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今年最後の新刊は『今と未来に生きる生命尊重行政〜沢内村(現西和賀町)が教えてくれること』

2018年12月15日 | 新刊案内
今年最後の新刊は『今と未来に生きる生命尊重行政〜沢内村(現西和賀町)が教えてくれること』
貴重なドキュメンタリー映画「自分たちで生命を守った村」のDVD付きです。
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老人医療費無料化発祥の地、沢内村(現西和賀町)は今どうなっているのか、その最新状況を全国に発信する。

あれから約60年、大きく様変わりした日本の保健、医療、福祉の歴史の中で沢内村も変わったが、医療費無料化の根源的魂は今なお現代に脈々と受け継がれてきた。かつて沢内病院で保健婦として村民の健康のために最前線で働き、現在は町議会議員を務める高橋和子さん、そして深澤晟雄村長の理念を地域福祉実践の中に生かしながら、社会の課題に向かうためのバックボーンとして生命尊重行政の推進を唱える高橋典成さんたちの文章の行間からは、リアルに当時の様子が浮かび上がると同時に、生命尊重行政を懸命に支え続けてきた矜持が感じられる。

そして生命尊重行政を象徴する町立西和賀さわうち病院は「地域包括ケア」の拠点として役割を拡大しており、その訪問ルポは、これからの医療・福祉を考えるうえで参考になるだろう。

添付のドキュメンタリー映画『自分たちで生命を守った村』(DVD)は、深澤晟雄村長が進める村政の下、豪雪・貧困・多病・多死を克服していく村民たちの明るい姿が貴重な映像として記録された必見の資料だ。

【著者のご紹介】
高橋典成(たかはし のりしげ)
1947年岩手県沢内村に生まれる。1965年岩手県立北上農業高校卒業。1971年沢内村社会福祉協議会職員。1989年から同事務局長、2002年退職しワークステーション湯田・沢内事務局長。2010年から同施設長。2016年退職。現在NPO 法人輝け「いのち」ネットワーク代表。

高橋和子(たかはし かずこ)
1944年岩手県大東町(現一関市)に生まれる。1968年岩手県立盛岡保健婦専門学院卒業、同年沢内村(健康管理課)に保健婦として就職。1995年に退職し沢内村議会議員に。2007年町村合併後の西和賀町議会議員になり現在に至る。NPO 法人輝け「いのち」ネットワーク代表も務め現在理事。

企画:大阪社会保障推進協議会
資料提供:深澤晟雄資料館
映像提供:森谷澄子、株式会社独立企画



○A5 判 162ページ ソフトカバー DVD付き

○本体価格 1600 円

○12月26日出来予定

Amazonにて予約受付中



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