ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

弥富 一八 @愛知県弥富市

2023年11月03日 | 愛知県(尾張)

まだまだ残暑厳しかった頃(訪問9月)、愛知県弥富市の麺類食堂「弥富一八」を訪れた。店は近鉄弥富駅の南側にある。最初は駐車場があるのか無いのか分からなかったが、ウロウロしていると店の西側に発見。車を停めて店へ。白い夏暖簾をくぐって店内に入ると、土間にはテーブル席が4つ、他に小上がり席もある。調理場の所にはこの系列でお馴染みの「のれん会」の暖簾が掛かっていた(写真下)。まだ店舗が多かった頃に作られたもので、ざっと数えて30軒程もある。

品書きから「きしめん(冷)」を選んだ。”ころ”とは書いてなかったので「きしめん、冷たいの。」とお願いしたら給仕の女将さんが「きしめん、ころで!」と注文を通した。調理場には主人と若いのが1人。

しっかりと茹で時間がかかっているので期待大。そして「きしめん」が届いた。麺の上には、ほうれん草、かまぼこ2枚、甘く味付けしていない揚げ。刻みネギは別皿に。これぞ、という布陣。やや透明感があって薄いきしめんを手繰る。薄くても頼りない訳ではなく、しっかりと張りのある麺。これは旨い。つゆの色はあまり濃いものでなく、味わいもすっきりしていい感じにスルスルと啜っていける。外はまだまだ暑いので冷たい麺が喉を通るのが気持ちいい。こちら「志の田丼」「木の葉丼」「天南丼」というこの地方の昔ながらの丼物も揃っている。次はきしめんと一緒にそれらも注文しようかな。(勘定は¥550)

 

 


 

↓ 荷之上町にある「服部家住宅表門」(寛政12年・1800・までに建造)。主屋は承応2年(1653)の建造だというから更に古い。予約が必要なようだが主屋は時々公開されているようだ。この邸宅は荷之上城という城の跡に建てられたそう。茅葺き屋根が美しい。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

名代きしめん 一八 (弥富一八)

愛知県弥富市鯏浦町南前新田35-3

 

( 弥富 やとみ いっぱち やとみいっぱち きしめん うどん ちゃんぽん 麺類食堂 大衆食堂 丼物 中華そば 国登録有形文化財 )


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