娘はこの間まで
TVを見ていて
車のコマーシャルで
「ズーム、ズーム」
と言っているガイジンの男の子が出ると
「ちっちゃい頃のY(息子の名)にそっくり!」
と必ず叫ぶのだった。
今年の夏は
エアコンのコマーシャルで
「しっつど~ん。しっつど~ん。」
とやってる三人の男の子の、
右側のハーフっぽい男の子を見て
同じ事を言っていた。
先日 映画『ホームアローン3』の
何度目かのテレビ放映があったので思い出したが
あの映画を(テレビで)見ている間にも
主人公の男の子のことを 何度
「Yにそっくり!(ちっちゃい時の)」
と言っただろう。
自慢じゃないが(いや、自慢か)
ウチの息子は
小さい頃は、そりゃあ、もう、
可愛かった!(過去形。)
『ホーム・アローン3』の男の子
(マコーレー・カルキンじゃない子)とは
髪型が似ているので
よけいにそっくりに見えた。
この写真は
亭主の実家に飾ってあるのを撮ってきたもの。
こまっしゃくれた表情をして写っているが
まだ保育園に通っていた頃。
13、4年前のものだろうか。
13、4年前の お盆を過ぎたこの日
亭主は 子どもたちふたりを連れて
(私は留守番に残っていた)
実家に帰った。
そして 義父母や義弟一家と一緒に
釣堀へ出かけた。
そこは 亭主が子どもの頃
初めて釣った釣堀だったのだそうだ。
そこに子どもたちを連れて行きたい、と
亭主は以前から言っていて
この年齢になったことで
ようやく機が熟したと考えたのだろう。
釣堀では
ニジマスが釣れた。
子どもたちにも釣れたので
大はしゃぎだったらしい。
写真の中で息子は
緊張しながら慎重に自分の釣った大きなニジマスを
しっかり両手で持っている。
緊張しつつも、
得意げに
鼻の穴をふくらませている。
この日の息子の写真には
カメラ目線のものは一枚もない。
一緒に写っている義弟の長男(息子と同い年)が
目をカメラに向けていても
息子はひたすら 魚を見つめている。
頭に載せた帽子は
義父のものだ。
息子は頭が大きかった。
(今も?)
甥っ子は 魚が嫌いだったのに
この日は
「T君の釣ったお魚だね!」
の声に、
パクパクと食べたそうだ。
ウチの子どもたちは
平気で食べていたはず。
釣ったばかりのマスは
臭みがまったくない。
餌をつけるのは 大人にやってもらったことだろう。
この日の最大の話題は
息子が号泣したこと。
なんと息子の釣竿に
かなり大きな鯉がかかり、
大人の手助けもあって
なんとかそれを釣り上げたのだそうだ。
大きさもかなりあって
重さも重い、
得意満面の息子は
「この鯉は持って帰れないから
放して行こう。」
と言われて 大泣きしたとか。
可愛そうに(笑)。
私は釣りはやったことがなかったし
興味もなかったけど
この時ばかりは
亭主たちをうらやんだ。
喜ぶ子どもを見るのは
何よりも嬉しいものだ。
残念なことに 今 この釣堀は
なくなってしまっている。
そして
これから後では
我が家は時々釣堀のあるところを探して
家族で山の方へ出かけるようになった。
普段 どこへも出かけない我が家としては
画期的な出来事の日の、
私の可愛い息子の話。
おとめ座、18歳。
TVを見ていて
車のコマーシャルで
「ズーム、ズーム」
と言っているガイジンの男の子が出ると
「ちっちゃい頃のY(息子の名)にそっくり!」
と必ず叫ぶのだった。
今年の夏は
エアコンのコマーシャルで
「しっつど~ん。しっつど~ん。」
とやってる三人の男の子の、
右側のハーフっぽい男の子を見て
同じ事を言っていた。
先日 映画『ホームアローン3』の
何度目かのテレビ放映があったので思い出したが
あの映画を(テレビで)見ている間にも
主人公の男の子のことを 何度
「Yにそっくり!(ちっちゃい時の)」
と言っただろう。
自慢じゃないが(いや、自慢か)
ウチの息子は
小さい頃は、そりゃあ、もう、
可愛かった!(過去形。)
『ホーム・アローン3』の男の子
(マコーレー・カルキンじゃない子)とは
髪型が似ているので
よけいにそっくりに見えた。
この写真は
亭主の実家に飾ってあるのを撮ってきたもの。
こまっしゃくれた表情をして写っているが
まだ保育園に通っていた頃。
13、4年前のものだろうか。
13、4年前の お盆を過ぎたこの日
亭主は 子どもたちふたりを連れて
(私は留守番に残っていた)
実家に帰った。
そして 義父母や義弟一家と一緒に
釣堀へ出かけた。
そこは 亭主が子どもの頃
初めて釣った釣堀だったのだそうだ。
そこに子どもたちを連れて行きたい、と
亭主は以前から言っていて
この年齢になったことで
ようやく機が熟したと考えたのだろう。
釣堀では
ニジマスが釣れた。
子どもたちにも釣れたので
大はしゃぎだったらしい。
写真の中で息子は
緊張しながら慎重に自分の釣った大きなニジマスを
しっかり両手で持っている。
緊張しつつも、
得意げに
鼻の穴をふくらませている。
この日の息子の写真には
カメラ目線のものは一枚もない。
一緒に写っている義弟の長男(息子と同い年)が
目をカメラに向けていても
息子はひたすら 魚を見つめている。
頭に載せた帽子は
義父のものだ。
息子は頭が大きかった。
(今も?)
甥っ子は 魚が嫌いだったのに
この日は
「T君の釣ったお魚だね!」
の声に、
パクパクと食べたそうだ。
ウチの子どもたちは
平気で食べていたはず。
釣ったばかりのマスは
臭みがまったくない。
餌をつけるのは 大人にやってもらったことだろう。
この日の最大の話題は
息子が号泣したこと。
なんと息子の釣竿に
かなり大きな鯉がかかり、
大人の手助けもあって
なんとかそれを釣り上げたのだそうだ。
大きさもかなりあって
重さも重い、
得意満面の息子は
「この鯉は持って帰れないから
放して行こう。」
と言われて 大泣きしたとか。
可愛そうに(笑)。
私は釣りはやったことがなかったし
興味もなかったけど
この時ばかりは
亭主たちをうらやんだ。
喜ぶ子どもを見るのは
何よりも嬉しいものだ。
残念なことに 今 この釣堀は
なくなってしまっている。
そして
これから後では
我が家は時々釣堀のあるところを探して
家族で山の方へ出かけるようになった。
普段 どこへも出かけない我が家としては
画期的な出来事の日の、
私の可愛い息子の話。
おとめ座、18歳。