ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

山月 @岐阜県岐阜市

2020年05月13日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の芥見(あくたみ)にあるうどん屋「山月」へ。この店を訪れるのは何十年ぶりか。若かりし頃に「旨いうどん屋がある」と聞いて何度か訪れたことがある。当時の東海地方ではまだ”コシの強いうどん”というのがあまり認知されていなくてこちらが評判になったんじゃなかったかな。駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。夜営業が始まったばかりの早い時間だったから先客は2名のみだったが、若い給仕女性が2名も居るので相変わらず盛況なのだろう。店内は土間のテーブル席、広い座敷席がある。手打ちとあって麺打ち場が入口横に。テーブル席に座り、品書きを眺めた。久しぶりなので以前よく食べていた「山月ころうどん」を注文。

しっかりと10分以上の茹で時間があり「山月ころうどん」が登場。つゆは別容器に入っており、鉢のうどんの上には温泉玉子、刻みネギ、刻み海苔、細く切った揚げ、揚げ玉、練りわさびがのっている。まずはつゆを少しかけ、麺だけ味わう。つゆはしっかり濃い色だが甘さは控えめ。軟らかい口当たりのうどんだがコシは凄い。歯を押し返してくるような弾力がある。旨い。30年も前にこの辺りでこのうどんは珍しかったろうな、やっぱり。評判になったのも分かる。次はたっぷりめにつゆを注ぎ足して、それぞれの具材を混ぜつつ手繰る。だんだん揚げ玉がつゆを吸ってふやけていくのもまたイイ。最後には玉子を潰して具材を全部混ぜていただいた。つゆが沢山余っているので蕎麦湯で割って飲みたいくらい(頼まなかったが)。(勘定は¥850)

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手打うどんそば処 山月

岐阜県岐阜市芥見南山3-9-2

 

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