2025年4月15日、区民文教委で質疑において、意見やお伝えした内容。
⚫️日本橋小学校の特別支援学級開設を受け、区立中学校への特別支援学級の拡大あるいは、特別支援学級設置校を増やすこと。
当初、令和10年度(2028年度)と計画していたが、令和9年4月と、一年早まって日本橋小学校への特別支援学級開設へと至った。
要因として、明石小学校の特別支援学級のキャパシティが増大にある。
現在、明石小30人4クラス、月島第二小22人3クラス、月島第三小9人2クラスで、銀座中学校22人3クラスである。
増加傾向が続くなら、小学校だけではなく、中学校へも受けいれ人数の増加が求められる。
⚫️落雷対策に対する危機管理体制について
現在、『学校危機管理マニュアル』があるが、落雷対策の記載はない。奈良県高校での落雷事故を受け、対応の強化の必要性を考える。
注意喚起と、ICTを用いてきちんと予測を行うなどの作業も入れたマニュアル整備をお願いしたい。
⚫️『中央区立小・中学校におけるインターネット利用ガイドライン』の作成について
学校やPTAが、ネットを使用して情報発信を行なっている。
画像の発信における肖像権、個人情報保護などの留意点をまとめたガイドラインを教育委員会としても、整備をし、現場の判断の助けを行なっていただきたい。
⚫️入学式・入園式、卒業式・卒園式の教育的効果、
入学式・入園式、卒業式・卒園式は、節目の行事であり、大きな教育的効果が高いものがある。
コロナ時期、議員の招待・案内は、対応がまちまちの状態になっていた。コロナが明けた今、地域の人が参列できるようになった。
招待の判断は、学校長や園長が行う。
現場の負担軽減のため、議員については、教育委員会事務局で出欠管理の取りまとめのお手伝いを行なっても良いのではないか。
⚫️不登校対策
・居場所作りを行なってくださっている。
①小学校にも新設した「別室」の全区展開と居場所機能の充実
区としては、安心して使えるようにするとともに、指導員の指導力向上に向け、巡回する体制をとっている。
不登校への有効な対応であり、全区的な展開をお願いしたい。
②放課後の居場所も対応策として考えておられる。「学童、プレディ」も活用して、放課後の居場所も作っていっていただきたい。
⚫️教育支援
教育支援における指導力強化をお願いしたい。
委員会では、述べていませんが、①〜⑧などを取り組みながら更なる指導力強化ができることを想定し、質問。
①人の配置
特別支援教室への増員により教員一人当たりの児童・生徒数が12人以下となる。
②発達に課題のある児童・生徒を指導する教員等の指導力向上に向けた意見交換の場づくり
特に、特別支援教育コーディネーター、特別支援教育補佐員、特別支援教育専門員らの会合
③オンデマンド、e-ラーニング
「特別支援コーディネーター」でなされる講師を招いた講演会、「ゆりのき」でなされる講演会、会計年度任用職員向け講演会などをアーカイブ保存し、オンデマンドで視聴できるように。
④多職種連携
⑤保幼小中連携
⑥通常学級への「ユニバーサルデザインの考え方に基づいた指導」の導入
⑦「切れ目のない障害特性に応じた適切な支援」に向け、幼児期から義務教育修了まで一貫した支援体制の構築のために「個別の教育支援計画」=「育ちのサポートカルテ」の活用
⑧ICT機器など活用
デイジー教科書など
⚫️ランパト
・地域とPTAが一緒になって地域を見守るランパトの地域主体での拡大への支援。
⚫️築地社会教育会館 整備のあり方
高速晴海線で、立ち退く可能性があり、あり方をどうするか検討をする必要がある。
以上