松代は善光寺周辺の平地とは信濃川で区切られており、さらに背景に急峻な山をいだく。防衛には、理想的な地の利である。
松代周辺の平地は、広さは限られているが古いものが比較的傷つかないで残る条件を満たしている。
写真は旧臼井家表門。
この町は最近になって、身近に持っている文化財の価値に目覚めた感じだ。
こちらは、まだ私有の邸宅。
もちろん公開など考えてもいないのだろう。
しかし、印象として非常にレベルの高い文化がこの塀の向こうに根付いているように感じられる。
私邸のレベルでいえば、今の京都では見られないようなものが、細々と残されているような印象がある。
みんなお殿様なんです。
仕事は、大変です…。
事情はよくは分りませんが、お察しいたします。
そもそも、こんな門構えを構えていたら、物事の発想がそれなりになりそうです。