ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

あちらこちら(2)

2014-05-31 | なんでもないこと
「寄りましょう」とガイドブックに書いてある
ビジターセンターには、寄らなかった(苦笑)。

亭主が、疲れ過ぎた(爆)。



東南院。

   だいぶ記憶がアヤシクなっている(苦笑)。

   東南院の多宝塔。の、はず。

                       

   役行者の開基と伝えられる寺院。 1300年の歴史!


          
           この扁額は どこのものか忘れた(大汗)。
           役行者(えんのぎょうじゃ)と書いてある。
   
   
   


吉水神社。

   

      

   もとは、吉水院という僧坊だったとか。   

   この地では、「これは、神社」「こっちは、寺院」という区別は、無粋。

   
     一目千本 

   どれどれ?
   
   桜の見ごろでないのが、すこ~し、残念だった。

   
   遠く 美しく 蔵王堂が見える。






大日寺 

   手元のパンフレットに、「五智さんのおてら 大日寺」とある。

   五智さん=五智如来=五体の如来さまの事。

   大日如来を中心とした五智如来を(重文)を祀っている。

   仏像ガール必見!

   というか、私は吉野で 仏像ガールの世界に、
   完全に入った!

   五十代でも、ガールだい!(爆)




   え~~~と、五智如来とは、
   大日如来を中心に、
   阿しゅく如来、宝生如来、無量寿如来、不空成就如来
   の五如来さまだそう。

   また、ここは 
   大塔宮護良親王の身代わりとなって、壮烈な最期を遂げた
   村上彦四郎義光、義隆父子の菩提寺でもある。

   南北朝の頃の歴史は、私には、う~~ん(苦笑)。



   大海人皇子(後の天武天皇)ゆかりの寺で、
   吉野山で最古の寺院だとか。

   




   
陀羅尼助丸(だらにすけがん)、と書いてある。
薬の名前だ。

この当たりで撮影、たぶん(苦笑)。


行者さんが 陀羅尼を唱えていると、眠くなる。

口に含んで、その眠気を覚ますための薬?

ベルベリンという成分が含まれており、
ちゃんと、殺菌効果などがあるそうだ。

美味しくはなさそう。。。




義経の妻、静御前の

吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人の跡ぞ恋しき
しづやしづ しづのおだまき繰り返し昔を今になすよしもがな


の、「吉野山」の場所は、ここ、という説がある。

再建を目指している。






喜蔵院。
          

   宿坊なんだ! 今、流行りじゃない!?

   でも、亭主は 旅館もイヤだって言ってるから、
   宿坊なんて、もっての外! って言うだろうな。

   やっぱりこういう所は、オンナノコだけで泊らないとね。

   私は、興味シンシン。 早起き以外は、大丈夫だと思うよ。

   「※タオル、寝巻は持参してください」だって。

   ユースホステルに指定されている。



   役行者像、蔵王権現像、不動明王像などがまつられている。

   と、書いてある(苦笑)。

          
          たぶん、喜蔵院の玄関じゃなかったかな(汗)。


   
   


桜本坊(さくらもとぼう)。

   ここには、重要文化財の役行者神変大菩薩像とか
   釈迦如来坐像とか地蔵菩薩坐像なんかがある。

   こちらも、宿坊であるらしい。

   ここで、白状しておかなければならない。

   あちらこちらで参拝しているなかで、
   「大阪市立美術館の『山の神仏(かみほとけ)~吉野・熊野・高野』展
   に行ってるから、こちらの仏様は 今日は御留守です」
   みたいな札が出ていて、
   「あぁ~~」となった事があった。

   それは、桜本坊だったかもしれない。

   いまとなっては、ハッキリしない(涙)。



   その大阪市立美術館に、
   実は、亭主は、その後まもなく 出張ついでに行く事ができ、
   やっぱり興奮して帰って来た。

   先日 蔵王堂に「聖徳太子立像がある」と書いたが、
   それには もしかしたら 本当は会えなかったのかもしれない。

   なぜなら、展覧会の図録に載っているからだ。


   
   ヒトの記憶というものは、時に これほどまでに曖昧になるものなのである(?)。


   図録によると、桜本坊の仏様たちは 大阪市立美術館に
   多数 お出ましになっていた事になっている。

   だが 記憶では 桜本坊で出会った仏様たちに
   物足りない思いをしてはいない。

   




竹林院。竹林院群芳園として庭園で有名らしい。

   こちらは、「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2013」
   掲載されたとか。

   泊ってみたい! 私は。






この辺りまでが、中千本。

私たちは、竹林院の近くのバス乗り場から バスに乗った。




3 コメント

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宿坊って (とほ)
2014-06-01 07:24:19
お寺さんに泊まることかな?
泊まったら、小坊主さんみたいに掃除とか、床拭きとかも体験するのかな。

イメージ的には、夏涼しく、冬は寒そう(笑)。
返信する
盛りだくさんの旅ですね (ジャジャ馬)
2014-06-01 21:41:53
一泊二日だったのでしょうか?
それにしては盛りだくさんですね。

仏像もさることながら、護良親王や楠木正成のゆかりの場所に興味津々です。
あ~今から楽しみです。

陀羅尼助は、おばあちゃんの常備薬でした。
毎年高野山へ詣って、宿坊に泊まり、陀羅尼助をたくさん買って来ていました。毎晩5.6錠飲んでいたような……別にお腹を壊しているわけでもないのに、飲んでいました。そのおかげでしょうか、100歳と半年の長寿でした。
凄く苦いんですが、ちょっとした腹痛なら匂いを嗅いだだけで治ってしまうくらい霊剣新たかでした(笑)

宿坊に泊まっても、小坊主さんのように掃除はしなくても良かったみたいです(笑)
みんなで般若心経を唱えたりはするみたいですが。
高野山の持明院という宿坊の手拭いが真っさらなまま幾つも置いてあります。なにしろ夫は捨てられない人なんで(-_-;)
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あ、あぁ~~~ (ジョルジュ)
2014-06-02 15:05:11
とほさん!
宿坊、冬は寒そうですね! 気候の良い時を選ばなくては!
う~~~ん。座禅とかお勤めとかだったらO.K.ですが、
廊下の拭き掃除は 好きじゃないかも(苦笑)。
あ、ジャジャ馬さんからの情報です、高野山では お掃除はなくて、お勤めだけみたいです。
宿坊にもよるかもしれませんね。

ジャジャ馬さん!
二泊したのです! まだまだ続きます!(笑)
護良親王や楠木正成。 う~~~ん(笑)。
陀羅尼助丸、臭いを嗅いだだけで治るような、強烈な臭いだったんですね!
無理やり飲まされたら トラウマになりそうです?(苦笑)
もしかして、おばあ様は宿坊にお泊まりだったのでしょうか?
お掃除はしなくてO.K.?  般若心経なら楽勝です(笑)。
高野山は 一度行った(行かされた)だけです。
もう一度 行ってみてもいいかな?
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