ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

なれそめ話

2006-09-12 | 考えたこと
翌日も私は張り切ってはいたものの
食事作り以外は ほとんど何もしていない。

クリーナーはきのうかけておいてくれたはずだし(笑)。

義父の車を借りて
町まで買い物に行ったが
(坂道が怖いの!)
あとはけっこうのんびりしていた。


iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii

ここに白い花を咲かせるつもりはなかったので
生えたら次々と 別の場所に植え替えていたのに
今年ついにコロニーを作ってしまった、インパチェンス。

iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii


義父は 義母が老健に移った頃から
人が変わったようにおしゃべりになった。

いや、もっと早かったかもしれない。

きっと話し相手が ふだんいないからだと思う。

忙しい時には 亭主もイライラしながら付き合っていたが
きっとそのイライラは 受話器を通して
義父にも伝わっていただろうと思う。



午後のひと時、
義父と一緒にコタツに脚をつっこんで
ぽつりぽつりと言葉を交わしていたら

そのうち
義父は 止まらない、という感じで
しゃべり始めた。



私がここに来たばかりの頃に
近所の人が仕事を世話してくれて・・・。

その仕事というのが、
とにかく、給料が安くて・・・。

学校の先生の給料計算なんかもするんだけど、
先生より安くてねえ。。。

---その頃の先生の給料より安いって、
     ホントに安かったんですね!


上司が こうで、こうで、こうで、
嫌なヤツでねえ。

その上、給料は安いしで、
それで、「面白くねえ」ってわけで、
同僚とふたりで 教員採用試験を受けたんだよ。

上司に内緒でね。

そうしたら、そのすぐ後、
まだ結果が発表になっていない時に
上司に公務員試験を受けろって言われてね。

こっちは、上司命令なわけだ。

ああ、それで、お義父さん、
     公務員になったんですね。



その上司の次の赴任先に
○○がいたんだよ。

おっと! お義父さん、
それは、初めて伺います、
お義母さんとの馴れ初めではないですか。

それで、その、いや~な上司が、
お仲人なわけですね!(笑)

 

「ふっふっふ。」

楽しそうに笑いながら
思い出を語る義父。

こうしておしゃべりを聞くのも
今回の私の大事な使命、と思いながら
楽しく 暖かく おしゃべりに興じていた。

そのうち ふたりとも
こたつで うと うと うと。。。 。。 。  。(笑)



日・月と泊まって
火曜日には亭主がやって来て、
義父と3人で外で食事をして
駅まで送ってもらって
私だけ電車で家に帰ってきた。

他愛のないおしゃべりの相手とか
うどんを煮たりとか
そんなことだけだったけど
私でも何かのお役に立てたかな、と思って
そのことがとても嬉しかった。