こんな所で😲

　東京は雲が多いながらも日差しもあり、気温も26度を超え暑いです。汗を拭きながら歩いていると、地べたからこっちをじっと見ている花が。その表情はちょっと怒っているようにも見えますが、なんだカラスウリの花じゃないか！よく通る団地の庭の小さな花を植えてあるところですが、今は花も終わり草だけの中で白い花が目立ちます。カラスウリの仲間のキカラスウリの花です。カラスウリは赤い実が生りますが、これは黄色い実で黄カラスウリです。花もどちらも日暮れの頃に開花しますが、カラスウリは朝にはしぼんでしまうのに対してこちらは昼も咲いてます。

　どちらもウリ科で秋に生る実は卵より少し大きいくらいで、カラスが好んで食べるので烏瓜の名が付いたと言われますが、実は人間も食べることが出来るそうです。あまり食べているのを見たことはありませんが。薬用植物で根は咳や痰などを治める効果があり、種や果実も同じような作用があると言います。つる性植物ですから周りの木などに絡みついて伸びていきます。木の高い所で実が生っているのを見たり、金網のフェンスなどにも絡んでいるのをよく見ますが、地面で花が咲いているのは初めて見ました(+_+)　周りに絡みつくようなものがなかったせいでしょうか。窮屈だったろうね(笑)。