花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「文化勲章受章者・文化功労者との茶会と雅子妃殿下」

2013年11月07日 13時56分06秒 | ちょっと気になること
去る5日に文化勲章受章者と文化功労者を招いた天皇、皇后両陛下主催の茶会が開催されたと各マスメディアが報じています。新聞等では、雅子妃殿下の出席は10年ぶりとの見出しが出ています。TVで報じられた女性皇族の服装を見て、美智子皇后陛下と秋篠宮紀子妃殿下は和服、雅子妃殿下は洋装で、「アレ・・」と思いました。服装については、大新聞では読売新聞のみが触れており、『皇后さまと秋篠宮妃紀子さまは和服で、療養中の雅子さまは負担を考慮してスカートスーツ姿で出席』と報じられていますが、この説明には違和感を覚えます。雅子妃殿下は体調が徐々に回復されている模様で、11月1日~2日には東北の被災地を訪れました。 宿泊を伴う公務は、平成22年1月に神戸市で開かれた阪神大震災追悼式典への出席後3年9ヶ月ぶりですが、5日の天皇・皇后両陛下主催の茶会のような重要な皇室行事には、時間も限られていますので、女性皇族は皇后陛下に倣った服装をするのが物事の順序というものだと思います。 雅子妃殿下が美智子皇后陛下と異なった服装を敢えて選択したのではないかと、勘ぐってしまいます。

先般、東日本大震災の被災地を皇太子・雅子両殿下訪れましたが、被災者が並んで待っているところに、皇太子、雅子両殿下が話しかけました。 不自由な生活をしている被災者に“わざわざ会いにきた”といっているようにも受け取れ、TVを見ていても、よい気持ちがしません。 被災者に心を寄せているのであれば、両殿下が被災者の住居を一軒一軒訪れて、優しく声をかけてもらいたかったと思います。

また、両殿下が一人娘の愛子内親王の学習院での運動会に出席して、娘の活躍する姿をビデオを撮ったり、熱心に声援を送っている姿がTVでたびたび報道されました。庶民的感覚からは、なんともほほえましく、心和む様子ですが、“待てよ”と思うのです。 いやしくも、皇太子殿下と妃殿下というやんごとなき立場のお二人です。 一般庶民とは異なります。 東宮家という特殊な立場を考慮していない、まことに嘆かわしいことと思います。愛子内親王教育も兼ねて、公務をこなすことを優先し,敢えて運動会を欠席するという選択をしてほしかった思います。
高齢の天皇・皇后両陛下を考えると、代替わりの時はすぐそこまで来ているのです。皇太子殿下・雅子妃殿下には、国民統合の象徴としての天皇家の東宮家であるという立場をよくよく考えていただきたいと願っています。

<読売新聞;2013年11月5日>
「両陛下主催の茶会、雅子さ10年ぶり出席」
『今年度の文化勲章受章者と文化功労者を招いた天皇、皇后両陛下主催の茶会が5日、皇居・宮殿で開かれ、皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻も出席し、受章者らと懇談された。 皇太子妃雅子さまが出席されるのは2003年11月以来、10年ぶり。 茶会には、書家の高木聖鶴さん(90)ら計19人が出席。天皇陛下は「それぞれの分野の発展に尽くされるよう願っております」とあいさつされた。俳優の高倉健さん(82)は風邪気味のため欠席した。 皇后さまと秋篠宮妃紀子さまは和服で、療養中の雅子さまは負担を考慮してスカートスーツ姿で出席し、テーブルでにこやかに懇談された。』

(写真は読売新聞より借用)
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(2013年11月7日 花熟里)
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