ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大力 @大阪府大東市 (※閉店)

2020年04月24日 | 大阪府

大阪府大東市に短期滞在。知らない土地に寄った時は、時間がある限りその土地に昔からありそうなやや小さめのスーパーに寄ることにしている。駅やお土産屋で売られている新興の創作ご当地商品にはあまり興味がないので、事前にその地で普通に親しまれている商品(で自分ちの近所のスーパー等で買えないもの)を調べてお土産として持ち帰るため。この日は駅に近いスーパーに寄ってソース、ポン酢、袋菓子を購入した。その後で和菓子でも買いに行こうと寄ったのは住道(すみのどう)駅に隣接する商業ビル「大東サンメイツ」にある「大力」。何でも創業100年を超える歴史があって現在は4代目と5代目でやっていらっしゃるのだそう。駅に近いとはいっても商業ビルのテナントはシャッターが閉まった店が多く、お世辞にも流行っているとは言い難い。その一角にあるこちらの店は隣接している「ファミリーレストラン・喫茶オークラ」も同じ経営だそう(そっちにも惹かれたが昼食を摂ったばかり…)。店には箱に入った贈答用の品の他に平台に上生菓子や餅菓子も並んでいる。生菓子は持って歩けなかったので、棚からこちらの銘菓「住道」と「河内太鼓」を選んで包んでもらった。

 ※大東サンメイツHPより

持ち帰って封を開ける。「住道」は玉子の入った皮に白餡の焼菓子で、東海地方の人には”なごやんみたいなの”と言えば分かってもらえるかな。なごやんよりはずっとしっとりしていて、ほんのりと柚子の香りがして旨い。どんな菓子か知らずに買った「河内太鼓」も同様の焼菓子だった。こちらの餡には砕いた胡桃が入っている。こういう餡に胡桃って珍しいかも。口に入れた時に胡桃の粒が当たって香る。これもなかなかに旨い。店に置いてある上生菓子も隣の店舗でいただくことが出来るのかな。隣ではサンプルで飾ってあった洋食はもちろん、洋菓子(生ケーキ)も食べられるようなので、機会があったら次はそちらに寄ってみよう。(勘定は¥150/個)

 


 

↓ スーパーで購入した関西ローカルの品3つ。創業大正12年(1923)という大黒屋の「大黒フルーツソース」と、創業昭和23年(1948)の旭食品の「完全味つけ・旭ポンズ」、それに創業明治40年(1907)という植垣米菓の「鶯ボール」。植垣米菓だけは神戸の会社だった。

  

 


 

御菓子司 大力

大阪府大東市住道2-1-101 1F

※「大東サンメイツ」での営業は令和3年4月を以て終了し、移転されるそうです

 

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