ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

白鳥 @愛知県一宮市

2020年06月15日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市浅井町にある喫茶店「白鳥」へ。道幅は広くないが交通量の多い一宮と江南を結ぶ幹線道路を走り、交差点近くの「車1台通れるかな?」っていうくらい細い路地を入るとこの立派な建物があった。もちろん駐車場も完備。50年以上の歴史がある店だそうだ。にしても立派だ。店に入ると正面に食品サンプルが並ぶデカいガラス・ショーケースが。建物も立派だが中も立派だ。何席ぐらいあるか分からないくらい広い。広いガラス窓にレースカーテンが下がる窓際の席に座った。黒いビニールレザーの椅子、高い天井からぶら下がるシャンデリア。ゲーム雀卓が現役で稼働していて”昭和”がそのまま残っている。この日はかなり暑くなって冷たいものを欲していたので、最近気に入っている「コーヒーフロート」をお願いした。

ほどなくして「コーヒーフロート」が運ばれた。ロンググラスに注がれたコーヒーの上にバニラアイス。シロップはちゃんと別にしてある。小袋のチョコ味のバームクーヘンとピーナッツあられが付いてくるのは、さすがサービス過剰な一宮の喫茶店。柄の長いスプーンを駆使して不安定なアイスクリームをはぎ取り、口に入れていく。旨い。だんだんアイスが溶けて味の変わっていくコーヒーと、コーヒーと合わさってシャリシャリになったアイスをゆっくりと楽しんだ。落ち着くなァ。グラスが空になると女将さんから昆布茶のサービス。さすが一宮(笑)。次は食事で寄ってみよう。(勘定は¥500)

 


 

↓ 木曽川町の玉ノ井地区を散策。歴史ある「賀茂神社」の境内には”玉ノ井”の由来ともなった井戸「玉ノ井霊泉」がある(井戸には蓋がしてあった)。付近には黒壁の倉が立つ風情ある通りも。

 

↓ すぐ近くの路地には広い敷地内に下見板張りの建物が2棟ある「葛利毛織工業(株)」(建築詳細不明)。一宮の象徴で、特にこの地区に多く残るノコギリ屋根の工場も敷地内に。

 

 

↓ その隣にある銭湯「玉乃井湯」(建築詳細不明)。渋い。日曜休みなので残念ながら入れなかったが、夜はいい雰囲気だろうなァ(→後日再訪して入浴)。

 

 

↓ 一宮市木曽川町の名鉄・尾西線「玉ノ井駅」。開業は大正3年(1914)で現在は尾西線の終点で無人駅。電車のホームの向こうにもノコギリ屋根が。

 

↓ この近辺の町には今でも多くのノコギリ屋根の工場が多く残っている(写真下は玉ノ井駅ホームの西にある建物)。

 

 


 

白鳥

愛知県一宮市浅井町大日比野東屋敷2376

 

( 一宮 いちのみや 玉ノ井 たまのい はくちょう 喫茶白鳥 純喫茶 コーヒー 珈琲 レストラン ランチ 近代建築 のこぎり屋根 名古屋鉄道 )


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