ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

亭主を過労死させない方法(2)

2007-09-10 | いろんな人
「ご主人は きょう いらっしゃいますか?」

「出かけております。」

「何時ごろ戻りますか?」

「真夜中になります。」

という会話を 受話器を手に 何十回と してきた。

そして ようやく時間ができたら 亭主は実家へ行く。







うまく写っていない。。 亭主の実家の柚子の木。
いつもあの屋根に上って 柚子を採る。






そんな生活を何日も繰り返していると
手作りの晩ご飯も食べられないし

お風呂に入っても(一番風呂じゃないけどね)
疲れがとれなくなる。



というわけで、私はいつも 亭主の心配をしている。

まだそれほど保険に入ってもいないのに、
突然死でもされたら、困る!

まだ子ども達だって ふたりとも一人前になってやしないのに!

私だって 退職して20年、
もう元の職場は システムも変わったし コネの先生は亡くなったし、
再就職先を探すにも・・・の年齢。

ここはやはり 死なずに頑張ってもらわねば!

では どうすりゃいいか?



答えは簡単。

疲労を取って 疲れにくい生活をする、これしかない。

実行は困難。

どうやって?







ママさん整体師登場!

整体の先生は
「あなたくらい長くこの治療を受けてる人なら 大丈夫よ。」
と以前から請合ってくれている。

とは言っても 所詮はシロート、
腰の治療だけは 慎重になるし 自信がない。

だから、よけいに、いいのだそうだ。

強くやって 治療で痛めてしまったら 
そっちの方が 治すのが大変だから。



ママさん指圧師登場!

『つぼブック』を見ることもあるが
たいていは 鍼灸の治療で自分の身体で覚えたツボですませる。



ママさんマッサージ師登場!

いい匂いのアロマオイルを使うのは、
もっぱら、私自身のため。

私が気に入った香りをつかう。

それでも先日亭主は
「この匂いだけでも 気持ちがいいなー。」
と言っていた。

アロマセラピーを兼ねているわけ。




それから、それから・・・。

たとえば 爪もみ療法。

血行が良くなる気がするし
副交感神経を刺激する、というし。

たとえば 指圧の時に
親指で押すのは 関節痛があって 強くは無理。

ゲンコツを作って
人差し指を曲げて 関節で押す、
親指を曲げて 関節で押す、
すると 強く押したい時には この方が力が入る。

たとえば
何年か前に 姉とふたりで出かけた温泉で
初めてやってもらった フット・マッサージ。

気持ちがよくてぐっすり、ストンと眠ってしまっていた。

あれは、たしか、この場所を、こんなふうにやっていたな。。。

つまり、これは?と私が思った いろいろな治療法をミックスした、
ジョルジュ流の 治療法というわけ。

これでも いろいろ勉強している?から
逆に悪くなる、ということはないはず。







ベッドに行く時には タオルを持って行く。

夏の間は 着替えまで持って行く。

治療?を始めると 汗が噴出すのだ。

私が疲れている時はできないが
夜は 眠くても頑張って ベッドの上で亭主の治療。

いくらかでも 早く眠りについてくれれば、と。



これは 
最近 ようやく
(多分 自分が仕事をする都合上でもあるだろうが)
極力 私を 治療院に行かせてくれるようになった亭主への、
私からの、ほんの、ご褒美。



「眠れない。」

毎日のように、口癖のように言っていた亭主、

私が 手や足を回したり揉んだりしていると
寝息をたてている。

いくらか私も役に立ってるのかな、と思うと うれしい。

止めると 

「ありがと。」とか

「気持ちいかったー。」とか言って

寝返りを打って 寝る。

または、時には むくっと起きてサイド・テーブルをゴソゴソやって
睡眠薬を飲むこともある。

この間は 
肌布団をかけてやっても いびきをかいたままだった。



でも とにかく
翌朝にまで持ち越す疲れは 減るようだ。

資格を取れば、開業できるかも。アタシ。

とりあえず、
私の、亭主に対する、心身の、メンテナンス。

亭主を死なせないための。

あと、他に、何か有効な方法、ある?




10 コメント

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はじめまして。 (かっつん)
2007-09-10 20:49:27
gooブログの家族のカテゴリーの私の側に表示されていたので来てみました。
 私も「ダンナさん」には健康で!いて欲しい!って思っていますから、読ませて頂きました。

 ツボ・リンパ・呼吸・手足揉みは良いそうですね。

…オトコの人って(ウチだけ?)健康の忠告聞かないし、お医者もイヤ(メンドクサガリ)ますよねぇ。
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はじめまして、かっつんさん。 (ジョルジュ)
2007-09-10 21:36:09
オトコの人って。
そう、その通りだと思います。
亭主の父親(80代)もそうなので 年齢に関係なく そうなのかも?!
でも 健康で居て欲しいのも 前年齢です!
おいでくださってありがとうございます。
かっつんさんのところ、楽しそうですね。
今度ゆっくりお邪魔させていただきます。
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○○師、似合ってるー^^ (きらら)
2007-09-10 22:26:15
きもちいいと思うか、思わないかのうちに眠りにつけそう。
わ!ご亭主様は感謝を表現されているんですね。さすがです。
何か他に。。。というと。
もうすでに会話とかふれあいが…。これもリラックスにつながりますよね。
それも加わって指圧効果を増しているんじゃないでしょうか。マジで思いますです。
安心できる状態でうけられるなんてサイコーだなぁ~♪

うちも病院やその関係には自ら足を運んではくれないので、いざというとき何かできるといいなーと思いました。
爪もみ療法。これなら私も続けています^^役立つかなぁ。
押せないけど爪楊枝でチクチクやっています。
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こんばんは ()
2007-09-10 22:31:08
成る程、美人秘書は健康管理も仕事のうちですね。私も揉んで貰いたいなあ。。と思いながら読ませて頂きました。

旦那様もこの整体のお陰で真夜中まで仕事が出来ているのかもしれませんね。

やはり高齢のお父様が一人住まいなので心配だと思います。親が一人で住まいでも平気な人もいますが、ご主人さんはちゃんと帰られている感心しますが、奥さまの立場からすればご主人の身体が心配ですよね。

でもジョルジュさんも疲れない程度にね。
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今日も雨です~ (ジョルジュ)
2007-09-11 10:24:24
きららさん、
なるほど、会話と触れ合いですか。そうかも(笑)。
揉み方を知らない頭や手のひらも いいかげんに揉んでると
「気持ちいー」とか言うんです。
感謝の言葉は、不思議と、言いますね。意識があれば。
どうしてそういうところだけ 律儀なんだろう?
(もっと律儀にしてほしいところが いっぱいあるのに!)
おしゃべりは 他愛のないことを しゃべってます。
こういう、たいして意味のない会話を聞いてくれないと
一日中家に居る主婦や 外に出てストレスの溜まった主婦は
もっとイライラして 頭にきたりするもんです。
そうでしょう?(笑)
爪もみは 爪楊枝でもいいらしいです、続けましょう。
ご主人も 検診だけは受けてもらって、
あとは 食事と睡眠、それに 何か楽しいことを!


風さん、
美人秘書も逃げ出す、真夜中のご奉仕なんですけど!
私も眠いし。。。
私に元気が残ってなければ、できませんけどね。
人に触ってもらうということは、気持ちのいいものです。
プロなら他人でも気持ちがいいでしょう。
知ってる人で 身体を安心してまかせられるのなら
「悪いなあ」という罪悪感さえ除いてもらえば
それなりの効果があると思います。
風さんが山歩きでダレコケタ時に おそばにいれば揉んで差し上げられるのに、と思います。
頑張ったおみ足は せめてご本人が 撫でさすってあげてください。
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やさしいですね~ (scops)
2007-09-11 23:48:45
男の立場から言わせていただくと、妻のこうした気配りはとてもうれしいものです。
体もさることながら、心の疲れがほぐれます。また家族のためにガンバローって思いますよ。

こういう思いやりとスキンシップが一番の薬ですね。
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でもねえ、scopsさん、 (ジョルジュ)
2007-09-12 11:47:38
こんなふうにしてても 過労死するときゃするんじゃないでしょうか?

ま、亭主の疲れは 精神疲労が主なので(運転の時の神経疲れと人に対する気疲れ)、
仕事による消費運動エネルギーはさほどじゃなさそうだし。
きっと だいぶ いいんじゃないかな~、と思ってるわけですが。


それで、たまには、家族に対する気配りもしてくれよ、という不満が
少しずつ溜まって行ったりもするわけなんですよ。
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ジョルジュさん、お優しいな~ (右京)
2007-09-12 18:05:04
私、自分がしてもらうことはあれど
してあげたことって結婚してから一度か二度しかない、はず、です・・・・。
でも、娘が何とか道を見つけるまでは
元気でいてもらわなくちゃとは思っているのですが。
行動が伴ってませんね(苦笑)。
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いやいや 逆ですよ (arfa)
2007-09-12 18:10:48
運動疲労のほうが解消が楽で 早いんじゃないでしょうか。どんなお仕事か想像もできませんが、今のところ一番休めるのが家族で その家族に気配りまでするのは さぞしんどい事だと思います。何年もがんばってこられたんです。ご主人もジョルジュさんも あともう少しの辛抱ですよ。
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日本オリンピック代表、やっと勝ちましたね! (ジョルジュ)
2007-09-12 22:16:49
右京さん、
いえ、実は 結婚当初から 事故の後遺症がけっこうキツかった私のために、
亭主は散々 ニョウボの足や腰や背中を 揉んだり押したり回したりしてきているんですよ。
あの頃は30分もやってもらって ようやく少し楽になって、
1時間やってもらっても イマイチ~と思ってたんです。
やっぱり プロの治療師にはかないませんからね。
でも その頃は 治療にしょっちゅう出かけるわけにも行かず。。。
癌のおかげです、毎週 治療に行けるようになったのは。
でも 夜中に大汗かいて大奮闘、というのは なかなかキツイものがあります。
そして、右京さん、なんといっても ニョウボが元気というのが 一番なんじゃないでしょうか。
右京さん肩のこともありますし、無理せずいきましょう。

arfaさん、
そうかもしれませんね。
治療師で治る疲労と 治療師ではちょっと治らない疲労とがあるかも。
有能な治療師は 精神疲労も癒してくれますけどね。
亭主も もう少し
自分で身体を動かす気になってくれればいいのに、と思います。
疲れていても 運動した方が 早く疲れがとれる、ってあるでしょう?
亭主の疲れは そういった類のものだと思うんです。
・・・・・・30過ぎたオトコを変えるのは 容易じゃありません(苦笑)。
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