ハウスクリーニング（２）

先日下見に来た業者は
息子の部屋を見て絶句し、
娘の部屋を見て「うッ」っと声を発したと言う。

‘のだめ’さながらの
物凄い部屋だ。

しかも、息子の部屋の壁には、
穴が開いている。

息子が可愛いものが意外と好きなのは、
亭主ゆずりかもしれない（笑）。

ガチャピン＆ムックが飾ってあるとは知らなかった（爆）



２×４工法は　大きな四角い箱をつないだり積み上げたりして
一軒の家にする。

マッチ箱（まだある？）を想像して欲しい。

マッチ箱に　四角い窓を切って開けるとする。

あまり大きな窓を開けると
マッチ箱の角を指で押した時に
箱はゆがみ、ぐらつく。

我が家のリビングとダイニングの間に
欲しくはない壁ができたのも
ここは２７００ｍｍ以上は開けてはならない、
と　設計士が譲らなかったためだ。



壁（耐力壁という）全体で
重さや揺れを受け止めるだけでなく

適度な大きさの窓にとどめて、
開口部を大きく開けすぎないから、
地震などに強いらしい。

だから　ちっとやそっと　壁に穴が開いたからといって
耐水性に問題がない限り、
耐久性に問題が出るわけではない。



かと言って　家の中から外壁が見えるくらい穴が開いては・・・。

パパが苦労して　なんとか見える程度（？）に
補修した壁は　つぎはぎだらけだ。




昨日は　キッチンの掃除もやってもらった。
朝食の後片付けをすませてからは
私はバックカウンターを片付けた。

ここをきれいにしてもらいたいから。

事務所とをつなぐ廊下の方へ、行ったり、来たり。

こまごまとしたものが
どっさり置いてある。

地面？が見えないくらい。

ご飯をよそったお茶碗を仮置きすると
どこに置いたか、見えなくなって探すくらい。

自慢じゃないけど、私の整理整頓能力は　‘のだめ’クラスだ。



朝から　そんなこんなで
私はすっかりくたびれてしまった。

行ったり来たりで足を使って、
このところ　具合の良くないかかとが
すぐにしびれ、痛みまで出てきた。

以前は冷えるだけで済んでいたのだったが。



とにかく、バックカウンターは
久々に地面を表して、
それだけでも感激の私だった。

それだけでは　もちろんなく、
夕方には　見たこともないくらい（笑）
真っ白なバックカウンターが出現！

さすが、やっぱり私じゃ落ちなかった汚れが完璧に落ちている。


白いバックカウンターと　炊飯器のコード（笑）。



最後の方は　びっこをひきひき　歩いて、
洗濯物を干してからは
いつもどおり　パソ子の前にデンと座って
足を休めた。

もしかしたら　これが腹凸の原因か？

そしてやがてお昼に。

亭主はともかく、私は腹ペコ。

事務所の客が帰るのを待って
亭主と事務所でカップめん。

たまには美味しいね（笑）。



食べ終わるともう眠い私。

寝室から布団と枕を持ってきて
亭主の‘書斎’へ入る。

例の、
「頑張ればひと月に２０万」の原稿を書くはずだった、
亭主の書斎。

原稿を書くときは　まわりに資料をずらっと並べて
あぐらで書くから、ということで
四畳半の畳敷き。

ここで原稿を書いてる姿を、見たことはない。

でも昼寝にはよさそう（爆）。

午後のアポの客は声がでかいので、
「あの人が来たら、この戸を開けないで。」
と亭主に命令しておいて、昼寝。




キッチン掃除の最重点箇所は、
いうまでもなく、換気扇とガスレンジ。

まず、ガスレンジ。

特に、ゴトク。

これに油がこびりついていたのだが
さすがにプロ、すっかりさっぱりきれいになって、
ゴトクもスリムに（爆）なっている。



それから、換気扇。

自慢じゃないけど、今までちゃんと掃除したことは
一度もない。

それに
私は年末に手術して４年、
がん後より　がん前の方が長い。

子供たちも、ついでに、亭主も、私も
脂っこいものやお肉料理が好きだった。

油を使った料理が　けっこう多かったから、
（今でも決して少なくはないが）
換気扇は充分すぎるほど　汚れていただろう。

去る日曜日の新聞の日曜版に
「換気扇が油でべとべとだったら、
　食生活を反省しよう。」
というような内容の記事があった。

「作らなくても　きれいなままでいられるわよね。

　作ってるから、汚れるんじゃない。」

と私は思う。

業者は
「今までほとんど吸わなかったと思いますけど、
　今度は吸い込みますから。」
と亭主に自慢げに言って帰ったという。

その頃（４時半）、
まだまだ私は　大爆睡中！！！