花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「フキノトウ(蕗の薹)」

2014年03月22日 11時55分10秒 | 自然
空き地の一角に「フキノトウ(蕗の薹)」が群生しています。毎年この畑にはフキノトウが芽を出します。













“キク科フキ属の多年草。日本原産の山菜で全国の山野に自生している。「フキノトウ」はフキの花のつぼみで、葉が出る前にフキノトウだけが独立して地上に出てくる。 ツボミを何重にも苞(ほう)が取り巻いています。 花が咲いた後には地下茎から葉が出てくる。山菜として日本料理には欠かせない食材。”

【2014年3月22日  花熟里】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日韓首脳会談へのアプローチ」

2014年03月19日 12時51分30秒 | ちょっと気になること
MSN産経ニュース(サーチナ)の3月10日付けの記事を見て、おやっと思った方がい多いのではないでしょうか。

「韓国の元慰安婦らが会見、ベトナム戦争時の韓国軍による性暴力問題・・・「政府が解決すべき」=韓国」

という記事です。2名の韓国の「元慰安婦」が自国(韓国)のベトナム戦争時の韓国軍兵士による性暴力について韓国政府に謝罪を求めているのです。
ベトナム戦争時の「韓国軍による拷問や虐殺事件、あるいは婦女子への暴行事件」などについては、一部のメディアで触れています。たとえば、「暴かれた英雄の犯罪」(ニューズウィーク日本版、2000年4月21日号)、および、「韓国が戦争犯罪を認めない訳」(ニューズウイーク日本版、2013年10月1日号)。 
しかし、ベトナム戦争時の韓国軍兵士による性暴力については、日本国内はおろか、国際的にもほとんど知られていません。韓国の巧妙(というより姑息)な情報操作の結果だと思います。

現在の朴槿恵(パク・クネ)現大統領の父親である朴正煕(パク・チョンヒ)大統領(当時)の決断でベトナム戦争に参戦して、戦時とはいえ、韓国軍兵士による虐殺はもちろん、多くのベトナム女性人を陵辱しました。ベトナム人女性との間に生まれた子供は「ライダハン」と呼ばれ、ベトナムで社会問題になっています。
「2001年、金大中(キム・デジュン)大統領がベトナム訪問の際、『不本意ながらベトナム国民に苦痛を与えたことを申し訳なく思う』と“謝罪”した。これに対し当時、野党だった朴槿恵ハンナラ党副総裁は『金大統領の歴史認識を憂慮せざるを得ない。参戦勇士の名誉を傷つけるものだ』と批判した経緯がある。」<MSNニュース:2013年9月10日>
朴槿恵氏にとって英雄であるべき父親の判断を否定すること、および、ベトナムからの帰還軍人の強い拒否反応を受けて、金大中大統領の謝罪発言は決して許せなかったのではないでしょうか。

朴槿恵氏は、2013年に自身が大統領としてベトナムを訪問したときには、やはりというべきか、この問題には全く触れていません。ベトナム政府も敢えて話題にしませんでした。 ベトナム政府の大人の対応に感心するばかりです。
翻って、朴槿恵大統領は、日本に対して「正しい歴史認識」を要求して、日韓首脳会談を拒否し、さらには、世界各国で「告げ口外交」を展開しています。
朴槿恵大統領は、今回の「韓国人元慰安婦」の女性2名の訴えにどのような思いでいるのでしょうか。「ライダハン」問題をはじめベトナムでの韓国軍の行為に対する「正しい歴史認識」はどこに行ったのでしょうか?

“河野談話見直しを安倍政権では行わない”との安倍総理の発言を朴槿恵大統領が注目(評価?)しているようです。安倍総理が現時点での最大限の譲歩をしたわけですので、次は朴槿恵大統領が譲歩する番ですが、新聞では韓国による追加条件が言われています。たとえば、「日本政府が責任を認めることや政府予算による金銭支給などを期待していると見られる(読売新聞:3月19日)、また、「18付の韓国紙、韓国日報は、同国政府が日韓首脳会談の前提として、慰安婦問題をめぐる河野洋平官房長官談話などの継承や、同問題を扱う次官級協議の開催、安倍晋三首相による靖国神社参拝の中断の3条件を、ソウルで12日に開かれた日韓外務次官協議の際に提示していたと報じた」(3月18日:MSN産経ニュース)などです。 

韓国は相変わらず“正しい歴史認識”という原則論を振りかざしてくるでしょうから、日本が譲歩しても、次から次へとハードルを高くしてくることは目に見えています。
両国関係をさらに前進させるためには、「韓国軍のベトナム人女性を始めとする残虐行為」という、欧米諸国、特にオバマ大統領がもっとも敏感になる“人道問題”と、韓国が反日の好材料として執拗に追及する“旧日本軍による韓国人女性の慰安婦問題(日本軍が慰安婦の募集・管理などに関与した証拠はないにも拘わらず)”とを、日韓両国が未来に向けての何らかの妥協点を見出す努力をするべき時期に来ていますが、この“人道問題”は、日韓両国だけでは話し合いがこじれるばかりと考えられますので、東アジア安定への共通の克服すべき課題として日米韓3国で議論すべきと思います。


<MSNトピックス:2014年3月10日(サーチナ)>
<韓国の元慰安婦らが会見:
ベトナム戦争時の韓国軍による性暴力問題・「政府が解決すべき」=韓国>

『旧日本軍の従軍慰安婦の金福童(キム・ボクトン)さん、吉元玉(キル・ウォンオク)さんらと支援団体の韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が7日午前、ソウル市内で記者会見を行い、日本政府から賠償を受けた場合、自分たちと同じ痛みを経験する戦時性的暴力の被害女性たちに全額寄付するという意思を明らかにした。 また、韓国政府に対し、ベトナム戦争時の韓国軍の性暴力について謝罪を求めた。複数の韓国メディアが報じた。 この日の記者会見は、「3.8国際女性デー」と「ナビ(蝶)基金」の発足2周年を記念したもので、戦争と女性の人権博物館で行われた。 金福童さんは「同胞が犯したことは韓国政府が解決すべき。知らないふりはできない」とし、「力がおよぶところまで被害女性たちを助けたいと思う」と語った。 これまで挺対協は、2012年3月8日にナビ基金からアフリカの内戦中に性的暴行を受けたコンゴ民主共和国のレベッカ・マシカ・カチュバさんに3,000ドル(約30.9万円)を支援した。カチュバさんはこの支援金でコンゴに内戦被害女性支援センターを作った。 昨年からは、ベトナム戦争当時、韓国軍に性暴力を受けた被害者11人に毎月100ドル(約1.03万円)ずつを支援。性暴力被害者2世の別名「ライダイハン」2人には合計9,000ドル(約92.8万円)を提供した。 さらに挺対協は、3番目の基金からの支援対象者を選定するために、イスラエルとパレスチナの内戦に伴う性暴力被害の現状を調査していると明らかにした。 記者会見を見守った関係者は「最近、日本政府が慰安婦問題を謝罪した1993年の河野談話を再検証するとして、被害者の『傷口に塩を塗っている』」とし、「それでも自分たちと同じような傷を負った女性たちに支援の手を差し伸べ、き然とした態度の慰安婦被害者の女性たちは誇らしい」と述べたという。』


<MSNニュース:2013年9月10日>ベトナム訪問の朴大統領 過去の戦争の歴史で謝罪せず>

ベトナム訪問中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が過去の戦争の歴史について謝罪発言などまったくせず、ベトナム側も何ら要求していないことが韓国で話題になっている。10日付の新聞論調では、韓国が日本に対してしきりに「歴史直視」を要求していることと矛盾するではないかとの皮肉も出ている(ハンギョレ新聞社説)。 韓国は1960~70年代のベトナム戦争で米軍支援のため延べ30万人以上の部隊を派兵し、部分的に“住民虐殺事件”もあったとされる。ベトナム統一後、両国は92年に国交を結んだが、ベトナムは韓国に対し謝罪や反省、補償など一切求めなかった。 しかし2001年、金大中(キム・デジュン)大統領がベトナム訪問の際、「不本意ながらベトナム国民に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と“謝罪”した。これに対し当時、野党だった朴槿恵ハンナラ党副総裁は「金大統領の歴史認識を憂慮せざるを得ない。参戦勇士の名誉を傷つけるものだ」と批判した経緯がある。 ベトナム派兵は父・朴正煕(チョンヒ)大統領(当時)の決断で行われたものだが、朴槿恵大統領は今回の訪問に際しベトナムの国父ホー・チ・ミンの廟(びょう)参拝、献花の時を含め戦争の歴史にはまったく触れず、もっぱら経済協力問題に終始した。中央日報は1面トップ記事で「父の時代の歴史に対する和解」とし「過去についての両国の成熟した立場と、間違った歴史認識にとらわれている日本を比較することになる」「日本への圧迫の意味もある」と奇妙な解釈を加えている。 朴槿恵大統領が謝罪をしなかった背景には、ベトナム戦争を米韓による侵略戦争とするベトナム側と「自由を守るための戦争」とする自らとの間に歴史認識の違いがあるからだ。 にもかかわらずベトナムが韓国に歴史認識の一致や謝罪、反省を求めず未来志向の協力関係を重視する“成熟”した態度は、日本ではなくむしろ韓国の対日姿勢に対する教訓であり“圧迫”になるものだろう。 一方、韓国マスコミはベトナムが60年以上も植民地支配したフランスに対して謝罪や反省、補償など一切求めていないことにはまったく触れていない」


(2014年3月19日 花熟里)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ベビーシッターの幼児遺棄事件に思う」

2014年03月18日 15時40分06秒 | ちょっと気になること
大変ショキングな事件がおきました。ネットによるベビーシッター利用の問題をメディアが報道しています。 ベビーシッターのネット利用に関する法制度がない、実態を厚生労働省が把握していない、ベビーシッターの公的な資格制度がない、ベビーシッターのニーズが増えているのに国や自治体の対策がない、政治家、官僚はいったい何をしているのか、などなど。 総じて、ベビーシッターを利用せざるを得ない“弱者である母親”を擁護し、政治への手厳しい批判一辺倒の論調が目立ちます。メディア体質にも困ったものです。

今回の事件では、問題点を整理してみる必要があります。ひとつは、少子化対策やネットによるベビーシッター利用の法的な整備の側面です。 これは、多くのメディアが指摘しているように、政治の取り組みの問題であり、少子化問題対策が後手後手に回っており、予てから、要望の多い保育所増設など待機児童解消も遅々として進んでいないこともあり、今回のような悲劇が起こってしまったのですから、今回の事件を政府、自治体は深刻に受け止めて、全力でスピード感を持って、取り組んでいただきたいと思います。

他方、今回の事件を見てみると、ネットでベビーシッターを利用した女性は、メディアによると、「無職」(毎日新聞:3月18日)と報道されています。 では、いったい何のためにネットでベビーシッターを利用したのでしょうか。申し込み時には「2児のシングルママ、夜勤なのでお泊まり保育で、やっぱり(子どもが)ふたりとなると苦しく」などど、書き込んでいたと報じられています(毎日新聞:3月17日)。

「無職」であるにも関わらず、「夜勤のため」と嘘を書いています。しかも、ベビーシッターとは面識がなく、ベビーシッターが保育士の資格をもっていないこと、氏名、施設の場所(住所)、保育の内容など一切を確認せず、2歳と8ヶ月の乳幼児を安易に「2泊」もさせるというのです。 短時間の利用ではありません。 母親と数時間引き離されることは、乳幼児にとってどんなに不安なことでしょうか。 たぶん、母親と離れてしばらくすると、泣き騒いだのだろうと思います。 泣きじゃくる乳幼児には父親では対応できずに、母親でなければ泣き止まない経験を持っている方は多いと思います。乳幼児にとって、母親を求めるのは、理屈ではなく「動物の本能」なのではないでしょうか。この女性は母親(「親として」)の愛情を持ち合わせているのでしょうか。公的な制度の不備を批判する前に、女性が母親としての資格があるのか疑います。女性の家庭環境(子供の父親、女性の親)や交友関係が報道されていませんが、血縁、地縁はどうなっているのでしょうか。全く「孤立」しているのでしょうか。

蛇足ながら、いまや「育メン」が世の潮流ですが、人間も動物「ヒト」です。 性的な適正があります。 子供を育てるのは「メス」のほうが「オス」よりも適性があると思っています。 「メス」が子育てしやすいように、「オス」が家事などを行って「メス」を助けることが自然なのではないかと思っています。 子育てを行う「育メン」ではなく、活き活きと家事を分担する「活メン」が重要です。 世の多くの女性から反発を招きそうですが。

さて、メディアには、今回の事件を少子化問題への政治の取り組み遅れ、ネットによるベビーシッター利用制度の整備、という側面からだけではなく、利用者の内面までも踏み込んださまざまな側面から分析してほしいと願っています。


「ベビーシッター母投稿、男が連絡か 安さ売り、利用拡大」(毎日新聞:3月17日)

ベビーシッターの男の関係先のマンションから預かった2歳の男児が遺体で見つかった事件で、母親の20代女性が預け先を探す際に頼ったのは、インターネット上で保育サービス業者と利用者を結びつけるマッチングサイトだった。子育て中の親らの切実な声に、派遣業者より安い価格で応えることで広がりつつあるサイトに、危うさが潜んでいた。

 <大至急お願いします>
 <2児のシングルママ>
 <夜勤なのでお泊まり保育で>
 <やっぱり(子どもが)ふたりとなると苦しく>

女性は5日午後、そうサイトに書き込んでいた。投稿は初めてだった。この投稿の文中に連絡先が記載されていたため、長男と次男を預かった男が直接、女性に連絡を取り、事件に巻き込まれたとみられる。 女性が今回利用したのは、掲示板に要望を書き込み、それを見た業者が返事を投稿、双方でやり取りした上で直接契約する仕組みのサイトだった。 掲示板への書き込みは無料で仲介料もかからないが、利用者、業者の双方とも会員登録が必要だ。ただ、業者の審査はなく、登録時に記入した保育経験や保有資格、希望料金などが利用者に公開される。昨年10月時点で全国の利用者1万人、保育サービス事業者6000人が登録しているという。

 <夜間の仕事復帰のため、自宅にて保育希望です>
 <産後の家事・育児のサポートをお願いします>

ネットに複数あるマッチングサイトにはベビーシッターを求める声があふれる。利用者にとって最大の魅力は通常の派遣業者よりも安い価格だが、相対取引だけにリスクもあるという。 20代女性と同じサイトで約2年前からシッターを依頼している都内に住む20代の会社員男性は「シッターとの個人契約なので、大手業者の半額以下で利用できるのがありがたい。行政でも紹介はしているが、事前予約が必要だったりするので共働きで忙しい世帯には便利」と話す。しかし一方で、「『また貸し』のようなことをされ、契約時とは別のシッターに預けられていたこともあった。安い分、事前の面接などで相手の素性などを見極める必要がある」と警告する。 一方、男児2人が見つかったマンションの一室は、男が代表を務めるとみられる保育業者の「家庭保育室」としてネット上のサイトに記載されていた。住所地の埼玉県富士見市によると、「家庭保育室」は一定の保育施設としての質を担保した場合の呼称で、本来は市に届け出て保育士の人数や部屋の面積など基準を満たす必要があるが、届け出はなかった。また、業者の本部とされているのは横浜市磯子区の団地の一室で看板はなかった。


『2歳児死亡:遺棄容疑で26歳シッター逮捕」(毎日新聞:2014年3月18日)

埼玉県富士見市東みずほ台のマンション一室で、ベビーシッターに預けられた男児の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は18日午後、ベビーシッターの物袋(もって)勇治容疑者(26)を死体遺棄容疑で逮捕した。同日午前、物袋容疑者が「保育室」として使用していたとみられるこの部屋を同容疑で家宅捜索し、裏付けを進めていた。 県警によると、死亡していたのは横浜市磯子区の無職女性(22)の長男で山田龍琥(りく)君(2)。県警は18日に司法解剖して死因を調べる。一緒にいた次男(8カ月)は保護され、目立った外傷はない。 これまでの県警の任意聴取に対し、物袋容疑者は「帰す予定の16日の昼に薬を飲んで寝てしまい、翌朝に目覚めると亡くなっていた」と説明しているという。
 県警は、死亡した龍琥君の遺体を物袋容疑者が放置していたとみて18日未明、死体遺棄容疑で逮捕状を請求した。遺体は保育場所の3LDKマンションから見つかり、場所を移すなどの具体的な遺棄行為が見られないため、証拠の積み重ねに向け並行して捜索を実施したとみられる。 物袋容疑者が代表を務める保育事業の「本部」は、両親が住む横浜市磯子区の団地の一室で看板も掲げられていない。物袋容疑者の母親(50)は17日夜、毎日新聞などの取材に「16日昼に電話で話したが『今日は休み』と言っていた。子どもの声もしなかった」と語った。 母親によると、物袋容疑者は子ども好きで、横浜市緑区の保育園で勤務していた。昨年11月ごろに現在のような保育サービスを始め、通信教育でベビーシッターの勉強をしていたという。「貯金をして開業資金にした。息子に保育士の資格はないが、保育園で補助作業の経験はある」と説明した。 昨年11月までは両親と磯子区の団地で暮らしていたが、「仕事が忙しくなった」として埼玉県富士見市に転居し、保育拠点も龍琥君の遺体が見つかったマンションに移していた。母親が手伝いに行くこともあったという。 保育事業は、自治体への届け出が不要な5人までしか子どもを預からない規模で運営していたという。母親は「息子は仕事が楽しいと話していた。事件はショック。何がなんだか分からないが、正直に話してほしい。亡くなった子の親には申し訳ない」と肩を落とした。

(2014年3月18日 花塾里)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「リュウキンカ(立金花)」

2014年03月17日 11時35分12秒 | 自然
「リュウキンカ(立金花)」の黄色い花(正確には花弁ではなく萼片)が咲いています。キンポウゲ科の特徴で花が光っています。











“キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。原産地:日本、中国、朝鮮半島。日本では、本州、九州に分布。水辺や湿地などに生育する。 湿原の植物としてはもっとも早い季節に花を咲かせる。黄金色の花をつけることから「立金花」という名がついた。 草丈:15cm~60cm。 葉:緑色のすみれのようなハート形。 花期:早春~夏。花:径4㎝ほど。黄色くピカピカ光る萼片(花弁はない)を5枚~7枚付ける。自生種は一重、園芸種には八重咲きあり。花名の由来は、茎が直立し花色が黄金色をしていることから。”


(2014年3月17日  花熟里)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『フォレスタ・セレクションコンサート~和魂洋才(2)』

2014年03月14日 15時34分12秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
「フォレスタ・セレクションコンサート~和魂洋才(2)」に行ってきました。フォレスは毎週の「BS日テレ・こころの歌」を見ていますが、やはりライブはテレビでは味わえない感動があります。 『和魂洋才シリーズ』は、他のフォレスタ・コンサートとは異なり、「こころに残る日本の名曲」に加えて、メンバーの原点であり、本領発揮する「オペラの名曲」をたっぷりと聴かせ、見せてくれます。 今回も、シリーズ(1)同様、リーダーの大野隆氏がプロデュースを担当、前回の(1)に磨きを加えたすばらしいステージでした。

日本の名曲を3曲歌い終わったところで一条貴之氏によるメンバー紹介がありました。メンバーを知り尽くしているからこそできる喩えで各人を紹介、たぶん、メンバー全員も納得しているのではないかと思います。男性陣は紹介されるごとに、さまざまな野球のポーズをとり、会場を沸かせていましたし、女性は紹介された花のイメージを醸し出すような仕草をして、盛り上げていました。

内海さんの紹介では、「名前を出さずにスキャットを放送したら、大反響があった」と一条氏が披露しましたが、私も「ウナ・セラ・ディ東京」での美しく魅惑的な内海さんのハイソプラノのハーモニーのとりこになっているだけに、さもありなんと思いました。
各メンバーが、TVから受けるイメージとは異なった役柄をこなしており、『告別の四重奏」で中安さん演じる役柄を、一条氏が「これはめずらしい」と表現しているとおり、清楚でしおらしい中安さんのイメージとは全く異なる、したたかな女を大野氏を相手に演じていました。
それと、「二重唱 なんという愛情」で大野氏の相手役を演じた内海さんのしなやかな美しい女性らしい演技に魅了されました。両方とも大野氏が相手というところに、プロデュースした大野氏の工夫のあとが伺えます。

<男性陣は野球を例にとり紹介>
 大野隆:みんなを纏めるキャッチャー、 今井俊輔:大砲の四番バッター、 
 榛葉樹人:広い守備範囲でエラーをしない、 
 横山慎吾:軽快なフットワークの長距離バッター、澤田薫:いぶし銀の魅力

<女性陣は花にたとえて紹介>
 吉田静:バラ、 上沼純子:花菖蒲、 白石佐和子:コスモス、 
 内海万里子:エーデルワイス、中安千晶:からたち

<ピアニスト3名の紹介>
 南雲彩、吉野翠、山元加奈子

<今回のステージでの特筆事項を思いつくままに記載>
・オペラ名曲を2部に分けて計11曲も披露したことで十分堪能。 全員がすばらしいステ ージですが、圧巻は、今井氏と上沼さんの二重唱のステージでした。歌唱力のある両名 の歌に、上沼さんの役になりきった演技力は見ごたえがありました。この両名を最後に 配置した大野さん演出の巧みさがあります。
・一曲ごとに一条氏が巧みな話術を駆使して、曲の背景をわかりやすく説明したことで、 歌の世界に聴衆を引き込んでいったこと。
・ピアノでは、「宵待ち草」を連弾で、美しいうっとりするような日本の風情に引き込んで もらいましたし、オペラ「カルメン」序曲の3連弾には圧倒されました。3連弾には始め てお目にかかりました。


<プログラム>
― 日本の詩情 ―
・大地讃頌  全員(ピアノ:南雲)
・ふるさと  全員(ピアノ:山元)
・早春賦   男性 (ピアノ:吉野)
<メンバー紹介>
・椰子の実  男性(ソロ:今井、ピアノ:吉野)
・朧月夜   女性(ソロ:吉田、ピアノ:吉野)
・揺籠の歌  女性(ソロ:上沼、内海、上沼、吉田、ピアノ:山元)
・宵待草   ピアノ演奏(南雲、吉野)
・浜辺の歌  全員(ピアノ:南雲)
・あざみの歌 会場合唱(ピアノ:山元)

― オペラ名曲集 第一部 -
J.ビゼー作曲  オペラ『カルメン』より
    序曲  (ピアニスト3名の連弾:南雲、吉野、山元)
 1、五重唱 「うまい話がある」:
   吉田静、今井俊輔、横山慎吾、内海万里子、上沼順子(ピアノ:南雲、吉野)

C.グノー作曲 オペラ『ロミオとジュリエット』より
 2、「わたしは夢に生きたい」:中安千晶 (ピアノ:吉野)
 3、「ああ、昇れ太陽よ」  :横山慎吾 (ピアノ:吉野)

G.ドニゼッティ作曲 オペラ『愛の妙薬より』
 4、二重唱「なんという愛情」:内海万里子、大野隆 (ピアノ:山元)

― オペラ名曲集 第二部 -
F.チレア作曲 オペラ『アルルの女』より
 5、「フェデリーコの嘆き(ありふれた話)」:澤田薫 (ピアノ:吉野)

P.マスカーニ作曲 オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
 6、「ママも知るとおり」:吉田静 (ピアノ:南雲)

團伊玖磨作曲 オペラ『夕鶴』より
 7、「与ひょう、あたしの大事な与ひょう」:白石佐和子(ピアノ:吉野)

G.プッチーニ作曲 オペラ『ラ・ポエーム』より
 8、「冷たき手を」 : 榛葉樹人(ピアノ:南雲)
 9.「告別の四重唱」:白石佐和子、榛葉樹人、中安千晶、大野隆(ピアノ:南雲)

G.ヴェルディ作曲 オペラ『リゴレット』より
 10、二重唱『そうだ、復讐だ』:今井俊輔、上沼純子(ピアノ:南雲・山元)

G.ヴェルディ作曲 オペラ『ナブッコ』より
 11、「行け我が想いよ、金色の翼に乗って」:全員合唱(ピアノ:吉野、山元)

― アンコール ―
ヨハンシュトラウス作曲 オペレッタ『こうもり』より
    「乾杯の歌」(ピアノ:吉野:山元)

(2014年3月14日  花塾里)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする