「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

川﨑の事件、不安な気持ちは、担任や養護、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。/病児保育鋭意実施中。

続報:中央区の保育園に兄弟姉妹が通う場合に、ご病気の看病で会社を休んだ際に、病気でない子の方が保育園で預かってもらえない件について

2019-08-09 14:11:31 | 子育て・子育ち

 「中央区の保育園に兄弟姉妹が通う場合に、ご病気の看病で会社を休んだ際に、病気でない子の方が保育園で預かってもらえない件について」中央区にお伺いをいたしました。

 アポイントが一度延期となり、本日8/9に担当課にお伺いをいたしました。


 実際に、現場ではそのような運用をしている保育園もあるようです。

 「病気の子どもの看病のために親が仕事を休んで在宅すると、病気でない方の子の保育の必要性が欠ける」との見解のようです。
 ただ、保育・教育の持続性の観点から、病気でない方の子の保育を続けさせてあげたいという思いを区も持たれているように感じました。
 

 私は、たとえ、数日間、親御さんが看病で仕事を休まれても、「昼間労働することを常態としていること」に変わりがなく、「児童の保育を必要とする場合」に当たるため、欠席を強いる現場の運用は、児童福祉法第24条1項の解釈の誤りではないかと投げかけています。

 週明け以降、回答をいただく予定になっています。改めてご報告させていただきます。


*********児童福祉法******

第二十四条 市町村は、この法律及び子ども・子育て支援法の定めるところにより、保護者の労働又は疾病その他の事由により、その監護すべき乳児、幼児その他の児童について保育を必要とする場合において、次項に定めるところによるほか、当該児童を保育所(認定こども園法第三条第一項の認定を受けたもの及び同条第十一項の規定による公示がされたものを除く。)において保育しなければならない
○2 市町村は、前項に規定する児童に対し、認定こども園法第二条第六項に規定する認定こども園(子ども・子育て支援法第二十七条第一項の確認を受けたものに限る。)又は家庭的保育事業等(家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業又は事業所内保育事業をいう。以下同じ。)により必要な保育を確保するための措置を講じなければならない。
○3 市町村は、保育の需要に応ずるに足りる保育所、認定こども園(子ども・子育て支援法第二十七条第一項の確認を受けたものに限る。以下この項及び第四十六条の二第二項において同じ。)又は家庭的保育事業等が不足し、又は不足するおそれがある場合その他必要と認められる場合には、保育所、認定こども園(保育所であるものを含む。)又は家庭的保育事業等の利用について調整を行うとともに、認定こども園の設置者又は家庭的保育事業等を行う者に対し、前項に規定する児童の利用の要請を行うものとする。
○4 市町村は、第二十五条の八第三号又は第二十六条第一項第五号の規定による報告又は通知を受けた児童その他の優先的に保育を行う必要があると認められる児童について、その保護者に対し、保育所若しくは幼保連携型認定こども園において保育を受けること又は家庭的保育事業等による保育を受けること(以下「保育の利用」という。)の申込みを勧奨し、及び保育を受けることができるよう支援しなければならない。
○5 市町村は、前項に規定する児童が、同項の規定による勧奨及び支援を行つても、なおやむを得ない事由により子ども・子育て支援法に規定する施設型給付費若しくは特例施設型給付費(同法第二十八条第一項第二号に係るものを除く。次項において同じ。)又は同法に規定する地域型保育給付費若しくは特例地域型保育給付費(同法第三十条第一項第二号に係るものを除く。次項において同じ。)の支給に係る保育を受けることが著しく困難であると認めるときは、当該児童を当該市町村の設置する保育所若しくは幼保連携型認定こども園に入所させ、又は当該市町村以外の者の設置する保育所若しくは幼保連携型認定こども園に入所を委託して、保育を行わなければならない。
○6 市町村は、前項に定めるほか、保育を必要とする乳児・幼児が、子ども・子育て支援法第四十二条第一項又は第五十四条第一項の規定によるあつせん又は要請その他市町村による支援等を受けたにもかかわらず、なお保育が利用できないなど、やむを得ない事由により同法に規定する施設型給付費若しくは特例施設型給付費又は同法に規定する地域型保育給付費若しくは特例地域型保育給付費の支給に係る保育を受けることが著しく困難であると認めるときは、次の措置を採ることができる。
一 当該保育を必要とする乳児・幼児を当該市町村の設置する保育所若しくは幼保連携型認定こども園に入所させ、又は当該市町村以外の者の設置する保育所若しくは幼保連携型認定こども園に入所を委託して、保育を行うこと。
二 当該保育を必要とする乳児・幼児に対して当該市町村が行う家庭的保育事業等による保育を行い、又は家庭的保育事業等を行う当該市町村以外の者に当該家庭的保育事業等により保育を行うことを委託すること。
○7 市町村は、第三項の規定による調整及び要請並びに第四項の規定による勧奨及び支援を適切に実施するとともに、地域の実情に応じたきめ細かな保育が積極的に提供され、児童が、その置かれている環境等に応じて、必要な保育を受けることができるよう、保育を行う事業その他児童の福祉を増進することを目的とする事業を行う者の活動の連携及び調整を図る等地域の実情に応じた体制の整備を行うものとする。
 
 



 


********ブログ2019-07-27 07:46:10********
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/adb2b7975943a40ab3aa82d9d7c970e5


「中央区の保育園に兄弟姉妹が通う場合に、ご病気の看病で会社を休んだ際に、病気でない子の方が保育園で預かってもらえない件」について

 ある親御さんから、表題の件でご相談をいただいております。
 このきまりの合理性について私も疑問をいだきます。

 来週、担当課に真意を伺う予定にしております。

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中央区の子ども達の体験の場のひとつ:『自然と触れ合おう わんぱくKids』 毎年恒例の海の行事への医療班協力

2019-08-06 23:00:00 | 子育て・子育ち
 中央区の子ども達の体験の場のひとつ、『自然と触れ合おう わんぱくKids』

 毎年恒例の海の行事への医療協力をさせていただきました。
 今年の使命は、特に、熱中症から子ども達を守ることだなとこころして臨みました。

 元気な子ども達との海での日。

 ある子は、将来の夢をこっそり教えて下さいました。

 私なりのアドバイスをお伝え致しました。

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10月からの幼児教育・保育の無償化を目前にして。3~5歳の子ども達の私立幼稚園(区内外を問わず)、インターナショナルスクールなども対象となる場合があります。

2019-07-29 10:09:37 | 子育て・子育ち

 10月からの幼児教育・保育の無償化を目前に迫って参りました。

 制度趣旨は、「幼児教育の負担軽減を図る少子化対策、生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の重要性」と国の資料にあります。

 その制度趣旨にそって、有効に無償化が機能することを願っています。

 その制度について、中央区議会においても、2019年7月24日開催の福祉保健委員会で説明がなされました。

 大事なポイントとして、

1、幼稚園、保育園、認定こども園等を利用する3歳~5歳の全ての子ども達の利用料が無償化されます。

2、0歳~2歳児の子ども達の利用料についても、住民税非課税世帯は無償化されます。

3、上記1、2の対象者の年齢であるにも関わらず、待機児童である場合は、恩恵にあずかれないがゆえに、待機児童も解消せねばなりません。

4、3~5歳の子ども達の私立幼稚園(区内外を問わず)、インターナショナルスクール、特徴ある幼児教育実施施設なども対象となる場合があります。
 (*子どもをお預かりする性格をもつ施設は、子どもをお預かりをするのであるから一般的に都へ届出を出しています。この届出がでていれば、無償化の対象施設になります。)

5、あずかり保育事業、一時預かり事業、病児保育事業・病後児保育事業、ファミリーサポート事業、ベビーホテル・ベビーシッターなども、制度の対象事業です。

6、障がいのある子ども達への事業(児童発達支援、医療型児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援)も対象事業です。

 ⇒ もし、ご不明なところがあれば、お問い合わせ下さい。ご利用者だけでなく、施設側からもお問い合わせ下さい。

 

〇中央区作成の資料









 

 

 幼児教育の無償化の理解を深めるために、国の資料のほうも見てみます。

〇幼稚園、保育園、認定こども園等の無償化について
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000361067.pdf

〇幼児教育の無償化について
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000479252.pdf


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子育て支援関連で最も重要な会議のひとつ、中央区子ども・子育て会議。H31.1.28 平成30年度第三回開催。

2019-01-30 19:04:27 | 子育て・子育ち

 子育て支援関連で最も重要な会議のひとつ、中央区子ども・子育て会議が、H31.1.28 平成30年度第三回開催。

 中央区の子育て支援に関するニーズ調査結果(速報版)の報告も議題のひとつとしてなされています。

 ニーズがどのようであるか、今後分析し、施策に反映させて参ります。

 会議の内容は、以下。

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子育て支援・小児医療と行政の連携 その充実に向けた方策のあり方についてイメージ図

2018-11-29 18:20:20 | 子育て・子育ち

 子育て支援・小児医療と行政の連携 その充実に向けた方策のあり方についてのイメージ図。

 たいへんわかりやすいため、こちらでも掲載させていただきます。


******阿真京子氏SNSより******






 

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子ども 親 地域が輝く 子育て応援都市 とっとり

2018-10-27 22:19:07 | 子育て・子育ち

 中央区議会福祉保健委員会では、鳥取市の妊娠・出産包括支援事業を視察する予定です。

 妊産婦相談、養育相談・支援、子どもの発達相談を行いながら児童虐待の未然防止に取り組んでおられるとのことです。

 中央区の児童相談所設置に向け、有意義な学びに期待を致しております。

○事業計画
file:///C:/Users/sinryodr1/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/SIJGC5II/5519510c002.pdf 

○鳥取市子ども・子育て支援事業計画
file:///C:/Users/sinryodr1/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/0ZHE1VTI/5519510c003.pdf 

平成 27 年 3 月

○鳥取市中央保健センター内 「こそだてらす」(子育て世代包括支援センター)

昨年(H29)4月に、子育て支援の担当部局を「健康こども部」として部に格上げ
するとともに、子育て世代包括支援センター「こそだてらす」を開設し、専
任職員による相談支援や産後サロン等を実施し、妊娠期から子育て期にわた
るまでの切れ目のない支援体制を強化しました。(平成30年2月市議会定例会提案説明file:///C:/Users/sinryodr1/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/F557224R/5a8a3643002.pdf  )


○発達障がいを含めた様々な困難を抱える 子どもたちへの支援
file:///C:/Users/sinryodr1/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/SIJGC5II/shiryou2.pdf 

○鳥取市のブックスタート事業
~ ブックスタート事業で配布した絵本の紹介 ~
 (以下の中から一人2冊)

平成25年度
「いないいないばあ」 松谷みよ子・文 瀬川康男・え 童心社
「くだもの」 平山和子・さく 福音館書店
「もうおきるかな」 まつのまさこ・作 薮内正幸・絵 福音館書店
「くっついた」 三浦太郎・著 こぐま社
「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ・さく 偕成社
「まてまてまて」 こばやしえみこ・案 ましませつこ・絵 こぐま社



平成26年度
「いないいないばあ」 松谷みよ子・文 瀬川康男・え 童心社
「くだもの」 平山和子・さく 福音館書店
「ととけっこうよがあけた」 こばやしえみこ・案 ましませつこ・絵 こぐま社

「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ・さく 偕成社
「ごぶごぶごぼごぼ」 駒形克己・作 福音館書店
「おつきさまこんばんは」 林明子・作 福音館書店



平成27年度
「いないいないばあ」 松谷みよ子・文 瀬川康男・え 童心社
「くだもの」 平山和子・さく 福音館書店
「ととけっこうよがあけた」 こばやしえみこ・案 ましませつこ・絵 こぐま社

「ごぶごぶごぼごぼ」 駒形克己・作 福音館書店

「おつきさまこんばんは」 林明子・作 福音館書店
「がたんごとんがたんごとん」 安西水丸・さく 福音館書店
「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ・さく 偕成社

( 「もうおきるかな」 まつのまさこ・作 薮内正幸・絵 福音館書店 )



平成28年度
「いないいないばあ」 松谷みよ子・文 瀬川康男・え 童心社
「くだもの」 平山和子・さく 福音館書店
「ととけっこうよがあけた」 こばやしえみこ・案 ましませつこ・絵 こぐま社

「じゃあじゃあびりびり」 まついのりこ・さく 偕成社

「がたんごとんがたんごとん」 安西水丸・さく 福音館書店

「くっついた」 三浦太郎・著 こぐま社


○鳥取市 公式HP
http://www.city.tottori.lg.jp/ 

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素敵な絵本とその作家に出会えます!明日8(日)17時まで、四谷駅スグ。『原色ポップコーン展』、絵本作家の夢実現を目指す人も是非!

2018-09-08 12:21:15 | 子育て・子育ち

 おすすめの絵本展、『原色ポップコーン展ーきっとみつかる、おいしい一冊~』、開催中です。

 最後に各作家さんのプロフィール https://ehonsakka7.wixsite.com/wcc7th/blank  を載せますが、一筋縄でない人生のかたばかりです。その人生が凝縮された絵本に出会えます!


 四ツ谷駅すぐで、絵本作家さんの作品展(無料)が行われています。
 その作家さんが初めて世に出された作品が多いですが、どの作品も素敵です!

 「赤ちゃんに絵本を!ブックスタート事業」を推進するものとして、私も訪れました。大いに満足の時間でしたので、お勧めしています。

 キッズスペースもあります。
 土日で、お時間ございましたら、子どもと一緒にお出かけしてみてください。

 それと、いままで、絵本を世に出したいと思いながらも、実行できなかったお母様がおられたら、一年勉強して絵本を出版できるようになれると思いますので、ぜひ、足をお運び下さい。
 きっと、道が開けると思います。

 〈開催日時〉
2018.9.8 (Sat.) 10:00~18:00
   9.9 (Sun.) 10:00~17:00
◎入場無料
◎キッズスペースあり

〈アクセス〉
JR中央線・総武線(四ツ谷口)、地下鉄メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」より徒歩2分。
東京都新宿区四谷1-7 装美ビル2F
ウーマンクリエイターズバンク[Atelier gallery]
地図:https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E3%80%92160-0004+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%96%B0%E5%AE%BF%E5%8C%BA%E5%9B%9B%E8%B0%B7%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE+%E8%A3%85%E7%BE%8E%E3%83%93%E3%83%AB/@35.6862656,139.7297488,18z/data=!4m2!3m1!1s0x60188c8b0a68e053:0xc651f249fed562a2?hl=ja 

〈出展絵本作家(50音順)〉
あいだ しろ / いいだ かずみ / 大畑 椛子 / 神音 きりん / すみちゃん / タカハシ コハク / たけだ はな / テティスひみ / なつみ てい / 一 マコト / 浜田 拓実 / ゆみ・ミルフィー / 莉乃子

 追加情報!

○ あいだしろ

プロフィール

千葉県船橋市在住。1987年生まれ。

幼少期に図書館に通い大好きな絵本をたくさん読む。身近な人の死の経験して以降「自分の人生は自分のもの」をモットーに前に進んでいる。

 

絵本のタイトル

パンやのしろくま

 

あらすじ

毎日まあるいパンを焼いているパンやのしろくま。ある夜、ながれぼしを見つけ胸に熱いものを感じながらねむりにつく。次の日、しろくまは一度もお休みしたことのなかったパン屋をお休みにして・・・

 

○いいだ かずみ

プロフィール

3歳の女児を子育て中の働くママ。

身近なテーマで、子どもの成長に合った、日々の生活をよりよく、楽しくするための絵本作りを心がけています。

 

絵本のタイトル

ゆうくんのくつした

 

あらすじ

きいろいねこの絵がついている、ゆうくんお気に入りのくつした。くつしたはゆうくんのことが大すき!だけどぬぎっぱなしにしちゃうことも。くつしたはどこかな?探し物を楽しみながらものの大切さを考える絵本。

 

               Instagram:@kazumi_iida

 

○大畑 椛子 

プロフィール

一級建築士。工学修士(専門は耐震工学)。

幼少から、美術と理科とプールが好きで、10歳の時に建築士を志す。

現在は、海外を舞台に建築エンジニアとして働く傍ら、趣味でトライアスロンをするなど幅広く活動。

 

絵本のタイトル

リリとポポの おうちづくり

 

あらすじ

こりすのリリと、ことりのポポは、おうちづくりに挑戦。しかし、トラブル続出!? 乗り越えた先に、2ひきがたどりついたのは?

“ ものづくりのわくわく感” を、温かいタッチと、親しみやすいストーリーで伝えます。

 

               Instagram: kako.en374 

 

○神音 きりん

プロフィール

千葉県八千代市在住 徳島市出身

京都 スリランカ 境港市で暮らす。
京都LOVERで神社仏閣めぐりが趣味。人生の第2ステージは 子供と女子に愛をあたえる絵本づくりに全力を注いでいる。

 

絵本のタイトル

じんじん

 

あらすじ

主人公まおは祖父につれられて神社へお参りに行く途中 カッパのすむ不思議な世界へ入っていく。まおがカッパと出会って得たものは・・・

 

○すみちゃん 

プロフィール

1977年北海道うまれ。

厚木高校を経て慶應義塾大学環境情報学部卒業。悪い魔女に魔法をかけられて猫の姿にされたため身を潜めて絵を描いている。現在ムーンアイランド(月島)在住。ホームページにて本作サイドストーリー公開中!

 

絵本のタイトル

あいうえおっけ〜ぼくじょう

 

あらすじ

大海原を自由に旅するウミガメの子、ゆきお君。あいうえおのリズムにのって、みんなと楽しく体を動かしているうちに、すごいところへたどり着いたよ!そこでゆきおが作るのは・・・!?

 

               HP: https://www.sumichan.tokyo/

               

               MAIL:  info@sumichan.tokyo  

 

○タカハシ コハク

プロフィール

茨城県つくば市在住。
旦那と娘として可愛がっている猫(人間年齢60歳)と暮らす愛猫家
昨年の12月に息子として可愛がっていた猫を病気で亡くし、動物の死生観や福祉を考えるようになった。ペンネームはその子の名前をつけた。

 

絵本のタイトル

虹の橋をわたる猫

 

絵本への願い

人も動物もお別れをする日がいつかはわからない
今、一緒にいる日々を愛おしみ暮らして欲しいと願い作品に込めました

 

○たけだ はな

プロフィール

大学卒業後子どもと関わる仕事をしながら、イラストや絵本を描いている。
趣味は散歩で、面白いことを探しながら日々歩いている。

 

絵本のタイトル

あしたもねずみ

 

あらすじ

森のなかに一匹のねずみがすんでいた。ある日ねずみは、来る日も来る日も自分がねずみであることに不満を抱く

そこで、自分の身なりを変えようと奮闘するが…

 

 

○テティスひみ

プロフィール

筑波大学芸術学群卒業。木版画を創作します。すべての絵を木版画でつくり、こどもの絵本を作成しました。木版画ならでの風合いを、英訳付きの文とともにお楽しみください。

 

絵本のタイトル

ピリアとあおみどりのほし / The Rabbit Piria and the Blue-green Earth

 

あらすじ

ピリアは、心優しい好奇心旺盛なうさぎで主人公です。色んなところに出かけては発見をしますが、ある日大きな地震がやってきてたいへん…。

 

              HP: http://twinkling.starfree.jp/


○なつみ てい

プロフィール

茨城県産神奈川育ち。

幼いころからチラシ裏に絵を描き続け空想に明け暮れる。高校卒業から一般企業に勤めた後、縁あってWCCと出会い改めて表現者としての道を進む。デジタル表現とアナログ表現のいいところどりをしたいと常々考える。食べ(飲み)歩き・ゲーム・音楽鑑賞を好む。

 

絵本のタイトル

リコリスの日

 

あらすじ

とある森に住むふくろうはずっと親しい仲間がいませんでした。
そんなふくろうが寒い冬の日に出会ったのは雪のように真っ白い「あの子」でした。
だれもしらない、ふたりだけのおはなし。

 

 

                Instagram:teinatsumi 

 

○一 マコト 

プロフィール

京都府京都市生まれ。

幼い頃から絵が描くことが好きで、小学校の6年間はアトリエに通う。子供時代は好きな漫画家の絵をひたすら模写しつづける。今までに絵に関わる仕事はしたことがないがイラストを描くのが好きなことをここ数年で再確認。現在、WCCにて勉強中。もたざる進化途中。

 

絵本のタイトル

こぶたのキートン

 

あらすじ

牧場で生まれたこぶたのキートン。決して居心地は悪くないけれど外の世界をみてみたい。牧場で出会った捨て犬クマちゃんと一緒に自分だけの生き方を見つけるため、牧場を抜け出したい。さてどうしようか。。。

 

○浜田 拓実

プロフィール

岐阜県出身・東京都在住。



○ゆみ・ミルフィー

プロフィール

東京生まれ。東洋大学印度哲学科卒業。

映画・舞台・歌の仕事を経て表現の世界を学ぶ。本作のため屋久島への一人旅を経験! シンプルな言葉と繊細な色彩描写により、ちょっぴり幻想的な世界観を日本語と英語で表現。

 

絵本のタイトル

7389歳の大木 / A BIG 7389 YEAR OLD TREE)

 

あらすじ

少しずつゆっくりと成長した、どこかにある幻の7389歳の大木。つらいことや哀しいことを乗り越えた先にたどりついた、大木の心の平和のありかとは!

 

○莉乃子

プロフィール

3歳女の子に1歳男の子を子育て中。

グラビア、牧場、トラック、飲食など多種多様な仕事をし腰を落ち着けたのが都内タクシードライバー。只今育児休暇中。死別を乗り越え我が子の成長のありがたさを感じる日々を過ごしてます♪

 

絵本のタイトル

ママ号のしあわせ

 

あらすじ

つきちゃんといちくんという仲のよい姉弟がママ号と言う母親の愛情いっぱいの船のうえで成長しママ号を降りてさらに成長して......親離れ子離れの大切さを伝える絵本

 

以上

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9/8(土)9(日)は是非、四谷(駅スグ)の絵本作家展へ!13名の作家に直に会える!原色ポップコーン展。月島が生んだ絵本作家も。

2018-09-07 10:45:11 | 子育て・子育ち

 時間帯により、席をはずしているかもしれませんが、13名の作家に会えます。もしくは、その原画に接することができます。

 
 『原色ポップコーン展~きっとみつかる、おいしい一冊』 入場無料!
〈出展絵本作家(50音順)〉
あいだ しろ / いいだ かずみ / 大畑 椛子 / 神音 きりん / すみちゃん / タカハシ コハク / たけだ はな / テティスひみ / なつみ てい / 一 マコト / 浜田 拓実 / ゆみ・ミルフィー / 莉乃子


 多くが、初の作品となりますが、初だからこその訴える力強さのある絵本が勢ぞろいしています。

 そしてその作家に、描かれた絵本の意図を聞けるところが、すごくよいです。

 絵本だから、子どもから大人まで楽しむことができます。

 子どもに読み聞かせもその場でできますし、キッズスペースも、もちろんあります。係りが子どもを見てくれている間に、ゆっくり絵本を楽しめます。

 月島が生んだ絵本作家さんも参加しています。

 先週、私も訪れ、すべての絵本を楽しませていただきました。

 私の視点で述べると、(順不同。手元に資料などなく、一度現場で読んで頭に残ったイメージで記載。すべての本をご紹介で来ていない場合、どうか、ご容赦願います。)

   ・大海をものともせず航海する運動靴の舟『ママ号』の旅とは。

   ・りすと小鳥が力を合せ数々の夢のおうちを建築します。一級建築士の絵本作家さん作。大人は建築の基本を理解できます。子どもは、夢のような家が現実化します。

   ・ねずみが旅に出て、見つけたものとは。青い鳥のねずみ版。

   ・7000年生きた大木は、なにを見て来たのか。大木の気持ちになって7000年を旅できます。

   ・女の子が河童の男の子と河童の国を旅して目にしたこととは。

   ・飛べないフクロウ、そのやさしさの先に…

   ・愛ネコが、残してくれたもの。

   ・画力がはんぱない。靴下と犬。

   ・版画タッチでの絵本とは、やさしい表現手法。
  
   ・こぶた目線で、牧場生活を描くとすると…

   ・しろくまさんのパン屋さんは、まるいパンを売っていました。ある日貯めたお金で旅にでました。すてきなすてきなたびになりました。読みながら子どもと一緒に旅しましょう!

   ・あかちゃんと一緒に元気によみたい、あいうえ絵本。あいうえおっけー牧場。かきくけ…日本語の語感と親子のコミュニケーション、一家に一冊、必携本。

 
 月島が生んだ絵本作家さんは、さて、どの本を描いたでしょう?

 
 
 土日にご予定のないかたは(ご予定があったとしても、時間をつくってでも)、ぜひ、立ち寄ってみてください。

 必見です!

 いっきにこんなにたくさんの絵本を読め、作家さんに会える場は、そんなにありません。


  ご紹介した絵本の主人公が一堂に会した絵葉書↓です。





********ご紹介サイト転載********
https://www.ehon-sakka.com/info_20180901/

原色ポップコーンは、
女性作家たちの個性や想いが弾けた、カラフルな絵本たち!

ひとくち食べれば止まらなくなる、
こころにおいしい一冊がきっとみつかります。

つくっているのは、約1年間、絵本づくりを学んだ新人女性作家たち。
それぞれの熱い想いを抱え、それを形にするべく奮闘した濃密な時間の集大成が一堂に会します。

また、カラフルなそれぞれの絵本を描きあげた作家たちにも、ぜひお気軽にお声がけください。

絵本づくりの裏話もふんだんに聞くことができるはず!

あなたのお気に入りのポップコーンが、明日からをほんの少し元気にします。
おひとりで、ご家族で、お友だちと、ぜひお越しください。

 

〈開催日時〉
2018.9.1 (Sat.)  –  9.2 (Sun.)
2018.9.8 (Sat.)  –  9.9 (Sun.)
10:00~18:00(初日13:00から、最終日17:00まで)
◎入場無料
◎キッズスペースあり

〈アクセス〉
JR中央線・総武線(四ツ谷口)、地下鉄メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」より徒歩2分。
東京都新宿区四谷1-7 装美ビル2F
ウーマンクリエイターズバンク[Atelier gallery]
GOOGLE MAP で見る

〈出展絵本作家(50音順)〉
あいだ しろ / いいだ かずみ / 大畑 椛子 / 神音 きりん / すみちゃん / タカハシ コハク / たけだ はな / テティスひみ / なつみ てい / 一 マコト / 浜田 拓実 / ゆみ・ミルフィー / 莉乃子

〈企画詳細や絵本紹介は、特設サイトへ!〉
「原色ポップコーン展」特設サイト

〈Instagram〉
ウーマンクリエイターズカレッジインスタグラム
会期中も更新されますよ。

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企業主導型保育事業とは

2018-08-11 23:00:00 | 子育て・子育ち

 企業主導型保育事業について解説のひとつのサイト:http://www.kigyounaihoiku.jp/ 

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感染症の保育園・幼稚園への登園許可証明書発行。当院でも、かかりつけ医の責務として、無料で交付しております。

2018-08-07 23:00:00 | 子育て・子育ち

登園許可の用紙

当院でも、かかりつけ医の責務として、無料で交付しております。


インフルエンザ、水ぼうそうなど
⇒ http://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/hoiku/ninkahoiku/yousiki.files/291207ikennsyo.pdf


溶連菌、RS、ヘルパンギーナ、手足口病など
⇒ http://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/hoiku/ninkahoiku/yousiki.files/291207touenntodoke.pdf

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発達障害など育ちに支援を必要とする子どもたちの切れ目のない一貫した支援体制。育ちのサポートカルテ説明会、ぜひ、育ちのサポートカルテを有効活用してください!

2018-06-13 23:00:00 | 子育て・子育ち

 発達障害など育ちに支援を必要とする子どもたちの切れ目のない一貫した支援体制構築に向け、育ちのサポートカルテの本格運用が中央区で始まりました。

 その中央区主催による説明会が、以下の要領で開催されます。 

 小児科医師としても、ぜひとも、有効活用していただきたい仕組みです。

***************************
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kohokotyo/koho/h30/300611/06_05/index.html 

育ちのサポートカルテ説明会

育ちに支援を必要とする子どもたちが、
安心して学び成長していけることを目指して

 区では、発達障害など育ちに支援を必要とする子どもたちが、ライフステージに応じた切れ目のない一貫した支援を受けられる体制づくり(中央区育ちのサポートシステム)を進めています。子ども発達支援センターゆりのきが、その中心的役割を担い、そのツールとして「育ちのサポートカルテ」の運用を始めます。

日時
・1回目 6月26日(火曜日)
 午前10時から11時
・2回目 6月28日(木曜日)
 午後4時から5時

◎1回目、2回目とも同じ内容です。

会場
福祉センター3階会議室

対象
区内在住の18歳未満のお子さんの保護者

内容
区の取り組み、育ちのサポートカルテ作成の流れや活用方法などについてお話しします。

定員
50人(先着順)

費用
無料

申し込み方法
6月12日(火曜日)から25日(月曜日)までに電話またはファクスに(1)から(5)(区のおしらせ記入例参照)(6)参加回を記入して申し込む(電子申請も可)。



【問い合わせ(申込)先】
子ども発達支援センター事業調整担当係長
電話 03-3545-9844
ファクス 03-3545-9660


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通常大人の目線ではそのような使用方法はありえなくとも、子ども達が行いうる行動は、子どもの目線から予測しうる

2018-06-09 12:20:22 | 子育て・子育ち

 小児科医としては、やや、判決内容にひっかかるため、供覧致します。仙台高等裁判所の判断に私は親和性があります。

 テニス審判台をジャングルジムのように遊んで、それが倒れ下敷きになり死亡した事例。

 子ども達の危険があるから、校庭開放をやめてしまおうとする方向に働いてはならないと思います。

 子ども達の危険性を周りの大人が予測して、通常大人の目線ではそのような使用方法はありえなくとも、子ども達が行いうる行動は、子どもの目線から予測しうるのであって、小児科医はじめ子どもに係る職種が、それら危険性を予測しつつ、より安全な子ども達の遊ぶ環境を創っていかねばならないと反省させられる事案でした。

 


******最高裁HP*******
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=56359 


事件番号

 昭和61(オ)315



事件名

 損害賠償請求事件



裁判年月日

 平成5年3月30日



法廷名

 最高裁判所第三小法廷



裁判種別

 判決



結果

 破棄自判



判例集等巻・号・頁

 民集 第47巻4号3226頁




原審裁判所名

 仙台高等裁判所



原審事件番号

 昭和59(ネ)454



原審裁判年月日

 昭和60年11月20日




判示事項

 幼児が公の営造物を設置管理者の通常予測し得ない異常な方法で使用して生じた事故につき設置管理者が損害賠償責任を負わないとされた事例



裁判要旨

 幼児が、テニスの審判台に昇り、その後部から座席部分の背当てを構成している左右の鉄パイプを両手で握つて降りようとしたために転倒した審判台の下敷きになつて死亡した場合において、当該審判台には、本来の用法に従つて使用する限り、転倒の危険がなく、右幼児の行動が当該審判台の設置管理者の通常予測し得ない異常なものであつたなど判示の事実関係の下においては、設置管理者は、右事故につき、国家賠償法二条一項所定の損害賠償責任を負わない。



参照法条

 国家賠償法2条1項


*******判決文全文********
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/359/056359_hanrei.pdf 
         主    文
     原判決中、上告人敗訴の部分を破棄し、右部分につき第一審判決を取り
消す。
     前項の部分につき被上告人らの請求を棄却する。
     訴訟の総費用は被上告人らの負担とする。

         理    由
 上告代理人中村光彦の上告理由について

 一 原判決(その引用に係る第一審判決を含む)の確定した事実関係は、概要、
次のとおりである。

 1 被上告人Bは、昭和五六年八月一四日午後四時すぎころ、弟のD、甥のEと
ともに、長男のF(昭和五〇年一〇月一〇日生)を連れて上告人の設置するG中学
校に赴き、D、Eの二人と校庭内のテニスコートでテニスに興じていた。Fはその
間、球拾いをしたり、校庭を走り回るなどして遊んでいたが、同日午後四時三〇分
ころ、被上告人Bらがテニスをしていたコートのネットの横、サイドラインの約一
メートル外側に置かれてあった本件審判台に昇り、その座席部分の背当てを構成し
ている左右の鉄パイプを両手で握って審判台の後部から降りようとしたため、本件
審判台が後方に倒れ、Fはそのまま仰向けに倒れて審判台の下敷きとなった。その
際、Fは、後頭部を地面に強打し、被上告人Bらが直ちに病院に運んで手当を受け
させたが、同日午後六時一〇分ころ脳挫傷により死亡した。

 2 本件審判台は、地上から座席までの高さが約一・四メートル、背当ての最上
部までの高さが約一・八メートル、重量が約二四キログラムで、鉄パイプとL字型
鋼によって骨格が作られ、座席部分に木製の板を渡したもので、その前面には昇降
用の階段を配して傾斜がつけられているが、後部の支柱はほぼ垂直の形状をしてい
た。


 3 しかし、審判台の前部階段を普通に昇り降りするという本来の用法に耐えら
れないほど本件審判台の重心の位置が後部に偏っていたわけではなく、本件審判台
が設置されてから本件事故が発生するまでの二〇年余の間、人身事故が発生したこ
とは一度もなく、その間、本件審判台が倒れたことは一度あったが、それは生徒が
ふざけて後方に引っ張ったためで、本件審判台は、本来の用法に従って利用する限
り、転倒の危険を有する構造のものではなかった。

 4 また、G中学校の校庭は、土の地面で、本件審判台が置かれていた付近には
多少の凹凸が存したが、土の校庭に通常存し得る程度のものにすぎず、本件審判台
を所定の場所に置いた場合に、後方に向かって幾分低く傾斜していたことがうかが
われないでもないが、本来の用法に従って利用する限り、本件審判台の転倒を誘発
するようなものではなかった。

 5 G中学校の校庭と外部とは、一部が柵などによって仕切られているのみで、
一般人の出入りを妨げる門扉などは設けられておらず、また、かつて小学校が併設
されていた関係上、昭和五六年ころまでは、校庭内に滑り台、ブランコ、遊動円木、
雲梯などが設置されていたことから、近所の子供らや家族連れなどの遊び場として
利用されていたもので、その状態は、本件事故当時も続いていた。

 二 原審は、右の事実関係の下において、次のとおりの判断を示し、本件事故が
上告人の本件審判台の設置及び管理の瑕疵に起因することは否定できないから、上
告人は、公の営造物の設置管理者としての責任を免れないとして、被上告人らの国
家賠償法二条一項に基づく損害賠償請求を一部認容した第一審判決を正当とし、上
告人の控訴及び被上告人らの附帯控訴をいずれも棄却した。

 1 本件審判台は、本件事故前、転倒による死傷事故が起きたことはなかったの
であるから、本来の用法に従う限り危険はなかったと考えられる。

 2 しかし、本件審判台の構造及びその安定性、本件校庭の利用状況にかんがみ
ると、学齢児前後の幼児が保護者に伴われることなく、又は保護者同伴で本件校庭
内に至り、保護者の気づかないうちに本件審判台に昇り、本件事故時のような方法
で座席後部の背当て部分の鉄パイプをあたかもジャングルジムのように用いるなど
の行動に出、その結果、審判台が後方に倒れるおそれがあり、これが倒れた場合、
その素材や重量のため死傷事故を惹起する可能性があることは、本件審判台の設置
管理者には通常予測し得るところであった。

 3 したがって、本件審判台の設置管理者としては、本件審判台が後方に転倒す
ることがないように、これを地面に固定させるか、不便用時は片付けておくか、よ
り安定性のある審判台と交換するなどして、事故の発生を未然に防止すべきであっ
たというべきである。

 三 しかしながら、上告人に国家賠償法二条一項の責任を認めた原審の判断は、
是認することができない。その理由は次のとおりである。

 1 国家賠償法二条一項にいう「公の営造物の設置又は管理に瑕疵」があるとは、
公の営造物が通常有すべき安全性を欠いていることをいい、右の安全性を欠くか否
かの判断は、当該営造物の構造、本来の用法、場所的環境及び利用状況等諸般の事
情を総合考慮して具体的、個別的に判断すべきである(最高裁昭和四二年(オ)第
九二一号同四五年八月二〇日第一小法廷判決・民集二四巻九号一二六八頁、最高裁
昭和五三年(オ)七六号同年七月四日第三小法廷判決・民集三二巻五号八〇九頁参
照)。
   本件において、その設置又は管理に瑕疵があったと主張されている当該営造
物とは、具体的には、上告人(栃木県芳賀郡a町)町立のG中学校の校庭に設置さ
れたテニスの審判台であるが、一般に、テニスの審判台は、審判者がコート面より
高い位置から競技を見守るための設備であり、座席への昇り降りには、そのために
設けられた階段によるべきことはいうまでもなく、審判台の通常有すべき安全性の
有無は、この本来の用法に従った使用を前提とした上で、何らかの危険発生の可能
性があるか否かによって決せられるべきものといわなければならない。
   本件審判台が本来の用法に従ってこれを使用する限り転倒の危険を有する構
造のものでなかったことは、原審の適法に確定するところであり、G中学校の校庭
において生徒らがこれを使用し、二〇年余の間全く事故がなかったことは、原審の
右判断を裏付けて余りあるものというべきであろう。
   そして、本件審判台が右のように安全性に欠けるものでない以上、他種の審
判台と比較して安全性が劣っているとか、これを地面に固定すべきであるとか、競
技や練習終了後にはその都度片付けて置くべきであるとかいうのは、実情にそぐわ
ない非難というほかはない。

 2 本件事故の発生したG中学校の校庭が幼児を含む一般市民に事実上開放され
ていたことは、前述のとおりであるが、このように、公立学校の校庭が開放されて
一般の利用に供されている場合、幼児を含む一般市民の校庭内における安全につき、
校庭内の設備等の設置管理者に全面的に責任があるとするのは当を得ないことであ
り、幼児がいかなる行動に出ても不測の結果が生じないようにせよというのは、設
置管理者に不能を強いるものといわなければならず、これを余りに強調するとすれ
ば、かえって校庭は一般市民に対して全く閉ざされ、都会地においては幼児は危険
な路上で遊ぶことを余儀なくされる結果ともなろう。
   公の営造物の設置管理者は、本件の例についていえば、審判台が本来の用法
に従って安全であるべきことについて責任を負うのは当然として、その責任は原則
としてこれをもって限度とすべく、本来の用法に従えば安全である営造物について、
これを設置管理者の通常予測し得ない異常な方法で使用しないという注意義務は、
利用者である一般市民の側が負うのが当然であり、幼児について、異常な行動に出
ることがないようにさせる注意義務は、もとより、第一次的にその保護者にあると
いわなければならない。

 3 以上説示するところによって本件をみるのに、本件事故時のFの行動は、本
件審判台に前部階段から昇った後、その座席部分の背当てを構成している左右の鉄
パイプを両手で握って審判台の後部から降りるという極めて異常なもので、本件審
判台の本来の用法と異なることはもちろん、設置管理者の通常予測し得ないもので
あったといわなければならない。そして、このような使用をすれば、本来その安全
性に欠けるところのない設備であっても、何らかの危険を生ずることは避け難いと
ころである。幼児が異常な行動に出ることのないようにしつけるのは、保護者の側
の義務であり、このような通常予測し得ない異常な行動の結果生じた事故につき、
保護者から設置管理者に対して責任を問うというのは、もとより相当でない。まし
て本件に現れた付随的事情からすれば、Fは、保護者である被上告人Bらに同伴さ
れていたのであるから、同被上告人らは、テニスの競技中にもFの動静に留意して
危険な行動に出ることがないように看守し、万一その危険が察知されたときは直ち
に制止するのが当然であり、また容易にこれを制止し得たことも明らかである。

 4 これを要するに、本件事故は、被上告人らの主張と異なり、本件審判台の安
全性の欠如に起因するものではなく、かえって、前記に見るようなFの異常な行動
に原因があったものといわなければならず、このような場合にまで、上告人が被上
告人らに対して国家賠償法二条一項所定の責任を負ういわれはないというべきであ
る。

 四 以上と異なる原審の判断には、国家賠償法二条一項の解釈適用を誤った違法
があり、右違法が判決の結論に影響を及ぼすことは明らかである。論旨は理由があ
り、原判決中、上告人敗訴の部分は破棄を免れず、右部分につき第一審判決を取り
消し、被上告人らの請求を棄却すべきである。
 よって、民訴法四〇八条、三九六条、三八六条、九六条、八九条、九三条に従い、


裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。
     最高裁判所第三小法廷
         裁判長裁判官    可   部   恒   雄
            裁判官    坂   上   壽   夫
            裁判官    貞   家   克   己
            裁判官    園   部   逸   夫
            裁判官    佐   藤   庄 市 郎

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子どもの育つ場での事故の状況

2018-06-08 08:25:18 | 子育て・子育ち

 子どもの育つ場での事故の状況

⇒ http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/pdf/h28-jiko_taisaku.pdf 

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1歳半~3歳ごろ、自我が芽生える時期。イヤイヤ多くなりたいへんだけど、好奇心の育ちの時期でもあります。

2018-05-04 11:00:56 | 子育て・子育ち

 1歳半~3歳ごろ、自我が芽生える時期。

 そして、好奇心が育つ時期。

 しかし、実際は、なかなかたいへんです。


**********朝日新聞20180421***********************
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13460726.html 

「イヤイヤ期」、別の呼び方は? 「成長の姿、反抗と考えずに」

2018年4月21日05時00分

 2歳前後の子どもが、何をするのにも嫌がる「イヤイヤ期」――。大人が手を焼く行動も、子どもにとっては自我が芽生え、それを表現できる大切な成長過程です。本紙の「声」欄(東京本社版など)に寄せられた「前向きに捉えられる新しい呼び方を考えませんか?」との投稿を機に考えます。

     ◇

 公園から帰ろうと言うと「イヤ!」。ご飯を食べようと誘っても「イヤ!」。自分の要求が通らないと大泣きしたり、道の真ん中で寝転がったり。親はやめさせようとして強引に従わせたり、怒ったり……。永瀬さんはこんな話を聞くたび、「子どもの立派な成長なのに」と胸を痛めていた。

 そんなとき、朝日新聞の「認知症とともに 徘徊と呼ばないで」(3月25日付朝刊)の記事に目がとまった。「徘徊」は、認知症の当事者にとっては「目的を持った外出」という指摘だ。

 「記事を見たときにはっとしました。大人が考え方を変えれば、悩みが軽くなることもあると思ったんです」


 ■欲求や意思を自覚

 この時期の子どもが頻繁に「イヤ」と言うのはなぜか。

 遠藤利彦・東大教授(発達心理学)は「自分探し」と指摘する。1歳半~2歳は、歩行や手づかみが可能になり、世界が一気に広がる。だが、初体験が多すぎて「わからない」と「本当にイヤ」が区別できないため、何でも反応が「イヤ」になりがちだという。でも、感情を大人にぶつけるやりとりを通じ、自分の欲求や意思を自覚し、周囲に伝えられるようになる

 これは、他人の願望に合わせるのではなく、自分の内側の欲求に従う「本当の自分」を発達させる過程なのだという。ただ、イヤイヤ期がない子どももいる。年齢も個人差があるという。


 ■思い、言葉にさせて

 親はこの時期、どう向き合えばいいのだろう。40年以上の保育士経験を生かし、子育てに関する講演や執筆活動をする井桁容子さんは、「まずは子ども自身に理由を聞くことが大事」と話す。

 例えば、「ご飯を食べるのがイヤ」と言い出したら――。頭ごなしに「食べなさい」と言うと、子どもは親から気持ちを否定されたと受け取り、反発する可能性が大きい。一方、「どうして食べたくないの?」と聞くと「おなかがすいてないよ」など、自分の気持ちや意思を表現できる。「食べる」という結論は同じでも、思いに寄り添ってもらえた満足感が重なれば、「今回は食べてみようかな」という気持ちになることも多い。

 事前に予告することも効果的だ。井桁さんによると、遊びをやめる時間も、あらかじめ「時計の針がここに来るまでね」など具体的かつ短い言葉で伝えるとよいという

 だが、実際に家の外で子どもがかんしゃくを起こしたりすると、こうした対応が難しい時もある。井桁さんは「すぐに『良い子』になってくれる『成果』を求めない。周りの大人も温かく見守って」と呼びかける。

 (中井なつみ、田渕紫織)


 ■「声」欄への投稿(要旨)

 カウンセラー 永瀬春美(千葉県 66)

 認知症当事者の思いに添って「徘徊(はいかい)」という言葉を見直す動きがあることを知り、子どもの「イヤイヤ期」も同じ構図だと気づきました。

 2歳前後に始まるイヤイヤは、「自分で決めて自分でしたい」という素晴らしい成長の姿なのに、大人には「反抗」に見え、「言うことを聞くようにしつけなければならない」という誤解があるように思います。

 「イヤイヤ期」という大人サイドの呼び方、変えませんか。

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人生相談 幼児期に大切なことは=回答者・高橋源一郎氏

2018-05-03 12:58:22 | 子育て・子育ち

 勇気づけられるご回答です。


*********毎日新聞20180430********************
https://mainichi.jp/articles/20180430/ddm/013/070/062000c 

人生相談

幼児期に大切なことは=回答者・高橋源一郎


毎日新聞2018年4月30日 東京朝刊


 2歳になる子どもがいます。来年4月から幼稚園に通う予定ですが、選択肢がたくさんあり悩んでいます。習い事をする園の子どもは、小学校でスムーズに学校生活に慣れ、成績も良いと聞きました。ただ、我が子は自由に遊ぶことが大好きな様子で、遊びを重視している園も気になります。幼児期に大事なことは何だとお考えですか。また、ご自身の子育てで、幼児期に重視したことを教えてください。(34歳・女性)



高橋源一郎さん:

 53歳のとき長男が、55歳のとき次男が生まれました。しばらくして妻が体調を崩し、育児の多くを担当することになりました。食べさせ、おむつやゲロで汚れた服をとりかえ、遊ばせ、保育園に連れてゆき、深夜に発熱すると病院にゆき、時には一晩中アトピーで痒(かゆ)がってむずかるふたりを抱えてあやしました。

 同時に作家としての仕事も大学教員の仕事もありました。

 その数年間は、あまりにきつく記憶がありません。

 若い頃にも子育ての経験があり、たくさん保育書も読みましたが、全部忘れました。

 一日育児が終わると倒れて寝て、子どもたちの泣き声でやっと起きました。もちろん、子育ての方針など持つ余裕などなく、一日生き延びるのがやっとの日々でした。なので、アドバイスできることはなにもありません。

 もう今日は起き上がれないと思っていても、泣き声が聞こえると這(は)って彼らのベッドまで行きました。なぜこんなことができるのだろう。不思議でした。疲れ切っていたのに。ベッドで寝ている彼らの顔をみてわかりました。愛していたからです。彼らのためだったら死んでもいいと思えました。
 それからは子育てがまるで苦痛ではなくなりました。
 いまや彼らも中学生で、すべては遠い過去です。
 わたしにとって子育ては、自分に愛する能力があると子どもたちに教えてもらったことです。

 愛してあげてください。それだけでいいじゃないですか。他のことなんかどうでも。(作家)

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