赤トンボ めっきり減ったねぇ

　今朝も東京は冷え込みました。昨日よりさらに下がって都心は14.3度、練馬は13.2度と10月下旬並みでした。天気は良く青空が気持ちよく昼過ぎには都心で24度、練馬も23度まで上がって久しぶりにちょっと暑いくらいで、秋真っ盛りと言えるでしょうか。秋といえば何を連想しますかと問われればワタシは真っ先に赤トンボを上げますが、これは人さまざまでしょうねぇ。久しぶりに赤トンボの姿を見ました！夏にも夏アカネといった赤いトンボはいますが、アカトンボといったらやっぱり秋だなぁ。

　若い頃は夕方になると空いっぱいに飛んでいる赤トンボが見られたものですよね。まさに童謡「赤トンボ」の夕焼け小焼けの～です。他にもいろいろあるけど、これほど郷愁を誘うものはないでしょう。その赤トンボが近頃、めっきり減っているそうです。.いることはいるようですが、一説には昔の100分の一くらいに減っているとも。赤トンボという名のトンボがいるわけでなく、アキアカネなどアカネ属に属する体の赤いトンボの総称です。特に大きく数を減らしているのは2000年代に入ってからといわれます。もちろん、赤トンボに限ったことでなくトンボそのものが減っています。

　その大きな原因は、まず湿地が少なくなっていることに加え農薬の使用が増えていることや温暖化などがあげられています。中には絶滅寸前の種もあるそうですから事態は深刻です。今からでも遅くないからトンボの棲みやすい環境づくりを進めて、赤トンボの群れる日本の秋の空を取り戻したいですね。