ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

茶しん @滋賀県長浜市

2017年07月05日 | 滋賀県

滋賀県長浜市を散策中。昼食を求めて訪れたのは「茶しん」。こちら店名の通り創業明治のお茶を扱う商店。その店舗は道を挟んだ向こうにある「茶真商店銘茶部」。どういう経緯があったのかは知らないが、この駅前本店では、食堂と甘味を商っている。しかもその食堂はあの「ホワイト餃子」の技術連鎖店にもなっていて行列の絶えない人気店。この日も昼営業開始前には付近に到着していたので、古い建物を探してウロウロ歩いていて戻ったら何と30人近くの行列…。一瞬止めようかと思ったが一応開店まで10分程待ってみた。開店して行列が吸い込まれていったが、ギリギリ中に入ることが出来た。大きなビルなので店も大きいかと思いきや、飲食スペースは意外なほど狭く、テーブルは7つ、全部でちょうど30席程しかないようだ。

他の客はホワイト餃子を注文する客が多かったようだが、自分の目当ては「イタリアン焼そば」。60年も前からある名物メニューだそう。何となく想像出来るような、出来ないような感じで試してみたくて仕方がなかった。こちら、先にレジで会計を済ますやり方なので、勘定してもらってからテーブル席に1人座る。相席でも構わないけれど、そうはさせないようなので混んでいるのに心苦しい。すると周りの客よりもずっと早く「イタリアン焼そば」が運ばれた。きっと周りは餃子の客ばかりだったんだろう。

平皿に盛られた焼きそばは、上からミートソースがかかっていて、その上に青海苔と生姜のみじん切りが散らされている。麺量は少なめ、ストレートの麺でやや硬めの食感。社長自らが作る自家製麺だそうだ(ホントかな)。キャベツやもやしが入っていて、それ自体は(たぶん)ウスターソースで味付けがしてある。上にのったどろっとした粘度のあるソースは酸味が少なく色も味もトマトっぽくはないもの。つまりソース焼そばの上にミートソースがのっている感じ。面白いなァ。混ざると何とも不思議な味わいになる。量は少ないのであっという間に完食。大盛でもよかったかナ。(勘定は¥500程)

 


 

↓ 古い建物かどうかは知らないが道を挟んだ所に建つ「TS館」(建築詳細不明)。以前は「戸田歯科医院」という歯医者だったようだ。綺麗に再生されている。

↓ 市街地から離れ駅前の道を東に向かってずっと走るとある「近江ベルベット(株)事務所、ボイラー棟」(事務所:昭和4年・1929、ボイラー棟:大正10年・1921・建造)

 

 


 

茶しん 駅前本店

滋賀県長浜市元浜町5-3

 

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