夜は旨い酒と肴を出す居酒屋だが、昼に限ってつけ麺を出している岐南町の「江戸YA」へ久しぶりの訪問。以前はよくランチに来て、こだわりの素材を使った他に無いつけ麺を食べたものだったが、最近はとんとご無沙汰。食べると重いつけ麺を敬遠する嫁も、ここのつけ麺は気に入っている。昼は平日のみ正午からなので、開店10分過ぎぐらいに着いたものの、店に入るとすでにテーブル席は女性グループばかりが何組か入っている。以前は知る人ぞ知るという感じで、女性グループ客なんてあまり見た覚えがないけれど、しっかりと認知されているようだ。にしても、聞くでもなく聞こえてきた中年女性グループの会話に「二郎系…」なんて言葉が出てくるのだからすごい時代になったものだ。カウンター席に座りメニューを眺める。本当は主人が都度ブログで発表する限定つけ麺をと思ったが、久しぶりだったので通常メニューの中から「はまぐり美豚つけ麺」を注文した。忙しいようで厨房から名物主人の声は聞こえるが姿は見えず。
まだどの客も提供前だったのでしばらく時間がかかって「はまぐり美豚つけ麺」が登場。以前と同じく洒落た平皿に盛られた麺は全粒粉を使用した細麺。つけ麺では珍しい細さだ。盛りも少なめ。蓋付きの椀に入ったつけ汁にはプリプリの殻付き蛤が4つ程。身の厚さも素晴らしく、さすがこの店らしい素材。”美豚”(びとん)と称する豚肉は薄切り肉でたっぷりと入っている。昔はもっとダンゴになって入っていたと記憶する。ベースの魚介と豚の出汁が凝縮され、そこに蛤も加わるんだから清湯のつけ汁だが旨味が凄い。これならもう少し太麺でも問題無く受け止めるだろう。麺はあっという間に無くなるが、半ライスを付ける事が出来るので、給仕の女性にお願いすると、刻みネギと柚子胡椒を添えて出される。レンゲにご飯を少しのせてスープを浸していただくと、間違いない旨さ。ただ自分は柚子胡椒を上手く使えたことがないので使わずにおいた。麺だけでは物足りない量だが、ご飯でちょうど良くなる。つけ麺としては値段が高いが満足出来る味だ。(勘定は¥1,200)
岐阜県羽島郡岐南町上印食4-148
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(PS)今年最後の洋楽記事(エルトンジョン)を公開いたしました~。小生もついに還暦となってしまったので初期名曲「60才のとき」です。
>はもうあと1週間しかない年の瀬に焦りまくり
私はすでにやらねばいけないことのいくつかを諦めました(笑)。
年末はなんだか気が急いてしまいますねー。