ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

バーデンバーデン @岐阜県下呂市

2020年06月14日 | 岐阜県(飛騨)

緊急事態宣言解除後の休日。バイクの調子を見ながら軽く走るつもりが、好天にも恵まれ気持ち良くて下呂まで来てしまった。昼食に蕎麦の名店「仲佐」で1枚手繰ったが、まだ腹2分目(笑)。他にも何かと思ったが、コロナ禍で宿泊施設も休みだったり、店舗もイレギュラーな営業時間だったりするところが多い。繁華な場所も閑散としていて人はまばら。ホテル「水明館」まで来ると、付属のレストラン「バーデンバーデン」が開いていた。以前から食べたいと思っていた飛騨牛のハンバーガーを目当てに店に入ってみる。先客は数組。席は空いていたが”密”を避けるためだろう奥の部屋を案内される。給仕を担当してくれたのは大陸からの若い研修女性。たどたどしくも丁寧な応対をしてくれた。一応メニューを眺め、数量限定の「飛騨牛ハンバーガー・セット」をお願いする。ドリンクは普段なら絶対コーヒーなのだが、他の品(グラスワインも)も選べるという事で「下呂産トマト」のジュースをお願いしてみた。すぐにカトラリーがセッティングされる。

まずはセットの「本日のスープ」とミニサラダが供された。スープはかぼちゃのポタージュ・スープ。次いで「下呂産トマト・ジュース」。濃厚なトマトジュースにはタバスコとミルの塩胡椒も用意されている。そしてメインの「飛騨牛ハンバーガー」が登場。串で刺してあるハンバーガーは外がパリッとしたバンズに挟まれている。バーガー袋も用意されていたので袋にハンバーガーを入れ、かぶりついた。パテの焼き加減はウェルダン。レタス、トマト、チーズの他にソースにはきのこ類も使われている。最近は高級ハンバーガー流行りで(”グルメバーガー”なんて恥ずかしい名で呼ばれ…)、これでもかと具材を詰め込み、食べるときには思い切り潰しても上手く食べることが出来ないハンバーガーが多いが、こちらのはバランスが保たれていて、バンズ、バーガー、具材と一体になって味わえる。旨い。肉もシンプルに味付けされているのがイイ。でも自分にはやっぱりトマトジュースよりコーヒーの方が良かったかな(笑)。

メニューに、”レストランで飲食すると日帰り入浴が値打ちに”なる旨の記述があった。給仕の方に尋ねるとフロントに問い合わせてくれた。本館の方には、コロナ禍で”本日、日帰り入浴は営業しておりません”という旨の記述があったが、OKとの事。まだ銭湯は(こちらの気分的に)控えている身だが、宣言解除後の上級ホテルなら大丈夫だろうと入浴料(+¥550・通常は¥1,100)も支払ってホテルの方へ移動した。(勘定は¥1,650+¥550<入浴料>)

 

 


 

↓ 昭和7年(1932)創業の「水明館・飛泉閣」(昭和47年・1972・建造)。玄関口からロビーに入ると、この大きなホテルに宿泊客も僅かなのかひっそり。9階の浴場か、隣の「山水閣」(昭和34年・1959・建造)の露天風呂を選べるという事なので露天風呂へ。脱衣所に入っても誰も居ない。あの水明館の露天風呂「龍神の湯」と内湯「ぼたん風呂」がこの後2時間弱、1人で完全貸切だった。もちろん定評ある泉質は申し分なし。こんな体験もう2度と無いだろうなァ。たっぷり浸かって汗を流し、出た後に飲んだディスペンサーの冷水の旨いこと旨いこと。最高の余禄になった。

 

 

↓ 帰路の国道41号線・益田街道沿い、木曽川水系・飛騨川にある「下原ダム」(昭和13年・1938・建造)

 

↓ 好天、新緑の飛騨川沿いを走ると気分爽快。でも長湯した後で帰りの運転はヘロヘロに。

 


 

欧風レストラン バーデンバーデン

岐阜県下呂市幸田1268

 

( 下呂 げろ 下呂温泉 Badenバーデン Baden レストラン カフェ・レストラン すいめいかん 日帰り入浴 日帰り温泉 飛騨牛 グルメバーガー )


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