「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

川﨑の事件、不安な気持ちは、担任や養護、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。/病児保育鋭意実施中。

お江戸のことば

2009-11-30 23:00:00 | NPO・地域力
 話題に上ったこと。

 お江戸の言葉は、先にアクセントが基本。

 中洲は、“な”かす。

 浜町は、“はま”ちょう。

 松平は、“まつ”だいら。

 表記しても、なかなか伝わりませんので、お会いしたときに。

 何でも、言葉の最初に力を入れると、間違いなさそうです。

 
 お江戸といえば、明日から中央区のコミュニティバスが運転開始です。
 名前は、『江戸バス』
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第6回築地市場を考える勉強会 (第一報)

2009-11-29 11:10:34 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 築地市場移転問題を考える勉強会が開催されます。
 今回の主たるテーマのひとつは、12/9に迫った「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め訴訟」の第二回口頭弁論に関連した裁判経過です。
 多くの皆様のご参加をお待ちいたします。
 当初、中央区内での開催を考えましたが、広い会場を確保する必要があり、今回は、千代田区の一ツ橋となります。神保町駅近くです。

****以下、ご案内****


第6回築地市場を考える勉強会 開催のお知らせ(第一報)

 

日時:12月3日(木)18時半~21時(18時00分開場)

場所:日本教育会館 一ツ橋ホール8F第2会議室 
千代田区一ツ橋2-6-2 電話03-3230-2831


<プログラム>
18時00分 開場
(築地市場移転問題や差し止め訴訟に関連したビデオ上映)

18時30分 開会 
       築地市場移転問題に関する都政・国政報告など報告

19時00分 コアサンプル廃棄差止め訴訟について報告
      一、裁判の経過報告
       弁護団代表 梓澤和幸弁護士(東京千代田法律事務所)
       弁護団事務局長 大城聡弁護士(同上)

      一、専門家会議、技術会議の問題点
       「こどもたちに残したい世界ネット」
       共同代表 水谷和子氏

報告後~20時50分   会場からの質疑応答や意見交換

   

参加費:500円(資料代含む)

以上


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第38回東京思春期保健研究会 開催11/28

2009-11-29 10:59:58 | 小児医療
 11/28に山王病院3F山王ホールで、「第38回東京思春期保健研究会」が開催され参加してきました。
 とある議員からの声かけですが、いってみると、同じ中央区医師会の産婦人科の先生が世話人のひとりであり、たいへん奇遇でした。

 プログラムは、三題。

 まず、竹下先生座長のもと、中学校と高等学校における性教育の現場の話でした。

 一題目、「中学校における性教育の実際」 区立中学校の養護教諭 岩崎先生
 養護教諭が、保健体育の保健の授業を兼務発令を出す形で、実施。
 1学期は、体育の授業のみでなし。
 2学期は、保健授業 3年生11時間。
 3学期は、1年生8時間、2年生8時間。
 性教育を、①全体構想、②指導計画作成、③指導のための組織づくり、④性教育の評価の段階を経ながら、展開。
 
 特に力を入れるのは、「考え、感動し、決断する心」
 知的機能:ことばをつかう、記憶する、理解する、考える、判断するなどの能力のこと
 情意機能:
 情は、感情:うれしい、悲しい、楽しい、腹立たしいなどの気持ちのこと
 意は、意志:自分の行動を決め、目標をめざして努力をつづける心の働きのこと

 課題としては、①校内体制の確立、②生徒間格差、③保護者の意向。


 二題目は、「高等学校における性・生きることに関する指導」ということで、都立高校主幹教諭小田原先生。
 学校行事として、年一回の保健指導の時間を用いて、講座選択制講座を実施その内容の紹介。

 三題目は、木村好秀東京産婦人科医会常任理事座長による日本大学医学部小児科学系小児科学分野 岡田知雄先生によるご講演。「幼小児期における栄養が思春期に与える影響」。
 この内容は、次のブログへ。


 この会では、産婦人科医、小児科医、そして養護教諭が、性教育・生命の教育のあり方を情報交換しあえ、非常に有意義であると感じました。

 次回は、3/6(土)に開催予定。

 小田原先生や竹下先生らの学校現場の見学にもぜひ行きたいと思っています。
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幼小児期における栄養が思春期に与える影響 小児肥満を中心に

2009-11-29 09:56:33 | 小児医療
日本大学医学部小児科学系小児科学分野 岡田知雄先生によるご講演
「幼小児期における栄養が思春期に与える影響」を受講いたしました。

 述べられたポイントを書きます。

 *小児肥満の起こる家族背景

 *小児肥満の1/3に脂肪肝の合併

 *小児肥満は、心血管系合併症につながる。若年性、急性冠症候群。

 *BMIの値が年齢によって、いったん低下し、その後増加する。その低下から増加にうつるポイント(Adiposity rebound)が早いほど、肥満が高度。

 *胎児期に低栄養となると、34週から38週の脳の発達に影響を与えるとともに、インシュリン抵抗性の体質となり、低体重で生まれる。生後の高栄養で、肥満、メタボリック症候群、糖尿病、心血管疾患になりやすい。

 *肥満によりガンの発生が高まるという報告もある

 *母乳で育つと、コレステロールが大きくなって高値になりにくい

 *清涼飲料水をのむと肥満が増加

 *牛乳は、肥満に悪くない、血圧は上昇させない、たくさん飲んだ方が身長が高い、肥満が減る。

 *ミルクで十分カルシウムととることで、骨塩量を高め、骨粗しょう症に備えることが重要。

 などなど。


 小児の肥満には、ぜひとも、早くからの取り組みをしていきたいものです。
 小児科医と養護の先生の連携が重要な部分だと思います。
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11/29 まちづくりの重要なシンポジウム(第三回)が開催 「都市計画事業」

2009-11-28 23:00:03 | 街づくり
 11/29(日)まちづくりの重要なシンポジウムが開催されます。
 テーマは、「都市計画事業」です。

 全6回の連続シンポジウムの形で開催されており、非常に勉強になります。
 もちろん私も参加します。たいへん楽しみです。


 同日同時刻別の場所で、裁判員制度関連のシンポジウムもあると聞いています。詳細がわかれば、書きたいと思います。


***以下、案内(予定)より。****

 幹線道路、金太郎餅の再開発ビルと区画整理等、都市を醜くし、行政の財政を悪化させてしまった元凶の一つに都市計画事業があるようだ。
 公共事業をコントロールできるかどうかは、まさに今の課題。
 なにをどうしたら変えられるか?

①「日本の都市の骨格は、閣議決定で決められる?」五十嵐敬喜(法政大学教授)

②「再開発と区画整理における都市の『醜さ』」遠藤哲人(区画整理・再開発対策全国連絡会議)

③「美しい再開発は、所有権を解決なくしてできない」福川裕一(千葉大学教授)

④「都市計画事業と都市財政=都市計画事業が都市財政を逼迫化させた」未定

司会 野口和雄(都市プランナー)


日時:11月29日(日)午後6時~

会場 全水道会館(水道橋駅前)


主催:景観と住環境を考える全国ネットワーク
   510@machi-kaeru.com

参加費:各回1800円(資料代含む)

以上、
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中央区のまちづくりのひとつの進歩

2009-11-28 23:00:00 | マニフェスト2011参考資料
 中央区のまちづくりで、ひとつ進歩を勝ち得たことがあります。

 「まちづくり条例」策定に向けて取り組むという前進を、現在開催中の第四回定例会でうることができたことです!!。

 この「まちづくり条例」が、住民の皆様の合意形成の上で、まちづくりがなされることに、住民の皆様といっしょに考えながらまちづくりがなされることに、寄与するものとなるように努力していきたいと考えます。


 さて、まちづくりの手法を、近隣区で真剣にとりくむ皆様の勉強会に11/28参加させていただきました。
 中央区と同様な再開発の経験をしている区で取り組む皆様の会で、定期的開催に私も混ぜてもらっています。

 今日の話し合いの大きなテーマは、「まちづくり条例」と近い話題ですが、まちづくり憲章を提案して行こうというものでした。
 まち歩きやグループワークを企画しながら、「教育と文化」「さまざまな国の機関の存在」「景観」「コミュニティ」「住民が住み続けられること」「区民参画」などをコンセプトに取り入れたものにしていこうということになっています。
 
 憲章をつくると共通の理念やことばをもつということになります。
 むやみやたらな開発計画に、ブレーキをかけることが可能になるということを考えています。
 そして、その地域らしい、街並みを守った都市の再生が可能になることでしょう。

 具体的に再開発に絡んだ問題もテーマに上がっていました。
 中央区と同様で、住民の声の反映がなされていない状況が問題となっていました。

 この勉強会で学んだことを、地元中央区へ持ち帰られせていただきます。
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11/28朝は、築地市場から

2009-11-28 09:04:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 11/28朝は、築地市場から始まりました。

 築地は、生命の源です。

 その地に行くと、元気が沸いてきます。

 写真は、水産仲卸現場から、上をみあげたところ。
 明るい日差しが降り注いでいました。

 食の安全・安心、守って行きたいです。
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都庁と月

2009-11-27 21:58:27 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 都庁を見上げたら、ちょうど月が目に入りました。
 今日11/27の月は、二つのように見えました。
 「200Q」年。
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11/28 明石小学校・幼稚園改築基本計画(案)の説明会 開催

2009-11-27 08:01:38 | 教育

 明石小学校・幼稚園改築基本計画(案)の説明会が、明日11/28に開催されます。

 
 保護者の皆様に配布された文面を掲載いたします。

 なお、文面記載にあります「明石小学校改築準備協議会」は、開催の日程が、どれだけ前もって皆様にお知らせされたのかは別にして、原則公開(傍聴可)です。
 今までの検討過程は、明石小学校のホームページで見ることができます。
⇒ http://www.chuo-tky.ed.jp/~akashi-es/21/kaitiku/kaitiku.html

****以下、文面****

明石小学校・幼稚園改築基本計画(案)の説明会の開催について

 
 晩秋の候、保護者の皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
 また、日頃より本区の教育行政並びに明石小学校・幼稚園の運営にご理解、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
 さて、これまで明石小学校・幼稚園の改築について、PTAの代表者や町会等地域関係者、学校関係者、区・教育委員会事務局で構成する明石小学校改築準備協議会を設置し協議を進めてまいりました。
 この度、第5回の改築準備協議会において「明石小学校・幼稚園改築基本計画(案)」をまとめることができました。
 つきましては、現時点における計画内容のご説明をいたしたく、下記により保護者の皆さまを対象とした説明会を開催いたします。
 ご多忙のところ誠に恐縮ではありますが、ご出席くださいますようお願い申し上げます。


       記

1.開催日時 平成21年11月28日(土) 午後1時から

2.開催場所 明石小学校 講堂(体育館)


【問い合わせ先】
教育委員会事務局副参事 遠藤
電話 03-3546-5523
同事務局庶務課庶務係
担当 友広・山本
電話 03-3546-5520

以上、

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障がいのある方の就労支援の場としての農の役割

2009-11-26 15:55:14 | 医療
 障がいのある方が、農業の体験をし、先には就労の場となっていかないものであろうか。

 関連した研究が、「新規就農・女性・高齢者活動等支援事業関係担い手育成・確保対策事業(農と医の連携促進事業)」という名のもと、行われています。

研究目的としては、
①農業研修プログラムの開発
②農業に触れる場の提供
③恒常的に実施するための経済的基盤の確立
 にありました。



 その公開検討会に本日、参加させていただきました。


 段階を追って、知的障がいなど障がいのある方が、農業とのかかわりをもつプロジェクトが進められていました。
 プランター⇒屋上農園⇒実際に農園・ビニールハウスでの農業 といった、段階の追い方です。

  企画会社と行政と医療機関、大学研究機関、都市計画関連会社、移動支援会社、農協などの連携のもと、実際に行われており、その経過報告がなされました。


 報告からは、
①立つ、座るの作業が大変

②やれること、られるないことがあり、それが一人ずつ違う
 
③繰り返しの体験が大切

④信頼関係の構築が重要
 お互いによく知り合うことで、円滑に作業が進む。やれることやれないことの把握ができる。

⑤報告書をつくったが、自然と「障がい」ということばが消えていた。

⑥いっしょにわくわくすること、楽しめることが大事、
 まずは、土と草に親しむところから
 楽しみ、自己実現ができること

⑦自分から水遣りをするとか、まだ言い出すにはいかない。

⑧芽が出たときのインパクトは大きかった。

⑨いままでの納期2ヶ月の単純作業とかとは、違う形の作業。
 体系的な取り組みが必要になる。

⑩ひとつの作業を一緒にという場面ができる

⑪向き、不向きもあるかもしれない

⑫達成感が沸くように

⑬作業分解し、誰もが参加しやすくする

⑭日本の農をさせることや、食を考える機会へと発展を

⑮市民農園の屋上庭園でのひろがりを

⑯能動的意識がうまれるように

⑰中央区では、土を触れる機会が少ない。土や虫への抵抗は、なくなるものかと思うが、全員土への抵抗はないし、虫をみつけることが、楽しいと感じる子も多い。


などなど。



私が感じた感想は、

①障がいのある子たちの作業が、室内が多いが、農業をすることで、外に出て、太陽の下作業をする、このことが、健康・気持ち・意識の高揚につながるとよいと思う。

②体系的な作業となるが、この作業をやり遂げることが、就労へ役立つ自身や体験となるとよい。



さて、今後、自分自身の宿題として

①自分でも農を!

②医療、園芸療法、作業療法の専門的観点からの分析

③障がいのある方を支援するネットワーク「わ」の中での連携

④農業での、障がいのある方の働きの場の分析

などなど。


 農と障がいのある方の就労支援は、可能性のある分野であると感じています。
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中央区議会の品位

2009-11-26 09:12:22 | 議会改革
 昨日の本会議の一般質問では、議員になってはじめての経験だったのですが、本会議でたくさんのヤジが一部議員から出されていました。

 議会は議論する場であり、ヤジを出す場では決してないと考えます。

 中央区議会には、その品位があると信じていました。

 
 智辯学園和歌山高校時代、私は、応援団に所属し、夏の高校野球では、スタンドに立ち応援しておりました。
 その時代、当然といえば、当然のことですが、対戦相手の攻撃のときは、相手チームの健闘を整然と見守ることに徹しておりました。
 今の応援スタイルは変わりましたが、当時応援においても、「○○倒せ!」などでさえも、相手チームにかかわることは一切触れずに、自校の応援に徹しました。
 議会と比較するには、差があるかもしれませんが、高校生として、スポーツマンシップに則って、行動していた記憶があります。

 
 中央区議会に品位がもどり、区民福祉向上のため、真に議論する場となることを待ち願います。
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本日、本会議一般質問に立ちます。第一回原稿

2009-11-25 08:04:29 | 政策・マニフェスト
本日、区議会本会議の一般質問に立ちます。
午後2時からです。傍聴可能です。
中央FM84.0MHzでも生中継されます。

****以下、原稿****

友愛中央の小坂和輝です。中央区が抱える重要課題についてご質問させていただきます。
明快なる御答弁をお願いいたします。そして、11/23、中央区保健所において新型インフルエンザ予防接種の集団接種の都内一番での実現のように、解決必要な課題と判断されたものに関しましては、迅速な対応をお願いしたいと考えます。
なお、御答弁のいかんによりましては、再質問を留保いたします。


まずは、Ⅰ、区民とともに考え、創る中央区についてです。
もっと、区民の意見を聞き、意見を取り入れることにより、区民とともに考え、つくる行政運営であるべきだと考えています。

まず、ある住民の方からいただいたご意見を具体例として、出します。

検討委員会が設置され、ようやく、民主的に話し合いが進められるようになった朝潮運河歩行者専用橋の架橋の件で、ある住民の方からいただいたご意見をご紹介いたします。
本年7月9日に朝潮運河周辺にお住まいの方からいただきました。
引用)
昨年の10月ぐらいだったでしょうか。
「勝どき2丁目から晴海トリトンへ朝潮運河に橋を架けるのでボーリング調査を実施する。」
と区の方から連絡がありました。
それを知った、朝潮運河沿いに住む我々住民は
「ここは、行き止りになっており、あまり交通量が無い事から、子供が一輪車の練習やボール遊びなど遊び場として利用しているので絶対に橋を立てないでほしい!!また、企業の人達の通行が増えると、道に痰をはいたり煙草のぽい捨てがあったり、お酒を飲んで吐いた後など住環境が醜悪化するので絶対に止めて欲しい!!静かな裏通りの環境を破壊しないでほしい!この通りは一見広いようだが車道があるので歩道はかなり狭い、それに運送会社が3社もあるのに人通りをこちらに流して事故でもあったらどうするんだ!」
などなど抗議いたしました。
その時は
「まだ案の段階で何も決まっておりません。最近は住民の理解が無ければこう言った話は進められませんので。」
と(区の職員から)言われておりました。
その後、こちらの要望で私達のマンションのみを対象にした説明会が3度行われましたが、反対しても、反対しても、こちらの話は一向に聞き入れられずどんどんと計画を進められました。
「この件は、議会で決まった話だからくつがえされない。」
といううわさもあります。
住民の知らないところで決められ、いざ反対すると「決まった話だから」と言われ抵抗する事もできない!
腹立たしくて悔しいです。
私には議会のしくみがよくわからないのですが
このような案件はどこでどのように話が沸いてきてどのように決まっていくのでしょうか?
住民に抵抗するすべはないのでしょうか?
どのような運動をすれば工事を見直しさせる事ができるのでしょうか?

(引用おわり

このようなご意見は、区内いたるところで、別の問題についてであったとしても、何度も何度も共通してお伺いさせていただきました。

区民は、まちづくりについて意見を言いたいと考えても、なにもまだきまっていないからという理由で、情報が、行政からいただけません。
そして、ある時期、急に、「決まった話だから」と行政が言い出し、その計画に否が応でも従わなくてはならなくなるのです。

区民の皆様は、街づくりも、施策や計画作りも、行政と一緒に考え、つくって行きたいと多くの方がお考えになられていると私は思っています。
一緒に考えるには、まず大切なことは、行政の情報をうることです。情報を得て、今、区で何が起こっているのか、知り分析することから始まります。情報を得る機会を創っていかねばならないと思います。

区の情報で、私が大事だと考えるものは、「基本計画」「予算書」「決算書」そして「行政評価書」です。
それら、情報を区民が手にすることが可能にならないものでしょうか。
質問です。


①行政評価へのパブリックコメントを現在実施中ですが、「行政評価書」を希望の区民には、配布できる体制を整えるべきであると考えます。 「決算書」や「予算書」、「基本計画」なども、同様に、希望する区民に配布できないでしょうか。これら資料は、区行政を把握する上では、基本的で最も重要なものです。区役所の情報コーナーで見ることができますが、わざわざそのような場所に行かなくとも、また、一部インターネットでみることができるかもしれませんが、画面でみることは、大変な作業であり、疲れてしまいます。打ち出すには、分量が多すぎます。
 例えば、申し込み期間をもうけ、前もって、入手希望の区民の数を聞いておくことで、余分な数をストックしておく必要はなく配布が可能になるのではないでしょうか。必要経費分は、有料にして受益者負担いただくことも可能だと思います。
 区の重要事項を、区民の皆様と一緒に考えるための提案です。ご見解をお聞かせください。

情報が、適切な時期に提供されることも、とても重要です。
その適切な時期とはなにか。議会での審議に間にあうように提出され、問題があれば、議会できちんと審議ができることが、タイムリミットの考え方であると思います。とくに、有効に議会に反映されるためには、もっとも重要な委員会である決算特別委員会や予算特別委員会までに、情報が区民の皆様にとどけられ、区民の皆様の声をそれら委員会の中で反映されることが重要です。

二つ目の質問です。
②区民の皆様から意見を得て、議会で十分な議論を経るために、行政評価は、決算特別委員会までに提出すべきと考えます。
 また、各種協議会・検討委員会の最終報告は、予算特別委員会までに提出すべきと考えますがいかがでしょうか。
 たとえば、本年度の争点のひとつになっている小学校の改築問題では、『小学校改築計画策定調査報告書』を元に進められています。残念ながら、この報告書は、平成21年3月にできたと表紙には書かれておりますが、議会に提出されたのは、3月開催の予算特別委員会ではなく、4月開催の区民文教委員会でした。この重要資料をみることなく、議会は、予算特別委員会の教育費の歓に於きまして、翌年度の学校改築の設計委託等に関する「小学校施設整備費」を審議せざるを得ませんでした。これでは、なんのための報告書なのかはわかりません。
 このようなことになることなく、来年度の予算でいうのであれば、平成22年3月の予算特別委員会までに、例えば、在宅療養支援協議会や教育振興基本計画検討委員会の報告を提出していただくというように、その年度で行われている各種協議会や検討委員会の報告書を予算特別委員会までには提出いただきたいと考えますがいかがでしょうか。

 情報を、報告書を読むことでうるだけでなく、各種会議や検討委員会を傍聴し、知ることも有効です。
しかし、会議の開催日程は、とても知るのは、困難な状況にあります。
それを改善するために、三つ目の質問です。
③各種協議会・検討委員会などの開催日程を、区民が知ることは困難です。知らないうちに、会議が開催されているということが多々あります。会議の開催日程を、会議開催の予定の欄を設けることで区のホームページ上でもわかりやすく掲示すべきと考えますが、いかがでしょうか。

そして、いざ傍聴となると、各種協議会・検討委員会では、基本的には、傍聴が可能であり、議事録も公開されることが基本であると考えるわけですが、「築地市場を核とした活気とにぎわいづくり委員会」「日本橋再生推進協議会」「感染症危機管理ネットワーク会議」など、傍聴が制限される重要な会議が意外と多いのに驚かされます。
四つ目の質問です。
④各種協議会・検討委員会などの傍聴可否の基準は、どう決めているのかその考え方を明らかにしてください。

傍聴したいという区民の意志を尊重し、傍聴者への十分な配慮をすることで、傍聴をしやすい環境を整えていく必要性を感じます。
傍聴者への配慮の点から、五つ目の質問ですが、
⑤傍聴者に対しては、会議資料も配布する気配りが必要と考えますが、いかがでしょうか。資料なしで会議の行方を追うことは、とても困難なことです。前もって、傍聴申し込みをしておけば、傍聴人数を前もって把握できるわけですから、傍聴人数分の資料の準備も可能なはずです。場合によっては、資料は、会議終了後、回収することも可能なわけで、資料の外部流出はさけられます。
 開催時間自体も、傍聴者に配慮して、できるかぎり、平日の夕方等にすべきであると考えます。
 傍聴人数の制限についても、会場に余裕がある場合や、極端に傍聴希望が多い場合は、開催する会議室を大きなものに変更して大勢の傍聴者に対応できるようにするなど、柔軟に対応すべきと考えます。
 以上、傍聴を希望する区民の意思を十分に尊重して、対応していくべきだと私は考えますが、それぞれ、いかがでしょうか。

質問の①から⑤まで区民とともに考え、創る中央区であるための一番基本的なところを取り上げさせていただきました。
 以下は、現在開催されている
⑥各種協議会、検討委員会の個々の課題について、具体的に、ここで述べさせていただきます。

まず、)在宅療養支援協議会についてです。
 在宅療養は、重要かつ大変課題の多い問題で、区民の関心の高いテーマであります。当然、協議会は、公開で開催すべきものであると考えます。
 もし、個々具体例を取り上げる場合は、匿名にするなど、プライバシーの配慮はすればよいわけであり、それは十分可能なはずです。
 実際、関連する「保健医療福祉計画高齢者専門部会」など公開でいままで審議されてきました。設置要綱には、公開・非公開の可否はかかれておりませんが、当然公開で開催されるべきと考えますがいかがでしょうか。
 また、在宅療養で扱うテーマは、さまざまなケース、例えば、障がいのある方や難病・がんをもった方、ターミナルケアなどが関連し、だからこそ、複雑で解決にむけた課題が多く存在することになります。
 在宅療養支援の視点では、当然これらの視点も入るべきと考えますが、いかがでしょうか。
 考えられる具体例は、ノンフィクションライター上原善広氏の著書『聖路加病院訪問看護科 11人のナースたち』から拾ってみると、「三十台男性、脳腫瘍で寝たきり、胃ろうと尿道カテーテルが入っている方、主たる介護者は、50代になる母」「四十台男性。うつ病と重度の糖尿病、視力低下と糖尿病性えそのため片足切断、腎機能障害もはげしく透析適応一歩直前、八十歳の母と二人暮らし」「五十代女性。横断性脊髄炎、低酸素脳症による意識障害が顕著、両上下肢不全麻痺。意思疎通が不可能な重症患者、八十台の母が介護」「二十台の男性患者、重度の筋ジストロフィーで完全介護、人工呼吸器装着。主たる介護者は母」。最期に、たまたま、私が銭湯でよくお会いする元職人の奥様のケースは、「64歳のとき脳梗塞により、左上肢軽度麻痺、右上下肢不全麻痺、運動性失語。二年の入院治療後に退院。その後、7年間介護し、奥様73歳、介護するご主人74歳。老老介護。」
 さまざまな在宅療養のケースをあげてみましたが、同じ在宅療養ですから、今上げたようなケースのがんや難病、障がいのある方の在宅療養も扱うべきと考えますがいかがでしょうか。

次に、)自立支援協議会についてです。
障がいのある方々への、支援のあり方を検討する自立支援協議会の報告書が提出され、その報告書に対する保健部長の考え方が、本年9月に示されまたところです。今後の検討は、どのように進めていく予定でしょうか。多くの重要な指摘が報告書ではなされていますが、特に就労支援への取り組みについてお考えをお聞かせください。報告書の内容を反映し、何か新たに障がいのある方々の就労支援施設に中央区が発注できる作業を増やしたり、中央区が雇用できる現場を提供したり、就労支援にむけて来年度予算に反映するお考えは、ございますでしょうか。

最後に、)コミュニティバス検討委員会についてです。
 検討委員会を設置し、公開のもと議論を進め、いよいよ、12月1日より『江戸バス』という愛称名で、サービスが開始されることになりました。区民公募で愛称を募集されましたが、300件の候補からは実際選ばれずに、『江戸バス』と命名されたのは、いかがなものかということはございますが、ここでは、とりあげません。
 要は、運営開始後のことですが、区民の足として役立っているか、収支採算性はどうか、ルートは適切かなど検討する必要があると考えます。
 区民代表や学識経験者を入れた協議の場を設ける必要性を考えますが、いかがでしょうか。
次のテーマにうつります。
Ⅱ将来の子ども達に誇れる中央区の街づくりについてです。
まず、基本的なことを質問させていただきます。
①定住人口十万人回復を、達成した今、今後、定住人口については、どのような方針であるのか。 何十万人を当面の目標におくお考えをお聞かせください。
 『基本計画2008』では、平成20年105230人が平成25年には、123100人、10年度の平成30年には、131900人と想定しています。各地域別に、平成20年より、月島地域で13560人、日本橋地域で7564人、京橋地域で5546人という増加となっています。
想定はともかく、区としての目標はあるのでしょうか。

 まちづくりでは、最初のテーマとも関連しますが、区民の皆様といっしょになって考え作り上げていかねばなりません。そのときに、鍵になってくるのが、まちづくり協議会です。
まちづくり協議会の改革をすべきことは、昨年の第四回定例会でもとりあげたところであり、特に重要なこととして、今までも何度となく、取り上げてきました学識経験者の委員としての採用の件です。
②まちづくり協議会では、学識経験者をいれることを再三提案してまいりました。しかし、実現をしていません。どのように取り組まれてきたのでしょうか。
 なぜ、学識経験者を入れることを私が強く強調するかは、今、開催中の「朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現に向けた検討会」をご覧いただければお分かりになると思います。
 冒頭でご紹介させていただいた区民からの手厳しいご意見があった朝潮運河の歩行者専用橋の架橋問題に関連した検討会ですが、第一回が先日の10月28日に開催されました。
 座長は、中央大学理工学部 都市環境学科教授、大学院土木工学専攻教授の山田正先生です。国際的視野と防災面の経験、水辺の知識をもたれた専門家で、中央区にはうってつけの方でした。
 私も検討会の傍聴を致しましたが、山田先生の民主的な検討会運営により、歩行者専用橋架橋ありきではなく、あらゆるオプションを、総合的に議論し、晴海通りの歩行者混雑緩和を行うという原点に立ち返って検討を進められました。
 まちづくり協議会は、「協議会」ではなく、「説明会」に名をあらためてほしいという批判がありますが、都市計画の学識経験者を入れることで、民主的な運営に近づくと考えます。早急に、全エリアのまちづくり協議会に学識経験者を配置すべきと考えます。
 一度、区長をはじめ行政の皆様には、「朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現に向けた検討会」をご覧いただき、学識経験者の必要性を吟味いただきたいと存じます。
 
また、現在、街づくり協議会では、住民の声が反映されない空白の場所が存在しています。例えば、新たにできた勝どき六丁目の大規模住宅ザ・トウキョウ・タワーズの場所ですが、今後この場所は、環状二号線の地上化などとも関連して、また、風害対策、街路整備について、十分な協議をしていかねばならない場所です。
③まちづくり協議会では、あらたな大規模住宅ができた場合、その自治会を構成員として取り込み、まちづくりの協議をすべきと考えますがいかがでしょうか。

④中央区は、いままで、超高層住宅の街づくりを行ってまいりました。その功罪をどのように認識していますでしょうか。
 実際、平成20年度から本区も「子育ての住環境と健康に関するアンケート」を実施するなどして、高層住宅の居住環境による健康や子育てへの影響を評価する試みが始まりました。今後の高層住宅建築において、よりよい居住環境を形成する方向で役立てていく必要があります。山梨大学大学院医学工学総合研究部社会医学講座山縣然太朗教授の本年3月の報告書では、「欧米諸国では、高層建築物の景観への影響のみならず、子どもにとって高層居住は精神発達への影響・緊急避難・防犯等の立場から好ましくないとされ、低層階への居住が勧められている。また、高層居住の主婦の精神疾患の増加・子どもの呼吸器疾患の増加などが指摘されている。また、我が国においても、高層居住が、妊婦、子ども、母子関係に与える影響が研究されていたが、交絡因子の多様さ・複雑さもあり、高層居住が直接的に関連する健康影響については仮定の域をでていない。さらにこれらの研究は1990年代に行われていたものであり、社会背景なども変化しており、現在の状況へそのまま当てはめて考えることは容易ではない。」と記述し、高層住宅の健康へあたえる影響を明らかにすることの必要性を訴えています。
 同様に、高層住宅においては、地域の見守りや在宅療養介護においても独居老人の問題をはじめ、課題が指摘されています。いかがでしょうか。
 子育て支援や地域の見守り、在宅療養介護において重要なのがコミュニティの形成です。大規模な再開発が行われるにあたり、良好なコミュニティをいかに形成していくか大きな課題が存在しています。
 これら課題を考える中で、今までとおりの超高層の街づくりを続けるのではなくて、超高層住宅の街づくりを、再検討する時期となったと考えますがいかがでしょうか。

⑤超高層住宅を考える上での大切な視点として、超高層住宅自体の寿命の問題があります。果たして何年持つのでしょうか。その建替えの手法や費用負担の考え方をお聞かせください。
将来の子ども達に、負の遺産とならないように現在の私たちが、努力をしていかねばならないと考えています。

超高層住宅が将来へもたらす負の部分を考えるのであれば、これからは、超高層住宅に街づくりの手法に頼らない手法を考えていかねばなりません。低容積で地域貢献性の高い再開発の手法があると考えます。
 コレクティブハウスや、グループホーム・特別養護老人ホーム・高齢者優良賃貸住宅の建設と合わせた開発手法があると考えるがいかがでしょうか。
ちょうど、猪瀬副知事が、高齢者住宅の「東京モデル」と提示しております。この考え方を生かしながら、街を更新していく手法がないものか、お考えをお聞かせください。

次のテーマとして、実際に超高層の巨大住宅が計画されている勝どき五丁目再開発を取り上げます。
Ⅲ環状二号線地上化と一体として進められる勝どき五丁目の再開発について
本計画は、)第一種市街地再開発事業、)地区計画(再開発等促進区を定める地区計画)の手法を用い、飛び地のA街区とB-2街区を加えて区域面積約1.9haとし、B-1街区に54階 高さ約176m容積率1080%、約1300戸の超高層住宅を建てる計画です。

①この計画区域内には、約8割5分の公有地(都の土地6割、国の土地26%)及び区道が存在しています。
 ならば、もっと、地域貢献性を高める施設の設置を東京都に要望していくべきと考えます。
 11月5日、私は都庁に出向き、東京都の担当部署にヒアリングをさせていただきましたが、区の要望が十分に東京都に伝えられていない印象を受けました。
 いかがでしょうか。


②計画地区内に区道の部分が入っています。
 区道部分の住民を再開発の権利者として入れることは、法的には困難ではあるものの、歴史的経緯は、十分尊重されてしかるべきであります。その場所の住民の権利保障の視点も入れながら再開発に取り組んでいく必要がありますが、どのような補償を検討していくお考えでしょうか。

 この計画は、環状二号線の地上化への計画変更が発表されたところから、端を発し、その沿道の住環境整備が必要になり進められた経緯があります。
 現在、③築地市場移転、移転を前提とした二号線の地上化の計画が先行き不透明となった以上、本計画も、拙速にすすめることなく、それら計画が明らかになることを見定める必要があるのではないでしょうか。
 築地市場移転問題の方向性が明らかになるまで、一時中断し、その間に、都市計画原案を十分検討し充実したものとすることを考えますが、いかがでしょうか。
 なぜなら、現在の経済状況、市況に合わない大規模な計画であり、保留床が売却できない場合、その負担は、地権者にのしかかってまいります。この大規模なままで行くと、その可能性は少なくないと考えます。地権者の皆様にそのようなリスクを負わせることを私は望みません。
  

晴海エリアの開発にテーマを移します。
Ⅳ晴海エリアの総合スポーツ運動広場構想についてです。
①2016年(平成28年)オリンピック開催はなくなりましたが、晴海へのメインスタジアム整備のコンセプトは、今後の開発に生かすべきだと考えます。幸いにして、来年3月21日に開催される第一回中学生「東京駅伝」大会開催の会場に、晴海五丁目の東京オリンピックスタジアム予定地が選ばれ、東京都には、まだ、コンセプトが生きているとも考えられます。
 中央区には、精一杯運動できる広場が少なく、どの学校もいくら改築を加えたからといって、広い校庭を取れるわけではございません。
 結果、子ども達の体への影響として、一例では、平成21年度実施の体力診断テストでは、その体力をつけるには広い場所が必要な力である「ボール投げ(投力)は、小中学校ともに国を下回り、女子は小中学校とも都を下回る」となっています。
 子ども達が土の上で精一杯体を動かし、遊ぶことができるように、また、区民が緑の中でゆっくりと休息をとり憩えるように、晴海にある未開発の土地を、区民都民のための運動施設や防災機能も含めた大規模な緑化公園として整備していくべきと考えます。積極的に都への提案・働きかけを行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
 
***下のブログに続く***
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一般質問、原稿つづき

2009-11-25 07:53:04 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
***上のブログからの続き、一般質問原稿****

Ⅴ築地市場の現在地再整備について
中央区は、日本の食文化を継承する『築地ブランド』を育んできた築地市場の移転を断固反対し、現在地での再整備をあくまで実現することを目指してきました。築地地区の活気とにぎわいをさらに発展させ、銀座などの周辺地域と連携することにより、日本の食文化の中心として、さらには都心商業の一大集積地として繁栄に導く構想を有しているところです。移転候補地の豊洲6丁目東京ガス工場あと地の土壌汚染は深刻な状況下、東京都には、土壌汚染対策に関する都民への十分な説明が求められています。
おりしも、鳩山現首相は、「築地は世界の言葉である。築地はいのちの源である。東京都の暴挙を絶対に許すわけには行かない。」と先だって行われた都議会議員選挙初日の第一声を築地の地で明言されています。国政の中心にあられる方からの支援の言葉に、大変勇気付けられます。
大阪の市場も、札幌の市場も営業をしながら、現在地で再整備を立派に成し遂げることが出来ました。「築地市場地区を核とした活気とにぎわいづくり委員会」や「新しい築地をつくる会」での公開の議論の下、中央区として現在地再整備に向けて何ができるか真剣に検討し、種地の提供の手法の提案をはじめ現在地再整備へ都を誘導する方策を、今こそ取っていくべきであると考えます。
一つ目の質問です。
①「政争の具にするな」という言い方を用い、議会での議論を避けさせようとする風潮が一部市場内や東京都にあるようですが、都議会での「東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会」設置でわかるように、移転問題こそ、多角的に十分議論したうえで、安心・安全な都民の台所を創るべきと考えます。
 築地市場移転問題は、「政争の具」にしてはならないということで議論を避けるのではなく、十分に議論すべき重要課題であると考えますが、ご見解をお聞かせください。
 
二つ目の質問ですが、
②専門家会議が約束した東京都による都民区民へのリスクコミュニケーションがなされていません。
 私は、そのことを確かめるため、今月の4日、和歌山大学の今は副学長をなさっている平田建正専門家会議座長に二度目のご面会の機会を作っていただきました。平田先生が、強調されていたことは、「専門家会議は、移転ありきで議論したのではなく、移転しても大丈夫な土地にするためにはどのような対話が必要かという観点で、科学的知見から検討した。提言のレベル、あるいはそれ以上の対策を行って豊洲へ市場を移転させるのか、豊洲への移転はやめさせるのか、専門家会議はどちらの選択肢も消してはいない。都民とリスクコミュニケーションをもって、合意形成をするのは、これからである。」ということと、「技術会議の提言で出された技術の実施可能性の試験(トリータビリティテスト)を、現地の土壌でなされなければならない。」ということでした。
 約束された都民へのリスクコミュニケーションや説明もなく、土壌汚染対策の予算付けを行うことは、決してあってはならないと考えますが、東京都に都民区民への説明の場を求める働きかけを行うべきではないでしょうか。

 
三つ目の質問は、コアサンプル廃棄についてです。
 現在、市場を考える会の皆様を中心に、本年8/11に「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄の差止め請求」が提訴され、第一回口頭弁論が10/7に開催され、12/9に第二回が東京地方裁判所415号法廷で開催される予定です。
質問です。③東京都は、不備な土壌汚染調査の証拠資料となるコアサンプルを廃棄する方針です。科学的な検証を行うため、保存の必要性を考えますが、コアサンプルを廃棄をせず、保存することの重要性を区はいかに認識されていますでしょうか。


四つ目の質問です。
④移転に断固反対する区として、築地市場の現在地再整備実現に向け、再整備に際しての種地提供の提案を行うなど、今こそ、行動すべきと考えますが、いかがでしょうか。

最後の質問です。
⑤このままでは、築地市場の真ん中を横切ることになる環状二号線の再度地下化を、東京都に求めていくべきと考えるが、いかがでしょうか。




次のテーマにうつります。
Ⅵ情操を育む学び舎・明石小・中央小・明正小の改築問題についてです。
まず、根本的なところに立ち返らせていただきます。『基本計画2008』には、三校改築が提案されていますが、同時期だされた報告書『教育の中央区学校づくり検討会報告書 平成20年3月』で、「第6章おわりに」において「昭和初期に建設された小学校の改築に関しては具体的に議論できなかった」と明記されています。改築問題を議論することなく、①『基本計画2008』にある三校改築を提案することができた、その根拠をお示しください。基本計画に掲載するわけですので、それも三校と特定の数字を明記するには、十分な議論があってしかるべきであると考えます。

②明石小学校、中央小学校、明正小学校の改築がなされるとあるが、それら小学校は、生徒数は減少していくことの旨すなわち、「今後も大幅な人口増加が見込めないことや老朽化した施設であることから、通学区域の弾力化を行った場合に他の通学区域に児童が流出するおそれのある中央小学校、明石小学校、明正小学校については、教育研究開発指定校やフロンティアスクールとしての位置づけを行い、小規模特認校などの仕組みを活用した先駆的な取り組みを行うことが考えられます。」との記述が、2006年(平成18年)の『中央区学校教育検討会 報告書』にあり、生徒数増加に合わせて教室数を増加させるということを目的とした改築の根拠と矛盾しています。
 また、生徒数増加に対して対応の方向性は、学校改築で対処するのではなく、 『教育の中央区学校づくり検討会報告書 平成20年3月』(3ページ)によると「「小学校施設の状況」において、今後、児童数が増加する学校においては、当面、余裕教室で対応していくが、その後は、「その他」の欄に記載している部屋を普通教室に改修することを検討する必要がある。」と記載されています。
 これら矛盾をどう解釈すればよいのでしょうか。

そして、実際、老朽化を理由に改築を選択するのであれば、その根拠の提示は、果たしてなされたのでしょうか。
③老朽化というが、耐震性には現在対応しています。同時期にできた常盤小学校、泰明小学校、京華小学校、十思小学校は、そのまま今後生かしていく一方で、明石小学校、中央小学校、明正小学校は、老朽化でもたないというその根拠は果たしてなになのでしょうか。
 校舎の耐震性・耐久性を示す科学的根拠を示していただきたいと思います。

また、
④いままで、地元や保護者への改築に関しての説明や合意形成はどのようになされてきたのでしょうか。今後、どのように合意形成をうるおつもりでしょうか。
 学校敷地に存在する埋蔵文化財の保護の観点について、中央区文化財保護審議会の場できちんと審議し、合意形成をえたのかどうかも合わせてお答えください。

⑤不要な負担を子どもたちに強いる計画であり、歴史と伝統ある学び舎で情操豊かに学ぶ機会を奪い、また、地域の皆様の心のよりどころを失うことになります。
 建築学会でも、「日本建築学会学術講演集」では、「東京における関東大震災後の復興小学校の転用・利活用」という論文の中で「仮に、新耐震基準に適合しないなどの場合にも安置な解体は慎み、地元はもとより有識者を交えて保全・継承の検討を経る必要があろう。
 現存する復興小学校の状況は様々であるが、その存在は、わが国の近代建築・近代都市計画史上貴重なだけでない。学校や地域に根ざして紡がれた多様な個人史と大きな歴史との架け橋ともなる幅広い物語性を発揮するものであり、校庭や隣接する復興小公園等のオープンスペースと併せて、地域コミュニティの「核」として今後も地域の結節性を保ち、多様な利活用の可能性を有している。これらを踏まえながら、今後のまちづくりを考える上で復興小学校(及び併設された復興小公園等)は、きわめて重要な地域振興の資源として再評価されることを切に望むものである。」と十分な検討を望む意見が出されているところです。
 先日の10月の決算特別委員会では、『小学校改築計画策定調査 報告書 平成21年3月 中央区教育委員会』は、建築学の専門家や学識経験者の分析が入らず、改築の計画一案で作成されたこと、現在進行中の「小学校改築準備協議会」にも、建築学の専門家や学識経験者が入らずに進められていることが明らかにされました。
 昨日の一般質問で指摘されていましたが、このままの計画では、改築中の防災拠点の配置計画が十分検討もされていません。拙速に改築計画をすすめるのではなく、建築学、教育の専門家・学識経験者を交え、開かれた場で、改築ありきではなく、全面改修や一部改築も含め再度十分議論をすべきと考えるが、いかがでしょうか。

⑥議論する時間がないというのであれば、生徒数が急増した場合、日本橋地域(日本橋小・有馬小・久松小)で適用している通学区域の「調整学区」の考え方を用いることで対処も可能であると考えるがいかがでしょうか。
最後に、
Ⅶ、「教育振興基本計画」の策定について
①教育振興基本計画検討委員会で、審議されている最中です。多くの区民の声を反映させるべきと考えますが、パブリックコメントは実施するお考えはあるのでしょうか。

②教育振興基本計画検討委員会では、私も毎回傍聴に参加させていただいておりますが、たいへん充実した審議がなされています。この議論の経過を広く区民に知っていただけるように議事録も公開すべきと考えますが、いかがでしょうか。

③本計画では、生涯教育の視点もいれるということで進められると、10月の決算特別委員会で担当課長から報告を受けております。中間報告をそろそろ出す段階において、生涯教育については、検討会でどのような検討がなされているのかお示しいただきたいと思います。
 教育は、義務教育期間や高等教育の期間だけの問題ではないと考えます。一生私たちは、学ぶ喜びを享受していきたいと感じています。中央区の生涯教育がますます発展するように、教育振興基本計画に期待を寄せているところです。

最後に、
④「晴海二丁目児童館等複合施設(仮称)」で幼保一元化施設「認定こども園」が新たに実施されることになっています。
 中央区の幼児教育の中で、「幼保一元化」の目指すべき方向性をそろそろ打ち出していく必要性が出てまいりました。「幼保一元化」どういうものであるべきと、検討会で検討がなされているのでしょうか。
 あらたな区の取り組みであります「認定こども園」が、教育の中央区に新たな特色を持たせる施策になることを願いお伺いをさせていただきました。
以上で、一回目の質問を終わります。
ご清聴ありがとうございました。

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明石小・中央小・明正小学校改築問題 11/25東京新聞掲載

2009-11-24 21:56:36 | 教育
 復興小学校と呼ばれ、関東大震災後に建てられたとても頑丈な校舎が、「老朽化」の名のもとに、改築が計画されています。

 11/25の朝刊では、東京新聞にも取り上げられると風の便りで伺い知りました。

 皆さん、東京新聞、お買い求めください。

 先日、2009年11月18日に朝日小学生新聞でも、取り上げられました。

 話題が広がりつつあります。

 
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2009-11-23 13:07:19

2009-11-23 13:07:19 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日祝日、保健所で集団接種が、無事行われています。
昼休憩に会合を抜け、現場へ。300の札をもった方が待っていらっしゃいました。大きな混乱もなく順調でした。
医師会、保健所の皆様、お疲れ様でございます。

画面は、あすなろでの新企画の準備。
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