ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

桜ラーメン @岐阜県羽島郡笠松町

2020年04月03日 | 岐阜県(岐阜)

笠松にある「桜ラーメン」へ。昔からある人気のラーメン店で自分はずっと昔に食べたことがあると思うが、それがこの店だったかどうか思いだせない(かつてはいくつか支店があったと記憶している)。いつも駐車場に車が沢山停まっていて、これ程のラーメン・ブームになる前からずっと人気を保ち続けている稀有な存在だ。この日も夕方早い時間にも関わらず駐車場には車がいっぱい。大きな半円のカウンター席が並ぶ店内にもしっかりと客が入っていた。調理は男性1人、給仕は女性が2人。メニュー先頭の「桜ラーメン」は赤みそ、白みそ、しょうゆ、塩、の4種がある。もう以前に何を食べたか覚えていないくらい久しぶりだったので一番前に書いてあった「赤みそ」をお願いした。

しばらくして運ばれた「桜ラーメン・赤みそ」は丼ぶりの上に山が出来るほど、茹でもやし、極薄切りのチャーシュー、刻みネギがてんこ盛りになっている。最初にこの山を崩さないと麺に到達出来ない。スープを啜りつつ山を崩し、中から麺を手繰り寄せた。スープは優しい感じの口当たり。”みそ”とは言ってもサッポロ・ラーメンのような濃い味わいではないし、昨今のラーメンのような旨味の強さもない。誤解を恐れず例えると”赤出汁の味噌汁”的な味わいのスープ。東海地方の古い食堂の”味噌ラーメン”はこのタイプが多い気がする。麺は中太のストレート麺。麺の量はやや多め。この麺と具材、スープがちゃんとまとまっていて悪くない。東海地方では名古屋の「ラーメン福」、岐阜では「ラーメン天外」なんかも同じタイプのラーメンといえるかな。何かそういう系統の繋がりでもあったのか。当然の如くお腹はいっぱいになった。旨味過剰なラーメンに慣れてしまっている人はやや物足りなさを感じるかもしれないが、昭和から生きているオッサンにはしっくりくるタイプのラーメン。ただ”赤みそ”味は好みとはちょっと違ったので次は”しょうゆ”にしてみよう。(勘定は¥800)

 

桜ラーメン (桜ラーメン笠松店)

 岐阜県羽島郡笠松町桜町112

 

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