富士吉田の町は富士浅間神社へ向かって直線的に延びる門前町のようだが、神社のはるか手前の参道から少し外れたところに、このお寺がある。
なかなか立派な門構えのお寺だが、観光的なお寺ではなく、迷惑を承知で玄関のブザーを押すことになる。
庭に興味があって訪ねてきた旨をお話しすると、こちらでも大黒さんが丁寧に案内して下さった。築山の手前には、近年花樹が植えられたが、その奥へ入っていくと、
黒朴石(溶岩だと思われる)の石組が大変な迫力で残っている。日本庭園鑑賞便覧によれば、江戸期の作庭だそうだ。
黒朴石の枯山水。終わり際の紅葉の葉が血のように赤い。
石組のこんなに近くまで入り込むことも、鷹揚にお許しいただけ、感謝の一言につきる。
歴史も大事だが、現時点での迫力も流石と感じられた。
なかなか立派な門構えのお寺だが、観光的なお寺ではなく、迷惑を承知で玄関のブザーを押すことになる。
庭に興味があって訪ねてきた旨をお話しすると、こちらでも大黒さんが丁寧に案内して下さった。築山の手前には、近年花樹が植えられたが、その奥へ入っていくと、
黒朴石(溶岩だと思われる)の石組が大変な迫力で残っている。日本庭園鑑賞便覧によれば、江戸期の作庭だそうだ。
黒朴石の枯山水。終わり際の紅葉の葉が血のように赤い。
石組のこんなに近くまで入り込むことも、鷹揚にお許しいただけ、感謝の一言につきる。
歴史も大事だが、現時点での迫力も流石と感じられた。
知っていましたが(庭園便覧で)、
こんな感じなんですね。
何となくですが、
掴み所がないように思います。
富士山のお膝元では、
しょうがないでしょうか。
このお寺の最大の見せ場とも言える枯山水は、2枚目の写真(山門の次のものです)にあるように、その手前に壁が立つように庭木が植えられて全体が見渡せない状態です。
もしも江戸期の姿に戻す修復工事が行われたら、それなりの名園と呼ばれるかもしれません。