「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

川﨑の事件、不安な気持ちは、担任や養護、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。/病児保育鋭意実施中。

2010年の思い出 個人的十大ニュース

2010-12-31 23:00:00 | 仲間・先生
皆様、2010年は、どのような年でしたでしょうか。

恒例の「個人的な十大ニュース」を書いてみます。
あくまでも個人的独断と偏見に満ちたものとなっています。
順位も、実は軽重をつけづらいのですが、便宜上つけています。
どうかご容赦願います。
番外 ツイッターとの出会い。


第10位 感銘を受ける数々の街、自然、歴史との出会い
とくに、ベトナムのクチトンネル、尾瀬の自然、

*****ベトナム*****
ツイッターで以下のコメントを見つけました。
私も、ベトナムが、アメリカ軍と戦いぬけた理由に大いに関心のあるところでした。
ベトナムのクチトンネルにひとつの回答がありました。

postoil ベトナム、食糧自給が全てだった。最強のアメリカ軍をどうして追出せた?あの民族はなぜ強靱だったのか。それを求めて2年ほど前、北から南まで旅をした。そしてわかった。食の自立自助だった、米は2,3毛作、豊富な自然の木の実、メコン川、海からは魚類、食べ物に困らない民は強靱だ。が、日本は?

*************

第9位 夕張視察
財政破綻を経験した街の現状をつぶさに視察、


第8位 夢のみずうみ村視察
「引き算の介護」という介護の発想に感銘
実際、そこでは、介護を受ける皆様が一度失った自分の機能を再度復活させている

第7位 おうち保育園視察
待機児童問題を解決を目指し、NPOが少人数の保育を展開


第6位 感銘を受ける数々のご講演を拝聴したこと
参議院議員川田龍平氏、元国立市長上原公子氏、元世界銀行副総裁西水美恵子氏、和歌山県高野町前副町長高橋寛治氏ら。


第5位 それでも、復興小学校明石小学校、中央小学校の取り壊し
日本建築学会から国指定重要文化財相当という評価をえて、中央区文化財保護審議会委員から保存活用を求める異例の要望書が出される中での取り壊し

第4位 街を守るため地域の皆様とご一緒に
築地市場移転問題、歌舞伎座取壊し問題、勝どき5丁目再開発問題、月島1丁目3、4、5番地再開発問題、湊二丁目東地区再開発問題、明石小・中央小・明正小改築問題、朝潮運河歩行者専用橋架橋問題
などと関連して地域の皆様との連携 
そして、
議会での発言(3月第一回定例会予算特別委員会、6月第二回定例会本会議一般質問、10月第三回定例会請願提出に紹介議員として関わる、11月第四回定例会請願提出に紹介議員として関わる)


第3位 築地市場の現在地での再整備案の検討が都議会で
築地市場を守る都民、市場関係者、科学者、法律家、議員らとともに築地市場の現在地実現に向けた取り組み。
都議会では現在地再整備検討へ。
第2位 “思い”をもった多くの皆さんとの出会いと活動
障がいのある方々を支援するネットワーク「わネット」の皆さん、食の安心・安全を守るため築地市場を守るために取り組む皆さん、復興小学校の保存・活用を目指し取り組む皆さん、晴海通りの歩行者混雑緩和を目指し提言をされる皆さん、中央区政の課題に取り組まれる皆さん、


第1位 無事、悠人 13歳、美月 9歳になったこと
同時第1位 梓澤和幸弁護士と東京千代田弁護士事務所の皆様との出会いそして活動
出会った弁護士の先生方は、「法はひとを守るためにこそ存在する」ことを実践され教えてくださっています。
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12月30日(木)のつぶやき

2010-12-31 02:31:57 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
03:12 from goo
千代田区議会、小学校解体工事の工事入札を巡り百条委員会 開催  #goo_kodomogenki http://bit.ly/h7zlJ6
03:27 from goo
賀詞交換会に中央区は一千万近く 23区で突出 #goo_kodomogenki http://bit.ly/hJ0GRV
03:37 from web
今まで、恥ずかしながら中央区の?常識?でした。RT@nishi_hiroshi これは興味深い! RT @kosakakazuki: 賀詞交換会に中央区は一千万近く 23区で突出 #goo_kodomogenki http://bit.ly/hJ0GRV
03:44 from web
RT @nishi_hiroshi: 気付いたところから是正していきましょう!私も宇都宮市の費用は知らないので近々調べてみます。 情報感謝!RT @kosakakazuki: 今まで、恥ずかしながら中央区の?常識?でした。 RT 賀詞交換会に中央区は一千万近く 23区で ...
11:05 from web
RT @Kenpoh9jyo: 神森中学校の一年生「要美優」(かなめみゆ)ちゃんのご両親が心臓移植のための募金を呼びかけています。「美優ちゃんを救うダイヤル」0990-500-666 (固定電話からメッセージを聞くだけで300円が募金されます)。美優ちゃんを救う会 ht ...
12:24 from web
他院が閉まっていることもあって、小児科専門の当院へご高齢のかたも受診される。70歳代の方は、口腔の診察で、歯がきれいなことを感動したと、ぽろっとお話しすると案の定、「歯磨きは仕事と思っています。」とご返答。歯こそ、命だと思います。歯があり、食事ができ、栄養がつき病気になりません。
by kosakakazuki on Twitter
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賀詞交換会に中央区は一千万近く 23区で突出

2010-12-30 03:13:28 | 財務分析(予算・決算)

中央区は、高額ではないかと、委員会で取り上げられ議論されている「賀詞交換会 開催費用」に関する記事が東京新聞でも取り上げられていました。

中央区は、来年も1月4日に例年通り開催されます。

厳しい経済状況の下、これだけの出費が許されることなのか、それだけの財源があるなら、まずすべきことはないか、今一度評価検討すべきときにきているのではないでしょうか。

中央区も変わるべき時に来ているのではないかと思われます。

***東京新聞(2010・12・29)****

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010122902000039.html

賀詞交換会に格差 東京23区

2010年12月29日 朝刊

写真

二〇一一年一月に自治体が主催する「賀詞交換会」の開催費用に、自治体によって大きな差があることが、本紙の調べで分かった。地域の有力者を招く恒例行事だが、東京二十三区の場合、一千万円近くかけての大盤振る舞いから、会議室でのつましい集まりまで差が歴然。数百万円の費用をかけて無料招待する区も多く、識者からは「会費制にするなど改善すべきだ」との指摘が出ている。

二十三区のうち、無料招待をするのは十五区。自治体の負担額が突出しているのが、中央区の九百四十五万円だ。町会、自治会や商工団体の役員、地元議員など約千三百人を無料招待し、立食パーティー形式ですしやエビチリソースなどの料理とアルコールを振る舞う。接客するコンパニオン十人の人件費も含まれる。

会場は区立体育館で、設営費に四百七十万円を計上。パーティー仕様にするため、ホテルを利用する港区や渋谷区と比較しても割高になり、招待客一人あたりのコストは七千円を超える。

区総務課は「区長が『必要だ』と判断し、長年このような形で続けている。縮小の予定はない」。

一方で、公費の無駄遣いに住民の厳しい目が向けられており、経費を削減している区も。中野区は予算三十万円。区役所の会議室で、酒とつまみ程度を用意するささやかな式典で、余興はない。

少数派だが、三千~千円の会費制にする区も出てきた。足立区は飲食費をすべて会費収入でまかない、会場設営費だけ負担する。豊島、墨田区も財政難対策として、会費を徴収するようになった。

板橋区は区内二百五十七団体の代表者でつくる実行委員会が主催し、区が補助金を出す形式。「参加者の意見を取り入れるため。昔は無料招待だったが会費制になった」(区総務課)という。

賀詞交換会の代わりに、誰でも参加できる無料イベント「新年のつどい」を毎年開いているのが世田谷区。お笑いタレントの公演や餅つきが目玉で、区総務課は「新年を区民みんなで祝おうという趣旨」と説明する。

地方自治や行財政改革に詳しく、国の事業仕分けにも参画した辻琢也・一橋大大学院教授(行政学)は「各区の差が際立って興味深い結果だ。賀詞交換会は結局身内の集まりで、費用対効果は薄い。地方ではすでに見直されていることも多いが、都心は昔の慣行から抜け出せないのだろう。会費制にするなど改善すべきだ」と話している。

****以上****

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千代田区議会、小学校解体工事の工事入札を巡り百条委員会 開催 

2010-12-30 02:41:32 | 街づくり

お隣の千代田区議会では、小学校解体工事の工事入札を巡り現職区議会議員から不当な働きかけがあったとして、百条委員会が開催されています。

東京新聞で報道されていましたので、こちらでも掲載致します。

*****東京新聞(2010/12/29)****
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20101229/CK2010122902000041.html

千代田区議会百条委 「区議から業者リスト」

2010年12月29日

十五年以上前の千代田区立小学校解体工事をめぐる区議会百条委員会が二十八日開かれ、工事があった当時の区経理課長(60)を証人尋問した。元経理課長は「業者名入りのリストを渡され、指名を依頼された」などと述べ、工事入札をめぐり現職区議から不当な働き掛けを受けたとされる内容を詳しく証言した

元経理課長はまず、課長在任中だった一九九三年七月契約の工事について、業者三社の具体名を挙げ「区議から指名業者に入れてくれ、という要請があった」と述べた。同年十一月契約の二校の工事についても「リストを渡され、記載された業者を全部指名業者にするよう依頼を受けた」などと証言した。

九四年四月契約の別の小学校工事について、「ある区課長が『都議の依頼を受けた』と業者リストを持ってきて、指名するよう依頼してきた」などと述べた上で、区議とは別の都議(当時)の名前を明かした。

また当時、工事入札をめぐって自身が警視庁の事情聴取を受けたことも明かした。

元経理課長は当時、区の指名業者選定委員会の一員で、課として指名業者の原案をつくる役割を担っていたが、九四年三月末に区役所を退職している。

これまでの本紙の取材に元経理課長は「区議は、区議会で区の幹部を糾弾することがあり、意向に逆らうと怖いと思った。退職したのは、精神状態がよくなかったことと、区議と離れたかったため」と当時の心境を語っている。

これに対し、委員会を別室で傍聴した区議は取材に「元経理課長が言ったことと私の事実認識とは隔たりがある」と反論。今後の百条委で見解を主張する手段を模索する考えを示した。 (中山高志)

****以上****

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12月29日(水)のつぶやき

2010-12-30 02:32:48 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
00:34 from web
中央区政で、大切にしたい五つの視点。?すべては子ども達の未来のために、?皆で力を合わせて、?縦割り行政から脱し連携をして、?科学的根拠をもって、?常に環境(循環型社会)を考える区政。
01:36 from goo
子育てで大切なこと、それは、「たいへんよくできなくてもいいんです。」 #goo_kodomogenki http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/f538922732b533c7920ecb9d24cc9106
01:41 from web
RT @monaken: 「ホテルルワンダ」という映画の最も恐ろしいところは、「誤った情報に扇動された隣人が隣人を殺した」という事。核爆弾を使ったわけでもないのに100万人以上を虐殺して、それがたった十数年前に起きて、助けるべき人達が助けなかった事は多くの人が学ぶべき事だ
12:08 from web
2001年中央区月島に開業以来、年末は大晦日まで診療しています。今日も相変わらずお風邪の子が多くいらっしゃいました。正月までには、みんな元気になりますように。インフルエンザ予防接種まだの方、この年末年始に済ませてください。例年1月中旬より猛威をふるいます。
17:50 from web
本日29日と明日は18時から、所属する臨港消防団による歳末特別警戒。これから行ってきます。外は、寒そう。
by kosakakazuki on Twitter
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子育てで大切なこと、それは、「たいへんよくできなくてもいいんです。」

2010-12-29 01:28:30 | 子育て・子育ち

子育てで、とても大切なことは、完璧をめざしすぎないこと。

親御さんがよく困った顔をされます。

「風邪になってしまったのは、自分の責任だ。」と。

風邪は、どうやっても引くものです。誰のせいでもないのに、そこまで、自分でしょってしまっては、どうもこうもなりません。

同じようなこととして、体重でも、性格でも、ご病気でも、気にされる方がいらっしゃいます。

そんなことありません。

こんなはんこがたくさんおされる子育てで、いいんです。

(2010/12/28日経新聞夕刊 社団法人 日本新聞協会の全面広告より)

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東京都 中央区エコタウン構想の策定に向けて

2010-12-28 23:38:48 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

中央区エコタウン構想策定に向けて、ワークショップが開催されています。

東京駅前地区と春海地区においてそれぞれ、四回開催されました。

今後の施策に生かされていくことを期待致します。

 

****中央区のホームページより****

 中央区エコタウン構想の策定

地球温暖化対策をはじめとした環境問題は、国際的な協調や対策が求められる「待ったなし」の課題となっている。
  本区においては、平成20年3月に「中央区環境行動計画」を策定し、「地球規模で考え、足元から行動する。」という理念のもと、さまざまな環境施策に取り組んでいる。
  「環境行動計画」に定める基本目標や二酸化炭素削減目標をより効果的に実現していくためには、生活や仕事の場における具体的な「目標像」や「目標となるライフスタイル」などの明確化と区民や事業者それぞれの環境意識とそれに基づく環境行動がなにより重要である。
  そのため、地域内でのエネルギー利用や緑化、水辺活用など区民が快適に住み、働き、生活を楽しみながら、低炭素社会を実現することができる「中央区エコタウン構想」を策定します。
  策定にあたっては、住宅系のモデル地区として「晴海地区」、業務系のモデル地区として「東京駅前地区」を対象に、区民や事業者、関係する区職員をメンバーとするワークショップを活用して策定作業を進めていきます。

第1回ワークショップの開催記録

 (1)東京駅前地区 PDF・241KB

 (2)晴海地区 PDF・233KB

第2回ワークショップの開催記録

 (1)東京駅前地区 PDF・240KB

 (2)晴海地区 PDF・233KB

第3回ワークショップの開催記録

 (1)東京駅前地区 PDF・227KB

 (2)晴海地区 PDF・262KB

第4回ワークショップの開催日時及び場所

 (1)東京駅前地区
     平成22年12月20日 月曜日 午後2時30分から午後5時
     会場:日本橋プラザ3F
 (2)晴海地区
     平成22年12月14日 火曜日 午後7時から午後9時20分
     会場:アートはるみギャラリー

※傍聴希望の方は、下記問合せ先へご連絡ください。

【問合せ先】
環境保全課計画推進係
電話 03-3546-5406 ファクス 03-3546-5639

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「子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発」との報道について

2010-12-28 16:12:17 | 小児医療

 読売新聞で、「子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発」との報道がなされていました。
 推計40万人に接種で、失神・意識消失が21件。
 失神の数が多く、強い痛みにより自律神経のバランスが崩れる(血管迷走神経反射)のが原因と分析されています。

 当院でも、筋肉注射の「子宮頸がんワクチン」を、いつもの皮下注射より痛くないという子もいれば、痛いという子もいましたが、「強い痛み」という子はいませんでした。

 本区もいちはやく(本年6月17日より)、子宮頸がんワクチンの接種無料化を一部年齢(中学生)で実施しており、今後、このような副作用に関しても注意してみて行きたいと思います。

 また、副作用とともに、子宮頸がんワクチンの導入により、子宮頸がん発生が、実際にどれだけ減少させることができたのか、統計的なデータも国レベルで公衆衛生学的見地から出していただきたいものです。


厚労省関連ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000yw9d-att/2r9852000000ywga.pdf


****中央区ホームページより****
http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei22/puresuh220617/index.html

子宮頸がんワクチンの接種費用を全額助成します

1 概 要
中央区では、若い女性に増加している子宮頸がんを予防するため、このたび
中学1年生から3年生までの生徒を対象にワクチン接種費用の全額助成を行
います。あわせて、この助成をきっかけに女性特有のがん検診についても一層
の普及・啓発を図ってまいります。

2 実施内容
(1) 対象者 区内在住の中学1年生から3年生
(約960人)
(2) 接種者見込 380人(約40%)
(3) 開始時期 平成22年7月下旬
(4) 必要接種回数 3回(初回、1ヵ月後、6ヵ月後)
(5) 接種期限 中学3年の3月31 日まで(ただし、平成22 年度の中学3
年生は平成23 年9月30 日まで)
(6) 公費負担 全額助成(56,000 円を公費負担)
(7) 実施方法 社団法人中央区医師会及び社団法人日本橋医師会の協力
医療機関で個別接種により行う
(8) 個別通知 対象者全員に予防接種の案内、予診票、協力医療機関リ
ストを郵送(子宮頸がんワクチン接種と女性特有のがん
検診の普及啓発を図るためのリーフレットも同封)

3 啓発事業の実施
(1) 区立中学校(4校)において親子を対象とした「出前講座」を開催
(2) 私立中学校に通っている親子を対象に中央区保健所でも「講座」を開催
(3) 区のおしらせ中央、区のホームページに案内文を掲載

********* 

****読売新聞(2010/12/28)*****
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101227-OYT1T01223.htm
子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発

 子宮頸(けい)がんワクチンの副作用として、気を失う例の多いことが、厚生労働省の調査でわかった。


 接種者の大半が思春期の女子で、このワクチン特有の強い痛みにショックを受け、自律神経のバランスが崩れるのが原因とみられる。転倒して負傷した例もあるという。同省は「痛みを知ったうえで接種を受け、30分程度は医療機関にとどまって様子を見るなど、注意してほしい」と呼びかけている。

 子宮頸がんワクチンは、肩近くの筋肉に注射するため、皮下注射をする他の感染症の予防接種より痛みが強い。昨年12月以降、推計40万人が接種を受けたが、10月末現在の副作用の報告は81人。最も多いのが失神・意識消失の21件で、失神寸前の状態になった例も2件あった。その他は発熱(11件)、注射した部分の痛み(9件)、頭痛(7件)などだった。

(2010年12月28日03時02分  読売新聞)

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日本環境学会声明「築地市場の豊洲汚染地への移転作業強行を憂慮し、安全性の再検証を求める」

2010-12-28 09:28:19 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 昨日12/27、都議会の各会派、報道各社、関連団体に向けて日本環境学会からの正式の声明文が出されました。
 12/19日の日本環境学会 幹事会で採択されたものです。

 声明では、「エセ科学」と強い表現が用いられておりますが、私も、今回の土壌汚染調査とその対策は、「科学」とは言えないと感じています。
 あたかも「科学」の名を語りながら、まったくその名に値しないことを東京都はおこなっています。

 理由を挙げれるのであれば、きりがないのですが、敢えてあげてみると、

その1:技術会議、なぜ、非公開にせねばならなかったのでしょうか?
 百歩譲っても、議事録の公開(発言者名は非公開)は、会議がすべて終わってからなされています。なぜ、会議議が行われた後、ただちに議事録を出さないのでしょうか。


その2:声明文にある初期値の問題、これは、非常に大きな問題です。
 科学の分野で世界的に権威ある雑誌『Nature』に批判記事が書かれ、東京都のおかしなやり方は世界中の科学者が知るところとなっています。
 私が、腹立たしいのは、都議会を欺いたことです。
 中間報告を出した三月時点では、高濃度ベンゼンの中温加熱処理の実証ができていませんでした。2.7倍のもので処理能力を実証していたその事実を隠したまま、議会に「土壌汚染対策の有効性が確認されました~豊洲新市場予定地の汚染物質処理に関する実験の結果(中間報告)について~ 平成22年3月10日東京都中央卸売市場 」なる報告を上げています。議会は、技術の有効性を信じざるを得ないわけであり、付帯決議つきの市場会計予算を通すこととなってしまいました。


その3:土壌汚染調査のコアサンプルを、対策が終わらないうちから廃棄(証拠隠滅)をしようとしていること。
 もし、対策をなしているときに、調査と会わない事実がわかった場合、コアサンプルの分析に立ち返り、検証することができます。
 この度の盛り土汚染問題も、コアサンプルに立ち返れば、あらたな検証ができることになります。


その4:ブラウンフィールド(塩漬け土地、土地購入費1980億円に対し土壌汚染費用は586億円で比にして30%)の東京都負担による不透明な土地取引。
 普通は汚染者が、土壌汚染を処理し、販売するべきものが、購入者である東京都が負担し、汚染調査をし、土壌汚染処理もしようとしています。
 この点は、現在、過去の取引の点は、余計にかかる土壌汚染対策費用分の返還を都知事に求める裁判がなされ、これからの取引部分は、住民監査請求がなされているところです。
 586億円の税金は、土壌汚染処理ではなく、他のことにこそ使うべきでは?


その5:あくまでも「有楽町層」を調査しない姿勢。
 水を通しにくい『難透水層』であるにもかかわらず、水を通さない層の印象をつけるため『不透水層』と表記している点。
 もし、そのように表記する場合は、注釈などつけて、誤解を与えないように配慮すべきであると思います。


その6:地下水汚染“のみ”の汚染があるとして、対策を立てている点。
 地下水は、専門家会議における詳細調査において、有楽町層と地表との中間地点で採取し、そのエリアの土壌汚染がないかを判断するスクリーニングのために採取しています。
 さらに地下水が移動することも考慮に入れず、過去の調査時点のまま、その場所に汚染がとどまっているとして対策をしようとしています。
 地下水汚染の対策は、水槽の水ならいざ知らず、地下水位をAP1.8mに管理するなどできるものなのかどうかも含め、疑問の余地が多々残ります。


その7:改正土壌汚染対策法における「土壌汚染の指定区域」に指定解除を確認しないまま、市場建設を進めるタイムテーブルにしていること。
 土壌汚染処理、地下水汚染処理をまず、完璧になされ、「土壌汚染の指定区域」が解除されねば、都民の不安は解消されないのではないでしょうか。

その8:軟弱地盤の上に市場建設はたいへんナンセンスな話であり、大規模地震の際は、食料供給拠点として、意味を成さなくなってしまいます。
 しかし、地盤沈下の評価も、東京都は、「環境影響評価書案」では、地下水の揚水による影響しか考えていません。

その9:専門家会議、技術会議で提言のあった地下水汚染処理を監視する「協議会」の設置を、まずは、計画に記載すべきところ、「環境影響評価書案」にさえその文言が入っていません。安全性を軽視する姿勢がうかがわれます。
 「声明文」でも、「公開討論会」や「クロスチェック」の記載がありますが、第三者的な評価をすることは、とても大切だと考えます。

その10:「ベンゾaピレンの高濃度汚染」「有楽町層の存在しない地点」「有楽町層より深い部分の汚染の存在」などを、新聞報道で知ることとなりました。
 たとえ、都合が悪い情報でも、積極的に開示し、それへの対策をとっていくべきではないでしょうか。

 あげれば、きりがありませんが、とりあえず10個述べておきます。

 「一流の学者が安全と言っているのだ。それを疑ってどうする」と石原都知事がご発言されているということですが、「一流の学者が安全と言うこと」が大事なのではなく、「一流の学者がどういう理由で安全と言ったか」が大事だと考えます。

 「科学的根拠」の上に政策立案をすべきと考えます。
 決して、政治の力で、「科学的結論」を捻じ曲げてはなりません。

 

***以下、声明文****

<声明>

 築地市場の豊洲汚染地への移転作業強行を憂慮し、安全性の再検証を求める

 東京都中央卸売市場・築地市場の豊洲汚染地への移転計画は、「食の安全・安心」が担保されないとして各方面から批判が上がっている。案件そのものも「現在地再整備」を選択肢に加えて、現在都議会で継続審議中である。それなのに石原慎太郎知事は、2010年10月22日、「議論は尽くされた。安全・安心の確保は十分に可能。行政の主体者としての責任で、(汚染地の買収を含む)移転計画を実行する」との趣旨の強い意思決定をおこなった。それを受けて東京都は11月19日に「豊洲新市場建設事業に関する環境影響評価書案」を開示、2011年1月12日締切で一般からの意見募集をおこなっている。

 私たちは、この事態を深く憂慮し、計画の原点に立ち戻って、「食の安全・安心」の視点に立った、汚染実態と対策案の再検証を行うことを、強く求める。

 石原知事は、再三、「一流の学者が安全と言っているのだ。それを疑ってどうする」という趣旨の発言を繰り返している。しかし、科学の本質は「一流の学者が言っているのだから大丈夫」などというものでは絶対にない。何よりも、客観的・具体的で正確なデータによって事実が行玄され、精密で合理的な検証によって事柄の本質が解明され、されらの基本部分が(普通は査読を下手論文として)公開・認知されることで、初めて科学的事実として定着するのである。

 環境影響評価案の説明会等では、「従来都がおこなった諸調査で汚染の実態は詳細に明らかにされ、適切な処理で浄化できることが確かめられた」とされるが、事実は全く異なる。多くの汚染実態が未解明のままであり、従って、大作自体も合理的な説得力を持たない。
 これを象徴的に物語るのが、過去の「詳細調査」の結果をもとに、「ベンゼンの土壌溶出量が環境基準の43,000倍に達した高濃度汚染検体」を採取したと称して、2010年1~6月の「適用実験」に供した試料が、現実には基準のわずか2.7倍の初期値濃度しか持っていなかったという事実であった。これをあたかも「高濃度汚染土壌の浄化に成功した」かのように装うために、都は「専門家と相談」の上、この低い数値を当初墨塗りにして隠蔽したのである。このような歪曲を敢えて犯した人々に、「科学性」を論じる資格はもはや全くない。

 都は、これまで私たちが求め続けてきた、現地への立入・測定や調査研究、サンプルの採取や分与等をすべて拒み続けて、汚染の実態を客観的に検証する道を自ら閉ざした。現在、汚染の唯一の物証であるボーリング・コアも廃棄しようとして、実態を憂慮した市民から差止訴訟が提起されている。このような姿勢は、当局が頻繁に口にする「都民の理解と協力の下に事業を推進する」理念とは、全く逆光すると言わざるを得ない。

 私たちは、真の意味で科学を志す人間として、このような「エセ科学」の横行や、科学性・客観性が欠如した都の対応を許すわけにはいかない。石原知事と都当局は、すべからく「食の安全・安心」過去保の原点に立ち戻って、改めて信頼度の高いデータの収集と解析をおこなうべきである。その作業を成功させるためには、上述の諸要請を受け入れるとともに、専門家会議・技術会議メンバーの参加の下に、私たちとの公開討論会を早急に開催するよう、ここに重ねて求めるものである。

 2010年12月19日   日本環境学会幹事会

****以上*****

コメント

豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(1)

2010-12-28 07:54:11 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 現在、東京都では、豊洲土壌汚染の環境アセスが行われ、「環境影響評価書案」の意見書が募集されています。
 この前段階の「環境影響調査計画書」に関して、東 京 都 環 境 影 響 評 価 審 議 会の場で審議されました。

 どのようなことが問題点にされていたのか、議事録から振り返ってみます。

 重要箇所に下線を引いています。
 
****東京都ホームページより*****
平 成 21年 度 東 京 都 環 境 影 響 評 価 審 議 会 (第3回総会) 速記録

平成21年6月26日(金) 都庁第二本庁舎31階 特別会議室27

(午前10時00分開会)
○石原課長 おはようございます。本日は、お忙しい中をご出席いただきましてありがと
うございます。 事務局からご報告申し上げます。現在、審議会委員19名のうち11名のご出席をいただい
ており、定足数を満たしております。 それでは、平成21年度第3回総会の開催をお願いいたします。 なお、傍聴の申し出がございますので、よろしくお願いいたします。

○小島会長 それでは、会議に入ります前に、本日は傍聴を希望される方がおられますの で、「東京都環境影響評価審議会の運営に関する要綱」第6条第3項の規定によりまして、 会場の都合から、傍聴人の数を30名とさせていただきます。
それでは、傍聴の方を入場させてください。 (傍聴人 着席)

○小島会長 傍聴をされる方は、傍聴希望案件が終了次第、退室されて結構でございます。 よろしくお願いします。
ただいまから、平成21年度東京都環境影響評価審議会第3回総会を開催いたします。
本日は、会議次第にありますように、「豊洲新市場建設事業」環境影響評価調査計画書 の答申に係る審議を行います。その後に受理報告を受けることにしたいと思います。

初めに、「豊洲新市場建設事業」環境影響評価調査計画書の答申に係る審議を行います。
この事案につきましては、本年3月に変更届が出され、調査計画書から手続を再実施す るに至った経緯がございます。また、5月から新しく委員になられた方もいらっしゃいま すので、改めて事務局からアセス手続の経緯、調査計画書の概要及び都民意見、区長意見、 委員意見、これらにつきまして一括して説明をお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。

○夏目担当副参事 それでは、「豊洲新市場建設事業」に係るアセス手続以下について説 明をさせていただきます。
お手元にお配りしてあります「『豊洲新市場建設事業』環境影響評価調査計画書参考資 料」というタイトルがついている資料と「東京都の環境影響評価制度」というパンフレッ トをあわせてご覧いただければと思います。
参考資料を1枚お開きください。右肩に「参考1」と書いてある書類でございます。 「『豊洲新市場建設事業』に係る環境影響評価手続の経緯」というタイトルがついております。パンフレットのほうを1枚お開きいただいて、「基本手続」と書いてあるところを ご覧いただければと思います。

本事業は、約40.7ヘクタールの卸売市場の設置と、約6,600台の自動車駐車場の設置を 行う事業でありまして、東京都が事業者となっております。パンフレットの1ページの上 のところ、「計画段階環境影響評価手続」と書いてあるところをご覧いただきますと、こ こには「東京都の計画に限る」という※印がついていますが、今回、この事業は、東京都 が実施することと、卸売市場で40.7ヘクタールという大きさのもの、自動車駐車場で6,60 0台という大きな駐車場を整備するということで、パンフレットの4ページをご覧いただ きますと、「対象事業及び個別計画の種類と要件」というところがありまして、4ページ の上のところに、「条例の対象となる事業(事業段階環境影響評価)及び個別計画(計画 段階環境影響評価)の種類と要件は、下記の表に示すとおりです。」と書いてありますけ れども、そこの真ん中くらい、15番と16番をご覧いただきますと、「自動車駐車場の設置 又は変更」ということで、個別計画の要件のほうを見ていただきますと、路外駐車場とい うことで、設置については同時駐車能力2,000台以上、「卸売市場の設置又は変更」では、 敷地面積が20ヘクタール以上ということがありまして、本案件はこれに該当するというこ とで、1ページに戻っていただいて、計画段階環境影響評価手続を要する案件ということ で手続が開始されました。
参考資料をご覧いただきたいと思います。環境配慮書が平成16年9月15日に受付を行い まして、9月22日に審議会に諮問されました。その後、部会で審議を7回行った後、平成 17年2月28日に審議会答申が出されました。
その後、第2段階として事業段階環境影響評価手続に進んで、調査計画書平成18年10 月30日に受付を行いまして、平成18年11月1日に審議会に諮問されました。同年12月13日 に部会審議を行いまして、同じく同年12月26日に審議会答申をいただきました。
その後、パンフレットのほうですと、1ページと2ページの真ん中あたりになると思い ますが、環境影響評価書案が提出されまして、それが平成19年1月25日に受付を行いまし た。その後、2月27日に審議会に諮問しまして、項目別に、大気などについて審議をして いただくのですが、そうした部会審議を、平成19年6月26日から9月14日の間に3回審議 を行いました。
ここで、事業者から、しばらく審議を中断してほしいということがありまして、その下 に「参考」とありまして「中央卸売市場の動き」と書いてありますが、この間に、平成19年5月19日に「専門家会議」設置と書いてあります。「豊洲新市場予定地における土壌汚 染対策等に関する専門家会議」が正式名称ですが、ここは見やすくするために省略させて いただいております。そうしたものを設置して、平成20年7月26日にその専門家会議から 報告書の提出を受けております。同年8月15日に「技術会議」設置と書いてありますが、 これは「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策等に関する技術会議」というものを設置され、 本年2月3日に技術会議の報告書の提出を受けているという動きがあります。
この間、審議はストップしていたのですが、本年3月25日に審議会に事業者から変更届 が出されました。変更届の内容については、「参考1」を1枚おめくりいただきますと右 側に「変更届」がありますが、こういったものが出されまして、次の内容が変わるという ことでございます。それで、同年3月27日の審議会で意見聴取を行いました。
その結果は、「別紙」のページですが、「『豊洲新市場建設事業』変更届について(回 答)」という文書の「記」以下を読みますと、「『豊洲新市場建設事業』に係る環境影響 評価手続については、東京都環境影響評価条例第40条に基づく環境影響評価調査計画書の 作成から、再度実施する必要がある。」という回答をいただきました。
これに基づきまして、事業者のほうでは、環境影響評価書案まで進んでいたのですが、 先ほどのパンフレットでは1ページの「調査計画書」まで戻る形で、今回、再実施を行う ということで、本年5月8日に再実施の調査計画書が提出されたところでございます。
それで、本年5月20日に審議会に諮問されまして、第二部会に付託されまして、今回、 総会に報告する運びになりました。
次に、参考資料を2枚おめくりいただいて、「参考2」と書いてあるページをご覧くだ さい。調査計画書ですと、1ページをお開きください。「事業者の名称、代表者の氏名及 び主たる事務所の所在地」と書いてありますが、事業者の名称は東京都です。対象事業の 名称及び種類は、豊洲新市場建設事業。種類としては、卸売市場の設置、自動車駐車場の 設置でございます。対象事業の内容の概略は、そこの表に記載されているとおりでありま して、敷地面積は全体で約407,000m²になっております。主要用途としては、卸売市場、 商業施設、駐車場となっております。工事予定期間は、平成22年度から平成26年度の約5 年としております。供用開始予定は平成26年度としております。
調査計画書の3ページをお開きください。参考資料では次のページになりますけれども、 「事業の内容」ということで、計画地の立地特性及びゾーニングの図が示されております。 ゾーニングでは、流通ゾーンとして、水産物部の仲卸とか水産物の卸売、青果部卸などのほかに、賑わいゾーンとか景観ゾーンというものがゾーニングされております。 次に4ページをお開きください。参考資料では次のページになりますが、計画地の位置 図です。図面の真ん中ほどの、5街区、6街区、7街区が計画地になります。調査計画書では、右のページに空中写真が載っております。 次に、調査計画書の15ページをお開きください。参考資料では右のページです。「主な
施設の想定規模」ということで、5街区、6街区、7街区の施設の概要と、下段には、市場流通機能部分とにぎわい機能部分の概要が載っております。駐車台数については、市場 流通機能部分で約5,400台、にぎわい機能部分で約1,200台、あわせて6,600台となってお ります。

次からは、調査計画書に基づいて簡単にご説明したいと思います。
調査計画書の20ページをご覧ください。「土壌汚染対策計画」ということで示されてお ります。計画地では、過去に都市ガス製造が行われており、土壌汚染が確認されている。 土壌汚染対策は、豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議から報告を受け た内容とする。土壌汚染対策の内容は以下のとおりである。計画地とその周辺地域との間 で地下水の流出入を防ぐため、各街区周縁に遮水壁を設置する。ガス工場操業時の地盤面 (A.P.+4.0m)から深さ2m(A.P.+2.0m)までの土壌をすべて掘削し、入れ替える。ガ ス工場操業時の地盤面(A.P.+4.0m)から深さ2m(A.P.+2.0m)より深い部分は、操 業由来により処理基準を超過した土壌を処理基準以下に処理する。汚染土壌は、掘削微生 物処理、中温加熱処理、洗浄処理等により処理する。土壌や資材の運搬については、計画 地北側の晴海・豊洲間水域に仮設桟橋を設置し、船舶による輸送を積極的に活用する。建物建設前までに、環境基準を超過した地下水を環境基準以下に浄化する。土壌及び地下水 の汚染物質処理終了後、液状化対策を行う。地下水の管理を行い、地下水位を一定に保つ というようなことが記されております。
21ページをご覧ください。「施工計画」でございます。本事業の主な工事内容は、以下 に示すとおりである。工事の実施に当たっては、仮囲いの設置、山留壁の設置、仮設プラ ント等による汚染土壌・汚染地下水の処理、建設発生土の適正な処理、密閉容器を使用し た揮発性物質を含む汚染土壌の運搬、沈砂槽等の設置による濁水の処理、工事用車両の適 切な運行管理の実施、工事用車両の洗浄等による土砂・粉じん飛散防止、工事用船舶の適 切な運行管理の実施などの環境保全対策に努めるとしております。
主な工事内容としては、下段の表に記載のとおりで、土壌汚染対策工事としては、汚染土壌除去工事と汚染地下水浄化工事。土木工事としては、液状化対策工事、舗装工事等記載のとおりです。建築工事については、杭工事、基礎躯体工事等、記載のとおりでござい ます。
次の26ページから86ページに関しましては、地域の概要について記述してあります。
74ページをお開きいただければと思います。「6.2.5土壌汚染」のところです。計画地 のある豊洲ふ頭は、従前は東京ガス豊洲工場の敷地として利用されていた。東京ガス豊洲 工場では、昭和31年11月に都市ガスの製造・供給を開始し、昭和63年8月に停止した。計 画地においては、平成10、11年に土地所有者が土壌汚染対策概況調査を自主的に実施し、 平成13年1月に調査結果や汚染対策を公表した。平成13年10月、都民の健康と安全を確保 する環境に関する条例が施行されたことを受け、土地所有者は、同条例に基づき、平成14 年6月、土地利用の履歴調査届出書、同年10月土壌汚染状況調査報告書、同年11月汚染拡 散防止計画書を提出し、平成17年9月には、再度汚染拡散防止計画書を提出している。平 成19年3月、汚染土壌対策工事を完了したことにより、同年4月、汚染拡散防止措置完了 届出書を提出し、条例に基づく手続を完了している。その後、東京都は、市場が生鮮食品 を扱うことの重要性から、都民が安心できる市場とするため、土壌汚染対策等を検証する 専門家会議を設置し、計画地内の土壌及び地下水の汚染状況の調査を行った。
専門家会議では以下の調査を実施しているとして、土壌・地下水の詳細調査、内容はそ こに記載のとおりです。絞込調査、土壌ボーリング調査を実施したとしております。
なお、土壌・地下水の詳細調査は、東京都土壌汚染対策指針に定める「汚染状況の概況 調査」に、絞込調査及び土壌ボーリング調査は、同指針に定める「汚染状況の詳細調査」 に相当するとしております。
87ページをお開きください。87ページは、環境影響要因と環境影響評価の項目との関連 表です。大気汚染から温室効果ガスまで、それぞれの予測する事項を、どの段階でするか という表です。今回、再実施の調査計画書では、「地盤」と「水循環」が項目として新た に追加されました。
それから、下の注2)をご覧いただきますと、工事の施行中の施設の建設は、土壌汚染 対策工事を含むとしております。注3)ですが、工事の施行中の建設機械等の稼働、汚染 土壌の掘削・処理等及び汚染地下水の処理等には、汚染土壌の処理を行う仮設プラントと 汚染地下水の浄化処理を行う仮設プラントの稼働を含むとしております。
次に、88ページをご覧ください。「選定した項目及びその理由」が記載されております。
今回新たに「地盤」と「水循環」が追加され、「地盤」については、本事業の実施により 地盤に影響を及ぼすおそれがある要因として、工事施行中における地下水の揚水に伴う地 盤沈下及び掘削に伴う地盤の変形が考えられる。また、工事の完了後における地下水の管 理(地下水の揚水)に伴う地盤沈下が考えられるとしております。
次のページの「水循環」のところも、本事業の実施により水循環に影響を及ぼすおそれ のある要因として、工事の施行中における地下水の揚水に伴う地下水の水位の変化が考え られる。また、工事の完了後における地下水の管理(地下水の揚水)に伴う地下水の水位 の変化が考えられるとしております。
その他の項目については記載のとおりでございます。
次に91ページをお開きください。91ページから93ページにかけましては、「調査等の手 法」ということで、それぞれの項目の調査の手法が記述されております。
94ページをお開きください。94ページからは、「項目別の調査等の手法」ということで 記載されております。
96ページをお開きください。96ページは、大気質、気象、交通量の調査地点をお示しし たものです。
100ページをお開きください。100ページは、工事の完了後の関連車両の走行に伴う大気 汚染の予測地点が示されております。大変恐縮ですが、凡例のところで、「予測地点(No. 1~9)」となっておりますが、「予測地点(A~I)」の誤りですので、あわせて訂正 をよろしくお願いいたします。
次に、106ページをお開きください。106ページでは、騒音・振動調査地点のNo.1から No.8についてお示ししております。
109ページをお開きください。109ページは、工事の完了後の関連車両の走行に伴う騒 音・振動の予測地点を示しております。この図でも、予測地点は「(A~I)」ですので、 あわせて訂正させていただきます。
113ページをお開きください。113ページは、土壌汚染の調査でございます。上のほうの 表8.2-19「調査手法(現地調査)」。調査事項としては土壌汚染の状況ということで、計 画地内約900地点とするということで地点を定めて、深度方向に1m間隔でボーリング等 により土壌試料を採取し、公定法により分析するとしてございます。
125ページをご覧ください。125ページは、景観調査地点を示した図でございます。No. 1からNo.4まであります。
6
次に、132ページをお開きいただければと思います。今回、環境に影響を及ぼすと予想 される地域を示した図で、江東区豊洲一丁目から六丁目、有明一丁目、中央区晴海一丁目 から五丁目までが該当します。調査計画書の説明は以上です。


(次のブログにつづく)
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豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(2)

2010-12-28 07:53:42 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
(つづき)

 恐縮ですが、参考資料にお戻りいただければと思います。右肩に「参考3」と振ってあ るA3判をたたんだものがあります。「『豊洲新市場建設事業』環境影響評価調査計画書 に対する都民、周知地域区長及び委員意見等について(要約)」というタイトルがついて いるものです。これについてご説明いたします。

 なお、下に注意書きがありますが、調査計画書に対する都民意見は、主なものを事務局 で取りまとめたものです。また、区長意見は、項目別に整理したものでございます。

まず1ページですが、「全般事項」として、「調査計画書に対する主な都民意見」です が、現況調査方法が、現行の環境確保条例に基づくものではなく、調査の対象と調査項目 が不足している。土壌汚染についての実態が把握されないまま本体工事を行うことになり、 工事中の作業員の健康被害や近隣への健康被害のおそれがある。土壌汚染の調査と対策は 万全を尽くすべき。
大気汚染に関する調査項目が不足している。専門家会議報告書では、土壌中からの汚染 空気の曝露による影響評価をしているが、その項目は、ベンゼン、シアン化合物、水銀、 ベンゾ(a)ピレン、芳香族炭化水素画分などがある。専門家会議記録を見ると、工事中 の作業員や近隣の健康被害について繰り返し注意を促しているが、計画書では、土壌中か らの汚染物質はベンゼンのみを取り上げているにすぎない。今回の計画書は、専門家会議 を反映しているか、疑わしい等、7件の意見が出されております。
「周知地域区長意見」としては、江東区長から、豊洲新市場の整備に伴う関連車両によ る交通渋滞、騒音の発生、大気汚染等環境負荷低減のためには、自動車交通量の減少に効 果のある大量輸送交通機関の整備が不可欠です。本区をはじめとする東部地域から新市場 へのアクセスの利便性確保に努めてください。今後の手続に当たっては、事業の実施に伴 って影響を与えると考えられる事項について、可能な限り、広範かつ詳細に調査をしてく ださい。また、地域住民を含む区民の理解を得るために、今後、調査に基づく情報の提供 や十分な説明、対応を積極的に行うとともに、意見、要望の聴取にも最大限努めてくださ い等、計4件の意見をいただいております。
中央区長からは、豊洲新市場へのアクセスとなる環状二号線や晴海通りの周辺地域につ いては、大型車両などによる大気汚染や騒音・振動などの影響が懸念される。このため、当該事業の実施が環境に影響を及ぼすと予想される地域に多くの住民が居住する佃地区、 月島地区、勝どき地区及び豊海町地区を追加されたい等、3件の意見がございました。
右の欄を見ていただきますと、「委員意見」ですが、事務局で、第二部会の担当委員の 方にヒアリングをして意見をいただいたものをまとめたものでございます。
まず、大きな項目としては、「以下のような審議会としての基本認識を示すべき。」と いう意見をいただきました。豊洲新市場建設事業は、かなり大規模な市場を建設するもの であるとして、操業に由来する土壌汚染が確認されており、食の安全・安心の観点から極 めて大規模な土壌汚染対策工事を実施するとしている。
土壌汚染対策工事に当たって、汚染が拡散しないように万全の措置をとることは当然で あるけれども、工事の実施に伴う大気汚染、悪臭、騒音・振動、水質汚濁などへの環境影 響についても留意することが重要ではないかという意見をいただきました

また、計画地が臨海部に立地することから、地震の発生による液状化現象が懸念される ということで、地盤や水循環などについて事前に検討しておくことが必要ではないかとい う意見をいただきました
一方、土壌汚染対策工事に重点が置かれているけれども、施設供用後においても、卸売 市場、千客万来施設などの事業の特性を考慮して、大気汚染、騒音・振動等への影響につ いて適切に予測、評価することが求められるのではないかという意見もいただきました。
こうしたことから、事業内容の具体化を進めるに当たっては、事業実施による環境影響 を的確に調査、予測及び評価するため、適切な調査、予測手法、評価手法を選定するとと もに、環境影響を回避または低減するために実施する環境保全の措置についても、その効 果及び実施に伴って新たに発生する環境影響についても事前に十分検討することが重要で あるという意見をいただいております。
また、複数の調査項目にかかわる事業があることから「全般事項」を設けて、以下のよ うな指摘が必要ではないかという意見をいただきました。
土壌汚染対策工事において、汚染土壌及び汚染地下水を仮設プラントにより処理する計 画としていることから、仮設プラントの施設の種類ごとに施設規模、処理対象物質、処理 方法等の諸元を明らかにすること。
仮設プラントごとに、処理対象物質や処理方法等が異なると考えられることから、事前 に仮設プラントの性能や特徴等を調査し、調査項目の見直しやそれらの影響について検討 し、その検討結果を詳述すること

工事施行中における予測手法については、事業の進捗に合わせて適切な予測手法等を設 定して評価すること。
市場流通機能施設及びにぎわい機能施設の共有に伴う関連車両の走行による大気汚染、 騒音・振動や、同施設から排出される悪臭、廃棄物などについて、適切な時点及び地点を 設定して、予測・評価することというような意見をいただいております。
あと、選定した環境影響評価の項目のほか、事業計画の具体化に伴って新たに調査等が 必要となる場合には、評価書案において対応することが必要ではないかという意見をいた だいております。

2ページをお開きください。「大気汚染」についてでございます。
主な都民意見としては、大気質の調査は、7日×1季となっていますが、最低でも7日 ×4季で行うべきです。
大気拡散モデルは、有風時はプルームモデル、無風時・弱風時はパフモデルを使用とな っています。プルーム・パフモデルは、平坦な地形で空気の流れが安定した状態を前提に してつくられた拡散モデルであり、海風、陸風の影響を受ける豊洲のような地形には適さ ない拡散モデルです。採用する拡散モデルを再検討するべきです。
そのほかには、大気質の状況は、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、二酸化硫黄、ベンゼン だけでなく、ベンゾ(a)ピレン、シアン等も入れるべきである等、記載の14件の意見を いただいております。
周知地域区長意見としては、江東区長からは、工事の施行中における建設機械の稼働、 工事用車両の走行に伴う大気汚染物質の挙動を的確に評価するとともに、最大限の排出負 荷の削減に努めてください。
工事の完了後における関係車両の走行に伴う大気汚染物質の挙動については、周辺環境 に与える影響が特に懸念されることから、周辺の道路構造、渋滞予測等を考慮した環境影 響評価を適切に実施してください等、記載の8件の意見をいただいております。
中央区長からは、豊洲新市場へのアクセスによる車両通行の変化や、今後の幹線道路の 整備を考慮して、大気汚染や騒音・振動の調査地点として、「勝どき駅前交差点付近」及 び「勝どき五丁目2番と勝どき六丁目1番の間」を追加し、予測・評価されたい。それか ら、豊洲新市場建設の掘削工事等により生じる土ぼこりなどの粉じんが、人の健康に影響 を与えないよう、予測・評価されたい等、記載の3件の意見をいただいております。
委員の意見としては、工事の施行中における建設機械の稼働や工事関連車両の走行に伴 う大気質及び騒音・振動の予測については、土壌汚染対策工事の実施による環境影響にも 留意し、予測時点及び予測地点を適切に設定して、予測・評価すること。
本事業の工事は、大規模かつ長期間にわたることから、各種工事に伴い発生する土ぼこ り等の粉じんの予測・評価について検討し、その検討結果について記述することが必要で はないかといった意見が出されております。
汚染土壌の掘削・処理及び汚染地下水の処理等の工事に伴い、大気環境中へ放出される ベンゼンについて予測事項としているのに合わせ、同工事の実施により揮散するおそれの あるその他の化学物質についても、必要に応じて、予測・評価の実施について検討するこ と。この項目については、「騒音・振動」あるいは「土壌汚染」の評価項目と密接に関係 することから、あわせて記述することが必要ではないかという意見もいただいております

次のページをお開きください。「悪臭」でございます。 悪臭については、都民からの意見はありませんでした。 周知地域区長からの意見としては、江東区長から、計画建築物からの悪臭が想定されていますが、各々の悪臭の発生源について、悪臭の発生濃度・発生量及び悪臭防止対策等を 明示してくださいという意見をいただいております。
委員の意見としては、工事の施行中において、汚染土壌の掘削や処理等に伴う臭気の発 生が懸念されるということで、予測事項の必要性について検討し、その検討内容を記述す ることという意見と、供用後においては、市場関係者のほか多くの都民等が来場すること が想定されることから、卸売市場の施設の供用に伴って発生する臭気に対する環境保全の ための措置について、詳述することという2つの意見をいただいております。

次に、「騒音・振動」でございます。
主な都民意見としては、新市場による発生集中交通量は、1日37,000台と予測されてい ます。この発生集中交通量が臨海部のそれぞれの道路にどれだけ配分されるかが、この地 域の大気汚染、騒音・振動に大きな変化をもたらします。そうした変化を多くの都民が理 解するためには、どの道路にどれだけの交通量が増大するかわからなければなりません。 調査計画書33ページの自動車交通量と対比して新市場供用開始後の交通量を記載して、大 気質、騒音・振動の変化の予測一覧表を作成・掲載することを求めます。これは大気汚染 のところでも掲示しています。2件の意見をいただいております。
周知地域区長の意見としては、江東区長からは、工事による騒音・振動が周辺環境に与 える影響について十分考慮して施工してください。騒音・振動の発生が大きな機械は、可能な限り長期間連続使用及び重複使用を避けてください。それから、苦情対応窓口を設け、 騒音・振動等の問題が生じた場合は、きめこまやかな住民対応を行い、改善に努めてくだ さい等、2件の意見をいただいております。
中央区長からは、豊洲新市場の工事施行中及び供用開始後、晴海地区等の住宅街におい て、大型車両の通行及び駐停車が想定されることから、これらにより発生する騒音・振動 に対して効果的な対策を講じられたい等、2件の意見をいただいております。
委員の意見としては、上段の意見については大気汚染の項で説明したものと同様です。 そのほかには、土壌汚染の評価項目と密接に関係するので、あわせて記述したほうがいい のではないかという意見をいただいております。

次に、「水質汚濁」でございます。
主な都民意見としては、「工事の完了後については、建物建設前までに地下水を環境基 準以下に浄化すること、下水道条例に基づき施設からの排出水を公共下水道へ放流するこ とから、予測・評価の対象として選定しない。」が、工事完了後こそ、水質が汚濁する可 能性が十分にあり得る。よって、工事完了後も、予測・評価の対象にする必要があると訂 正すべきである等、記載の4件の意見をいただいております。
江東区長からは、工事の施工に伴い発生する水質汚濁を的確に評価してください。特に 計画地周辺は、閉鎖系の水域であることに留意してください。そのほかに、ベンゾ(a) ピレンの処理に当たっては、安全性を第一に、処理過程で地下水等への汚染が生じないよ う十分な対策をお願いします。また、処理後においては、各街区における安全性確認のた めの地下水調査と調査データの公表をお願いします等、3件の意見が出ております。
中央区長からはありませんでした。
委員の意見としては、工事の施行中、新施設供用後における地下水の管理方法について、 具体的に明示する必要があるのではないかという意見と、工事の施行中における雨水排水 計画を具体的に明示してもらい、必要に応じた環境保全措置についても記述してもらう必 要があるのではないかという意見がありました。この項目についても、「地盤」と「水循 環」にあわせて記述する必要があるという意見もいただいております。

次に4ページをお開きください。「土壌汚染」でございます。
主な都民意見としては、今回のような場所の土壌汚染対策は、最低でも1年以上は処理 期間を確保し、処理計画の進行工程を明らかにして都民に公開された方法で処理を進め、 処理結果をその都度公表するやり方で行う必要がある。工程の見直しも含めて評価書の作成を行うように求めます。ほかに、都民が評価書案を 読んで理解することを可能にするために、どの汚染物質の処理はどの処理方法か、その処 理方法はどの方式を採用したかをきちんと説明するようにしてください。特に微生物処理 は外国からの技術を導入したものが多く、使用される微生物の種類がブラックボックスの 中に閉じ込めれた、公開性に問題があるからです。だからこそ、最大限公開性を確保して 処理作業が進められる必要があると考えます等、記載の10件の意見がございました。
周知地域区長の意見としては、江東区長から、本計画工事中において、基礎工事の掘削 や運搬車両からの汚染土飛散のおそれがあります。工事の施工に当たっては、法令等に基 づく土壌汚染対策を適切に実施することが必要ですが、さらに環境モニタリングを実施し て、その結果を開示することにより、地元区や近隣住民の理解を得ることが重要と考えま す等、記載の3件がございました。
中央区長からは、「全般事項」に同じものが記載されていますので、ここでは説明を省 略させていただきます。
委員意見につきましても、先ほど大気汚染の項目で説明したものと同様でございます。

次に5ページをお開きください。「地盤」でございます。
主な都民意見としては、地下水の中に溶け込んでいる汚染物質が、地震動による液状化により地上に噴出することはないのか心配です。調査計画書には、液状化対策工事が記載 されていますが、それはどのような工事で、どのような実績がある工事なのか、その有効 性を証明するデータとともに掲載する必要があると考えます等、記載の4件の意見がござ いました。
周知地域区長の意見としては、江東区長から、最新技術による液状化対策を行うととも に、地下水揚水等により市場場内及び周辺地区への影響が生じないよう、十分な対策をお 願いします。また、開場後も、地盤の変動について、区への定期的な報告をお願いします という意見をいただいております。
委員の意見としては、建物の杭工事及び基礎躯体工事等の地下工事については、地盤へ の影響及び地下水の変化が懸念されることから、これを監視するための具体的な方法を記 述し、必要に応じて新たな予測事項について検討を行うこと。それから、液状化対策工法 は、工法により地盤や地下水等への影響が異なることから、採用する工法について、採用 した理由及び効果等に言及しながら詳細に記述すること。他の記載意見につきましては、 先ほど、水質汚濁の項目で説明したものと同様でございます。

次に、「水循環」について説明させていただきます。
主な都民意見としては、新市場の敷地面積は40.7ヘクタールですから、新市場の敷地に 降る年間雨量は610,500トンとなります。調査計画書には、雨水の利用について触れられ ていますが、その利用量は700m³と極めて小さなものです。両国国技館ですら、5,000m³の 貯水槽を設けて雨水の有効利用を行っています。700m³貯水槽による利用計画ではいかに も不十分であり、評価書実施の作成までにもっと積極的な利用計画にして報告してくださ い。
予測地域、予測地点に関する記載が、「計画地及びその周辺とする」というあいまいな 記載でしかない。各街区何ポイントの予測地点を置くのか明記すべきである等、記載の6 件の意見をいただいております。
周知地域区長の意見としては、江東区長から、底面管理を確実に行い、汚染が拡大しな いように対応するとともに、水質、地下水の水位の監視状況について、区への定期的な報 告をお願いしますという意見をいただいております。
委員の意見としては、上の2点は地盤のところでご説明しました。
計画地と隣接区域との間に設置する遮水壁の構造とその効果について、記述することと いう意見をいただいております。
工事中の次の2点についても、水質汚濁の項目で説明しておりますので省略させていた だきます。

次に、6ページをお開きください。「生物・生態系」でございます。
主な都民意見としては、汚染地下水の海への流出について、桟橋の建設に伴う変化のみ ではなく、汚染地下水が海へ流れ込むことによる水生生物の生息環境の変化の内容及びそ の程度を調査に加えていただきたい。
周知地域区長からは意見がありませんでした。
委員意見としては、「生物・生態系」、「自然との触れ合い」にも同じものが記載され ていますが、6街区の水際線については、緑地の散策路や憩いの場等によるウォーターフ ロント景観を形成するとしており、「自然との触れ合い活動の場」としても考えられるこ とから、予測・評価の実施を含めて検討することという意見をいただいております。

日影」については、
主な都民意見はありませんでした。
周知地域区長意見としては、江東区長から、現状では、予測される範囲内に特に配慮す べき施設等はないとされていますが、今後、地域の計画が具体化されると思われるので、進捗に応じて適切な配慮をお願いしますという意見をいただいております。
委員からの意見は特にございませんでした。

(次のブログにつづく)
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豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(3)

2010-12-28 07:53:05 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
(つづき)

風環境」についても、
主な都民意見はありませんでした。
周知地域区長の意見としては、江東区長から、計画建築物による施設利用者及び周辺を通行する歩行者への影響のみならず、ヒートアイランド対策としての風の道の機能が損な われる可能性がありますので、その点からの影響についても、検討と対策をお願いします という意見をいただいております。
中央区長から、東京都の環境軸ガイドラインでは、環状二号線などの幹線道路と晴海、 豊洲、有明北地区とのまちづくりなどにより、街と自然をつなぐ緑のネットワークの形成 に努めるとしている。また、中央区においても、中央区環境行動計画で、ヒートアイラン ド緩和プロジェクトを重点プロジェクトに位置付けている。双方の指針に基づき、都心部 への「風の道」が形成されるよう、幹線道路や運河沿いに広がりと厚みのある緑化などの 充実を図りたい等の意見をいただいております。
委員の意見としては、「全般事項」に留意することという意見をいただいております。


景観」については、
主な都民意見はありませんでした。
周知地域区長意見としては、江東区長から、本計画地は、江東区都市景観条例及び江東
区景観計画で、臨海景観基本軸並びに水辺景観形成特別地区に位置付けられており、一般 地域に比べ、地域特性に特に配慮した計画が求められていることから、これらの景観形成 基準に則った計画としてくださいというような2点の意見をいただいております。
委員意見については、「生物・生態系」でご説明したものと同様でございます。

次に7ページをお開きください。「廃棄物」でございます。
主な都民意見として、どの項目もそうであるが、もう少し詳しく明確に記載すべきである。汚染土壌は、豊洲の現場から持ち出さない旨をしっかり明記すべきである。持ち出す 場合、どこにどれだけ持ち出し、持ち出す先の周辺住民への説明がなされるようにすべき である等、3件の意見をいただいております。
周知地域区長意見としては、江東区長から、大規模市場という施設特性から相当量の廃 棄物の発生が予想されます。関係法令及び条例に基づき、より一層の廃棄発生抑制、リユ ース並びにリサイクルに努め、ごみの減量化を図ってくださいということ。あと、建設発 生土等については、汚染の拡大が発生しないよう、十分な対策をお願いするとともに、マ ニフェスト(汚染土壌管理票)による管理をお願いしますという意見をいただいております。
委員意見としては、「全般事項」に留意することという意見をいただいております。

温室効果ガス」でございます。
主な都民意見として、新市場からの温室効果ガスの排出は、新市場建設に当たって使用
される建設資材を使用することによる温室効果ガス排出、新市場に出入りする37,000台の 自動車から排出される温室効果ガス、3点目として、新市場で使用される冷凍庫などを稼 働するためによる温室効果ガスの排出の3種類です。それら3種類の排出量のすべてを予 測・評価するべきです。その際、排出量を削減するための工夫を、例えば自然エネルギー の使用などを含めて記述するように求めますという意見をいただいております。
周知地域区長の意見としては、江東区長から、温室効果ガスの削減について、できる限 りの対策を講じることは当然として、自然エネルギーの活用についても、使用電力の一定 量を確保するなど、先進的な取組を図ってくださいという意見をいただいております。
委員の意見としては、施設の供用後においては、コールドチェーンの充実などによりエ ネルギー使用量の増加が想定されることから、建物の断熱性能など、施設の二酸化炭素削 減への配慮事項についても記述することという意見をいただいております。

そのほか、「選定していない項目」の意見としては、
都民意見として、オランダなどで は、評価項目についてどんな項目を選ぶか、ステークホルダー(利害関係者)との会議を 通じて決めていく仕組みになっています。東京都のアセス条例は、13項目の評価項目をあ らかじめ決めてしまっているために、大事な教育環境や経済環境、また、マイノリティへ の影響などについて予測評価しません。可能なところから改善していくべきであると考え ますという意見をいただいております。
周知地区区長意見としては、江東区長から、電波障害が発生した場合はCATVを活用 するなど、適切な対策を講じてくださいという意見をいただいております。
中央区長の意見は、先ほど別の項目で説明しているので省略させていただきます。
委員の意見についても、先ほど説明しているので省略させていただきます。

最後に8ページです。「その他」ということでまとめました。
主な都民意見としては、非常時には物質の流通に不安がある豊洲地区への新市場建設が果たして賢明な選択なのか、もう一度冷静な検討が必要だと考えるのは私だけなのでしょ うか、東京都の関係者の責任ある見解を評価書案に掲載することを求めます等、記載の20 件の意見をいただいております。
周知地域区長意見としては、江東区長から、本計画の建物内において、小売業を行うた めの店舗等で、店舗面積の合計が1,000m²を超えるものについては、大規模小売店舗立地 法に基づく手続が必要です等、記載の5件の意見をいただいております。
中央区長からは、特にありませんでした。
委員の意見は、特にございません。 以上、長くなりましたが、3点についてご説明させていただきました。

(次のブログにつづく)
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豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(4)

2010-12-28 07:52:49 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
(つづき)

○小島会長 どうもありがとうございました。 第二部会でだいぶ審議していただきました。
ただいまの報告につきまして、第一部会の方々も含めまして、何かコメントがありまし たら、ご自由に発言願います。どうぞ。

○中杉委員 土壌汚染を担当させていただきましたのでコメントしておきたいと思います。
土壌汚染については、施行後の問題が中心ですが、施行後については、計画書の中にあ る土壌汚染対策として、遮水壁を設けるということ、A.P.+2mまでの土壌を全部掘削するということ、建物の建設前に地下水位を観測することを強化すること等が考えられます。 これが達成されれば、施行後の土壌汚染はあまり問題にならないだろうと考えています。

施行前の、土壌汚染対策を行うときの問題のほうが大きいだろうと考えております。た だ、そこら辺の土壌汚染対策の中身について、具体的な記述がありませんので、それが少 し具体化してくるといろいろと、これでいいかどうかという問題が出てきます。

そういう意味で、対応施策を具体化した上で項目を検討してくださいという点になりま すが、それについては、評価書案において対応してくださいという記載にしてございます。 ただ、評価書案のところでいきなり、こういうふうにしましたといって出てきても、それ が適切かどうかという問題がありますので、事前に事務局と相談いただくことが必要だろ うと考えております。それによっては、さらに、ここに掲げてあること以外の項目につい ても評価していただくことが出てくるだろうと考えております。

○小島会長 どうもありがとうございます。 事務局から補足がありますか。

○夏目担当副参事 今、中杉委員からご意見をいただきまして、これについては事務局の ほうで、事業者のほうと連絡をとって、また事前に調整をさせていただければと思います。

○小島会長 どうもありがとうございます。中杉委員から、そういうご要望がありました ので、ひとつよろしくお願いいたします。
ほかにお気づきの点がございましたら、どうぞ。

○山下委員 山下でございます。法律を担当しております。
総会の場で大変恐縮でございますが、土壌汚染対策が重要であることから、読み上げら れました調査計画書に対する主な都民意見、「全般事項」、1ページの1、「土壌汚染」 に関しましても、4ページの9で同じ事項が掲げられておりますので、確認だけさせてい ただきたいと思います。
その趣旨は、頂戴いたしました都民からのご意見は、現況調査方法が現行の環境確保条 例に基づくものではなく、調査の対象と調査項目が不足しているというご指摘についてで ございます。今回、再提出いただきました平成21年5月付けの調査計画書の74ページ、 「6.2.5 土壌汚染対策」におきましては、4段階での研究調査が行われている旨の記載 がございます。
繰り返しになりますが、まず第1に、土地所有者による平成10年、11年での汚染土壌の 概況調査の自主的な実施でございます。第2段階が、平成13年10月、都民の健康と安全を 確保する環境に関する条例の施行に伴い、平成14年から、調査を届け出、その現況調査を 報告し、2度にわたる汚染拡散防止計画書を提出した上、平成19年3月に汚染土壌対策工事を完了し、同年4月にその旨の完了届を提出し、条例に基づく手続を完了しているとい うものでございます。
第3段階が、今回、専門家会議を設置されまして、土壌及び地下水の詳細調査、絞込調 査、土壌ボーリング調査が行われたというものでございます。また、第4段階として、最 後の土壌汚染ボーリング調査につきましては、環境確保条例の第117条の対象となること から、土壌汚染状況報告の調査が予定されているとして実施されたものであるとされてお ります。
私は、この4段階の調査におきまして、少なくとも、今回提出されました平成21年5月 の調査計画書においては、現行の確保条例に基づく現況調査が適切に行われていると考え られるのではないかと思いますけれども、その点を確認させていただきたいと思います。
そして、第5段階として、今回の計画書に対する私ども審査会の意見として、総括事項、 個別調査において、さらに、工事施行中の段階における汚染と粉じんの飛沫防止、あるい は、ベンゼンその他の揮発性の有害物質の大気中への拡散防止等についても、新たに検討 を要請しているものという理解でございます。
この点、条例、法令との適合性との観点ですので、都民から頂戴した意見に対して、こ れで十分であるのか、それともまださらに検討すべき点があって評価書において対応され たいということなのか、ご回答いただければと思います。確認させていただきたいと思い ます。

○小島会長 ありがとうございます。 今の点について、事務局から説明をよろしくお願いします。

○石原課長 今、山下委員からご確認いただいている件ですが、まず、調査計画書の74ペ ージの記載の部分についての点ですが、山下委員がおっしゃるところの第1段階というの は、東京都の条例が施行される以前の話でありまして、その時点においては、いわゆる自 主的調査と言われるものになると思います。ただ、その結果を踏まえて、平成13年10月か ら環境確保条例が施行されておりまして、それに適合された形で届け出はなされていると いうことでございます。ですから、第1段階、第2段階と先生がおっしゃった部分までは、 その土地所有者が行った調査が条例に基づいて行われているという部分であるとご理解い ただければと思います
その次の、第3段階とおっしゃっているところが、事業者である中央卸売市場が設置し た専門家会議での調査です。これについては、既に調査が実施済みですので、74ページから75ページに記載されておりまして、75ページの下段になお書きでありますように、そこ の部分についての条例上の位置付けは、いわゆる概況調査という表面の調査と、深度方向 のボーリング調査と、両方を行っているということが記載されております。
ただし、この際に行われた内容が、地下水について環境基準の10倍を超えたところにつ いてのみ行っていたということで、113ページをお開きいただきますと、現況調査手法の ところの表8.2-19というところで、「環境基準の10倍以下の汚染物質が検出された地点で 調査を実施」と書いてございます。これが条例に適合するように追加で行っている調査に なっております。
ですので、まず、足りないのではないかというご意見がありましたが、現行の法令に即 しては、調査を既に行っている部分と、今、行っている最中のところがあるとご理解いた だければと思います。

○山下委員 ありがとうございます。結構です。

○小島会長 それでは、ほかにどうぞ。
○柳委員 今、山下委員から確認の質問がありましたが、ついでに私も確認させていただ きます。
豊洲の案件については、国の法律のほうの話ですが、施行日以前に廃止されているとい ことで、附則3条で対象にしないという形があったので、それについては条例で対応して きたという考え方もあると思います。改正法は、来年4月1日以前に施行されることが予 想されていますので、本事業による土壌汚染対策や搬出汚染土の取扱いについても法の適 用が予想されます。その対応も必要になるだろうと思います

それから、新法61条には、卸売市場の設置者に、指定基準を超えているかどうかの確認 を求めるという努力義務も規定されていますので、もし、適用問題について、事務局のほ うでどういうふうに、石原さんは特にご専門ですので、現状ではどうなるんだろうとお考 えになっているのか、教えていただければと思います。

○石原課長 国会等の審議で、政府のほうが、改正土壌汚染対策法は適用されるという答 弁をされていることは承知しております。改正法そのものは成立していまして、第一部会 長がおっしゃるように、来年4月1日までに施行するとなっておりますので、時系列的に 言えば適用になると思います。
ただし、改正法4条に該当すると考えた場合も、それ以降の細かいいろいろな手続につ いては、中央環境審議会のほうで、環境省のほうでお決めになる政省令の検討中と聞いておりますので、現段階では、正直言って、細かい点はわからないと思います。ただ、先生 がおっしゃるように、土壌汚染対策法の適用を受ければ、搬出汚染土壌の扱いを、改正法 では厳しく見ることになっておりますので、それに対応した環境保全措置が必要になると いうことになると思います。

○中杉委員 補足的にコメントしておきます。 土壌汚染対策法の今回の改正で大きく変わるのは、搬出土壌の扱いのところで、石原課長がおっしゃったように、搬出土壌については、新しい土壌汚染対策法の規定がかかって くるだろうと思います。
あと、浄化対策でどこまで求めるかという観点に立っては、今回の、少なくともここに 書かれている記載の中身は十分なものだろうと考えております。法令上は、それを越えた 形の対応がされると判断できます

○小島会長 ありがとうございました。
ほかにございますか。
輿水委員、何かございませんか。

○輿水委員 特にございません。

○小島会長 ほかに、何でも結構ですが、お気づきの点がありましたら、ご遠慮なくどう ぞ。
○藤吉委員 最初の段階に環境配慮書が、計画アセスということで出てきて、平成17年に 審議をしていまして、そのときに、全体計画の中で環境への配慮をこれだけしますという ことで考えてきた提案だったわけですが、廃棄物に関して言うと、その提案の内容がほと んど変わっていない。どんどん具体化していくという話があったんですが、それがほとん ど、具体化が進んでいないという感じを受けますので、この評価書の中身が、この計画の もう少し具体化されたものが対象として上がってくるのではないかと期待していますが。 その辺の確認です。
例えば、廃棄物の場合で言うと、生ごみについて、リサイクルを考えてリサイクルして いくということが平成17年の当時に書いてある。今出てきている計画書も同じように書い てある。したがって、もう少し具体化が進んでいるとすれば、その具体化した内容で評価 書を作成していただけたらと要望します。

○夏目担当副参事 先ほどの中杉委員のご意見もございましたし、今の藤吉委員のご意見 についても、事業者にきちんと伝えて、評価書案の中で対応できるように記載させたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○小島会長 ほかにございますか。
よろしゅうございますか。
それでは、今いろいろな意見をいただきましたが、改正新法の話とか、今の評価書でど う対応するか。これから評価書ができ、申請者の見解書も出てくると思いますが、これら を含めまして、事務局のほうで、今の意見を反映したような形で対応していただければと 思います。
特に事務局からほかに何かありますか。

○夏目担当副参事 いろいろと意見をいただいた部分について、事業者にもきちんと伝え て、今後の評価書案等からのスケジュールの中できちんと対応できるようにということで 進めていきたいと思います。

○小島会長 どうもありがとうございます。その点、よろしくお願いいたします。
ということで、第二部会からのご報告等を含めていただきました。今のご報告をもちま して、それから、今の事務局への対応のお願いも含めまして、本審議会の答申としたいと 思いますが、よろしゅうございますか。
(「異議なし」の声あり)

○小島会長 ありがとうございました。それでは、そのようにさせていただきます。
事務局から答申書のかがみを配布してください。

(「かがみ」配布)

○小島会長 答申書を読み上げてください。

○夏目担当副参事 朗読いたします。
21東環審第8号。平成21年6月26日。東京都知事 石原慎太郎殿。東京都環境影 響評価審議会 会長 小島圭二。
「豊洲新市場建設事業」環境影響評価調査計画書について(答申)
平成21年5月20日付21環都環第57号(諮問第347号)で諮問があったこのこ とについて、当審議会の意見は別紙のとおりです。
「別紙」は、先ほど読み上げました資料1の2ページになるところでございます。
以上でございます。

○小島会長 どうもありがとうございました。
それでは、ただいま朗読しましたとおり、知事に答申することにします。

最後に、環境影響評価書などの受理関係について、事務局から報告をお願いいたします。

(以上)
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12月27日(月)のつぶやき

2010-12-28 02:26:55 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
09:41 from web
中央区少子高齢化対策特別委でテーマとして取り上げ審議中。大切な視点と思っています。RT@satokukku 子育て中の母親へ「子どもにとって適切と思う居住階の限度は何階か」と質問、特に現在15~31階に暮らす母親80%「5階までが子育ての限界」と(「高層マンション症候群」より)。
10:17 from web
RT @takaragi: 予防接種健康被害認定審査会において生ポリオワクチン接種後に麻痺を発症したと認定された事例は、平成元年度以降80件、また、同審査会において生ポリオワクチンを接種された者からの二次感染と認定された事例は、平成十六年度以降5件。 http://ow. ...
11:38 from web
RT @taroigarashi: 築地の市場を歩く。1930年代までさかのぼる、巨大な鉄骨の空間は、当時の日本の最先端。が、その後、市場の人によって徹底的に使いたおされ、一夜にして得ることが不可能な増改築の場に。豊洲に市場を移転して壊すのだとしたら、もったいない。アート ...
13:05 from goo
12/20開催 平成22年度「東京都環境影響評価審議会」第8回総会 豊洲新市場建設事業の環境アセスメント審議 #goo_kodomogenki http://bit.ly/fmepCs
13:54 from web
第13回築地市場を考える勉強会でも坂巻先生からお知らせされたことですが、本日12/27午後16時半知事本局秘書課にて、日本最大規模の土壌汚染地への築地市場移転問題に関して、日本環境学会が声明文を提出されます。声明文は記者クラブにも配布されるとのこと。まさに科学的見地からの反論。
23:01 from goo
豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(1) #goo_kodomogenki http://bit.ly/geGyV4
23:32 from goo
豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(3) #goo_kodomogenki http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/bcaf32c40038d6e4c43c4ee0fd077045
23:33 from goo
豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(2) #goo_kodomogenki http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/d512d92c579a146665b89b6d9a0e5791
23:50 from goo
豊洲土壌汚染環境アセス「環境影響評価書案」分析のため、前段階の「環境影響調査計画書」を知る(4) #goo_kodomogenki http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/c08fdacb8e3887a26540ff91cd4fff79
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12/20開催 平成22年度「東京都環境影響評価審議会」第8回総会 豊洲新市場建設事業の環境アセスメント審議

2010-12-27 12:55:45 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
「豊洲新市場建設事業」環境影響評価書案も議題とされる「東京都環境影響評価審議会」(会長 小島圭二東京大学名誉教授)が12/20に開催されました。

 「豊洲新市場建設事業」の環境アセスメントは、問題点が多いと考えています。
 
 評価案の具体的な審議は、第2部会(山本貢平部会長=(財)小林理学研究所常務理事・所長)で行われるとのこと。
 十分な審議がなされることを期待いたしております。

****東京都ホームページより*****
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2010/12/40kcd200.htm


平成22年度「東京都環境影響評価審議会」
第8回総会を開催します
平成22年12月13日
環境局

1 日時
 平成22年12月20日(月曜) 午後1時~

2 場所
 東京都庁第一本庁舎北塔33階 特別会議室N6

3 議題
(1) 諮問
 「豊洲新市場建設事業」環境影響評価書案

(2) 受理報告

(3) その他

問い合わせ先
環境局都市地球環境部環境都市づくり課
 電話 03-5388-3440

以上、

東京都環境影響評価審議会第15期 東京都環境影響評価審議会委員
      (任期 平成21年5月20日から平成23年5月19日まで)

会長 小島圭二 東京大学名誉教授

第1部会

部会長 柳 憲一郎 明治大学法科大学院教授
委 員 阿部 祥人 慶応義塾大学教授 (第二部会併任)
委 員 片谷 教孝 桜美林大学教授
委 員 勝野 武彦 日本大学教授
委 員 加藤 信介 東京大学生産技術研究所教授
委 員 工藤 信之 東京農工大学大学院客員教授
委 員 黒田 道子 東京工科大学教授 (第二部会併任)
委 員 田中 修三 明星大学教授
委 員 野部 達夫 工学院大学教授 (第二部会併任)
委 員 藤吉 秀昭 (財)日本環境衛生センター理事 (第二部会併任)
委 員 守田  優  芝浦工業大学教授

第2部会

部会長 山本 貢平 (財)小林理学研究所常務理事・所長
委 員  木村 富士男 (独)海洋研究開発機構 上席研究員
委 員  輿水   肇 明治大学教授 
委 員  小林 信行 東京工芸大学教授
委 員  田中   正 筑波大学名誉教授
委 員  中杉 修身 元上智大学大学院教授
委 員  山下 りえ子 東洋大学教授

*****東京都ホームページより****
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/assessment/reading_guide/cat7239.html

「豊洲新市場建設事業」環境影響評価書案図書の概要はこちら(65 KB)

1 環境影響評価書案の縦覧・閲覧
(1)縦覧・閲覧期間
    平成22年11月29日(月曜日)から同年12月28日(火曜日)まで。
    ただし、日曜日、土曜日び祝日を除きます。
(2)縦覧・閲覧時間
 午前9時30分から午後4時30分まで
(3)場 所
   ア 江東区環境清掃部温暖化対策課(江東区東陽四丁目11番28号)
   イ 中央区環境部環境保全課(中央区築地一丁目1番1号)
   ウ 東京都環境局都市地球環境部環境都市づくり課(新宿区西新宿二丁目8
     番1号 東京都庁第二本庁舎8階)
   エ 東京都多摩環境事務所管理課(立川市錦町四丁目6番3号 東京都立川
     合同庁舎4階)
(4)閲覧場所
    前記の縦覧を補うため、周知地域内の次の場所において、
   縦覧図書を閲覧に供する。
ア 江東区
(ア) こうとう情報ステーション
(江東区東陽四丁目11番28号 江東区役所2階)
(イ) 豊洲出張所
   (江東区豊洲五丁目5番1号 豊洲シェルタワー101)
イ 中央区
 (ア) 日本橋特別出張所
   (中央区日本橋蛎殻町一丁目31番1号 日本橋区民センター1階)
 (イ) 月島特別出張所
   (中央区月島四丁目1番1号 月島区民センター1階)
 (ウ) 京橋図書館
   (中央区築地一丁目1番1号 中央区役所内地下1・2階)
 (エ) 日本橋図書館
   (中央区日本橋人形町一丁目1番17号 日本橋小学校等複合施設5・6階)
 (オ) 月島図書館
   (中央区月島四丁目1番1号 月島区民センター3階)

2 意見書の提出
(1)提出期間
   平成22年11月29日(月曜日)から平成23年1月12日(水曜日)まで。
   ただし、郵送の場合は当日消印までを有効とする。
(2)提出方法
  事業名、住所、氏名及び環境保全の見地からの意見を記載し、
  持参または郵送により提出する。
(3)提出先・問い合わせ先
 〒163-8001
   新宿区西新宿2-8-1 都庁第二本庁舎 8階中央
   東京都 環境局 都市地球環境部 環境都市づくり課
   電話 03-5388-3453
e-mail:ikensho@kankyo.metro.tokyo.jp

3 参考情報
 豊洲新市場建設事業の住民説明会は以下のように開催されます。 
  第1回目 平成22年12月12日(日)午前10時開始
  第2回目 平成22年12月13日(月)午後7時開始
  場所:豊洲小学校体育館(江東区豊洲4-4-4)
  ※ 第1回目、第2回目とも会場は同じ場所

  第3回目 平成22年12月15日(水)午後7時開始
  場所:豊海小学校体育館(中央区勝どき6-6-2)

  住民説明会及び事業内容の問い合わせ先
  東京都中央卸売市場新市場整備部
  電話 03(5320)5715又は03(3547)7031
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