ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

呂律(ろれつ)

2009-02-25 | なんとなく仏教?
先に辞任した大臣の、
辞任のきっかけが、呂律(ろれつ)だった。

「呂律」は、仏教語だ。

それは、知っている。

それ以上は、わからない(苦笑)。






 雪の中のミニ葉牡丹






2月19日 朝刊(13面)の 
「日本語・日めくり」のコーナーのテーマは
「ろれつ」だった。



「漢字で書けば<呂律>。

 もともとは、「りょりつ」と読んで、
 中国や日本の音楽用語に由来する。

 <律呂(りつりょ)>とも言う。



あれれ? そうだっけ?



「1オクターブ 12音を 6音ずつ 呂と律に配し、
 
 合わせて 六律六呂 または 十二律呂と呼んだ・・・」



ぜんぜん、意味、わかんないんだけど!



「たいていは <ろれつが回らない>の形で、
 舌の動きが滑らかでなく、
 言葉がはっきりしない場合に使われる。」

その原因の第1位は、やはり お酒の飲みすぎか。。。







またまた、20日朝の雪の写真。






私の記憶では、確か、
「声明(しょうみょう)」という仏教音楽に関して
使われる言葉だったと思う。



あんまり関係ないけど、

18日の夕刊の大1面に載った 
「薬師寺<声明> パリに響く」という記事
(→奈良・薬師寺の「声明」、パリっ子を魅了
によると、

「声明は 6、7世紀から伝わる声楽で、
 仏への供養や 人々の幸福祈願などの目的で、
 僧侶たちが仏教行事で唱えてきた。」

とある。

やっぱり、よくわかんないじゃないか!


ちなみに、読売映像ニュース
これを見ても、わかりません~ん。






一時期、声明とミュージシャンとのセッション?が流行ったが
最近はあまり聞いていない。

その中でも、私が一度耳にして いいと思ったのは、
元トワ・エ・モアの白鳥英美子さんと 
宗派は忘れたが、若手僧侶たちとのコンサートだった。

たぶん、ラジオで聞いたか、
テレビのインタビュー番組で聞いたのだと思う。

即興で歌って、声明に合わせた、と言っていたが
それが すごく自然で 無理なく合っていて
ああ、いいなあ、と。







これは、地面に落ちていた柚子。
これほどキレイに啄ばんでいただけたら、柚子も本望?






さてさて、いつもの『佛教大辞典』で
「声明(シヤウミヤウ)」を見てみると・・・、
読んでも、意味、わっからな~い(苦笑)。

「声明家(シヤウミャウケ)」、これも・・・、
なんて言うか、わかりにくい。。。

「ろれつ」「りつりょ」「りょりつ」、
いずれも見つからない(泣)。



そんな時は、これだ、
中村元の『仏教語大辞典 縮刷版』(東京書籍)!

やはり、「ろれつ」は、みつからなかった。

「律呂(りつりょ)」は、あった。



【律呂】りつりょ

また 呂律・律調・呂調 ともいう。

シナ・日本において 讃唄・奏楽における
楽音の高さを示す音階。

黄鐘(おうじき)または壱越(いちこつ)(洋楽音階のレ)
を基準として、

1オクターブ中に 6音程をもったものを
律と名づけ、

律よりも各半音高い6音階を呂と名づける。

律と呂と 各6 あるために
十二律とも称される。

ただし、その名称は 
シナと日本とでは異なる。(p1420)



「シナ」だって!



・・・・・・・結局、よくわからない、ということで。。。






 
鳥たちは何故 ミニ葉牡丹を食べないのだろう?
茎ブロッコリーと 似たような味じゃないのか?
いや、私も、食べる気にはならないけどね(笑)。



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