青木村は塩田平の西端に位置する。この辺りは信州の高原にしては気候が比較的温暖で、鎌倉時代からの仏教遺跡が数多く残されている。
この三重塔は14世紀前半には造営中であったという文献が残されているそうで、上田平を代表する文化財のひとつである。
三重塔は本堂の左手奥に少し離れて建てられている。
水平距離はたいしたこともないのだが、三重塔が建つ所まで登るのだけで一苦労。
屋根の反り、壁面の意匠、どれも極めて地味で真面目に見える。
この土地の人々は、おそらく非常に篤い信仰心をもっているのだろう。
木造の三重塔がよくその形を保っているのは、手厚い手入れがなされているからなのだと思う。
国宝に指定されている三重塔の数はそう多くはない。そのひとつを、静寂な空気の中でゆっくりと見る事が出来た。
この三重塔は14世紀前半には造営中であったという文献が残されているそうで、上田平を代表する文化財のひとつである。
三重塔は本堂の左手奥に少し離れて建てられている。
水平距離はたいしたこともないのだが、三重塔が建つ所まで登るのだけで一苦労。
屋根の反り、壁面の意匠、どれも極めて地味で真面目に見える。
この土地の人々は、おそらく非常に篤い信仰心をもっているのだろう。
木造の三重塔がよくその形を保っているのは、手厚い手入れがなされているからなのだと思う。
国宝に指定されている三重塔の数はそう多くはない。そのひとつを、静寂な空気の中でゆっくりと見る事が出来た。
美しいですよね。
こんな田舎に、
こんな立派な三重塔があるというのは、
驚きです。
また、行きたくなってきました。
歴史の中心からは遠く離れた地だったかも知れませんが、それなりの知性がこの土地に根を下ろした証拠だと思います。なにか、とてもいとおしい気持ちが湧いて来ます。