アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

名前が可哀そうな花たち ^^

2024-06-28 13:39:51 | Weblog
 28日は北の方を除き大雨です。何でもこの日は「雨の特異日」なんだそうで、東京は確率53%だって。特異日とは、ある気象状態が前後の日に比べ、ひときわ多く現れた実績のある日のことで、「晴れの特異日」もあります。東京も朝から降っていて、午後になっても20度ちょっとと気温も低く、暑さひと休みです。

 花の話です。潤いを与えてくれる草花ですが、見てくれは可愛いのに変な名で損してる?花も結構あるよね。春先の小さな青い花、オオイヌノフグリなんて花に失礼です。今時咲いている二つもそう。ひとつは中心部が赤紅色の小さな白い花、ヘクソカズラです。アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性植物で、道端でもよく見られほかの草や樹木、果ては金網のフェンスなどにも絡みついて伸びていきます。葉などをつぶすと悪臭を放つことからこんな名が付いたようです。どんな匂いかって?いい香りなら嗅いでもいいけど、わざわざ悪臭を体験することもないしね。触らなけりゃ何の匂いもないし、花だって可愛いでしょ。よっぽどひどい匂いだろうけど、ちょっとヘクソは言い過ぎじゃないかね。

 もう一つはワルナスビ。ナス科ですから茄子の花そっくりです。ヘクソは日本原産ですがこちらはアメリカ生まれの帰化植物。花がどうのということではなく、地下茎で広がり駆除が難しいのと、実がプチトマトに似ているが有毒で家畜が食べると中毒死もあり、人間の子供も食べる心配があることから厄介な雑草といわれます。「悪なすび」と名付けたのはあの牧野富太郎博士ですが、見かけは悪くはないけど。牧野サンが言うのなら仕方がないか(笑)
コメント
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