ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Platinum Collection / Solomon Burke

2018年02月04日 | ソウル・ファンク・R&B

The Platinum Collection / Solomon Burke (2007)

ちょっと前にドン・コヴェイ(Don Covay)のトリビュート盤を聴いていて本家が聴きたくなり、ライノ(Rhino)から出ているソロモン・バーク(Solomon Burke)のベスト盤をなぜか”間違えて”購入(苦笑)。自分の中でこの辺りのアーティストがごっちゃになっているようだ…。ま、どちらも自分はローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のカヴァーした曲を辿っていく中で聴くようになったソウル・レジェンド。ちなみにソロモン・バークの曲でストーンズがカヴァーしているのは「Everybody Need Somebody To Love」、「If You Need Me」、「Cry To Me」の3曲(だと思う)。ストーンズの2002年のロス公演にゲストで呼ばれ「Everybody~」を共演していてライヴ・アルバム「Live Licks」に収録されている。映像作品「Four Flicks」でもチラッとその模様を見ることが出来、巨体を揺らしてステージに上がり、彼自身を表わす”King”の称号をミックに与えてすぐにステージを降りる姿も思い出深い。

上記3曲以外は数曲しか聴いた事がなかったが、総じて激しくシャウトするような歌い方ではなく、とてもスウィートな歌い方が印象的。当時のR&Bシンガーは皆そうだが、いわゆるアルバム・アーティストではなく、誰にも思い浮かぶようなこれっていう名盤アルバムがある訳ではないので、こういったコンピは便利。こうやって原曲を聴くとストーンズのカヴァーでのミックのヴォーカルは汚いというか(笑)、かなり荒っぽくひしゃげたような声と歌い方だったことが分かる。もちろんそのアクこそがミックが当時の凡百のビート・グループと明確に違う魅力そのものだった訳だが。 

オークションにて購入(¥381)

  • CD (2007/4/24)
  • Disc : 1
  • Format : Original recording remastered, Import
  • Label : Rhino/Wea UK

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