蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

摩訶耶寺  三ケ日町

2009-06-08 22:39:12 | 古民家、庭園
週末の高速道路料金割引が施行され、遠出するチャンスを伺っていたのだがこの数週間は生憎週末に限って雨模様。やっと晴れの予想なので早起きして飛び出した。人間現金なもので、遠くまで走るほどお得感が感じられる。


静岡県も西端の三ケ日までひと走りです。車を停めて、ちょっと歩けば時代の付いたいい感じの山門が迎えてくれる。


本堂奥には、見事な不動明王や千手観音が安置されている。一木造りが素晴らしい。


鎌倉時代の作庭とされる庭は、随所に見事な石組が配置され、印象としては中心を感じることが難しい。同じくらいの重さを感じさせる石組が、庭の中の実に様々な場所に配置されている。




現在の庭への入口は、池から本堂に向って左手にあるが、庭へ入ったとたんに次々と建ち並ぶ石組の迫力に目を奪われてしまう。






池を挟んで一番奥深い位置にある阿弥陀堂の近くにも、迫力のある石組が並んでいる。




それだけではなく、別の中心を形成する独立した石組がある。


石組としては中心を一つに限定できない感じだが、流れが池に入り込む口は、これだという統一された感覚があった。