ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

七福 @岐阜県中津川市

2023年10月24日 | 岐阜県(東濃・老舗)

「栗きんとん」で全国的に有名になった岐阜県中津川市。昔からちょくちょくいただいているのでほとんどの店の品を食べていると思うが、しかるべき店で買えば正直どこのも特にハズレなんか無い(自分で作っても意外と簡単で旨い)。中津川駅横の「にぎわい特産館」には14店舗の品を詰め合わせた「栗きんとんめぐり」なる便利なのも売っているが、それではつまらないのでやはり実店舗を訪れたいもの。今回は初訪の「七福」へ。創業は昭和51年(1976)と若いが、10年程前からは何と自社農園で栗を栽培し始めたというから凄い(中津川の栗きんとんは地元産だけでは賄い切れず九州産の栗も使っているのは有名)。6つ包んでもらった。

老母宅と自宅に持ち帰り、いただく。やや小さめのフォルムの「栗きんとん」。最近のは昔と比べてどこもやや小さめに感じるが、自分の思い出補正が入っているだろうか。口に入れるときめ細やかな口当たり。ほんの少し粒感もあるが全体的に滑らか。これも旨いなァ。多分作られたばかりというのもあるのだろうが、しっとりとして風味もしっかり味わえる。熱いお茶を淹れていただいた。(勘定は¥1,630)

 


 

↓ 足を伸ばして「落合宿本陣」(建築詳細不明)を見学。調べて訪れた訳ではなかったがちょうど無料公開中だったので中に入ることも出来た。本陣跡って建物が残っていることが稀だが、こちらは県内唯一そのままの建物が残っているのだとか。部分によっては200年も経っているらしい。もちろん老朽化が進んでいるので市が買い上げて補修を続けているのだそう。

 

 

 

↓ すぐ近くにある「上の上田屋・上田家住宅」(明治元年頃建造、のち改修)。土蔵のある町家。現在は何かクラフト系のショップになっているようだが中を覗いても誰も居ない様子。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 


 

 

七福

岐阜県中津川市中津川3022-18 

 

( 中津川 なかつがわ しちふく 和菓子 くりきんとん 落合宿 本陣跡 井口家住宅 工房「LABORATORY」 ラボラトリー 国登録有形文化財 上の上田屋上田家住宅 )


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 喜久屋 @岐阜県岐阜市 (3) | トップ | ズズ @名古屋市瑞穂区・堀田通 »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
七福 (ゆめ未来)
2023-10-24 10:06:38
ハリーさん、おはようございます。

中津川「七福の栗きんとん」、ぼくも先日、親しくしている方からいただきました。
甘さ控え目で、美味しかったです。
ぼくは、七福のパンフレットに感動しました。
このようなパンフレットを用意するお店の品は、きっと美味しだろうなと思ったのですが、期待通りでした。
ハリーさんの写真で、七福のお店の様子も分かり嬉しかったです。

ハリーさんは、中津川のどこのお店の品が好きですか。
ぼくは、緑屋の栗きんとんが美味しかったことを覚えています。
返信する
Unknown (ゆめ未来)
2023-10-24 14:43:54
ハリーさん、訂正させて下さい。

緑屋さんは、中津川でなく八百津でした。
申し訳ありませんでした。
返信する
Unknown (ハリー)
2023-10-25 00:06:15
ゆめ未来さん、こんにちは。

>どこのお店の品

うーん、どこだろう、迷っちゃいますね。それぞれ美味しいんですよね(←卑怯)
シンプルな菓子でどこも製法は変わらないはずなので、結局大きさ、粒感、滑らかさ
ぐらいしか判断材料がないんですよね。

自分は過去に何て書いているだろうと過去記事を遡ってみましたが、やっぱり
美味しい美味しいと書いているだけでした(笑)。

>中津川でなく八百津

いえいえ私もどこがどこだか分からなくなってますよ(笑)。八百津の栗きんとん
も美味しいんですよねー(←また言ってる)
返信する

コメントを投稿

岐阜県(東濃・老舗)」カテゴリの最新記事