蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

聴秋閣 三渓園  梅雨時の姿

2013-06-24 21:14:37 | 古民家、庭園
江戸初期の建築で元々は二条城内にあったとされる。


京都の洗練された庭園に造られたと感じさせる、なんとも優美な姿が納得である。




それを水場に移築した訳だが、効果はなかなか成功しているように思われる。




流れに張り出した廊下が、いかにも涼しげである。




内部は、二階を支える複雑な天井や、木製の敷石など凝った造りが残されている。




近くには、織田有楽斉の作とされる春草廬が移築されている。



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4 コメント

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Unknown (雪だるま)
2013-06-25 05:53:41
水辺にあってはいけない構造をしているものの
この建物の全景と水の流れ
なんともミスマッチでありながら
斬新な雰囲気が漂ってくる感じです
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Unknown (kikouchi)
2013-06-25 22:59:52
>雪だるまさん
明治の豪商たちは、よく言えば型破りで自らの感覚一つを信じて、相当にとんでもない事をやってのける所がありますね。
今の時代はそういう豪傑には生きにくい時代なのかも知りません。文化財の保護とか(もちろん必要な事ですが)、いろいろな規制があり、古い素材に新しいあり方を与えるチャンスなどまったくあり得ないですし、それでよいのだろうと思います。
明治から大正にかけての、やったもん勝ちの怪しい世界を感じさせてくれる、なかなか楽しい場所だと思っています。
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Unknown (j-garden-hirasato)
2013-06-26 21:11:28
この建物、
最近修復されたのでしょうか。
自分がここを訪れたときのイメージより、
ずいぶん小奇麗な感じがします。
思い過ごしかもしれませんが。
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Unknown (kikouchi)
2013-06-26 21:49:18
>j-gardenさん
詳しくは分かりませんが、この数年で管理体制が大きく変わったのは確かのようです。
約5年前にも内苑の建物が公開されましたが、その時は外苑とは別に、内苑に入るための入場料を取られました。それが今回は不要。
それぞれの建物に張り付いているのも横浜市のボランティア。その方たちの話から、維持管理も横浜市で行っているように聞きました。
大きな修復が行われたのかは分かりませんが、相当徹底した掃除や草木の手入れがなされたのではと推測します。

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