には、学童もプレディもない。改修に合わせて、設置を検討すべきでは。

)小学校と隣りの鉄砲洲児童公園の間にある区道
 小学校の校庭が狭い。区道廃止も視野に入れて、地元とも協議し、子ども達のために校庭を広く取れるように工夫していただきたい。

)耐震性、児童数・学級数予測からして、プールと講堂を中心とした部分を建て替えることで対応できるのではないか。
 全部建て替えは必要なのか。

)建て替えの間の明正小学校との一つの敷地に二つの学校を置くことについて
 建て替えの間、明正小学校の敷地に、中央小学校もおくことで、一つの敷地に二つの小学校が存在することになる。
 このような例は、全国に存在するのか。もし、存在するのであれば、その例から、この制度をうまく機能させる上で、学ぶべきことは何か。


テーマⅢ障がいのある子、特別支援の必要な子の教育
①新しく導入する学習力サポートテスト
 念のための確認であるが、新しく導入する中央区独自の『学習力サポートテスト』は、障がいのある子、特別支援の必要な子達の個々の学習の課題を見つけ、その向上に役立てることができるものなのか。

②スクールバス/コミュニティバス導入にあたり
 現在、日本橋地域から、月島第二小学校・明石小学校の特別支援学級、月島第一小学校の通級学級へ、子ども達が通う現状がある。
 この度、スクールバス/コミュニティバス導入にあたり、障がいのある子、特別支援の必要な子の通学へ、どのような配慮をしたのか。

③障がいのある子、特別支援の必要な子の早期発見・早期対応について
)実際に区民からの声
「初めてメールします。私の息子は現在4歳3ヶ月で1歳の頃から中央区の認証保育所に預けています。1年位前から発達の心配が感じられたのですが、そこの認証保育所では臨床心理士が忙しいとの理由で数ヶ月に1度の割合でしか巡回してなく、最近巡回に来たのは半年以上前とのことです。検査や相談をお願いしても実際にその日程調整はしてもらえず、返事もありません。そこで個人的に相談しようと中央区福祉センターの相談窓口に問い合わせたら、電話の相談だけでも数ヶ月待ちの状態で全く相談出来ません。(2月に電話した時に、相談は4月以降になるのでそれでもよければ相談に乗るとのことでした。)まず話をしてもらえるまでに最低2ヶ月待ちです。検査を受けるかどうかも臨床心理士の相談を受けてからということなのでいつになることやら。予約も取れない状況です。小学校入学まであと2年。この2年で普通学級に入れていいのかどうか。あるいは療育等を受ければ伸びるのかどうか・・・。それらの見極め等をしなければならないのに、相談どころか全く診てもらえない状況です。なので診断も何もされていない状況です。早期発見・早期治療が出来ないのが現在の中央区です。区の体制が現状のキャパに合っていないとしか思えず、何とか対応して頂きたいと存じます。非常に困ってます。この現状を中央区ではどうお考えなのでしょうか?」
 うまく対応できなかった例と考えるのか、氷山の一角の例と考えるのか?
 ここで、指摘されているように、「早期発見・早期治療が出来ない」ことや、「区の体制が現状のキャパシティに合っていない」のではないか。

)教育相談員の派遣
 ここで、指摘されているように、認可保育園、幼稚園、小学校へは、教育相談員が派遣されているが、認証保育園へは派遣がない。
 派遣すべきであると考えるが。
 また、同時に、プレディや学童でも、特別な支援を必要とする子の対応に苦慮する例があるかもしれないが、相談できる体制の整備として、教育相談員の派遣を考えるべきではないか。

)相談のトリアージ
 この相談の方のように、どのような内容なのか、実質的な相談に入る前に、相談内容の確認だけでも、受ける対応を区はすべきではないか。
 相談のトリアージはされていないのではないか。

)相談体制のキャパシティを改善するには
 現在、特別な支援を必要とする子の対応の機能が分散している。少ない人的資源を有効に活用するためには、機能を一元化する必要がある。
 このことは、新たに策定される『第三次福祉保健医療計画』には、「現在、就学前における障がいのある子どもの相談窓口は、「保健所・保健センター」、「子ども家庭支援センター」、「福祉センター」、「教育センター」がそれぞれ担っているが、保護者が安心して継続的な相談支援を受けられるよう、障がいのある子どもの相談支援の中核となる区の組織の設置と、あり方について検討する。また、子どもにとって適切な就学について、保護者と教育関係者が早い段階から相談できる体制を整備する。」と書かれており、早急に検討すべきである。


テーマⅣ教育振興基本計画の策定
①この計画の検討会は、公開か?

②パブリックコメントは、実施するのか?

③どのような内容をもりこむのか?
 私は、盛り込むべき内容としては、
*小中一貫教育のあり方
*区独自の教員採用について
*生涯教育のあり方について
*幼保一元化のあり方について
*障がいのある子、特別な支援を必要とする子の幼稚園・保育園―小学校―中学校―高等教育、就職までの切れ目のない一貫的な教育と支援について
(含め、特別支援学級の日本橋地域の再開)
*ICT教育のあり方について
*図書館との連携について
(*中央区への大学の誘致、大学との連携について)
(*メディアリテラシー、メディア漬けから子どもを守る)
(*健康教育、生と性の教育、食育、早寝早起き朝御飯)
(*法教育、シチズンシップ教育)
( )は、委員会では、時間の関係上、指摘できず。

テーマⅤ図書館と幼児の読書環境の整備について
 幼児への読書環境の整備をお願いしたい。
 特に、認証保育園への配慮も、認可保育園や区立幼稚園と同様な配慮を。

テーマⅥ平和教育
 隔年で行われる平和展の各校巡回を、毎年すべきと考えるが。

テーマⅦ認定こども園でめざすものは?
 この度、認定こども園導入を目指すが、この導入により、どのようなことを目指すのか。

テーマⅧワークライフバランスの施策の導入
 ワークライフバランスの施策により、期待するものは。

テーマⅨ健康教育について
 学校保健委員会がさまざまな健康に関する講義を開催している(資料172)。オープンにすることで、健康教育の啓発が図られると考えるが。


以上、

コメント

ありがとう、東京 

2009-03-22 21:59:00 | Weblog
 東京マラソン、
 5%の意地と、95%の声援で、完走できましたこと、
 ご報告しておきます。
 沿道の皆様、ボランティアの皆様、区・都の職員や、消防団をはじめ警備に当たってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 花束は、マラソン仲間『チーム八丁堀』の皆様から、いただきました。いっしょに走る仲間がいると、励みになるし、楽しさも倍増します。
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