いつ行っても座って酒が呑める安心の「なかとら」へ。日曜とはいえ、午後遅い外れた時間なので客入りは少なめ。でも中休み無しで営(や)ってくれている有難さよ。入るなり冷蔵庫にある「野菜肉巻き」を取ってテーブル席に腰を下ろす。出来合いの惣菜は電子レンジで温めてもらえる。酒をぬる燗でお願いした。こちらの酒は滋賀の「香の泉」。いつものように使い回しの1合瓶で温めてくれる。横を見ると小上がりに陣取る先客のグループが5人でビール瓶を15本以上並べている。昼間っからやってるなァ(訪問はコロナ第6波が落ち着いた頃。もちろんこのあと第7波が大爆発することに…)。
肉巻きは十六ささげが巻いてあると思いきやオクラのようだ。焼肉のたれっぽい味付けのたれがかかっている。酒と一緒に最初から氷水を出してくれる気遣いが嬉しい。1合瓶から猪口に注いでグイっと。追加は「酢サバ」。サバは5切れ程。擦り生姜が添えてあるが、この生姜がかなり効いた。壁に貼ってあった「風凛(かぜにりん)」という瓶の生貯蔵酒をもらう。知らなかったがこの酒も「香の泉」と同じ竹内酒造のようだ。青い瓶に入っていて300ml。この300という量はひとつの銘柄を呑むのに多くもなく少なくもなく、ちょうどいいんだよなァ。「煮豆」を頼むも無かったので「サバの煮つけ」を。これも電子レンジで温めてもらう。自分には少し甘さの強い味付け。さっきの酢サバで残った辛いすり生姜を使ったりしていただいた。少し酒が残ったので「板わさ」を追加。梅の花の形の小皿に赤い縁のかまぼこ。わさびが本山葵のようでビックリ。それともよく出来た”風”だろうか。いつも主人のお尻に刺さっている算盤で勘定してもらって店を出た。(勘定は¥2,000程)
なかとら (なかとら食堂)
岐阜県岐阜市玉宮町1-5
( 岐阜 ぎふ 玉宮 たまみや なかとらしょくどう 昼呑み 昼飲み 昼酒 酒場 食堂 大衆食堂 かのいづみ 日本酒 )
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