ある日の昼、瑞穂区の牛巻交差点近くにある麺類食堂「森田屋」へ。長年入ってみたいと思いつつも日曜休みでなかなか都合がつかず、駐車場も見当たらないので見合わせてばかりだった。この日は近くまで来たのでコイン・パーキングに車を入れて店まで歩く。暖簾をくぐると店内はカウンタ―席とテーブル席が5つ程。。年配の主人と女将、給仕女性の3人でやっていらっしゃる様子。入口近くのテーブル席に座らせてもらったが、椅子の背もたれの木板部分が”森田屋”と切り抜かれているのが素敵。普請からいくと年季が入っていそうだが創業はいつぐらいだろう。迷ったが「きしめんと小天丼」というのをお願いした。
しばらくして運ばれた「きしめんと小天丼」には小鉢や漬物も付いている。小鉢の中身はナスの煮物、こんにゃく、じゃが芋のソテー。「きしめん」は、これぞ古(いにしえ)の名古屋といった真っ黒のつゆ。具材は、かまぼこ、揚げ、青菜、花鰹と定番が揃う。薄平打ちの麺を手繰っていただく。つゆを啜ってびっくり。かなり辛めの味わいで、みりん的な甘味がほとんど感じられないストロングなもの。揚げも甘く煮ていない。この地方で色々な麺類食堂を食べ歩いているが、ここまで甘さが無いのもあまり経験が無い気がする。「小天丼」の具材は海老、茄子、かぼちゃ、大葉。つゆで煮込むのではなく、濃いたれをかけるタイプ。たれは丼の底に溜まって飯粒が泳ぐ程。こちらも濃くて辛めの味わいなので自分にはちょっと多過ぎ。お茶と漬物で調節しながらいただいた。次は「中華そば」と「かつ丼」をいただいてみよう。(勘定は¥1,050)
めん処 お食事処 森田屋
愛知県名古屋市瑞穂区堀田通6-16
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( 名古屋 なごや うしまき 堀田 ほりた もりたや 大衆食堂 うどん きしめん そば )
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