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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

しげ吉 (3) @岐阜県関市

2020年05月11日 | 岐阜県(中濃)

両親を連れて岐阜県関市の人気鰻屋「しげ吉」へ。最初は違う鰻屋に行こうと車を出したのだが、こちらの前を通ってみると平日夜とはいえ、いつも満車の駐車場に車がまばらにしか停まっておらず、早々に”準備中”になってしまう看板もそのままだったので、急遽予定変更して店へ。家族とこの店に来るのは随分と久しぶりだ。店内は先客が(たったの)4組程。若い男性バイト給仕は通常と同じく何人も居るので店側も想定外の客入りなんだろう(訪問3月)。テーブル席に腰掛け、まずはビールと酒、そして「肝照焼」「鯉洗い」をお願いして、各人がそれぞれに「うなぎ丼」を注文した。「特上」は息子(+ご飯大盛)と父(え!?喰えるのか…)、自分と女性陣は「上」を。

まずは徳利に入った熱燗と、母の為のビールの小瓶、それに小鉢の「肝照焼」、丼ぶりの氷の上に並べられた「鯉洗い」が届いた。酢味噌はもちろん赤味噌仕様。これ、東海地方では当たり前だが余所の人にはびっくりされる(笑)。父と2人で照り強く苦味もしっかりある「肝照焼」をつまんでグイッ、独特の歯応えのある「鯉洗い」をつまんでグイッっと。さすがに量は多くないが高齢になっても酒が呑めるのはいいことだ。

しばらくしてそれぞれの「うなぎ丼」が登場。息子の大盛はちょっとひるむくらいご飯が盛り上がっている。「上」でもずしりと重い。ご飯こんなに多かったかな…。女性陣は最初から”きっとご飯食べ切れない”宣言。肝吸いも付いている。漬物はたくあんのみ。ご飯の上に鎮座した鰻の焼き加減はとても良く、身側の軟らかさ、皮側のパリッとした焼き上がりも申し分ない。たれの塩梅も良い。ご飯はやや硬めの炊き上がり。これには好みがあるだろうな。もちろんご飯の中にも鰻が入っている。息子はこれを「びっくりうなぎ」と呼んでいたが、そんな呼び方初めて聞いた(笑)。ちなみに「特上」は”びっくりうなぎ”の量も多いと言っていたが…。ご飯の量は普通でも多く、楽勝だと豪語していた息子も「ふぅ…。」かなんか言いながら手を焼いている(しかも祖父母から鰻やご飯が上乗せされている・笑)。さすがに父の「特上」は自分も少し手伝ったが、高齢でも躊躇せず「特上」を注文する意気や良しといったところ。丼ぶりとしての鰻とご飯のバランスはちょっと野暮な気もするが、少なければ少ないで何か言うのだろうから客なんて勝手なものだ(笑)。(勘定は¥24,000程)

以前の記事はこちらこちら

 

うなぎ しげ吉

岐阜県関市山王通1-3-29

 

( 関 せき しげよし うなぎ 鰻 うなぎ丼 鰻丼 うな丼 肝焼き きも焼き 鯉のあらい 行列 )

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ESPRIT(エスプリ) @岐阜県岐阜市

2020年05月10日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の長良公園近くに昨年オープンしたベーカリー「ESPRIT(エスプリ)」。えらく立派でお洒落な建物が目に付いたので覗いてみた。後から調べたら鵜沼にある昭和57年(1982)創業の製パン会社「小麦家」が作った販売店なのだそう。店内はモダンで洒落ていて、自分でトレイとトングを持って取っていくスタイル。ごく普通の惣菜パンを含む様々なパンが沢山並んでいた。奥にパンを作っている作業場が見えるようになっているが、販売員を含めて多人数が立ち働いている。今ベーカリーは各地に次々に新規オープンしているので競争が激しいらしいが、これだけの設備を維持していくのは大変だろうなァ。店内にはカフェ・スペースもある。試しに「フィグ・エ・フィグ」「アーモンドフレンチ」「甘藷とモンキーナッツ」というどちらかというと甘い系のパンを購入して持ち帰った。

「フィグ・エ・フィグ」はドライのいちじくが入ったライ麦パン。やや硬めの生地のパンの中に甘く漬けたいちじくが入っている。甘酸っぱい風味がいい感じ。量が少なかったので開けなかったが、もっとあったらワインの杯が次々と…。「アーモンドフレンチ」は嫁が全部食べたので味見出来ず。「甘藷とモンキーナッツ」は干したバナナ(甘藷)とマカデミアナッツのような風味のナッツが軟らかい生地のパンに散りばめられている。ふっと香る甘い香りがいい感じ。こういう具材で軟らかい生地って珍しいかも。次はハード系のパンを買ってみようっと。(勘定は¥820)

Bakery&Café ESPRIT (エスプリ)

岐阜県岐阜市長良東1-29

 

( 岐阜 ぎふ 長良 ながら 長良公園 ベーカリー カフェ 喫茶 モーニング パン屋 パン 惣菜パン 菓子パン 食パン 持ち帰り テイクアウト )

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鍋庄商店 @滋賀県長浜市

2020年05月09日 | 滋賀県(老舗)

滋賀県長浜市の普段賑やかな黒壁スクエア辺りから南側の地区へ行くと昔ながらの商家の建物が残る風情ある通りがある。もう夕方であかりが灯り始め、しっとりとしたいい雰囲気になりだした頃、自転車で「鍋庄商店」の前まで来た。創業明治2年(1869)という歴史のある店。外壁に貼ってあったチラシを読んでいたら、ここ長浜の名だたる名店、老舗の多くがこちらの醤油を使っていることを知る。「へぇー」なんて感心していたら、店じまいを始めていた若い店員(跡継ぎ?)がこちらに気付き「よかったら味見できますよ。」と誘ってくれたので、暖簾をくぐって中へ。香ばしくいい匂いが漂う店内には様々な醤油をはじめとする調味料が並んでいる。屋号は「鍋庄」なのに商標が「ヤマショウ」なのはどうしてだろう。いくつかの種類の醤油を小さなプラスチック・スプーンですくって味見させてくれた。こうして味わうとそれぞれの違いが面白く、片っ端から味わってみたくなる。何を買っていこうか思案。そこで自分の住む東海地方では馴染みの薄い「うすくち醤油」の1ℓペットボトル(写真下1枚目)を買って帰ることに。おまけに小さな容器に入った「まろやか濃口醤油」と「しょうゆ胡麻」を付けてくれた。

家に帰ってさっそく出汁を引く。シンプルに昆布と鰹節。そこに買ってきた「うすくち醤油」を垂らす。ご存じのように「うすくち醤油」は名前の印象とは違い、普通の醤油よりも塩分濃度は高い。こちらの物は1~2%高いとのこと。入れ過ぎないように加減をして出汁と合わせると色付きは淡くても味わいがビシッと決まった。なるほど、これはいい。東海地方は一部を除いて濃口醤油とたまり醤油の使用頻度が高く、出汁の色も濃くしがちなので、スーパーに行ってもそれらの種類は多いが薄口醤油の選択肢は多くない。うちにも常備はしていないが、料理をしているとあればいいのにと思うことが多々あった。シンプルに出汁を味わいたくて季節外れの雑煮を作ったり、茶碗蒸しを作ったりして楽しんだ。まだまだ出番が多くなりそう。(勘定は¥500程)

 

 

 


 

↓ 店の前の通りを東に向かうと、もう営業はしていないだろう銭湯(名称不明・建築詳細不明)の跡を発見。コロナ禍で大好きな銭湯巡りをしづらくなって寂しいナ。

 


 

鍋庄商店 (ヤマショウ)

滋賀県長浜市朝日町6-6

 

( 滋賀 しが 長浜 ながはま なべしょうしょうてん やましょう 老舗 しょうゆ しょう油 醤油 うす口醤油 まろやか濃口醤油 溜り醤油 濃口デラックス醤油 銭湯建築 )

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Original Album Series / Alice Cooper

2020年05月08日 | クラシック・ロック

Original Album Series / Alice Cooper (2012)

恒例の「Original Album」シリーズ。今回購入したのはアリス・クーパー(Alice Cooper)の初期作品簡易紙ジャケ5枚組セット。自分は学生時代に4枚目のアルバム「Killer」をアナログで購入したのが最初。その後はCDでベスト盤や70、80年代の何作品かを所有しているが熱心に聴いたかというとそうでもない。このセットに入っている他の4作品は未所有だったので願ったり叶ったり。ここに収録されているのはバンド時代のの5作品(※アリス・クーパーは当初バンド名で、解散後1975年頃からは個人名として使われている)。

・Pretties For You (1969)
・Easy Action (1970)
・Love It To Death (1971)
・Killer (1971)
・School's Out (1972)

デビューしてから、悪魔的なメイクと生きた蛇をステージに上げるお馴染みのパフォーマンスで”ショック・ロック”(笑)の雄として一躍有名になった4、5枚目まで。初期3枚を聴いたのは初めてだったけれど、ここまで演劇的、実験的なアルバムだったとは知らなかった。3作目まではザッパ(Frank Zappa)のレーベル「Straight Records」から発表されているというのも納得。ファーストなんてヴォーカルやコーラスの付け方、音楽性がサイケデリック期の”ビートルズ的”と言える曲もあり、ジョージ(George Harrison)が歌っていると言われても分からないかも(←言い過ぎ)。ちょっと意外で興味深い。残りの3枚はハード・ロック世代、パンク・ロック世代にもリスペクトされた彼ららしい作風を確立。ヴォーカル・スタイルも彼らしいダミ声の”あの”発声になっている。ハードなリフもありながら煌びやかでドラマチックで、曲もコンパクトにまとまって魅力たっぷり。それでも随所に現れるシアトリカルな仕掛けはやはりプロデューサーのボブ・エズリン(Bob Ezrin)の手腕か。

オークションにて購入(¥1,600)

  • CD (2012/9/18)
  • Disc : 5
  • Format: Box Set, CD, Import
  • Label : Rhino Flashback
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きんか (2) @岐阜県岐阜市

2020年05月07日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市長良のお好み焼店「きんか」へ。最近はなぜか何度も振られてばかりだった(←現在は月火休みだそうです)。中には先客が1人。この日は女将さんだけかなと思ったら、後からいつものように娘さん(たぶん)も帰っていらした。最近は重い小麦粉も業者の人員減で配達してもらえなくなったのでご主人と車で買い出しに出るのだとか。壁に貼られた品書きを眺め、まだ食べたことのなかった「肉玉子入・もだん焼」をお願いした。

しばらくして運ばれた「もだん焼」はお好み焼と同様に2つ折りタイプ。薄焼きの皮の下にたっぷりの焼そばが挟まれている。もちっとした皮に箸を入れ麺を手繰る。麺はストレート麺でしっかりと1人前ありそう。しっかりめにソースを纏った麺と具材が旨い。キャベツと厚めに切られた豚バラ肉が入っていてこれで300円って…。申し訳ないくらい。これでも結構お腹が膨れたが、これの大盛ってどうなるんだろう。次は何にしようかな。確かここにはビールのポスターが貼ってあったんじゃ…。歩いて行くか。(勘定は¥300)

以前の記事はこちら

この後の記事はこちら

 


 

↓ 自転車で御鮨街道横の路地を走っていた時に見付けた住宅(建築詳細不明)。木枠の窓の面積がかなり大きい。昔の建物でこういう採光窓があるのはたいてい旧医院か理容店のことが多いが、ここは前から一般住宅なのかな。

 

 


 

お好み焼 きんか

岐阜県岐阜市福光東3-11-6

 

( 岐阜 ぎふ 福光 ふくみつ きんか お好み焼き おこのみ焼 おこのみやき 焼きそば やきそば モダン焼 伊藤準規 中日ドラゴンズ )

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茂美志や支店 (2) @滋賀県長浜市

2020年05月06日 | 滋賀県

前回滋賀県の長浜市に来たのは去年の夏。その時には観光地として有名な「黒壁スクエア」近辺は人でごった返し、自転車で通り抜けることもままならない位だった。新型コロナウイルスの影響で大陸からの観光客が居なくなった長浜はどうなっているだろうかと寄ってみた。まだ世間では”不要不急な外出の自粛”なんて言っていなかった頃(訪問3月)とはいえ、通りが空いているのにびっくり。あの大行列で有名な親子丼の「鳥喜多」もまさかの行列無し(ただし営業時間内だったが早めに暖簾が仕舞われた)。歩いている人はまばらで、聞こえてくるのは日本語ばかりなのがちょっと新鮮。夕方だったので通し営業の店で軽く腹に入れてから帰路につこうと寄ったのは大通寺北の路地にある「茂美志屋支店」。店の前に自転車を停めて暖簾をくぐる。外れた時間とあって先客は無し。でも通し営業って嬉しいナ、やっぱり。テーブル席に腰を下ろし、振り返って壁に貼られた品書きを眺める。前回「焼めし」を頼んでいた人が多かったことを思い出した。もちろん「焼めし」を注文し、テレビを見ながら出来上がりを待つ。

しばらくして運ばれた「焼めし」は”もみじや支店”と平仮名で銘の入った平皿に平らに盛られている。真ん中に刻んだ紅生姜がちょこん。さっそくスプーンを入れていく。具材は青ネギと鶏肉。青ネギはやや長めのものも入っている。しっとりとして味付けは控えめ。それでもラードでも使っているだろうか、照りのあるごはん粒にはコクもあって物足りなさは微塵も無い。旨いなァ。コレコレ、こういうのがいいんだ。”チャーハン”ではなく「焼めし」という呼び方がぴったり。あっという間に平らげた。量は大したことないのでお代わりしたいくらい(笑)。次は丼物か「オムライス」を食べたいナ。(勘定は¥730)

以前の記事はこちら

 

 


 

↓ 高月町東阿閉(ひがしあつじ)にある「東阿閉公民館」(昭和27年・1952・建造)。この地出身の「ヤンマーホールディングス株式会社」の創設者、山岡孫吉が寄付した建物だそう。田んぼの中の集落にこの尖塔のある特異な建物。知らずに見たらよもや公民館とは思うまい。

 

 

 


 

 

お食事処 茂美志屋支店 (茂美志や支店)

滋賀県長浜市神前町4-15

 

( 滋賀 しが 長浜 ながはま もみじや もみじや支店 茂美志゛や 大衆食堂 麺類食堂 うどん のっぺいうどん 近代建築 ヤンマー株式会社 )

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近松屋 @岐阜県関市

2020年05月05日 | 岐阜県(中濃)

平日の日中に関市内を出歩くことは多くないけれど、ある日に用事があって行った際に昼食にあまり時間が取れそうになかったので、何か買って車の中で食べることに。寄ったのは近くにあったたこ焼きの「近松屋」。関税務署のすぐ近くに店がある。提灯のぶら下がった店先まで行くと「たこ焼き」「お好み焼き」「焼きそば」なんかがあることが分かった。中では年配の女性が2人立ち働いている。「たこ焼き」と「お好み焼き」をお願いする。「たこ焼き」はソースで。マヨネーズをかけるかどうか訊かれたので無しでお願いした。他にも醤油味などがあるようだ。「お好み焼き」は肉・玉子入りを。こちらもいくつか味があるようだったが、よく分からなかったので普通にソースで。

袋に入れてもらい車に持ち帰り、適当な所で車を停めていただく。まず取り出したのは焼きたてで熱々の「お好み焼き」。専用の袋に入って半分折りになっていることは分かるのだがずしりと重い。とても一銭洋食とかの薄焼きではない。中から取り出すのは不可能。袋を破ってもいいが車中で大惨事にもなりかねないので貰った箸で袋の中をつつくことにする。こんな風に食べるのは初めて(笑)。生地は厚めでキャベツがたっぷり。とろみのあるソースがたっぷりと塗ってあり下に溜まるほど。旨い旨い。ハフハフ言いながら一気に食べる。車中にソースの匂いが充満(笑)。車の中で食べると早喰いの自分がもっと早くなってしまう…。次は紙の箱に入った「たこ焼き」。これは時々見かける下が平らになった形のもの。10個ぐらい入っているかな。中はタコとネギくらいだろうか。残念ながらこちらは焼いてだいぶ置いてあったようで冷めているし、生地は乾き気味の苦手なタイプで今ひとつ。次は「焼きそば」と「お好み焼き」で。(勘定は¥660)

たこやき 近松屋

岐阜県関市緑町1-2-6

 

( 関 せき ちかまつや たこやき たこ焼 おこのみやき お好み焼 やきそば 焼そば 持ち帰り テイクアウト かき氷 )

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30 Days Of Dead (2019) / Grateful Dead

2020年05月04日 | クラシック・ロック

30 Days Of Dead (2019) / Grateful Dead (2019)

グレイトフル・デッド(Grateful Dead)はネット上で毎年ライヴ音源をフリー・ダウンロード出来る恒例企画を実施している。それがこの「30 Days Of Dead」。11月に1日1曲づつ発表して30曲ダウンロードが出来、ジャケットも用意されているという有難いもの。もとよりデッドはコンサート会場での観客による録音を許可していた先駆だったし、早くからフリー・ダウンロード出来る音源や未発表音源も無数に発表している稀有なバンドだったので、ネット上には音源が溢れており特に珍しいことではないのだが、やはりオフィシャルのしっかりとした音質というのは嬉しいし、30曲とはいえライヴ音源なので総時間は結構な長さになり、通して聴くのも大変な量だ。

2019年ヴァージョンは、古くは場所も不明な1966年の録音から1994年のラスヴェガス公演までの30曲。フリー・フォームの演奏が真骨頂の彼らだけに曲によっては30分以上のものもあり、総プレイ時間は7時間弱(汗)。外出を控えてヒマな人にはお勧め。元々ライヴ時間が長いことでも有名なデッド。もちろん演奏の構成には決め事があるのだろうけれど、これだけ長尺の曲が多いのをどうコントロールしているのか不思議。彼らの場合60年代の音源でも90年代の音源でもさして雰囲気が変わらないのも凄い。首尾一貫。デッド・ヘッズ(※)ではないので曲もよく知らないし、どの演奏がどうというのもよく分からないのだが、流して聴いていると妙に心地良くなってくるから不思議。ドカンとくるのではなくジワジワと効いてくる。ま、本当の良さは実際のライヴ会場でマ〇ファナ付きで体験しないと分からないかもしれない(笑)。

※バンドを追って旅をして廻るぐらいの熱狂的なデッド・ファン

フリーダウンロード(こちらでダウンロード出来ます)※2020年5月現在

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ハナマザパン美殿町店 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2020年05月03日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の美殿町に新しいパン屋が出来たので入ってみた。「徒然舎」で古本を漁ってから店へ。外からは全く分からないが、中に入るとエスニックな香りが。そちら方面の食材なんかも置いてあり、店員の方もそちら方面の方のようだ。後から調べてみたら本店が尻毛(しっけ)にあるインドネシア出身の方がやっているパン屋だそう。なので販売しているパンもイスラム法で食べることが許されている食材”ハラール”を使ったパンなのだとか。店内には数は多くないが色々な総菜パンが並んでいた。中で一番目を引いたのは「ヒョウ柄食パン」。カットされた食パンなのだが、断面がとても綺麗なヒョウ柄(写真下右)。味が付いているのかは分からなかったがこれと「4色食パン(写真下左」、「チキンロール」「チーズソーセージ」を購入した。

家に持ち帰ってさっそく食べてみる。ヒョウ柄の方は2種類のココアが使ってあるのだそうだ(嫁は「キリンみたい。」と言っている)。ちぎって食べてみるとほのかに香るものの、味は「言われてみれば…」くらいの印象で強い味ではない。「4色食パン」の方は、ほうれん草、とうもろこし、トマト、黒ごま、だったかな。こちらも優しい味。4分の1では量も大したことはないので個々の味付けを見分けるのは難しい。目隠しされたら絶対分からないだろうな(笑)。「チキンロール」はパンなのか肉なのかは分からないがエスニックな香りがしっかりと付いている。チキンは…どこだ?(笑)。「チーズソーセージ」は刻んだソーセージが軟らかいパン生地の中に入っている。ソーセージの感じがスパムっぽくてなかなか旨かった。次はカウンター横に置いてあった人気だという「カレーパン」を買ってみよう。(勘定は¥800程)

※ 閉店されました(令和2年8月現在)

 


 

↓ 御鮨街道から中に入った所に今まで知らなかった風情ある建物を発見(建築詳細不明)。べんがらに塗られていたり屋号の看板があったりするので三業に関わるような店だっただろうか。瓦の上に飾られた屋号に因んだと思われる小さな”打ち出の小槌”が素敵。

 

 

 


 

Halal Bread HANAMAZA PAN (ハナマザパン)美殿町店

岐阜県岐阜市美殿町41

 

( 岐阜 ぎふ みとのまち ハナマザパン美殿店 ハナマザ ベーカリー パン ハラル ハラール イスラム教 ハラル食材 ヒョウ柄パン 近代建築 妓楼建築 三味線 閉店 )

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丸正餃子店 @大阪府大東市

2020年05月02日 | 大阪府

大阪府大東市での短期滞在。以前からこちらには有名な餃子屋があると聞いていた。何でも予約なしで飛び込むと断られることもあるくらいの人気だとか。なので最初は予定に入れていなかったが、ちょうど大東市を発つ時間が店の開店時間と合うことが分かったので、予約を入れて店でちょっと食べてから帰路につこうと画策。その店「丸正餃子店」は住道駅の北にある。自転車で店の前を通ったが小さな店だ。予約開始の午後3時過ぎに電話を入れる。店は5時からだそうなのでその時間に予約を入れる。その時点で何人前かを訊かれるので2人前と持ち帰りを3人前お願いした。「5分前頃には店に…」とえらく厳密なお達し。よほど客が殺到するのかな。

時間になって店の前まで来たが暖簾が出ていない。そんな店の戸を開けるのは勇気が要るが、宅配の人が店に入ったついでに店を覗くと何ともう先客が(結局営業時間を過ぎても暖簾はかからなかった)。既にL字のカウンター席に小皿と箸が用意してある。名前を告げて着席。カウンター席のみなので座れるのは10人程かな。中には焼き担当の男性1人と若い衆が3-4人。普段はもっと多いのだそうだ。若いのは話をしながら和気あいあいと餃子を包んでいる。これから車なので仕方なしに「ノンアルコールビール」を注文。「ピッタリの時間に…」とか言われていたので座った途端に餃子が出てくるのかと思いきや、少し待ちの時間。その間にも持ち帰りの客が次から次へと中に入ってくる。20人前とか当たり前のように買っていく人が多い。

ノンアルを渋々グイッとやった頃に「餃子」が登場。店で飲むノンアルコールビールってビールの代わりなのにどうしてこうも瓶が小さいんだろう。面倒くさいからノンアルの大瓶ってないのかな…。閑話休題。1人前は8個。綺麗に焼き目がついた餃子は2列に並んでいる。かなり薄皮でやや小さめ。くっついて焼かれているので引き剥がすとどうしても皮が破れて餡が出てしまう。小皿にタレを入れてちょんと付け、口に放り込む。中の餡はとろっとしていてキャベツとニラだけかなと感じるくらい肉気が少なく、あっさり。軽い。壁に貼られた紙短冊には「餃子」と「ビール」しかなく、ライスさえ無いのだが、これは確かに”酒のつまみ”といった感じ。店の人に勧められたラー油も入れてみたが、苦味もあってこの優しい味の餃子には強すぎて合わないので、卓上に用意してある”たれ捨て”容器に捨て(←そういうのが用意してある)、タレだけに戻した。餃子を箸で摘むたびに崩れてしまうのがもどかしい。パクパク食べていってもまだ5人前位いけそう。注文数が多いのも頷けるなァ。追加も出来るようだが、どうせこれから車で帰らないといけないのでと切り上げて勘定してもらい、ビニール袋に入った持ち帰りの3人前を持って店を出た。さてとこれから長距離ドライブ。(勘定は¥2,200程)

 

 


 

↓ 住道駅の北西の路地にあった変わった建物(建築詳細不明)。下宿だろうか(未確認)。玄関口のガラスには”パレス”と書かれている(笑)。建物の大きさや戸袋の装飾からすると転業かも。

 

 


 

丸正餃子店 本店 (餃子の丸正)

大阪府大東市三住町1-35

 

( 大阪 おおさか だいとうし すみのどう まるしょうぎょうざ ぎょうざのまるしょう 丸正餃子店本店 ギョーザ ギョウザ 持ち帰り テイクアウト 予約 近代建築 )

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