蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

いせ源  神田須田町

2013-04-09 22:23:09 | 日本料理
須田町の一画は空襲の戦火を逃れ、戦前からの建物を構えたお店が並ぶ。最近、惜しくも火事で焼けてしまった神田薮そばもごく近くにある。
こちらはあんこう鍋で有名。


まずはお通し。


続いてにこごり。いろいろな部位が入っているが、アンコウはどれも旨い。ここからは、カン酒を合わせる。


アンキモ。これは、鮮度が素晴らしい。


唐揚げ。河豚の唐揚げも実によいのだが、アンコウも味わいの濃さでは負けていない。


ともあえ。
美味しいのだが、盛りが上品すぎて、ゆっくり味わう前に無くなってしまった。


ついにあんこう鍋登場。
けっこう濃い味のスープをはってあり、野菜や豆腐もとても楽しめる。


締めの雑炊。これは、お腹にやさしく、天国的に美味。


ご馳走様でした。


清澄庭園  水温む頃

2013-04-07 22:21:33 | 古民家、庭園
この春の訪れは、東京でも本当に急激だった。3月の初めには凍りつくような日があったというのに、2週間で天候は一変した。


その後も暖かい日が続き、池の水も冷たい印象は無い。鳥たちが池で群れるのも不思議はない。


入り組んだ洲や、小島などを池に配してよく練り上げられた風景が展開する。


この庭のまとめ役とも言える石組。本当に質が高く、訪れるたびに見とれてしまう。


その脇に涸れ滝が配置されている。この目に見えない流れは深い境地から、絶えることなく流れてくるのだろう。


少しだけ、草の世界に近いようなものも見られる。




おそば 梅乃屋  越生

2013-04-03 21:27:41 | 蕎麦
ご主人は片倉康雄氏から直に指導を受けた、数少ない現役である。


いかにも、と感じさせる端正な蕎麦の姿。得意の三色そばである。


せいろ。蕎麦の香りがしっかりと感じられた。


柚子きり。こちらも、香りは非常に高い。


白雪。どれも、本当に隙が無い。


薬味ののせ方まで、端正である。汁は少し甘めだが、濃いめの蕎麦湯までゆっくりと堪能した。


ご馳走様でした。



法善寺の桜  長瀞町

2013-04-02 23:42:10 | 自然
先週末には北関東まで、桜が満開となった。天候は霧雨が時に降る状態で、最高とは言えなかったが、一挙に咲いた花に勢いがあった。


長瀞町は桜の名所のようだ。このお寺に至る前にも、見とれるばかりの山桜を何本となく見かけた。
しかし背景に、お寺の姿があると桜の花がぐっと決まる。




有名なしだれ桜は道路に近い位置にあり、アクセスは実に楽だが、花見客が絶える事が無い。


形は同じものが毎年咲くのかもしれないが、咲きそめの姿にはいつも見入ってしまう。


広東麺 永盛昌  新宿区山吹町

2013-04-01 23:44:37 | 中華料理
このお店、スタッフもコックも中国人のようである。場所は山吹町の辺りなので、仮に新宿区とした。


桜が咲いてから、花冷えの日が予想外に続く。
そういう時は、アンが効いた広東麺が身体の芯から暖めてくれる。スープの味はちょっと濃いが、そういうのが欲しくなる時もある。
細打ちの麺も、なかなかの出来だった。
ご馳走様でした。