御器所（ごきそ）の阿由知通から路地に入った所にある麺処「みや川」へ。すぐ近くにはいつも行列の出来ている人気のうどん屋があるが、こちらも開店してすぐの時間で先客が3組、後からも客が何組も続く盛況ぶり。店内は狭小で、カウンター席とテーブル席が1つのみ。カウンター席の端がひとつだけ空いていたので座らせてもらった。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。品書きを眺めるも、うどん、そばのどちらも旨そう。他の客が頼んでいた丼物も捨て難い。迷ってふと頭を上げると壁に品書きに無い「つけがもそば」とあった。ピンときたのでお願いする。
しばらくして配膳された「つけがもそば」は、碗に熱々のつゆが注がれ、中に鴨肉、葱が入っている。鴨肉が多めなのが嬉しい。そばは皿の上の敷いた笊に盛られている。山葵と刻みネギは別皿に。早速そばを手繰ってつけ汁に浸し、啜る。そばは細切りで、見た感じ麺類食堂であるようなそれでなく専門店のそれ。そばに鴨肉の風味がしっかりと出たつゆが絡んで旨い。途中で鴨肉とネギを味わいつつ次々と手繰っていくが、あっという間にそばが無くなってしまって寂しい。「そばお代わり」と言いたいところだが、待ち客も居るしそうもいかない。名残り惜しくつゆをほとんど飲み干し、勘定してもらった。次はうどんか、きしめんか。（勘定は￥1,100）
手打めん処 みや川
愛知県名古屋市昭和区阿由知通3-10-10-1
（ 名古屋 なごや ごきそ あゆちとおり みやがわ 宮川 饂飩 蕎麦 きしめん 手打ち 手打 つけ鴨蕎麦 ）
この店のことでなくて恐縮です。李苑情報ありがとうございます。
コメント返信で書きましたが、「人影があるのでやってるんだろうな？それにしてはこの外観…」と思ってました。80年代にこの辺りを営業で外回りしてた時からこんな外観だったように思います。
なので当時はビビって入れませんでした。
＞李苑
私もずっと気になっていたのですが、日曜休みの店なのでなかなか伺えず、やっと初詣ついでに
寄ってみました。入口の所に小さな「営業中」の札があるだけで暖簾も掛からず外観はそのまま。
自分もどんなオヤジが出てくるのかとビビッてましたよ(笑)。杞憂でしたが。