ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

キクヤ @名古屋市西区・名駅

2020年01月17日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋市内の何軒かで呑んだ後、まだ時間があったので名駅から歩いて北上。路地の中にあるお好み焼の店「キクヤ」へ。店の存在を知ったのはまだ最近。この辺りはとうに歩き倒したかと思っていたが、まだ知らない店がある。店から漏れる明かりの中に何人もの客の姿と賑やかな声が聞こえてきた。店に入ると先客は2組5名。テーブル席は3つあるのだが、奥のひとつは物で溢れかえっているので2つ目のテーブルで相席させてもらった。調理はお母さんが1人のみ。壁に掛かった品書きには「ネギ焼」「モダン焼」「オムそば」「焼きうどん」なんてのもあり、”夕方からのおつまみ”もある。まずは「ハイリキ」をお願いする。氷の入ったグラスと300ml瓶のままの「ハイリキ」が置かれた。調理場前にはどての鍋とおでんの鍋が。おでんは澄んだつゆの関東煮で、横にこの地方ならではの味噌壺があり、そこに好みでドボンと浸けるシステム。お母さんに声を掛けて、どて鍋の中から串を2本だけ取って皿に盛り、テーブルに戻る。

煮詰まって漆黒の「どて串」はちゃんと歯応えが残っていて旨い。時々煮込み過ぎてグズグズの店もあるからね。濃い味噌の味を「ハイリキ」で洗い流す。「焼そば 肉・玉子」を追加注文。平皿に盛られて出来上がってきた。上にのった玉子は両面焼きで、刻んだ紅生姜が散らされている。さっそく多めの麺を手繰ってみると、味付けは”日清焼そば”的な方向の味(いい意味で)。自分は小学生の頃、夕方お腹が空くと「日清焼そば」か「出前一丁」(どちらも即席袋麺)を勝手に作って常食としていたので、この風味には抗えない(笑)。旨い。途中でとろっとした黄身を崩したりして平らげた。次はしっかり呑みに入っておでんか何かをもらって、締めで”キクヤオリジナル”という「しろたまり焼きそば」を頼んでみよう。(勘定は¥1,300程)

 

お好み焼 焼そば おでん キクヤ

愛知県名古屋市西区名駅2-26-11

 

( 名古屋 なごや 名駅 めいえき 名古屋駅 おこのみやき お好み焼き やきそば 焼きそば 酒場 居酒屋 おでん どて どて煮 )


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